2011/04/28 00:42
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ただいま、仮住まい中

Photo


東京は今(って真夜中だけど)、雨が降って結構風があります。
昼間は、22度までなって暖かい良い日和だったのに。


昨日(27日)は、キム・インムンさんの告別式だったね。
joonはどうしていたんだろうね。

たくさんお世話になったお父さんに手を合わせていただろうね・・・。



ところで、

joonは今、仮住まいなんだね。

もうあのオリンピック競技場が見えるところには住んではいないんだ。

高速道路を通る時に、手を振っていた人が結構いたはず・・・。

仮住まいはバレないで、ちょっとの間、のんびりできているといいけど。







ペ・ヨンジュンは現在ソウル黒石洞に臨時で...


チャン・ドンゴン-コ・ソヨン,
ペ・ヨンジュンも高くてあきらめた三成洞高級マンションに引っ越し
 2011-04-27 12:24


[ニュースにはハンヒョンゾング記者]

チャン・ドンゴンコ・ソヨン夫婦が最近ペ・ヨンジュンが住んだソウル三成洞隣近の一高級マンションに引っ越したことで確認された.

4月 27日チャン・ドンゴンのある側近は “最近チャン・ドンゴン, コ・ソヨン夫婦が三成洞高級ビラに引っ越した. 黒石洞ビラが世間にあまりにも多く知られて負担になった"と引っ越し理由を説明した.

今度チャン・ドンゴンとコ・ソヨン夫婦の引っ越したビラはペ・ヨンジュンが以前住んだ町内隣近だ.

先立ってペ・ヨンジュンはチャン・ドンゴンコ・ソヨン夫婦が最近引っ越した三成洞の一ビラで借り家を暮して借り家価格が高騰して引っ越した.

ペ・ヨンジュンは現在ソウル黒石洞に臨時に暮しているし去年ソウル城北区城北洞の最高級住宅を買い入れた. 大地 760㎡(230坪)に現価は 50億ウォン台に知られた.

ペ・ヨンジュンは日本でニュース円と持ったインタビューを通じて "風もよく入らなくて閉じこめられた空間だから地を踏みたかったことが家を買った最大の理由"と言いながら "家が故障して直してくれと言ってしてもよく分かった直してくれた"と借り家悲しみに対して言って住宅を購買するようになったきっかけを伝えた.





これ、おもしろい記事だよね^^

ちょうど、ドンゴン夫妻とjoonが場所が入れ替わっている^^

賃貸マンションだと嫌になったら、
すぐに引っ越せるけど、戸建てだとなかなか動けないよね。

というのは、庶民というもの^^

嫌になれば、サッサと動けるのがセレブだ。


まだまだ、将来引越しがありそうな気はするけど、
とりあえずは、新居ではゆっくり、のびのびとできるといいね^^


そうそう、

プサン通いの答えはいつわかる?^^








2011/04/25 01:54
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん23「いつも一緒に・・・」






BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)







こんばんは^^

BYJシアターです。


昨日(24日)もプサンへ行って、プサンに何があるんでしょうね?^^
先日、プサンの駐車場でフェラーリを花壇に擦ってしまったからか、
今回は、ランドローバージープだったそうで・・・。
車、大切にしてください^^

