2010/09/23 09:46
テーマ:創作・短歌
カテゴリ:趣味・特技(その他)
曼殊沙華
月と愛で
熱き襞溶き
開かせし
心の襞よ
四華のさだめよ
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(意味不明のお歌を読んで頂いたので、雑学を一つ・・・)
空から降るという四種の天界の華で四華と云い、
白華すなわち曼荼羅華(マンダラゲ)、
大白華すなわち摩訶曼荼羅華(マカマンダラゲ)、
紅華すなわち曼珠沙華(マンジユシヤゲ)、
大紅華すなわち摩訶曼珠沙華(マカマンジユシヤゲ)の
白・青・紅・黄の四種のことです。
もう一つ説があって、五天華(ごてんげ)の一つとするもので、
仏陀(ぶっだ)や如来(にょらい)が法を説こうとすると、天神の喜びに答えて天界に咲く随
喜の花で喜びを祝い天から降り注ぐ花と云われ、“曼荼羅華・摩訶曼荼羅華・曼殊沙華・
摩訶曼殊沙華・蓮華”の五種類の花を五天華と云います。
「サンスクリット語(古代インドの言葉)のマンジューシャカに由来し、天界に咲く花を意味
します。見るものの心を癒し、めでたいことが起こる前兆として天から雨のように降る花
であると、仏典は記しています。
ちなみに学名のリコリスは、ギリシャ神話に登場する海の女神に由来します。

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