2012/11/05 09:16
テーマ:今日のひと言
カテゴリ:日記(ひとりごと)
越えて行かなければならない壁。
昨日は、友人からの悲しいお知らせがあって。
心がしばらくの間、震えていました。
朝から、そんな話・・・。
と、思った方はスルーしてくださいね。
息子の幼稚園時代の同級生のママで、
今でも仲良くしているHさんのご主人が亡くなりました。
49歳でした。
死因は心筋梗塞。
発見された時はすでに亡くなっていたそうです。
「行ってらっしゃい」って、見送って。
帰って来た時は物言わぬ姿になっているなんて、
そんなことありですか?
知らせが来た経緯は長くなるので省略しますが、
先週の金曜日で、
すでに四十九日が過ぎていました。
突然の出来事に動転していたこともあるでしょうが。
知らせることを遠慮していたようです。
知らせてくれたら、
仕事なんて休んで駆けつけたのに・・・。
ご主人の仕事仲間から入った話が信じられなくて、
金曜日にHさん宅に行ってみた友人のNちゃんママが、
「ほんとうのことだった」と、
昨日電話をくれたのです。
今年の夏はいつまでも暑かった・・・。
体調が良くなくて、病院に行ったら、
「重度の熱中症」と診断されたそうです。
Hさんのご主人は、
塗装などを請け負う会社の社長。
社長と言っても事務員がいるわけでもなく、
自分ひとりで切り盛りする「自営業」です。
2~3日家でゆっくりするように・・・と言われたのに、
現場が気になったのでしょう。
「ちょっと見て来る」と言って、家を出て。
帰りが遅いから気になって迎えに行ったHさんが、
倒れていたご主人を発見しました。
救急隊員の方は、
「(発見が早く)すぐに搬送してもダメだったでしょう」
だから、自分を責めないで・・・と、
Hさんに言ったそうです。
それでも、
たったひとりで逝かせてしまったことは、
彼女の心に大きく残ります。
私もそうですから、よくわかります。
一生背負っていくもの・・・に、なるんです。
死因が心筋梗塞なら、
何らかの前兆があったはず。
「重度の熱中症」は誤診に思えてなりません。
主が死亡した時、
完済扱いになるような保険には未加入だったこと。
生命保険を見直そうと、
入っていた保険をやめてしまっていたこと。
・・・いずれも、
若さがアダになってしまったのかなって思います。
自営業だから、会社からの保証もありません。
超えていかねばならない壁があまりにも高すぎて。
かける言葉も見つかりません。
でも、子供たちと元気に生きていかなくちゃね!
それが現実なんです・・・よね。
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