では、

今日はキコはん23「いつも一緒に」です。

これは、2008年「離れていても」のイベントの後日談です^^






ではお楽しみ下さい^^






~~~~~~~~~~~~~







「お帰り!」

「ただいま。・・・。よく来てくれたね」
「・・・うん・・・」







キコはんシリーズ23
「いつも一緒に・・・・」
2008/12/26作品





それは、12月15日のことだった。



14日の横浜アリーナのペ・ヨンジュン「離れていても」のイベントに出たキコはんは、新横浜駅のコインロッカーからボストンバッグを取り出した。


「キコちゃん、お姉ちゃんと夕飯だけでも食べていき~」
「う~ん・・・。そやなあ・・・そうするか」
「あんた、こんな大切な日ぃに、なんで出かける約束すんねん」
「そやけど、仕方ないやろ。仕事なんやもん」
「仕事て言うたかて」
「仕方おへん。うちに出資してくれてるお偉いさんがソウルまで来や~って言うてるやもん」
「なんか、変なこと、せえへんやろか・・・」
「(そら、してもらわんと・・・) そんな! ものすごい爺ちゃんなんやで」
「そうか?」


姉は驚いた顔をして、キコの顔を覗いた。
ご存じの通り、大磯に住む姉もペ・ヨンジュンの家族である。


「うん。もういい年のお爺ちゃんでな、うちの仲居の姿に惚れたんよ」
「そうかあ」
「そんで、あんたのために、キムさんを貸そうて」
「へえ・・・いい人なんやねえ・・・。私も会うておいた方がええのやろか?」
「そんなんせんでえ。うちが一人でやってると思うてるから、力貸してくれてるのや。お姉ちゃんが手伝うてるなんてバレたら、ヤバいわ」
「・・・そうかあ・・・」


ヨンジュンさんてバレたら、エライこっちゃ・・・。


「何、食べよか」
「何でもええよお・・・あ、でも、韓国もんはやめとこ。お爺ちゃんと食べるさかい」
「そやな。あ、アリーナの帰りがけにギョウザのお店があったなあ。あそこにするか?」
「また戻るんか? まあ、ええけど」

「あんた、明日は何時の便や?」
「7時半」
「早いなあ」
「そやから、今晩は新橋のホテルに泊まるのや」
「もっと遅い便で行けばええのに」
「相手がお爺ちゃんやろ? 早起きなのや。だから、朝から会いたいて」
「ふ~ん。まあ、仕方ないけど、こういっちゃなんやけど、我儘なお人やな」
「まあねえ・・・」
「ヨン様やったら、そんな我儘言わへんよね。人の気持ちに立って・・・」
「なんでヨン様なんよ? さあ、お店へ行くで」
「なんで、あんたはそんなに冷たいのや。今、中継でヨン様に会うて心がホクホクしてるとこなのに。ヨン様の話をしたいのや!」
「ああ、そうやったね。(笑) ホンマにそうやな。元気そうでホッとしたわ」
「ん? ホッとした? ・・・。う~ん、まあ、そうやね。うん、ホッとした^^」



お姉ちゃん、ヨン様かて、ホンマは少し我儘やで。









「ええ? 15日?!」
「うん。その日がオフだから」
「でも、前の日に、イベントにうちもお姉ちゃんと一緒に行くんやで」
「こっちで会えるのに、なんで行くの?」
「そう言われるとなあ・・・」


これは家族の習性としか言われへん・・・。


「15日は朝から空いてるからさ」
「う~ん・・・朝て言われてもなあ・・・」
「ええと・・・7時半羽田発でチケット取るよ」
「そんな早く!」
「ええと、新橋のホテルはもう取ったから」
「ええ!」

「ねえ」
「何?」

「キコのお店が月曜日定休だから、こっちも月曜日空けたんだよ・・・」
「ああ・・・」

「年末は来られないだろ?」
「うん、そやな・・・」


というわけで、急遽、ソウルに行くことになった・・・。
そして、マンションの鍵と秘密の暗証番号をもらった・・・。



ソウルの金浦空港に着いたキコの携帯にメールが入った。


「ミアネ…。1件だけ、仕事が入っちゃった。
ホントにごめんね。でも、お昼は食べないで帰ります。
絶対に途中寄り道しないで帰るから、家で待ってて」

なんや・・・。
早起きは三文の損や・・・。


キコがマンションに着くと、部屋はキレイに片付いていた。病気で動けなかった時は何か雑然としていたが、今日はスッキリと片付いている。


元気になったのやなあ。寅ちゃんはキレイ好きやもん。
ええと!
あん人、ご飯食べないで帰るて言うてたもんね。
ということは、「作れ」ていうことやろ?
仕方ないなあ・・・なんて、もう材料買うてるもん^^
二人で食事するのも久しぶりや・・・。





ピンポ~ン!


寅ちゃんやろか・・・?


静か~に、インターホンを覗く。


寅ちゃんや!


「お帰り!」
「ただいま。・・・。よく来てくれたね」
「・・・うん・・・」


ヨンジュンはにっこりと、キコを見つめた。
昨日、スクリーンで見たばかりの寅だが、久々に顔を合わせると、キコは少し照れくさくなった。


「あ~今ねえ、お昼ご飯の支度、してたところ」
「へえ、今日は何かな・・・」


ヨンジュンはうれしそうにキコの両肩に両手を置いて、彼女の後ろを歩く。キコは、その肩に置かれた手から寅の温もりと愛情を感じて胸がいっぱいになった。

キッチンに入ると、おいしそうなニオイがしてきた。


「なんだい? 鍋? チゲ?」
「寄・せ・鍋! うちが来て、こっちのもん、作って食べてもつまんないやろ?」
「そんなことはないよお。キコが作ってくれたら、うれしいよ」
「そおかあ・・・ふ~ん、まあ、ええけど」
「今日は、朝早くに発たせて悪かったね」
「そうや。あ、そうだ! お姉ちゃんがな、そんな朝早くから呼び寄せるスポンサーは我儘だって。(笑)」
「ええ?」

「うちのお店のスポンサー。お金持ちの韓国のお爺ちゃん。(笑) この人、朝早起きやから、仕方ないんやと言うといた」
「ひどいなあ」
「でも、何年かしたらそうやろ?」
「かな?(笑)」
「そうや。(笑)」

「なんか、ちょうだい」
「子供みたいやね。ほな・・・はい、これ!」


キコは近くにあったプチトマトをヨンジュンの口に入れた。


「あ! いかんわ!」
「なんで? おいしいよ」

「まだ、うがいも手洗いもしてないやろ? ダメや、ちゃんとうがいして来な」
「大丈夫だよ」
「インフルエンザにでもなったら、どうする? 外から帰ったら、うがいと手洗い」
「わかった、わかった、わかったよ!」


寅は素直にキッチンから洗面所へ行った。
キコは土鍋を火にかけて、寄せ鍋の準備をする。
今日は20時35分の飛行機で帰る予定だ。
このランチが本日のメイン料理となるわけだ。


「ああ、スッキリした」
「うがいしたんか?」
「うん、歯も磨いちゃった」
「へえ・・・」
「これから、温めるの?」
「うん、もう材料は準備でけてるし、お出汁もでけてる。後はあっためるだけや。他にもいろいろね、冷蔵庫に入ってる」
「へえ、楽しみだね・・・。お鍋がまだなら・・・まだ、食べなくてもいいよね?」
「なんか、食べてきたの?」

「違うよ・・・こっちのほうが食べたいの・・・」


寅がキコを後ろから抱きしめて頬に顔を寄せた。


「もう・・・。そんな・・・」
「待てない時もあるよ・・・・」
「・・・う・ん?」
「わかる・・・?」

「なんかあ・・・」
「・・・・。(笑)」
「ややな・・・あんたの・・・」
「ねえ・・・」
「・・・うん・・・」


キコはレンジの火を消した。


「もう・・・せっかちやなあ・・・」


キコは嫌々のような素振りだが、実は全然嫌ではない。


「だって、久し振りじゃない・・・」
「まあな(笑)」
「いいだろ?」
「うん・・・」

寅は軽くキコの頬にキスをした。



二人はキッチンを出て、リビングを通った。


「あれ?」
「何?」
「ポスター?」

リビングに置かれたキコのボストンバッグの横に、ポスターが2本置かれている。


「あ~あ、お姉ちゃんがFace Shopでポスターもらってきてて言うから。二人分ね」
「・・・」


驚いたような、不思議そうな目をして、寅がキコの顔をまじまじと見た。


「キコの分も?」
「そら、そうや」
「・・・。いつも不思議なんだよねえ・・・。なんで、本人に会ってるのに、ポスターとかいろいろ集めたりするわけ?」
「それが家族や」
「恋人だよ。(笑)」
「それでもほしいの!」
「ホントにその辺、わからない・・・」
「ええやんか、趣味なんやから!」
「ふ~ん」

「なあ、ソファの上でていうのもあるでえ(笑)」
「なんで?」

「え? ちょっと情熱的やろ?」
「でも、もうそこがベッドだよ」
「まあなあ。でも、ドラマでもあるやん?」
「ベッドのほうがいいじゃない」
「まあねえ。でも、情熱が迸るて感じするやろ?」

「掛け布団があったほうがいいだろ?」
「それはそうやけど・・・」
「寒いじゃない」
「それもそうやね・・・」

「どうしたの?」

「ううん。寅ちゃんのそういうこと、好きい(笑)」
「どういうとこ?(笑)」
「わからへん?(笑)」
「わからへん(笑)」
「う~ん・・・そこがええとこ!」
「わかんないよ。なんか、キコの頭の中にはわからない部分がある(笑)」
「寅ちゃんみたいに合理的にでけてないねん。でも、そこが好きやろ?」
「そこが謎だ(笑)」
「もう、ええから!ベッドね」
「うん! なんか積極的だね!(笑)」


寅はうれしそうにキコの肩を抱いた。




「う~うん・・・」


キコの唇から唇を放し、寅が顔を起こした。キコの顔をなめ回すように見つめると、にこっとした。

「満足した?」
「なんやの、それ、寅ちゃんのほうやろ?(笑)」

「そう!(笑)」

「ふん。(笑) 寂しかった?」

「たまに、誰かとキスしたくなっちゃうんだ」
「なんでやの? 男の人としたら、あかんよ」
「そうだね。(笑) それに、急に誰かを抱きしめたくなる・・・」

「・・・・うん・・・。それはうちもある・・・。時々・・・急に、あなたに抱きしめてほしくなる・・・」
「・・・・」
「なんでもない時に・・・。変やろ?」
「僕も・・・。なんでもない時に、いきなり、会いたくなる・・・」


「でも・・・こんなん、いっぱいキスすると、唇が腫れそうや。(笑)」
「そうかなあ」
「うん・・・」


寅がキコの髪を撫でた。


「でも・・・もっとしてえ・・・」
「うん・・・」


寅はそういいながら、キコの股の間に割って入った・・・。


「たくさんしてえ・・・」
「うん・・・」
「なあ・・・もっとしてえ」
「やっぱり、キコのほうがしたがってる」
「違うて! でも、してや」
「ふふふ。うん。(笑)」



二人でいると、今まで離れていたことを忘れる・・・。
ず~っとず~っとそばに一緒にいたような錯覚に陥る・・・。
あんたは、いっつもそうや・・・。
なんでやろ・・・。
一人で寂しがってたことなんて、全然なかったみたいに。




「この間・・・電話の途中で・・・話すのやめたでしょ?」
「そうやった?」
「うん・・・」
「そうか・・・忘れてもうた・・・」
「忘れた?」
「・・・うん・・・」
「そうお?」
「・・・」
「電話を切って、気がついたんだ・・・。君は、いつも元気って言うけど・・・。ホントはあの時・・・」
「・・・」
「泣いてたんだって」
「泣いてなんか・・・」
「でも、ちょっと鼻がつまってたよ・・・」
「・・・」

「いつも・・・一人にさせて、ごめん・・・」
「そんなん・・・謝らんで」
「でも、こっちから簡単に訪ねて行けないから…申し訳ないよ」
「そんなことない・・・謝ったらいやや・・・勝手に、一人でいるのや・・・」
「・・・」
「謝らんで・・・そんでも、幸せなんやから・・・」
「・・・」

「それで…心配して呼んでくれたん・・・?」
「・・・」
「・・・」
「違うよ。逢いたかっただけ、僕が。キコの温もりがほしかっただけ。電話だけじゃ寂しいから」
「・・・」
「来てくれてありがとう」
「いつも言ってるやろ。寅ちゃんはプライオリティ一番やって」
「だと、うれしい。(笑)」



僕の想いはわかってるよね?
君の想いは、痛いぐらい知っているよ・・・。
少し離れていると、心が騒ぐんだ。
君はいつも元気だと言うけど、大丈夫だと言うけど。
私を信じていてというけれど・・・。
でも、そんな君がけなげで、恋しくなる。
君を想うと懐かしさで胸が痛くなる・・・いつも、この胸で抱きしめたくなるんだよ。



「寅ちゃん。こうしていると、離れて暮らしてることがうそみたいに思える・・・。あんたといっつも一緒にいるような気がする・・・」
「・・・」
「だから、心配せんでええんよ」
「・・・ホントだ・・・。いつも一緒にいるね・・・」
「うん・・・」




お互い、忙しい毎日の中にいると、時々、何のためにこうしているんやろと思うけど。

でもね、寅ちゃん。

こうしてあんたといると、うちは、あんたとこうして出会うために、毎日を積み上げているのやと確信するのや。
こうやって、二人の時を大切にでけるように、きっと神様がうちに時間を与えているのや。
こうやって、幸せを感じるためにね・・・。




「あ~あ! 今何時? もうご飯食べな。時間がないで」
「そうだね。キコの料理を食べなかったら、何で呼び寄せたのかわからない。(笑)」
「え~え!」
「さあ、起きて」
「やっぱり、このままでもええ・・・」
「ダメダメ!」
「もうお」

「それに・・・」
「なあにい?」
「クリスマス・プレゼントだってあるんだよ」
「ホンマ?!」
「うん!」

「寅ちゃん!」
「何?!」

「もう!好っきや!」


たまに会えるだけでも幸せや。

年末もお正月も会えんけど、でも・・・その分、い~っぱい、愛をもらってるさかい・・・。


