비누
비누
石鹸
それは 1999年暮れ、12月最初の(月)でした。
我が家は、おせち料理も そこそこ作り、年賀状も 自作なので
毎年12月の第1週は、NHK教育(当時)の
きょうの料理と おしゃれ工房(当時)は 必ず録画して見ていました。
その「おしゃれ工房」という番組は 当時
前半にメインのテーマ(この時なら年賀)について 先生指導で作り方を、
後半5分は 別のテーマや話題を もうひとり講師やゲストを呼んで
行っていました。
もちろん、メインが目当てで見ていた私は MCの目加田頼子アナが
「最近、スキンケア用品や石鹸を手作りすることが流行っています」と言うのを聞いて、
なになに!?石鹸も?と 興味津々でした。
ゲストに来たその講師は その1週間ほど前に「お風呂〇愉しみ」という著書を
出版した女性でした。
その、たった5分ほどのコーナーに 私の目は釘付けとなりました。
新しいオリーブオイルに苛性ソーダ水を混ぜ、肌に良い石鹸を作りますという
作り方の説明を 見聞きしながら、「これだ」と思いました。
我が家の息子たちはアトピーで、小さい時は 喘息もあり、今も花粉症…と
お馴染みのアレルギーマーチを起こしていました。
この石鹸を知ったころには すでに(花粉症以外は)もう心配ない頃でしたが、
やはり 乾燥肌で、息子を見ると もっと潤いはほしいと感じていました。
それで、アレッポ〇石鹸とか 買ってみたりしていました。
そういうニーズ(笑)に加え もともと手作りが好きで ケーキやビーズなどを
していたこと、結婚前 某企業の研究所に勤務していたので
苛性ソーダの怖さも分かる半面、自分に向いている、やりなさいと言われている
気がしたのでした。
そして、オーバーに言うと くるおしく作りたくなりました。(^^;)
それから、本を読み 準備を進め
翌春 初めて手作り石鹸を仕込みました。
作り始めたころは 材料を揃えるのも大変でしたし
周りの誰も知らなくて 廃油石鹸のことだと思われたりしました。
写真は 昨秋作った石鹸いろいろです。
斜めにはなっていますが
左列上から
オリーブオイル石鹸・高麗人参入り石鹸・黒TSUBAKI・チョコレート石鹸
右列上から
カロチーノ(という赤いパーム油)石鹸・ピンク色クレイ入り・アーモンドオイル入り・
ローズヒップとハイビスカス入り石鹸。
このように今も続く 大事な趣味となりました。
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