邂逅~ⅱ~
君は本当に強い人間なんだから・・・・
自分の
弱さも、
脆さも
狡さも
真正面から見つめられるってコトは
強い人間でないと出来ないよ・・・・
生きることを諦めた
弱いあなたは言った
画像と文面は関係ありませんので・・・誤解のなきよう・・・
パールカラーの月を愛で
小さくみすぼらしいままの私を、置いてきぼりのまま
歳月は容赦なく過ぎてきた
眠れない夜などは
少女の頃のように、夜空を見上げ
月を眺め・・・流星を探し・・・
翌日の事を思いベッドに戻り、そして何度も寝返りを打つ
夢見る少女じゃいられません
世間では普通のおばさんです
責任ある社会人として、大人として
自らもそうあろうと振舞う
ほんとは何時でも、ちぐはぐな自分に矛盾を感じながら流されてきただけ
あの冬
24歳のまま凍りついてしまった私の五臓六腑
大人になりきれないまま
時の流れの中で、記憶と共に風化されていく
永遠に24歳の青年となった彼は不運なのか・・・
この頃
漠然とした妬ましささえ感じる事がある
初恋
どうしても許せない恋がある
初恋と呼ぶにふさわしく、それは単に憧れに過ぎなかったのだが・・・
それに気が付くまでいくつの恋をしたことだろう
歳月と共に風化させてはいけない恋がある
それと共に忘れちゃいけないひとがいる
その為、
私は「一万回の夜を越えて」を書くことにしたわけで・・・
(本気で書き出す勇気が無い・・・数えてみたらあれから、まだ9255日)
また
何年歳を重ねても風化されない恋がある
それと共に忘れられない人がいる
初恋
一万以上の日々を過ぎた今でも
生きる勇気も奪う様な失恋があったとしても・・・
それは私の中でどんどん小さくなりながらも、
さらに硬く重い塊となって残っていくのだろう
消えることなく・・・
ずっと以前、社用で外に出た時、
夢を追いかけてるままの風貌の彼を見つけた
仕事を忘れ思わず後をつけてしまった。が、渋谷の雑踏の中で見失った
それから10数年、初めて買ったPCの中で
インディーズを立ち上げ、まだ夢を追いかけてる彼を見つけた
風貌も、声も、夢も、そのままで
そこでHPを知り、
結婚してる事も11歳を筆頭に3人の子供もいることを知った
以来さらに10数年間PCの中でずっと、静かにストーカーしてきた
独り身になったことも、夢と理想で生きてる事も
静かに見ていた
しかし
昨年春、私の住む町に彼が引っ越してきた
そして先ごろブログの中で、
初めて、わたし・・・?が出てきた
「あの頃、」の女の子、として・・・
まあ、その程度だが彼には
でも、
あの頃、の女の子は少し悪戯がしたくなって
初めて書き込みをしました
・・・あの頃・・・の女の子はあなたのちかくに住んでます
ずっと応援してます
と・・・
かといってもう連絡するつもりは無い
同じ街で偶然会わないことを願う
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