寅ちゃん、

あんたもそうやろ・・・?









The End of 23.



2011/04/24 01:46
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

仕切りなおし・・・

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こんばんは^^

なんか激動の週末になってしまったようで・・・。

Joonは、プサンでフェラーリを花壇のすぐ横に駐車したんで、
ドアを花壇に擦ったとか擦らなかったとか・・・

高い車だからね~
少しシュンとしたのでしょうか・・・。


きっと家へ帰ってから、じ~~~と見つめたんだろうねえ・・・。

ツバつけて擦ってみた?^^

「やっぱり、だめだ~~~vv」

なんて、きっと、がっくりしただろう・・・。(ファイティ~~ン!)




それにしても、
スーちゃんの急死は本当に残念です・・・vv
長い間、癌と闘ったんだもん、まずはエールを送ります。
そして、ご冥福を祈ります。




そして、
ジアちゃんはまたまた大変なことに・・・。


この離婚騒動はいろいろな事を考えさせられるね。



二十歳で結婚して、もうとうに別れた夫に慰謝料の請求をする。

2006年に提出した離婚申立書が2009年に効力を持って離婚が成立。
だから、今、慰謝料をというのがジア側。

夫ソテジは、2006年に離婚していると主張。


慰謝料の申し立ては離婚後3年以内だから、
その請求は無効という立場を取っている。



それにしても、今、素敵な彼がいるのに、
なぜ、慰謝料・財産分与の申し立てなんだろうか。

確かに、5億円は大金だが、
今の彼女なら、そんなお金に拘らなくても生きていけそうだし、

確固とした仕事もあり、素敵な恋人がいて・・・

それでも、
今、離婚がバレても申し立てをしたのには、それなりの覚悟があったはずだ。



もう、うその人生をやめたくなったのかもしれない。

なぜ、自分が前夫のために犠牲にならなければならないのか。
自分の人生だもん、彼にはちゃんと落としまいをつけてもらって
新たに生きよう・・・。

そして

それは、今の恋も影響しているのかもしれない。



結局、自分の経歴を偽っては真実のものは手に入れられないということだ。

一番、真実であってほしいものは、人を愛することではないか?

今まで、うまく恋から逃げてきたのに、
どうしようもなく、恋に飛び込まざるを得なかった自分がいて。

有名人の前夫を持ったがために、
それも彼が結婚を内緒にしていたから、それを皆に言うことはできなかった・・・。

その通りだから。



でも、このまま黙っていては、
自分自身が自分自身の道をまともに歩けないと思ったのかもしれない・・・。


今、過去をちゃんと清算することで、
失うものとしては、「恋人」だけだろう・・・。


仕事は時が経てば、戻ってくるだろう。
バツ一なんて韓国にはたくさんいるんだから。


ウソンは「もう別れるしかない」と言ったそうだが、
きっと彼女はその言葉をそのまま受け取ったに違いない。


もし、彼が彼女にぞっこんであったら・・・
そんな簡単には別れという言葉は口にできないだろう。


「今は何も言えない」
そういうか、ノーコメントで、彼女に真意を聞くか、自分の気持ちを整理するだろう。

でも、それをしなかった。



私もたぶん、彼は別れるだろうと思う。


彼はかっこいい韓国を代表する俳優で、
かっこ悪い恋の始末なんて望まないのだ。




そんな恋人の心のうちに気づいてしまっていたかもしれない。
自分が独身の人気女優だから、彼は恋に落ちたということを。


相手の心が見えれば、
打ち明けたい過去をどうやって打ち明けようと悩んでも仕方ないことに気づく。


それとも、どう出るのか賭けてみたのだろうか。


後は、どうやって、彼を忘れるかだけだ。


もういいさ、
さっさと、自分の保身のために結婚を口にしなかった前夫と

すぐに別れを口にする恋人なんて、捨ててしまえ。


この泥沼から這い出れば、
きっと素敵な仕事も、恋も待っているだろうから・・・


と、私は思う・・・。









↓上がソテジがファンのために書いたイラスト。
下はジアちゃんが書いたイラスト。

同じハートとスマイルの絵。

きっと二人共通の幸せマークだったのでは?



2011/04/13 00:40
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

(私事)サークル5回目のjoon恋記念日

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思いっきり、今日は私事ではありますが・・^^;

本日は私のサークルの5周年の記念日^^
この記念日を私たちは「joon恋記念日」といいます。


なんだかんだいっても、本日、6年目に突入したので、
ちょっと自分自身でもお祝いしたい気持ちです^^


創作を書き出して6年以上経ちますが、
作品を発表していたサークルでの創作の部屋の削除、
サークル閉鎖等があって、
結局、行き着いたのが、自分のサークルのオープンでした。


私は大きな創作サークルに属してもいないので、
「作家さん」でもなんでもない、ただのサークルの大家ですが^^;

それでも、今まで育ててきたjoon恋は、私にとっては、とても大切なサークルです^^

私の創作に一緒に笑ったり泣いてくれた仲間がいるところ・・・
心を共有した人たちが住んでいるところ・・・

そして、

ヨンジュンさんのいろいろに^^
皆で喜んで泣いて騒いで、たくさんの思い出を作った部屋でもあります。


だ・か・ら・・・



このブログも借りて、今日は、ちょ~~っとお祝いしてしまいますね!^^




こちらのブログ「パラム・ソリ」もアクセス50万を超えました^^

皆様、訪ねて下さってありがとうございます!^^

こちらでも、

創作と独り言等、お楽しみ下さいね!

これからもよろしくお願い致します^^










BGM:君がいないと・・・
(チョ・ソンモ・BYJシアター「隣のあいつ」主題歌^^v)



↑BGMはこちらをクリック







joon恋の皆様、

『joonに恋して』も、なんと5周年!
5回目のjoon恋記念日となりました^^


長いようで、なんかすごく早く経っちゃったね^^


ここのところ、joonも出てこなかったり、
ブロコリ自体ちょっと寂しい感じだけど、


joon恋はいつでも訪ねて下さる方がいて

とてもうれしいです^^

ノムノム キッポヨ^^
ということで、飲む飲む、乾杯~^^



今日から6年目に突入!^^



ここのところ、創作もあまり書けないで大変申し訳ないオーナーではありますが、

これからも皆様と楽しい良い時が過ごせたらと思います^^



そして!

この3月に東北を襲った大震災。

本人だけでなく・・・
ご家族、お父様やお母様も気がかりなチングもいるでしょう・・・

傷つき辛い仲間たちもたくさんいますが、

いつも心は一緒に、この難関を乗り切りましょう!




アプロド joon恋 ヌン ヨロブンドウ カチ 

ットウゴウン マウムル カジゴ ヨンジュンッシ カチ サルゴ シポヨ^^


↑私のいい加減な韓国語ですが・・・気持ちとしては↓^^


これからも、joon恋は皆様と一緒に

熱い心を持って、ヨンジュンさんとともに生きていきたいです^^

これからもよろしく~です^^



kiko3





2011/04/11 01:33
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

5月引越しで工事追い込み

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↑BGMはこちらをクリック



 


こんばんは^^


昨日(日曜日)は、選挙で近くの中学校へ。

桜が満開でキレイでした^^

震災に遭ってから時間の流れがよくわかんないよね^^;
気がつくと、季節が一とびでやってきて、街の木々は春満開になっている^^




ところで!^^



5月には、いよいよ新居に引越しらしいヨンジュンさん^^

ここのところ、新居に入れる家具や絵を買ったりと忙しそうでした^^


お気に入りのスペースはできたかな?


アトリエなんか、頑張って作っていそうだよね^^

ちょっと寝転ぶとこもあるのかな。




料理に凝っている彼のキッチンはどんな感じなんでしょう?


ハワイでお料理をしているのを思い出して、

作ってる彼をなんとなく見守れて、手伝えて、
一緒に和気藹々で過ごせるスペースになっているといいななんて思う。


もちろん、構想では、主婦が使いやすい導線というもので
設計されるのだと思うけど。



当面・・・いつまでだか知らないけど^^;


彼が仲の良い友人やお客様に手料理を振舞う時に
寂しくないスペースになっているといいなと思う。

男の料理は、作ってるところも楽しむものだろう。
料理を楽しみながら、語らいながら過ごせるところ。


彼は元来、無口・・・だよね。

だから、放っておくと、ただの料理人になっちゃう^^;

ホストとして楽しむ部分も広がる家だといい。



もちろん、それはホステスもいて、
一緒にやってくれるのがいいんだけど・・・。


一人で黙々と料理しているのを見ると、もう一人いたらと思うし、
ホントに隣で幸せそうに料理する人がいたら、寝込むよね・・・爆


そうだ!

たこ焼きプレートとか、新居祝いに贈っちゃったりして^^

「これで、楽しい食事になるよ~ん」^^


次の日、ゴミに出てると泣けますが・・・^^v





ペ・ヨンジュン 5月 50億台城北洞家移住, 工事追いこみ
2011-04-10


トップスターペ・ヨンジュンのソウル城北洞自宅入住が遅くなっている.

ペ・ヨンジュンは去年秋ソウル城北洞の一単独住宅を 50億ウォン台に購入した. 以後去年 11月建物内外部工事に入って行ったペ・ヨンジュンの城北洞家は現在インテリアー工事が仕上げ段階に入った.


ペ・ヨンジュンのある側近は "工事が予想より長くなっている. 4月末工事がほとんど終わるように見える. 5月頃城北洞家に引っ越すように見える"と仄めかした.


去年俳優イ・ナヨンと結婚説に包まれたりしたペ・ヨンジュンは高級住宅購入でもう一度話題の対象になった. イ・ナヨンと結婚説に対しては "全然実は無根だ"と否認した.


一方ソウルの代表的な富村城北洞に位したペ・ヨンジュン家はホワイトカラーの 2階建てでこぎれいながらもロックショリした感じを漂うと言う. ペ・ヨンジュンは 4年の間住んだソウル三成洞の一ビラで城北洞家に引っ越しを準備をしているし家を購入して引っ越すことを置いて結婚説が出回ったりした.


これと関連ペ・ヨンジュン所属社キイスト側は “まだ結婚計画はない. 長い間借り家に暮したが良い機会があって家を購入したし引っ越すようになったことだけだ”と結婚説を一蹴した.









2011/04/08 23:51
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ペ・ヨンジュン、SM、JYP、YG超大型の所属事務所が誕生!

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↑この写真(というかドキュメンタリーのキャプリだよね)の通りのjoonだった。
家族写真の日に会った彼はこの通り、ちょっと暗めの濃いファンデーションで
化粧していて、顔がマネキンより濃かった。そして、痩せていた・・・。





↑BGMはこちらをクリック



 
韓国では大騒ぎです!



トップスターのチャン・ドンゴン、ヒョンビン、ペ・ヨンジュン、
BIGBANG、RAIN、2PMなどが手を組んだ。


  国内最高のスターたちが所属している6つの大型のマネージメント会社が共同事業のアジアマネージメントエージェント“UAM(United Asia Management)”が4月中に設立される。


“UAM”は(株)Keyeast、(株)AM Entertainment、(株)IJ Entertainment(Star J Entertainment)、(株)SM Entertainment、(株)YG Entertainment、(株)JYP Entertainmentなど6つの会社と共同出資法人で、韓流を越えてアジア流のため基盤を形成し、アジア内の交流協力と、キャスティングシステムを作成するための国際的なエージェント。


     今後“UAM”は6つの所属会社のアーティストたちのグローバルエージェントの役割と共に、肖像権や知的財産権の管理をはじめ、芸能人のオンラインメディアを中心としたデータベースシステムの構築と管理、映画、ドラマなどの映像コンテンツ制作事業などを繰り広げる計画。


  それと共に“UAM”はアジア市場で活動したり、活動を希望するアーティストたちの代理店の役割も担う計画。

(情報提供:innolife.net)





韓国最高芸能プロダクション6社、合併法人でグローバル市場を攻略


ペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴン、ヒョンビン、BoA、ピ(Rain)、BIGBANG、2PM、ワンダーガールズなど国内最高スターの所属事務所が提携し、アジアマネジメントエージェンシーを設立する。

国内主要エンターテイメントのキーイースト、AMイーエヌティー、スタージェイエンターテイメント、SMエンターテイメント、JYPエンターテイメント、YGエンターテイメントの6社が共同出資し、「UAM(United Asia Management)を設立する。


UAMの代表は8日、「韓流を越えてアジア流に向かって基盤を用意し、アジアで交流し協力するキャスティングシステムを構築するため、国際エージェンシー設立が必要だという共感が形成され、設立することになった」とし「今月内の設立を目標に手続きを進めている」と明らかにした。


UAMはアジアを中心にグローバル市場を開拓し、UAMに出資した6社の所属俳優・歌手のグローバルエージェンシーの役割をしながら、肖像権および知的財産権管理、芸能人オンライン媒体を中心にしたデータベースシステムの構築と管理、映画・ドラマなど映像コンテンツ制作事業などを行う計画だ。


6社の所属スターだけでなく、アジア市場で活動したり、活動を希望するスターのエージェンシーの役割もする。







いよいよ一丸となって世界戦略へ・・・

joonの役割は大きいねえ。



DAはいらなくなるのだろうか・・・って、
いつもこんな流れね・・・。




ブロコリ生き残れるか・・・

「肖像権の問題があるので、サークル・ブログは削除!」

なんてことになりませんように!!



それにしても、

いつも姿をくらましている時は、病気とか言いながら、
いろいろやってますねえ・・・^^




2011/04/06 23:14
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん22「ホリディ イン ソウル」

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BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)







こんばんは^^

BYJシアターです^^

お元気でしたか?

ちょっと間が空いてしまいましたvv


今日も「キコはん」です。

テサギの後、寅ちゃんの肩の手術があった頃のお話です。
キコはんは、どのように過ごしていたのでしょうね。




ここより本編。
お楽しみください^^











「気がつきはった?」
「・・・?」

「まだ、ぼうっとしてはる? 寝ててええよ。うちはずっとここにいるさかい・・・」
「・・・」





キコはんシリーズ22
「ホリディ イン ソウル」
2008/09/09作品 )





「やっぱり・・・キコだ・・・」

「やっと気がつきはったん?」

「あれ・・・? ここって・・・ソウルだよね?」
「そうや。忘れてしもたの?」
「いや・・・。そう・・・。そうだよね・・・」
「そうや。(笑)」

「・・・。どのくらい寝てた?」
「なあんも覚えてへんのん?」
「・・・」

「手術が3時間近くかかったやろ。それから、2時間くらいしたら、主治医の先生が来はって、『ヨンジュンさん、うまくいきましたよ』って言うたら、あんた、『ありがとうございます』て言うて、答えてはったやんか・・・」
「へえ・・ぜんぜん覚えてないや・・・」
「ふ~ん、そうかあ・・・。やっぱり、全身麻酔やと、ぼうっとするのやろか・・・。でも、気いついて、よかったあ。起きんかったらどないしようて思うたから」
「・・・大丈夫だよ・・・」
「そやけど・・・たまにそういう人いるで・・・。ホンマによかった・・・。成功してよかったわ」
「うん・・・」


キコが手を差し伸べると、寅は、その手をしっかりと握った。


「よくここの病院がわかったね。心配するから、誰にも言わないでって言っておいたのに」
「カンや。うちのカン・・・。あんたのことなら、なんでもわかるで」
「ええ~、そうなの!?」

「な、うそやあ。(笑) ホンマはな、昨日、夕方近くになって、急にキムはんが、『ソウルへ行きますよ!』なんて言うのや。そんで、着の身着のままで、ここまで来てしもた・・・」







『キコはん! 夜の便取りましたから、ソウルへ行きますよ!』
『な、な、何? 何やのん? 急に!』

『とにかく、行きます! 緊急事態です!』

『え? 何で? こんなん忙しい時に・・・・。あんた・・・まさか・・・寅ちゃんが・・・死んじゃったとか・・・vv』
『・・・』
『・・・・。そ、そ、そうなん!・・・?』
『なわけ、ないでしょ!』

『ああ~、よかったあ! 今、一瞬、死にそうになったで!』(ホッ!)

『とにかく、緊急事態ですから』

『なあ、理由を教えて! あん人、元気に帰ってきたやんか』
『寅さんが明日、肩の手術をするそうです』
『はあ・・・?』
『全身麻酔だそうです』

『全身麻酔て? そら・・・そら、あんた・・・行かな・・・行かなあかん! うち、行くでえ~vv』







「それは、大変だったね。驚いただろ?(笑)」
「もう心臓バクバクやで。(笑)全身麻酔なんて言うさかい・・・。あんた、前に、もっと簡単な手術みたいに言ってはったやんか」
「まあね。だって、あんまり細かい話をしたら、心配するだろう?」
「そら、そうやけど」

「ごめんね。でもお・・・」
「何?」

「全然・・・着の身着のままじゃないね。(笑)」
「ええ? まあね。ホンマに着の身着のままやったら、あんたも恥ずかしいやろ? 少しはキレイにしてな」
「ふふふ。(笑) まあ、そうだけど。でも、忙しかったんだろ?」
「それはええのん。緊急事態の時は、寅ちゃん優先! プライオリティ一番やさかいね」
「・・・・」


「なあ・・・なんか、飲む?」

「そうだね・・・。お茶」

「ええよ。今入れたげる。五味茶も持ってきたで。甘いのん好きやろ?」
「あ、それがええなあ!(笑)」
「な、それがええね!(笑)」


キコは、個室についている小さなキチネットで、お茶の準備をしている。


「こういう病室って初めてや・・・。やっぱり、VIPは違うなあ。さっきトイレに入ってみたけど、ウォシュレットの仕掛けがすごいなあ・・・」

「そうかい。どっこいしょっと!」

「寅ちゃん、あんた、何してんのん!」

「ちょっと起き上がりたい・・・」
「やるがなあ・・・。そんな、自分でなんか起き上がらんでよ。このベッドは、ベッドが動くんよ。上半身が起き上がるんやでえ・・・」


キコは寅のベッドのサイドテーブルに置かれたリモコンのスイッチを入れた。


「ああ、そうなんだ。いいねえ。快適」
「そうか? こんくらい?」
「うん、あと少し」
「これでええ?」
「うん。これ、楽だね」
「そやろ?(笑) そこがVIPルームや。ほな、お茶持ってくるさかい・・・」


キコはお茶を入れたマグカップを載せたお盆をサイドテーブルの上に置いた。


「マグカップなら、持てるやろ。はい」


「少し、フーフーして。熱そうだから」

「うふ。(笑) ええよ。フーフーフー・・・。右手が使えんからねえ・・・。左手で持てる?」

「うん」



寅は動かせる左手で、マグカップを受け取って、フーフーと息をかけながら、五味茶を飲んだ。


「あ、おいしい・・・」

キコを見て、にっこりと笑った。


「そうか。それて・・・お母さんの味なんやろね・・・」
「ん?」
「五味茶やゆず茶て、韓国のお母さんの味!ていう気がするわ」
「そうかも。うん・・・おいしい・・・」

「早く元気になるとええなあ・・・。リハビリ、6か月って言うてたけど」
「そうだね。。だから、今手術しないと、間に合わない」

「・・・。もっと早よにすればよかった・・・。でも・・・ニューヨークに行けてよかったかな?」
「そうだね」
「いつも肩が痛いて言うてたやろ。心配してたんよ。これで、足も治るとええなあ・・・」

「うん。肩、今は・・・そんなに痛くないね・・・というか、どこが患部だったのって感じだな・・・」
「そうか? それはよかったなあ」

「その代わり・・・今は腰が銃で撃たれたみたいに、ドンヨリと痛い・・・というか・・・重い・・・持ち上がらない・・・」
「そんなん。今は、持ち上げんでええのんよお。術後なんやから・・・。肩は点滴の痛み止めが効いてるから、痛くないんやろけど・・・。腰ってなんやろね・・・」

「うん・・・。あ、そうか」
「何?」
「腰」
「腰? 腰の痛み?」

「うん。麻酔のために、太い注射したんだ。腰に」
「へえ・・・見た?その注射」
「うううん。でも、『見ますか?』なんて聞くんだよ」
「そうか? 医者の役やる時に役立つやない」
「でも、やだよ」
「撮影中は自分で点滴してたくせに」
「あの時はね、一生懸命だったから」
「でも、今、あれをやれって言われたら、もうできないな」
「そうか・・・」

「その麻酔のための注射ね、それを打ったら、口の中が乾いてきて・・・呂律が回らなくなって、ああ、手術するんだって思ったよ」
「ふ~ん・・・」
「それのせいで、腰がドンヨリ重いのかなあ・・・」

「まあ、とにかく、今日は絶対安静や。明日からは動いて、少しずつリハビリするみたいなことを先生が言うてはったよ」
「そう。意外に早く起きられるんだね」
「うれしいやろ?」

「まあね」
「早、自由になりたいって顔してるで」
「うん。ああ、そういえばね、手術室の中って、思ってたより深刻じゃなくて、結構雰囲気があっけらかんとしてるんだよ」
「ホンマ?」
「うん。ストレッチャーで手術室へ入るじゃない。若い医者がいて、X線写真を見せて、『ヨンジュンさん、おはようございます。この写真のここの部分が患部です。手術すれば、すぐに治りますよ』なんてにこやかに言うんだ。そこに、主治医が入ってきて、『じゃあ、寝ててくださいね。その間にやっちゃいますから』なんて言ってさ。『治ったらここにサイン貰おうかな』なんて言っちゃって。麻酔の医者も、『ではいきますね。ぐっすり寝ててくださいねえ』なんて、小学生に言うみたいに言うし」
「へえ・・・。それで、ぐっすり寝てるうちに、終わってしもたのか。(笑)なんや、外で心配してたうちがバカみたい」
「そんなことはないよ。・・・心配かけたね」
「・・・」
「おかげさまで元気になりました」
「ふん。(笑)」
「ああ、なんか、腹減ってきちゃったな・・・」

「そうか・・・。夕飯は5時て言うてたけど・・・。あと少しや。我慢して」

「うん・・・。少し休むかな」
「そやね」

「ところで、いつまで・・・いられるの・・・?」
「・・・」

「寝てる間に、帰らないでよ」
「・・・帰らへんよ・・・」

「・・・いつまで?」
「治るまで・・・」

「・・・」

「そう言いたいけど、1週間ぐらいかな・・・」

「なあんだ」

「そら、そうやろ? うちかて、仕事もあるさかい。あんたの手術が無事に終わったら帰ってもよかったんよ」
「・・・でも、いてくれるんだね?」
「うん。これ、サービス!」
「おおきに!」

「退院するまではちゃんといるさかい」

「でも、そこまでなんだ」

「さあ、寝ておくれやす!」
「・・・」
「寝て、早治して!」
「・・・」
「はよ!」

「じゃあ・・・手は握っててね」
「・・・ええよお。(笑)」
「よかった。しっかり、握ってよ」
「もう。(笑)」

「そのまま、いてね」
「うん」
「ねえ・・・」
「夕飯がきたら、起こすさかい」
「じゃあ・・・よろしく」
「おやすみ!」


寅はキコの手をギュっと握りしめると、ふ~っと息を吐いて目を瞑った。
目を瞑った寅の髪をキコが撫でると、寅は幸せそうに微笑んだ。










「ねえ、まだ、やるのお?」
「やるよ。ええとねえ・・・。あ、ここ書いてみて」
「どこ?」
「ほら、ここ。わかりやすいよ。よくヒントを読んでごらん」
「もう、ハングルのクロスワードパズルなんてずるい。今度は、日本語か英語でやろな」
「勉強になるじゃない。やってごらんよ」
「あ~あ・・・。うちにはハンデが大きすぎるわ」
「ふふふ。(笑)」
「ここかあ・・・」
「うん・・・」
「う~ん・・・」



トントン!!


「ネ~!」


キコが答えると、病室のドアが開いて、キムさんが覗きこんだ。


「キコはん、ちょっと」
「入ってきたらよろし」
「いや、ちょっと」
「どないしたん?」
「あ、ヨンジュンさん。後ほどまた顔を出します。早く!」

「なんやのん・・・。ちょっと出てくるな」
「うん」


ドアのところまで、キコが行くと、キムさんがギュッと腕を引っ張った。


「何やの、あんた?!」

「いや、急なお客さんがもうすぐそこまで見えてるんで」

「う~ん・・・そうか。ま、うちがいて見つかっても、付添いさんにしか見えんやろ?(笑)」
「そんなあ…まったく見えませんよ」
「そうかあ・・・。まあ、愛のマジックやな。(笑)」
「そ、そんな・・・」

「なんで、あんたが赤くなるねん」
「え?」

「うちが馬子にも衣装やって言うことやろ?」
「あ、ああ・・・」

「? 誰が来はるの?」
「・・・」

「あ・・・」



キコの目に、キムさんの後ろに見ているエレベーターホールが見えた。そこから、背の高い女性がやってきた。
その顔には見覚えがあった。

キコとキムさんはそっと場所を移して、窓のある通路側のベンチに腰かけ、その女性の姿を見つめた。


サラサラとした長い髪をなびかせて、大きな見舞い用のフルーツバスケットを抱えている。
