それなりのクリスマス。
夫の実家は、ある特定の宗教を信仰していることもあって。
ずいぶん昔に、義理の姉から「クリスマスはやらなくていいのよ」と言われたことがある。
玄関に飾ったクリスマスリースを見て、「リースは宗教色が強いから、飾らないように」とも言われた。
だが、子供たちにそんなことを強制してはかわいそうと。
言葉尻を捕らえて、いやらしいかな・・・と思いつつも。
「やらなくてもいいのよ」と言うことは、「やってはダメ」とは違うよね・・・と、勝手に解釈して。
我が家も毎年、それなりにクリスマスを楽しんできた。
ところが、今年はやはり心情的にクリスマスを楽しむ気になれず。
「なし」にしようと決めた。
ところが、実家の母から、22日にハムの詰め合わせが届いた。
『Special Gift Collection』と言う、立派な名がついたハムは、自粛ムードの我が家にクリスマス気分を運んできてくれた。
母もきっと、そう言うつもりで送ってくれたに違いない。
そして、翌23日にはお友達から『冬ソナチョコ』が届いた。
メッセージカードには、「チュンサンからのクリスマスプレゼント」と、記されていた。
優しい心遣いに胸を熱くしている私の傍らで、次女がひと言。
「これで、人並みのクリスマスができるね」
幼い頃の時のように、ツリーを飾ってくれとせがむことも数年前からなくなっていたが。
やはり、クリスマスには「ご馳走」・・・のイメージは消えていなかったようだ。
何事も子供に強要するのはかわいそうなことなのだと、反省。
デコレーションケーキは長女が某有名店のものを買って来た。
クリスマスっぽいお料理は、これまた某有名店の「既成品」を購入。
こういうことは、夫がいたときは許されないことだったので(手作りのものにこだわる人だったから)、少々の後ろめたさを感じつつも・・・。
子供たちには大好評だった。
かくして、わが家もそれなりのクリスマスを楽しみ、今は、大そうじの真っ最中。
今年は、我が家の「掃除奉行」が、不在のため、いかに子供たちを動かすかは、私の采配にかかっている。
これが、なかなか難しい・・・。
ところで、ヨンジュンは今年もクリスマスはお仕事?
それとも、お母様の手作りお料理をたっぷり味わえたのかな?
彼女のいないクリスマス歴・・・更新中?(笑)
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