2012/09/07 09:21
テーマ:旅行記
カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)
感動しました!≪岩手旅行・平泉編 その①≫
ホテルでの食事は、夕食も朝食もバイキング。
私が子供の頃、
高級旅館として名の知れた施設でも、
朝ごはんと言えば、
魚の干物に焼き海苔と生卵が定番。
民宿に多少の「色」を付けた程度の朝食が
出されることが多かったと思います。
それが今では多くの旅館で、
「バイキング形式」の朝ごはんが出されています。
和・洋・中それに加えて郷土料理の数々。
夜も朝も食べたいものをおなかいっぱい食べて、
摂った分だけ減らさなくちゃ・・・と、思いつつも。
平泉観光の移動はほとんど歩くことなく、
「るんるん号」と呼ばれる
何回乗っても400円と言うバスを利用しました。
まずはホテル前のバス停から路線バスで花巻駅へ。
そこから東北本線で平泉まで。
乗った電車は2両編成の何ともかわいい電車。
車窓に流れる風景は、のどかな田園風景。
大型スーパーやマクドナルド、スタバはなくても、
ここにもインターネットは普及しています。
≪冬のソナタ≫で生まれた「ヨンジュン愛」は、
きっとこの辺りにも存在するんだろうな・・・と、
走り去る景色を眺めていました。
「るんるん号」に乗った平泉観光のスタートは【毛越寺】
極楽浄土をイメージした池が【毛越寺】のメインです。

以前はこのように満々と水を湛えた【大泉ヶ池】ですが、
東北地方を襲った大震災の影響で、
礎石調査(?)のため、今は渇水状態でした。
(写真を撮ったのですが、娘のスマホの中で・・・今日はUPできません)
多くの建造物は焼失してしまっていますが、
巨大な庭園に佇むだけで、
この地が栄えた頃の平安時代を偲ぶことができました。
「るんるん号」は、
【平泉文化遺跡センター】を経由して【中尊寺】へ。
門前のお店でまずは腹ごしらえ(笑)
メニューは「おもち四種膳」と「いちごミルクのかき氷」

お店の若旦那(?)の
「今日は、ウチのおばあちゃんが作った餅だから、いつもより大きいよ」
が、ウケました。
朝ごはんでおなかいっぱいと言いながら、
昼食もしっかり食べて。
さあ、いよいよ憧れの【中尊寺・金色堂】を目指します。
「ハイヒールはNG」
と、書いてあったガイドブックの「教え」を守ってよかった!
写真だと緩やかに見える表参道の【月見坂】
実は、かなり急な勾配で上るのに息が切れました。

表参道・・・と言うからには、裏参道もあるのかしら?
(車で一気に上れるルートがあるとか・・・)
ヨンジュンは、
この坂を漆の先生とともに上ったのでしょうか?
膝が痛い、腰が痛いという方には、
特に難所の坂道です。
今は、舗装された部分と砂利の部分とがある坂ですが、
義経が兄頼朝の追っ手を逃れて、
藤原氏を頼ってここまで来た頃は、
辺り一面草むらであったはず。
山伏に身をやつし、
命からがらたどり着いた中尊寺。
険しい坂道を登りながら、
義経の胸に去来した思いは、
どのようなものだったのでしょうか?
多くの俳優が演じた「義経」
「判官贔屓」と言う言葉がありますが。
兄・頼朝は、この際非情な人物で、
弟・義経は、非業の最期を遂げる悲運の人。
しかし、
骨肉の争いは、歴史の大きな転換期となり、
日本人特有の「判官贔屓」は、
「義経生き残り説」をも生み出します。
歴史はロマン・・・。
そんな言葉を思い出しながら、
本堂への道をひたすら歩きました。
途中、思わぬ人物と遭遇しました。
往年の名投手村田兆治さん。
お年を重ねても立派な体躯は変わりません。
すれ違いざまに気づいたので、
握手を求めることもできませんでした。
ご家族か・・・お仲間と思われる方々と談笑しながら、
にこやかに坂を下って行かれました。
こうした思わぬ遭遇って、やはりあるんですね。
だって・・・ほら、
やがて到着する【金色堂】の石段で・・・。
「まさかのペ・ヨンジュンとの遭遇」を
体験した方がいるんですもの!

[1] |