彼女は大胆にもミニスカートで大股に歩き、ヨンジュンの部屋の前に立った。
そして、ノックをして中へ入っていった。


「オッパア~」という彼女の声が聞こえた。




「ホンマにキレイな人やね」
「・・・」
「実物のほうが写真より全然ええわ・・・」
「・・・」
「歩き方もモデルみたい・・・」
「・・・」


「・・・」
「ちょっとコーヒー買ってきます・・・」
「・・・」






キムさんは自動販売機にコーヒーを買いに行って戻ってきたが、見ると、キコはさっき座っていた姿勢のまま、じっとドアの方を見たままだった。


「はい、コーヒーです」
「ありがとう」
「・・・」


キムさんは黙ってキコの隣に座った。


「・・・」
「長いなあ・・・長いと思わへん?」
「・・・」

キコは、溜息を軽くついて、コーヒーを開けた。


「連絡したのやろか・・・」
「・・・・さあ・・・」
「せんでも、来るよね・・・。前も来たやろ・・・」
「・・・」
「そやけど、今回は一人で来はったんやね・・・」
「・・・」

「まあ、しゃあないな・・・。あっちには、まだチャンスがあるわけやから・・・」

「・・・な、何のですか・・・?」


キムさんはちょっと声を震わせて、キコの顔を見た。


「ん? 別に・・・」


そう言って、キコはコーヒーをゴクンと飲みこんだ。




「あ、帰られますね」
「・・・」



寅の部屋のドアが開いて、彼女が出てきた。
そして、颯爽と帰っていった。





「長かったなあ・・・」
「ああ・・・20分いましたねえ」
「20分か?」
「ええ、20分」

「そうか・・・」
「・・・」

「あんた、仕事で来たのやろ?」
「あ、そうです」
「なあ、寅ちゃんと話していったらよろし・・・うちは、ええと・・・」


キコは立ち上がって、エプロンのポケットに手を突っ込んで探し物をしていたが、キムさんに手を差し出した。


「5000ウォン貸して」
「なんですか?」
「ちょっと購買に行くさかい」
「ああ。待ってください。5000ウォンね」


「おおきに!」


キコはそう言って笑うと、さっさと購買のほうへ歩いていってしまった。









それから、しばらくして、キコが病室へ戻ってみると、もうキムさんはいなくて、あの大きなフルーツバスケットも部屋のどこにも見当たらなかった。



「お帰り」
「ただいま。キムはんは?」

「もう帰ったよ。書類を届けにきただけだから」
「そうか」
「どこ、行ってたの?」
「購買」
「何買ってきたの?」
「アイス」
「ふ~ん」


寅が見ていると、キコは棒アイスの箱を冷蔵庫にしまって、一つだけ取り出すと開けながら、寅の隣ではなく、横の応接セットに座ると、一人で食べ始めた。


「僕にはくれないの?」

「自分のために買ってきたのや」
「それでもいいじゃない・・・」
「ミルクやないで。チョコレートやで」
「それでも・・・いいじゃない・・・」
「太るで」
「・・・」



そう言うと、黙々と一人で棒アイスを食べている。


「・・・くれたって、いいじゃない」
「・・・」

「ケチだな」
「たまには、ケチになる・・・」
「・・・」

「ホンマにほしいの?」
「うん・・・」


キコは少し強ばった顔をして寅を見たが、立ち上がって、寅の横へ来た。


「はい」


今食べかけのアイスを差し出した。

寅は、瞬間そのアイスに戸惑ったが、すぐに微笑んで、そのアイスを受け取った。
そして、それを食べた・・・。


「おいしいね」
「そうか・・・」



キコは、ちょっと寂しそうな笑みを浮かべて、ベッドの横の椅子に腰かけた。




「あ、そうだ」
「何?」

「明日、退院することにしたよ」
「・・・なんで? 明日って手術してまだ5日目やない」
「うん、だけど・・・もう退院する」

「んでも・・・まだ治ってないのやろ?」
「治るには時間がかかるだろ。それに・・・。ここにいると、いろいろと見舞の客が来ちゃうからね。こっちも気を使ったりで、ゆっくり休めないんだ」
「・・・」
「自宅のほうがゆっくりできるし。キコも一週間しかこっちにいられないんだったら、残りの時間を、自宅で二人で過ごそうかなと思って」
「・・・」
「その方がいいだろ? 先生に聞いたら、いいよって」

「・・・。ホンマにええのん?」
「うん・・・」
「・・・」


キコが突然立ち上がって、寅の持っているアイスを取り上げた。


「これはうちの。あんたには・・・新しいの、あげるわ・・・」


寅とキコは、ちょっと見つめ合ったが、キコは今のアイスを口に入れると、冷蔵庫のほうへ行ってしまった。



ほんのちょっとの気まずさ。
なんとも言えないイケズな態度・・・。

胸の奥で渦巻いていたものが、胸に痞えて、キコには素直な態度が取れなかった。
そんな自分に対しても、寅は嫌な顔をしないで、キコが言葉にするよりも先に、さっさと彼は解決してしまった・・・。



冷蔵庫の中から、棒アイスを取り出しながら、キコの頭の中を一つの想いが浮かび、そして、通り抜けた。


この胸の中でざわめく虫は、寅ちゃんが齎したもんやない・・・。
ましてや、あん人が齎したもんでもない・・・。
うちが・・・たぶん・・・自分で決めたことへの代償やな。
あんたは、他所の国の人とは結婚なんかせえへんて。
そう、うちが思うていることへの代償や・・・。

あんたのせいでもなんでもないねん・・・。
寅ちゃんはいつも誠実な人やもん・・・。

この虫を飼い始めたのはうちや、自分自身や・・・。









「はい!」

「お、ありがとう」
「・・・」

「鎌倉のアイスもおいしかったな」

「食べ物のことは忘れんのやねえ」
「そりゃそうだよ。(笑)」
「だったら、謝っておくわ。さっきは意地悪して、ごめんね・・・」
「・・・」
「それから・・おおきにね・・・」
「・・・何が?」
「ん? いろいろ・・・」
「・・・うん・・・」
「・・・おおきに・・・」

「もういいよ・・・」
「・・・」


「それより、もう退院だからね。荷物片付けてよ」
「ホンマに人遣いが荒いな」
「そりゃそうだ。僕は病人なんだから」
「もう・・・仕方ない。荷造りするか。うちしかやってくれはる人がおらんのやろ?」
「当たり! そうだよ」
「わかった~」



あんたは・・・うちがあんたを憎んだり嫌になったりする隙を与えない・・・。
好きという気持ちから放れさせない・・・。
それは、あんたもうちを同じように好きやからやね?
そうやろ・・・?







結局、寅ちゃんは5日間だけの入院で退院してしもた。

まあ、病院の回りに、家族が来ていたこともあったのだけれど・・・。



「なあ、寅ちゃん。髪をもっと短くしておいたほうがよかったんやない?」
「自分で洗えないのは一緒だよ」
「でも、短いほうが扱いやすいで」
「そうすると、次のドラマの時が劇的な変身にならないじゃない」
「うんまあなあ・・・。シャワーかけるで~」


寅の自宅に、洗髪用のシャンプー台が備えつけられた。

一応、1か月というリース期間だが、寅はきっと1か月も使わないだろう。



「これ、気持ちいいよね」
「でも、たぶん。1か月も使わんと思うわ」
「そうかな」
「だって、洗う人が必要やろ? 誰でもええというわけにはいかんでしょう」
「まあね」
「お母さんとか・・・限られちゃう」
「キコが帰ったら、美容院へ通うからいいよ」
「そうか・・・」


「はい、おしまい。タオル巻いたまま、起きるで」

「うん」

「あ、少しお顔についたか。拭くね・・・」

「ありがとう」

「ブローしような」



「毎日、こんな暮らし、いいねえ」
「そうはいかんよ」
「まあねえ。ああ、やっぱり、旅行の本にする」
「そうかあ^^」
「今、一番書きたいものだからね。それに写真も載せられるし」


「ああ、そうやね。それがええねえ・・・。でも、あんまり欲張らんで書いたほうがええで」


キコがドライヤーで寅の髪をブローしながら、言った。


「なんで?」

「完璧はないさかい」
「・・・」

「完璧な旅の本なんてないやろ。地球は広いで。(笑)韓国も広い・・・。寅ちゃんちの周りを書いただけでも、丁寧に書いたら書き切れんやろ?」
「わかってるよ、お姉さん!(笑)」

「なあ。でも、寅ちゃんの書いた本なら・・・寅ちゃんの心と一緒に旅がでけるさかい・・・。全てを満たすというより、家族の人は、あんたの言葉で、あんたの心と一緒に旅をしたいのや」
「うん・・・」
「だから、寅ちゃんが感じたこと、仰山書いてくれるとうれしいがな」
「うん・・・。キコ、心配はいらないよ。完璧なんてないって、もうわかってるからね。これからは、ただ、最善を尽くすだけにしておくよ」
「うん・・・最善を尽くして、最良の本・・・それがええね」
「うん!」
「ね!」



「はい! キレイにブローでけました」
「ほんとだ」
「・・・後ろ縛る?」
「そうだねえ・・・」


キコが寅の前髪を頭の天辺で縛るマネをしたりして遊んでいると、それを見上げた寅の目がキコの目と合った。
二人は鏡の中で見つめ合った。

キコが、寅を後ろから覆いかぶさるように抱き締めて微笑むと、寅はキコの方を振り返り、ちょっと顎をしゃくり上げて、キスをせがんだ。キコは笑って、寅の頬を撫でると、寅に甘いキスをした。






二人で過ごす時間は残り少ない。

肩のリハビリも、足の全快という課題もあるけれど、二人には今のこの時間が愛おしい。

今の寅は自由だ。
今まで自分の中で貯めてきたことを、彼は自分の好きなように表現できる。
それも、この大きなケガが彼に少し「ケセラセラ」の精神とゆとりと、新たなる自分発見の時間をくれたのだ。

彼は完璧に過ごすことから最良な時を過ごすことに意識を変えた。


もしかしたら、寅は、キコに出会った時から、もう「完璧な恋人」というものは存在しない。そして、他人からの見た目ではなく、自分が満足すればそれが最良なのだと気付いていたのかもしれない。





「ちゃんと綴りを覚えないから、間違えるんだよ。音と意味と連動して覚えないと、書けないよ」
「わかってるがな・・・。でも、寅ちゃんみたいには、ドンドン入力でけんよ」
「・・・」
「自分で書くか?」
「いや・・・できるようになるのを待つ」
「おおきに。うちが右手の代わりになってあげられるようになるさかい・・・」
「おおきに。その前に治っちゃいそうだよね」
「もう!」(笑)

「はい。次はね。『私は・・・』」
「わ・た・し・は・・・」
「いいよお。『寅ちゃんが・・・』」
「ええと、と・・・ら・・ちゃ・・・ちゃ・・・ちゃ・・・ちゃはこうやね? んが・・・」

「『好きです』」
「ふん。(笑)サランへにするか。チョアへにするか・・・う~ん」
「・・・なんで、悩むの?」
「ええと・・・違う時は、アンをつけるんでええのやろ?」

「・・・なんで?」

「ただの勉強や! こんなん答えは決まっているやろ? か・ん・た・ん!」
「・・・」

「ええと・・・。ほら・・・」
「・・・だね。正解!」
「な。(笑)」




心を震わすものも、心を温めるものも、心を癒すものも、心を奮い立たせるものも、全て自分が愛しいと思うものから発している。
愛しいものには、決まった形などなくて・・・なぜか心を揺さぶられて、気がついたら、しっかり心を盗まれている・・・。
自分の作り上げる最良の時は、そうした愛しいものと一緒にある時だ。



「ねえ、キコ。僕たちって幸せ者だよね」
「・・・」
「お互いに想いあえて・・・」

「もちろんや・・・。あんたがいるから・・・。毎日が楽しい」
「うん・・・」

「ホンマ?」
「ホンマ」
「ホンマね?」
「愛してるよ」



全ては心のままに・・・。









THE END of 22



2011/03/31 19:13
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

BYJ温かい支援(観光庁HP)

Photo

昨日のブログの続きとなります^^


国土交通省・観光庁HPより


http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics01_000059.html





ペ・ヨンジュンさんからの温かい支援

日韓観光交流にご尽力いただいております韓国の俳優ぺ・ヨンジュンさんから、2011年3月14日、観光庁長官に対し連絡があり、東北地方太平洋沖地震に被災された方々への支援として、10億ウォン(約7,300万円)の寄付の申し出がありました。

  ぺ・ヨンジュンさんからは、生活物資として被災地にお届けしたいとお話がありました。敷毛布15,000枚を送付する準備が整いましたため、本日より順次、各被災地の状況に合わせて、送付していくこととなりました。

 (※お届け先は被災地域である岩手県・宮城県・福島県や、各地域の被災者受入施設等を予定しています。)


 日韓観光交流に長年ご尽力いただいておりますぺ・ヨンジュンさんの、東北地方太平洋沖地震に対する支援の申し出に対し、深く感謝を申し上げます。

 なお、医療関係の巡回用車両等につきましても、準備ができ次第、お届することが決定しております。





写真は観光庁がjoonの意向に沿って用意した敷き毛布です。

ぜひ、HPに飛んで見てくださいね^^

こんな敷き毛布だったら、
体育館や公民館の冷たい床も少しは寝やすくなるのではないでしょうか^^

少しでも疲れ切った気持ちが温まるとよいですね・・・。


ちょっと誇らしい我らがぺ・ヨンジュンです^^v




