☆BGM「honesty」~Billy Joel~「ご主人の場合、障害者年金受給者の対象になります。少々の手間と、かなりの期間がかかりますが、一緒にやって行きましょう」所轄の年金事務所の職員の方に教わって、申請をしたのが昨年の11月。その審査の結果はいまだに出ていない。夫は、近所のK耳鼻科医院→T女子医大付属病院→C国立医療センター→そして最後のA病院と4つの医療機関に係った。病名が判明したのが、T女子医大で。実際に治療がスタートしたのがC国立医療センター。申請に必要な書類は、私が書かねばならない細々とした「状況説明書」に加えて、担当医師の「診断書」だった。「診断書は、実際に治療をしたCとAの病院の医師のものだけでいいでしょう」所轄の年金事務所の職員の判断の下、とりあえず、そこはクリアした。夫の勤務先は東京支店だったが、本社は北海道。申請書類は全て、札幌の年金事務所に送られた。「審査結果が出るまでには、半年くらいの期間を要すると思われますが、書類はこれでいいでしょう」とのことだった。その半年が過ぎた先日、札幌の担当者から、電話がかかってきた。「中央審査会からクレームが付きまして・・・」担当者は、申し訳なさそうに言った。「T病院と・・・さらにK医院まで遡って、診断書が必要になりました」担当者は、申し訳なさそうに言ったけれど、『病歴』と言うことを考えたら、当然だよな・・・と思った。T病院の医師に相談したら、快く承諾してくれて事は簡単に済んだ。K医院も同じように済むだろうと思った。・・・が、大間違いだった。「私は関係ない」の一点張り。頑なに診断書を書くことを拒否されて、そこから一歩も前に進めなくなった。私には、夫の病気を見つけられなかった医師を責める気などなく。ただ、初診日・・・つまり、夫が最初に病院に行った日の「証明」がほしいのだと訴えたが、どうにも通じない。最後は、「忙しくて書けない」と言われて終わった。札幌の担当者も、電話でK医院の医師と話したが、拒絶されあきれ果てていた。幸い、札幌の担当者がとても面倒見のいい人で、「他に方法を考えましょう」と、現在検討中。そんなことがあって、ついヨンジュン家族の友人に電話で愚痴ってしまった。「もらえるものと言ったって微々たるものだろうし、投げ出したい気分だわ」・・・と。すると、友人がひと言。「ご主人が家族に使ってもらいたくて、残してくれたものでしょ。途中で投げ出したらだめよ」暖かいアドバイスだった。そうだよね・・・と思った。「捨てる神あれば、拾う神あり」ふと、そんな言葉が頭をよぎった。冷たく突き放されたK医院の医師のことを恨むより。札幌の担当者、そして心優しい友人に感謝しようと思った。さて、もうひと頑張り! 「追記」今日のフォトは、植木屋さんの手によって、きれいに刈られた「木蓮」。その他の木も剪定してもらったり、根っこから抜いてもらったり・・・。芝も、きれいに刈ってもらいました。・・・と言うわけで、当分はきれいな我が家の庭・・・です。