2011/03/30 21:55
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

2014年、コピ、マシュレ~^^

Photo





↑BGMはこちらをクリック








日本公式 公知より

タイトル |
東北太平洋沿岸地震被災者の方々への物資お届けについて

投稿者 | administrator 投稿日 | 2011/03/30 15:49:42



内容

ペ・ヨンジュンは、東北太平洋沿岸地震で被災された方々への義援金といたしまして、内閣府を通じて10億ウォン(約7,300万円)を寄付させていただきました。


寄付金はまず、敷毛布15,000枚として被災地へ順次届けられており、また、医療関係の巡回用車両3台も準備でき次第、現地へ届けられることになっておりますことをご報告いたします。


被災地の一日も早い復興と被災された方々の心と体のご健康を心よりお祈り申し上げます。


ペ・ヨンジュンは引き続き、被災者の方々のお力になるべく支援活動を続けてまいります。



まだまだ、頑張るようです!





さて!

↓これは興味深い記事^^

韓国朝鮮日報首都圏版!








[首都圏]
ペ・ヨンジュンコーヒーショップ・チェ・ジウ胸像・ヒョンビン爪印…外国観光客誘惑する '韓流スター通り'

朝鮮日報原文技師送信 2011-03-30 03:12




2014年マルンネギル~敦化門路に韓流テーマ官・体験官など運営…明洞・清渓川・ナムサンゴ-ルと連結


ペ・ヨンジュンコーヒーショップでお茶を飲んで, クォン・サンウ衣類売り場で服を買った後チェ・ジウ胸像横で写真を撮って, ヒョンビン手の平模様が刻まれた名板(名板)に手を比べて見るなど '韓流(韓流)' スターたち趣を1ヶ所で感じることができる距離(通り)が中区忠武路一帯に生ずる.


文化体育館鉱夫は 214億ウォンをかかってマルンネギル(明洞聖堂前~麟蹄白病院~名宝アートホール)と敦化門路(名宝アートホール~忠武路駅)につながって 定木に折られる道に '寒流スター距離(通り)'を作って韓流スター名板と爪印, メディア造形物, 所蔵品などを展示して寒流テーマ官と体験官を運営すると明らかにした.

昔の映画距離(通り)で名声を高めた忠武路記憶をいかして 800mに至るこの汲む寒流復興の聖地(聖地)で構えると言うのが文化部構想だ. まず来年予算に 51億ウォンを編成して, 2014年まですべての工事を終える予定だ.


文化部関係者は "ハンリュスタゴリは単純に写真撮影や記念品を赦免でしばらく立ち寄る所ではなく先端技術と文化産業が会って半日以上寒流を深く感じて行くことができる空間"と説明した.

文化部はまた中区庁と手を取り合って '韓流スター通り'といっしょに忠武路一帯 '映画の通り', '印刷写真距離(通り)'を縛ってこのあたりを出版・文化複合空間で造成するという方案も仄めかした.

現在ミュージカル・演劇公演場に変わった名宝アートホールは建物株と協議, 寒流体験官で改造する方針だ. 延べ面積 2000㎡に至るこの体験官には寒流博物館, 書店, スター合コンホール, スターラウンジ, 韓流カフェー, ケリックトショップなどが立ち入るように見える. 文化部は名宝アートホール外にも東国大映像センター, 南山自由センター, 機種ビルなどを体験官候補地で検討している.

筆洞 '韓国の家'は韓国食べ物と伝統文化を体験することができる空間で作る計画だ. この '韓流スター通り'はハリウッド '名誉の距離(通り)(Hollywood Walk of Fame)'や香港 'スターの町' などをベンチマーキングする.

その間文化部が推進するハンリュスタゴリルをおいて中区(忠武路)と江南区(KOEX)が競合したが, 外国人観光客たちが一番多く殺到する明洞と近いという点で中区に落点された.


中区関係者は "忠武路は映画・歌謡, 明洞はショッピング・デザインという文化資源を持っている"と "忠武路・明洞・南山・清渓川を訪問する観光客を自然に引っぱることができる"と説明した. 忠武路で南山Nタワー, 韓屋村, 東大門駅死文化公園, 大韓劇場, 明洞芸術劇場と国立劇場など多様な観光・文化基盤施設が近いという点も高い評価を受けた.


文化部は去年オンライン '韓流情報市場'を運営するなどアジア中心韓流熱風を中南米・ヨーロッパで拡散させるために多様な方案を出した事がある.



http://news.nate.com/view/20110330n01194





おお、これは楽しみです^^
2014年・・・3年後ね^^

つまり・・・パークBOF系はそれまではお預け!ということでしょうねえ。



丸4年で、ハワイのコーヒーの木は実るんでしょうか~^^



「このオリジナルブレンドは、ヨンジュンさんの植えた木のですか?」

「あ~それは・・・ヨンジュンスペシャルはこちらのプラチナブレンドでございます^^」

「オモ!」

「メニューのこちら・・・」

「な、なんと! 一杯・・・ウォン!!!@@」


なあ~んて^^


さて、あなたはいくらと入れますか~?


あのヨンジュン様の・・・白魚男子系のお手手で植えたコーヒーの木です~



それとも・・・


彼はただ、植えにいっただけだったのでしょうか・・・?


答えは!


4年後^^v




この頃になったら、日本も少し落ち着いて、
あなたのコーヒーをいただきに行けるかも・・・^^










2011/03/26 20:40
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

つれづれ

Photo
「乳児、水道水避けるより水分補給優先を」 
小児科学会2011年3月26日

 東京都や栃木県などの水道水から国の基準(1キロあたり100ベクレル)を上回る放射性ヨウ素が検出され、母親に不安が広がっているため、日本小児科学会など3学会は24日付で、水道水を飲んでも健康に影響を及ぼす可能性は極めて低いとする共同見解を発表した。
脱水症状の方が危険が大きいとして、「水分補給を優先して」と呼びかけた。

 見解では「この基準は、放射性ヨウ素を、月単位または年単位で飲み続けた場合に危険性がある時の数値だ」としている。むしろ水を控える方が乳児には危険だという。

 学会は見解のなかで四つの指針を示した。

(1)母乳で育てていれば、母親は特に食事を制限せず、母乳を続けてほしい。

(2)粉ミルクなどでミネラルウオーターを使う場合は、煮沸した後、適温にして使う。外国産などミネラルを多く含む硬水は乳児の負担になる可能性があり、水道水の方が安全

(3)離乳食を食べられる乳児は、離乳食からも水分補給できるので、粉ミルクの量を減らしても問題ない

(4)粉ミルクのみの幼児で代わりの水が確保できないなら、水道水を使ってほしい





↑だそうだ。

ホントに神経質になりすぎて、水分が足りなくなると脱水症状になっちゃうものね。

私も心配していたところが、赤ちゃんにミネラルウォーターというところと、
母乳を与えるお母さんは何を飲んだらいいんだ?という点。

こうやっていってくれると、お母さんたちは安心だろう。



私はもう赤ちゃんがいる年頃ではないから、

(しかし、これからヨンジュンの子供を生むかもしれないけど^^;)

自分自身が追い込まれているわけではないけど。

人によっては、水が危険といわれていない地域でもナーバスになっている人もいるだろう。








それから、こんな記事もあった^^


「ロポット消防士」





米アイロボット社(本社マサチューセッツ州)は、福島第一原子力発電所の調査支援のために、
紛争地などで使用されている同社のロボット4台と社員6人を26日までに日本に向けて派遣した。


 派遣されたのは、同社のパックボットとウォーリアー各2台。
パックボットは米軍によってアフガニスタンなどの紛争地で爆発物探知などの任務に投入されてきた。
ウォーリアーは100キロ以上のものを運ぶ能力があるとされ、同社は「重いホースなどを運べるので『ロボット消防士』の役割を担える」としている。
 

 同社によると、福島第一原発での任務はまだ決まっていないが、「監視や危険物の発見といった任務を想定している」といい、同社社員が指導する日本人の操縦者が実際の任務にあたる見込みという。

 同社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)から生まれたベンチャーで、国内でもお掃除ロボ「ルンバ」シリーズで有名。



だそうだよ。

危険な仕事を人間に変わって、やってくれるといいよね^^





自動車会社も輪番で製造しようとか、計画停電を避けるための手立てを
いろいろ練っている。


皆の努力がよい方向へ向かうといいなと思う。






被災地域のためにも、

被災していない地域の人間は元気になろう!

一緒に自粛することも大切かもしれないけれど、
日本の経済や空気を活性化していくことも大事だと思う。


西日本は元気でしょう?


皆で元気玉を送ってください^^


東京にいる私ももちろん、元気の出るブログをアップしていきたいと思います^^


多くの留学生やビジネスマンが日本をあとにしたけれど、

日本の西のほうは安全だから、

ぜひまた来てほしいし、観光客さんにも来てほしいよ~





ところで^^

シアターのファンの皆様^^



 joonが在仏作家の絵(サンドアート)を購入しました^^

それだけでなんか楽しい私です。

シアターの「永遠の巴里の恋人」を思い出したから。
作品では在仏の彫刻家でした^^

同じチェ先生^^

joonも映画で芸術家やってみないでしょうか^^

陶芸だって漆工芸だってできるんだから^^







2011/03/26 09:12
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん21「キミの街へ」

Photo
おはようございます^^

BYJシアターです。




まずは、こちらにいつもの義捐金を載せていただきます。

昨日、ヨンジュンの公式でも
義捐金のご案内がありましたので、公式Newsもご覧ください。

この他、こちらのブロコリ村義援金、
地元の地方自治体の義援金、
郵便局から直接振り込める日本赤十字募金、
クレジット決済なら各クレジット会社などの義援金などがあります。



【【大震災義捐金】】受付先リスト

主なところだけですが、しばらくブログに貼らせていただきます。kiko3



●ヤフーインターネット募金
http://bokin.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

ヤフーウォレットを持っている人はより簡単です。
鳥山明さんの孫悟空とアラレちゃんの激励壁紙購入で募金できます。
日本赤十字への義捐金です。
振込み手数料なし


"SHOW YOUR HEART" 基金 ガクト
http://static.hangame.co.jp/hangame/extra/showyourheart/index.html

"SHOW YOUR HEART" 基金 幸せの中で暮らしている僕たちには、すべき事がある。 動ける力を身につけた僕たちには、大切な人を支えることが出来る。
だから、今、僕たちが出来ることから・・・はじめよう!!
「SHOW YOUR HEART」では、東北地方太平洋沖地震被災者へ向けての 義援金へのご協力を受け付けています。
ぺ・ヨンジュンのメッセージもあります。
こちらは、全額日本赤十字への義捐金です。
振込み手数料必要



●テレビ朝日ドラえもん募金
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/

テレビ朝日では「東日本大震災」による被災者を支援するため、
「ドラえもん募金」を行っています。
送り先:日本赤十字・被災地域の自治体・活動しているNPO・NGOなど
幅広い支援の場を設けています。
振込み手数料必要


●<フジネットワーク募金> 緊急募金
http://www.fujitv.co.jp/kokuchi/110313.html

フジテレビをはじめFNS系列28社では、被災者救援のためにフジネットワーク募金を開始いたしました。
皆様からの寄付金は、義援金として日本赤十字社へ送られ、被災者の皆様の生活復興のために使われます。
みずほ銀行本支店のATMからは手数料無料




●国境なき子どもたち
http://www.knk.or.jp/index.html

こちらはほほえみプロジェクトでおなじみの団体です。





●Think the earth (現地で活動するNPO・NGO支援募金)
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/


NPO関係の災害募金となります。
国境なき医師団など各団体の活動が出ています。
NPO・NGOはそれぞれ、被災地域を限定して活動しています。
DATVの募金の「CIVIC FORCE 」が気仙沼市で活動しているように
それぞれが地元に直結しているので、
自分の希望する地域を選んで募金も考えられます。




●DATVほほえみプロジェクト

http://justgiving.jp/c/4675(募金先)

「東北地方太平洋沖地震救済支援」募金について
DATVのほほえみプロジェクトがチームになって募金を募集しています。
目標は500万円です。
送り先は、緊急時支援の団体「CIVIC FORCE 」です。
こちらのNPOは主に、気仙沼市で活動していますので、
気仙沼への支援となると思います。

DATVほほえみプロジェクト

こちらは、従来の国境なき子どもたちへの募金です。













BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)






本日は、

2008.6.10 ペ・ヨンジュン鎌倉来訪記念^^
キコシリーズ21「キミの街へ」をお送りします。


キコはんシリーズでは、
寅ちゃんがキコはんの鎌倉の店を訪ねる「渚にて」を連載開始したのが、2007.6.10でした。

それから、ジャスト一年後、まさに、6月10日に本物のヨンジュンさんがこの鎌倉を訪ね、キコはんとともに遊んだ海を見ました・・・。

ということで、本当にうれしい偶然があったのがこの2008年の6月です。

そして、眼鏡市場のBGMに、寅次郎のテーマが使われて・・・

寅ちゃんファンには楽しい時期だったんですよ^^



では、これより本編。

お楽しみください!









ペ・ヨンジュン鎌倉来訪記念^^

キコはんシリーズ21「キミの街へ」
2008.6.20









♪~
愛、さんさんと~
この身に降って~
忘れかけてた
寅ちゃんの愛を一人占めします~~~^^

人は美しい~~~美しいものですね~~^^

あなたがいれば
それだけで、私は幸せよ~~^^





ピンポ~~ン~^^





「へえ~。誰やろ?」



何気なく、ドアを開けたら・・・寅ちゃんがいた・・・。




「!」

「どうしたの~? 挨拶ぐらいしてよ」

「どないした・・・」
「来日したの」
「知ってるがな。大阪も行ったやろ」

「ふん。(笑)上がるよ」

「どうぞ・・・」

「今日は近くまで来たからね」
「ああ・・・さっきまでテレビでサッカー見とったよ・・・」

「そ?」


寅は振り返って、満足そうな目をした。



「来てくれたら、ええなあ・・・とは思うたけど・・・。一人やないのやろ? そやから・・・」

「うん。すぐ帰るよ。トイレ借りるね」

「なんや! トイレ、借りにきたん?」
「・・・そう」


「なんだあ・・・。でも、お茶ぐらい飲んでいく時間はあるやろ?」

「・・・うん・・・」


「日本茶でええねえ~?」

「・・・うん・・・・」


なんや。トイレだけかいな・・・。




「あ、おかきもあるよ。食べはる~?」

「・・・ん・・・」


「何してはるのお?」

「・・・顔、洗ってる・・・・」



「はあ・・・。ほな、おいしいお茶とおかきがあるさかい。と・・・。ところで、皆、車で待ってるのかいな」


窓を覗こうとすると、あんたが洗面所から出てきた・・・。


「皆、帰ったよ」

「・・・・」


「なんか、懐かしいねえ・・・ここ」
「・・・」

「去年の夏にオープンしたんだったよね」
「そうや・・・。あんたを待ってると一年があっという間や・・・」
「うん・・・」

「足、疲れたやろ?」
「うん。最後の、ここの階段がきつかった」
「だよね・・・。大丈夫か?」

「だから、少し休むよ」

「ええけど・・・」


寅はキコのことなど、見もしないで、さっさと寝室の中へ入っていってしまった。





「なあ・・・寅ちゃん・・・」

「あれ? これと寝てるの?」


寅がベッドの上でタム・ベアを抱いて笑った。



「うん。かわいいやろ」
「そうだね」



そして、何か意味ありげに、キコをじっと見つめた。



「・・・寂しかった?」

「・・・う~ん・・・」



「おいで・・・」

「寂しくなんてなかったけど・・・忙しかったから・・・」

「ホンマ?」

「ホンマ・・・」


「もっと近くへおいでよ・・・」

「うん・・・」

寅が仰向けに寝そべった横にくっつくように、キコが寝転んだ。





「う~ん・・・。なんかここへ来ると、家へ帰ってきたって気がするな・・・」

そういって、寅はキコの頭に腕枕をした。



「そうかあ・・・?」
「うん・・・」

「イベントも成功でよかったな・・・」

「うん・・・。お姉さんと一緒に来たの?」
「そうや。二人で行って楽しかったけど。あん人なあ、アリーナ席で、近くで見られてよかったて。うちなんか、スタンドの上段・・・」

「で?」
「残念やった・・・」

「ふん。(笑)こんなに近くで見られるのに?」



そう言って、キコの顔を覗き込んだ。
キコは、ちょっと・・・呼吸が苦しくなった・・・。


「うん!(咳払い) うちは、タムドクのファンさかいね。衣装着てるのをもっと近くで見たかっただけや」
「へえ・・・」

「でも、すごくよかった・・・。重かったやろ? 鎧が・・・。最初から泣けてしもた・・・」

「・・・」

「体だけは・・・大切にしてくれはらへんと」

「・・・うん」

「駄目やで」

「うん・・・」



「ほな、ゆっくり休んでって」
「うん・・・」


あんたはゆっくり深呼吸して目を瞑った。




「あ、でも。せっかく来たんだからね!」


寅は目を開けて、にっこり笑った。




「そうだろ?」
「・・・」
「だろ?」
「・・・」
「だろ!」

そういって、キコをちょっと睨んで笑った。



「うん・・・そうやね・・・」



寅は体の向きを変えて、キコの顔を覗き込んだ。




「逢いたかったよ」

「うちもや・・・。声だけでは、やっぱり・・・寂しい・・・」



寅はうれしそうな目をして、腕を大きく回して、キコをしっかりと抱きしめた・・・・。






あんたの唇が・・・うちを融ろかす・・・。

寅ちゃん・・・・

あんたは、
たまにしか来んくせに・・・

なんで、こんなに、簡単に・・・
うちを幸せにしてくれはるの・・・?











二人は抱き合って寝ころんでいたが、寅はここのところの疲れが溜まっていたのか、スヤスヤと寝息を立てて、気持ち良さそうに寝ている。
キコはそっと起き上がって、寝顔を眺めた。

久しぶりに見る寅は本当に幸せそうな顔をしている。

いつもやさしく円満な寅ではあるが、今回は時折見せる寂しそうな表情が見当たらない。




ホンマに充実してはるんやね・・・。それとも・・・強くなったんやろか・・・。



「う~ん・・・ああ・・・。今、何時?」

「今、8時半。お腹空いた?」

「食事はいいよ。夜の約束があるから」
「そうかあ・・・。泊まれへんのね?」
「うん」
「そうかあ・・・」

「ごめんよ」
「ええけど・・・」

「公式に日本へ来てる時は、警察に居場所を届けなくちゃならないから・・・。内緒の行動は、あんまりできないんだ」
「そうかあ・・・」

「ごめんよ」
「うううん・・・それでも、寄ってくれはったんやもん。うれしい・・・」
「・・・」





「でね。あ、そうだ!」


寅が急に用を思い出したように、とび起きた。


「どないした?」

「うん・・・。それで、キコに渡しておかないといけないものがあったんだ・・・」

「何?」
「何だろうねえ・・・。(笑)」


寅は、鴨居にかけてあるジャケットの内ポケットを探った。


「なんか、ややなあ・・・。手切れ金なんて・・・いらへんで・・・」


「え? なんでわかったの?」


「ホンマ!?」



キコが驚いて、飛び起きた。



「ふ~ん。な訳ないだろ?」

「あ~、驚いた・・・」


「でも、これはちゃんと受け取ってほしいんだ」


「何?」


大きさ的には、まさに手切れ金が入っていて、いい大きさだ・・・。


「なんか、怖いなあ・・・」

「あ、そうだ。キムさんね」
「ん」

「BOFから出向一年ていうことだっただろ?」
「そうなんやあ・・・。そんでな、頭が痛いんや・・・」

「だと思って、本人の意思を確認したんだ。そうしたら、まだこの仕事を続けたいって言ってくれてね」
「ホンマ?」
「うん・・・。なんかね、将来、輸入業務をしたいそうだ。それでね、キコ・コーヒーの輸入のほうをね、もう少し本腰を入れてやりたいって」
「そうかあ・・・。それはありがたい・・・と、同時に、それも難儀やなあ・・・。キムはんがいなくなったら、うちだけではでけへん・・・」
「まあ、その時はその時で」

「そうはいかんやろ?」
「誰か手伝わすよ」
「そしたら、ず~っとあんたの世話にならんといかんやろ?」

「・・・。それじゃあ・・・駄目なの・・・?」

「・・・。そんなことはないけど・・・」


「先のことは・・・わからないよ。僕だって、こんなケガをしてしまうなんて思わなかった・・・」
「・・・うん・・・」

「まずは、今、最善だと思うことをしよう・・・」
「ん。おおきにね、寅ちゃん・・・」

「お礼はキムさんにしてね。僕へのお礼は、これから。(笑)」
「ん?」

「開けて見てよ」

「なんか、ドキドキする・・・」


キコは寅から受け取った封筒を開けた。中には、航空券が入っていた。


「これ・・・」

「ニューヨークまでの往復チケット」
「・・・」

「来てくれるね?」

「来てって・・・」


キコは顔を上げて、寅の真意を探るように、寅の目をじっと見つめた。


「それ、日付はオープンになってるんだ。だから、キコが来たいときに、来ればいい・・・」

「寅ちゃんは、いつから行くん・・・」

「実は、日本の帰りに行っちゃうんだ」
「ええ!?」

「ソウルには戻らない・・・」
「そうかあ・・・」
「ショック?」
「・・・う~ん・・・遠いなあと思うて・・・」


「だからね、これをキコにあげたかったんだ」

「・・・ええの・・・?」


「うん。(笑) 本当は、ず~っと一緒に来てって言いたいところだけど、キコはお店もあるし、そんなことはできないだろ?」


寅がちょっと俯いた。
キコは胸が痛くなった。


ホントはず~~~っと一緒に行きたいねん・・・。
でも、それでは、うちも食べてけん・・・。



「それに、僕も本格的に体を治すつもりだし・・・」
「・・・」

「ホントは一緒にいてもらいたいんだ。でも、そう思う反面・・・その時は、一人で頑張りたい気もするんだ・・・」

「一人て・・・あんた、一人?」


キコは、思わず涙がこみ上げてきて、泣きそうになった。



「もちろん、ブライアンは、近くにいてくれるよ。でもさ・・・キコとか近くにいると、なんか・・・弱音を吐いて、当たりそうな気もするんだ」
「そんなこと、ないて・・・」
「いつも近くにいて、手を握っていてほしいような・・・でも、それじゃあ甘えちゃうから、一人でいたいような・・・」


「・・・寅ちゃんは、人に当たったりなんてせえへんよ・・・。うちがあんたのこと心配して、泣くと思うてるのやろ・・・?」

「キコは、泣かないだろ? 心が強いから・・・。泣くのは、僕だよ・・・」
「・・・」


「いずれにせよ、このチケットを使って、ニューヨークに来てほしい。キコが時間を作れる時にね。キムさんにもお願いしておくから」

「・・・。ええの? それで? 辛い時は呼んでほしい・・・。あんたが近くにいてほしい時は、呼んで」

「うん・・・・。そうするよ」
「必ずやで。我慢なんてせえへんでね」
「うん・・・」
「うちかて、ホンマは、いつだってあんたのそばにいたんや・・・」
「うん・・・」

「でも、おおきにね・・・。おおきに。これ、いつもバッグに入れておくわ。パスポートと一緒に。いつでも飛んでいけるように・・・。これがあるだけで、あんたとつながってる気いがするもん・・・」

「うん・・・」




「ああ、もう時間だ」
「もう帰る準備せなあかんの?」
「うん、そろそろ・・・」
「そうか・・・」


キコは、寅のジャケットにブラシをかけた。
今日のキコは幸せになったり、どん底に落ちたり、自分でも不思議なほど心が揺れている。



ニューヨークは、遠すぎる・・・。




「そうだ、キコ。今回は公式な日程が終わったら、鎌倉巡りをする予定なんだよ」
「ホンマあ? ホンマに? それ、ええなあ」


キコの心が少し晴れてきた。



「前回、逗留した時は、秋から冬だっただろ。だから、あじさいの季節はまだ見てないんだ」
「ホンマやね。去年来た時も、ここで庭作ったり、夜中の海、見に行ったりしかしてへんもんね」
「うん、だから、キコの住む街をちゃんと見たいんだ」
「うん! それがええ。 成就院のあじさいがええよお。ホンマに見事やで」
「ふ~ん」

「坂があるけどな。あと、長谷寺。あそこは階段見てから上ったほうがええよ。結構きついで」
「ここは坂が多いからねえ」
「うん。あじさいは・・・成就院のほうがすごいかな・・・。長谷寺のほうが咲くのが遅いような気がする」
「同じ気候だろ。(笑)」

「ふん。(笑) そうなんやけど、なんか、成就院のほうが、花が早いような気がするのや。あそこのあじさいの坂を下ると、そのまんま、海に入っていくように見えるのやで」
「へえ・・・それはすごいなあ・・・」
「まあ、楽しんできて」
「うん」




寅は身仕度を済ませ、車を待つ間、お茶を啜っていると、ふと思い出したように、キコを見た。



「そうだ。あの蓮の花。どうした?」
「え?」

「開店の時に贈った」
「ああ、寅ちゃんの蓮ね」
「そう、トラ入りの蓮」

「下のデッキのところにあるがな。元気に育ってるで。中のトラさんも元気やで」
「へえ」
「まだ、お花には早いな。7月半ば過ぎんと蓮は花をつけへん」
「そうかあ・・・」
「あ、でもね。ちょ~っと楽しいことになってるのや」

「どんな?」

「見たいか?」

「うん。でも、暗いかな、外が・・・」

「デッキの電気つけて、懐中電灯当てたら、見られるで」
「なんかおもしろそうだなあ」

「見てみるか?」
「うん」


自宅のある二階から、キコは、寅の手を引いて、ゆっくりと外階段を下りた。

店のカギを開け、電気をつける。


「少し変わったかな?」
「そうかあ? 特に変わってないと思うけど」
「なんか、雰囲気が店らしく落ち着いてきたね」
「そうかあ。それはよかった」


店からデッキへ出る戸を開け、デッキのライトをつけた。


「やっぱり、これだけでは暗いなあ。懐中電灯が必要や」
「ああ、あそこにあるねえ。先に行って見てるよ」

「うん、今、懐中電灯持ってくさかい」



寅は、店のデッキに立って、大きく伸びをした。
ここは、空気も清々しくて、寅は深く深呼吸をした。
薄暗い庭に、キコと買った「ぶた」が並んでいるのを見て、うれしくなって思わず噴き出した。



蓮の水盤を見ると、長く伸びた茎に大きな葉はついていたが、まだまだ花をつけるところまではいっていなかった。

その水盤の水の中は真っ暗で、寅の「トラ」の姿も見えなかった。




「お待たせ!」
「水の中は見えないねえ」

「ちょっと照らしてみよな」


キコは、持ってきた懐中電灯で水の中を照らした。二人は、水盤の中を屈み込むようにして覗き込んだ。
深い水の世界で、土の中に埋もれたトラが顔だけ出していた。

「いた、いた。いたねえ」
「いつも土に埋まってしまうさかい、顔が出るように、たまに持ち上げてあげるんや」
「それは、おおきに。(笑)」
「ふん。ね、見てて・・・・」
「・・・」
「ほら!」

「あ!」


大きな蓮の葉の間から、メダカが出てきた。


「へえ・・・。かわいいねえ・・・」
「トラさんも仲間がいてええやろ?」
「うん」

メダカが3匹ほど変わりばんこに顔を見せた。

寅はうれしそうに、隣で覗き込むキコの肩を抱きしめた。



「ああ・・・来てよかったよ」
「・・そう?」
「うん・・・ありがと」
「・・・」


寅がキコのほうを向いて、軽くキコの唇にキスをした。


キコの持っていた懐中電灯が下を向き、デッキのライトの下、二人は見つめ合った。
キコが口を開こうとすると、裏木戸の開く音がして、二人には、それが寅の迎えだとわかった。迎えの車が来たのだ。




「じゃあ、行くよ」
「うん・・・」



寅は膝を押さえながら、ゆっくりと立ち上がった。 






とうとう、帰る時間となった。

店のドアに手をかけると、後ろにいるキコのほうを振り返った。


「ニューヨークで会おう」
「・・・」


キコは、2度ほどしっかりと頷いた。でも、言葉が出なかった。
声に出そうとすると、涙がこぼれそうになったから・・・。





それでも、いよいよ寅が裏木戸を開けて、出て行こうとした時には、キコは、寅の後ろから、少し涙声で声をかけた。


「体に気いつけてや・・・。なんかあったら・・すぐに飛んでくさかい・・・」




寅の動きが一瞬止まって、キコのほうをおもむろに振り返った。



「やっぱり、泣くのは君だね」



そう言って、一瞬泣きそうな目をしたかと思うと、にっこり笑って、ドアを押しあけた。
そして、手を振って、車に向かって歩き出した。






寅ちゃんは行ってしまった・・・。



でも、キコのもとには、ニューヨーク行きのチケットがある。




行くさかい。

あんたのところへ行くさかい。




それまで、元気にしててや・・・元気になってや・・・。


な、寅ちゃん!








The End









kiko3





2011/03/25 01:47
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん⑳「春の声」

Photo
こんばんは^^


BYJシアターです。




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だから、今、僕たちが出来ることから・・・はじめよう!!
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それぞれが地元に直結しているので、
自分の希望する地域を選んで募金も考えられます。




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目標は500万円です。
送り先は、緊急時支援の団体「CIVIC FORCE 」です。
こちらのNPOは主に、気仙沼市で活動していますので、
気仙沼への支援となると思います。

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↑彼の大好きなジャケットとカーデ^^ ジャケットは「ドリームハイ」の理事長さんが^^ 
穴あきカーデは「ハナヨ」の取材の時に活躍しました^^物持ちがいいよね~^^v

忘れちゃってる人のために^^ 一番左のフォトは、初めて松葉杖を取って、病院から出てきたところです。

この時期から、愛用しているジャケットとカーデです。




BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)







さて。



本日は、キコはんシリーズ⑳「春の声」です^^
2008/03/30(公式発表)の作品です。


いつも古い創作を取りに公式へ向かうのですが、
あそこで流れるBGMを聞くと・・・

ああ、いつか、ヨンジュンさんもたった一人のものになってしまうのだな~
と、ちょっぴり寂しい気分になります・・・。

いい曲だな~^^と感心しないところがへそ曲がりですvv





そういえば、

公式にあるヨンジュンさんの震災へメッセージ。
あそこには、ハングル版もありますね。

先だって、サークルでハングル版をアップしたところ、
友人が日本語に訳してくれました。



「公式翻訳」
過去にもこのような困難な状況にあっても、
すばやく冷静に乗り越えられてきたことと思います。

となっているところ。

原文では・・・


우리는 과거에도 어려운 일이 있을 때마다
신속하고 차분하게 힘든 상황들을
극복했던 기억이 있습니다.

私達は 過去にも 困難な事があるたびに
迅速に落ち着いて 困難な状況を
克服した記憶があります


とあります。

これって・・・ヨンジュンさんの気持ちを考えると
大きな違いがあるように思います。



우리는 私たちは・・・

この言葉を抜かしてはいけないと思いました。

私たち日本人と心を一にして書いているのに、
公式翻訳では、ちょっと他人事です・・・。

いつもそうですが、
翻訳とともに、翻訳機でも原文に当たると
より彼の発言の深さややさしさに触れることができますので、
是非、原文も読んでみてくださいね^^v

まあ、どっちでもよいのかもしれないけど^^;

いつも言葉を大切に選びながら、表現しているヨンジュンさんを思うと、
一語一語の重さを感じてしまうのです。

ヨンジュンマニアだからね^^v







では!

ここは創作の世界!

我らが寅ちゃんの世界に浸りましょう^^




ではここより本編
お楽しみください^^














「もしもし?」
「もしもし? 今、忙しいんや」

「なんで~」

「もう少ししたら、電話して」
「・・・」



ママ~、お水ちょうだ~い^^

  

「ほらね。誰かさんの家族・・・・」
「じゃあ・・・また電話する」
「10分後ね!」



キコは、携帯を切って、店の客に水のピッチャーを運んだ。



「もしもし?」
「もしもし? もう大丈夫。少し休める」
「よかった」
「今、どこ?」


キコは電話しながら、店のデッキに出て、五分咲きの桜の花を見ながら話している。

  
「美容院」
「しょっちゅう行くな」
「まあね、他に出かけるところがないからさ」
「う~ん。ホンマはこっちへ来られるとええなあ・・・・」
「うん。お店混んでるの?」
「いつものヨン様家族がな、集まってんねん。ああ、今日はキムはんが渋谷へ行かはった」
「ああ、そうだった・・・。一応、BOFiに挨拶に来るって言ってたな。でもね、東京にBOFはできたけど、キムさんはこっちから出向の形のままにしてあるんだ。その方が僕と直接やりとりができるから、便利だろ?」
「そう?  よかった」
  
「じゃないと、経営不振で、カフェ・ド・キコは切られちゃうかもしれないから」(笑う)
「そんな! ひど~い。うちかて頑張ってるがな」

「わかってるよ。それで、こっちへ来ないんでしょ?」
「・・・行きたいんやけどな・・・。もうすぐお花見の季節やろ・・・。もう痛し痒しや」
「え?」
「心が痛くて痒いねん」
「プッ!(笑う)」

「美容院で何してるのん?」
「今日はね・・・。トリートメント」
「へえ・・・」

「で。あ、ネエ・・・・コマスミダ」

「え?」
「いや、コーヒー入れるかって」
「ああ」
「で。全然来られないの?」
「・・・う~ん・・・。キムはんに相談やな。あん人、うるさいから。ソウルへ行くて言うと、また、遊びに行くの?って顔するさかい・・・」
「ふ~ん・・・」
「でも仕事は一生懸命してくれはるのや・・・。コーヒーの輸入のほうは伸びてんねん」
「ああ、報告書見たよ。凄いね」
「そやろ? それだけに頭が上らんのや・・・。でも、寅ちゃんあっての、うちらやもんね」
「ふん。うれしいこと言ってくれるね」
「でも、そうや」

「じゃあ・・・キムさんに、キコをソウルに来させてくださいって言っておくよ」
「そうして。(笑う) 恐い言い方はせんでよ」
「わかってるよ」

  

ママ~^^



「あ、呼んでる」
「忙しいね」

「だって、ヨン様家族あっての寅ちゃんやろ? 寅ちゃんあってのうちや」

「じゃあ、行っておいで。おきばりやっしゃ!」
「へえ!」

  

寅の電話は切れた。



足が不自由で、時間を持て余しているのやろな・・・。
実業家さんは着々やけど・・・それだけじゃ、寂しいやろ・・・。



キコがデッキから店に入ると、また電話がなった。

  

あ、電話。

  
「もしもし?」
「今、渋谷の帰りです」
「お疲れ様」
「お店は?」
「まあまあ」
「今、寅さんから電話があって、キコはんにソウルへ来るようにって」
「早っ」

「仕事かな・・・。でも、誰かに会いたいんですよね。暇だから」(笑う)


キムはん、ご機嫌やな・・・。


「で・・・」

「で、これから、チケット取ります。月曜日出発ということで、いいですよね?」
「はあ・・・おおきに・・・」
「いやあ・・・。寅さんから、コーヒーの輸入が伸びてるねって誉められました」
「よかったな。やっぱり、あん人はちゃんと見てるな」
「ええ。ということで、キコはんは遊びに行ってあげてください。スポンサーを寂しがらせてはいけませんからね」
「うん・・・・」

「僕はこれからチケットを取って、帰ります」
「うん^^ ほな、気いつけてな」
  


ふん、よかった^^
うん・・・来週は、ソウルや・・・。

  

ママ~^^
ママ~^^

  
「へえ!」











キコはんシリーズ⑳「春の声」

2008/03/30の作品









「寅ちゃ~ん、寅ちゃ~ん。ヨンジュンはん!」


キコが寅のマンションのドアを開けて、中を覗いても寅がいない・・・。


あれ~・・・。

  
「待って~。今、トイレ・・・」

「あ~あ・・・。ゆっくり、どうぞお。冷蔵庫借りるでえ」



キコは、金浦空港からマンションへ来る途中で食材を買ってきた。


「お待たせ」


寅が松葉杖なしでゆっくりゆっくり歩いてきた。


「やあ、歩けるようになりはったの!」


キコがうれしそうに寅を見て微笑んだ。


「ゆっくりならね」


寅は恥ずかしそうに笑って、テーブルの上に置かれた買い物袋からトマトを一つ取り出した。

  
「洗ってから、食べてや」
「う~ん」
「食べる?」
「いや、いい」
「そうか」


キコはそれを受け取って、冷蔵庫にしまった。
  

「どうしたん?」
「まるで、母さんみたい」
「やだ。お母さんはいやや」


そう言うと、キコは寅のところに行き、両手を腰に回して抱きついて、顔を見上げた。


「母親代わりはいやや」
「僕も母さんはいらない」(笑う)
「ふん」(笑う)

「なあ、今、一人で住んでるのん?」
「ん? 母さんが実家と行ったりきたり」
「そうか・・・。お母さんも大変やなあ・・・」
「うん」
「今日は?」
「もちろん、来ないよ。友達が泊まりに来るって言ってあるから」
「そうか・・・うん」
  
「いつも忙しそうにしてるね」
「寅ちゃんが暇やから、そう思うだけやろ?」
「かも」


そう言って、寅がキコを見下ろして、軽くキスをした。


「あ、ペパーミントの味・・・」
「・・・」
「たばこの吸いすぎは、体によくないで」
「なんでそうなるの?」
「歯あ、磨いてたの、バレバレや」
「なんだよ」
  


寅はちょっと下心がばれて顔が赤くなった。キコはにんまりとして、寅をダイニングに座らせ、自分も席に着いた。

  

「膝においで・・・とは言えないか」(笑う)
「うん・・・。お気持ちだけありがたく頂いとくわ」(笑う)

「久しぶりだねえ・・・」
「そやね・・・。この前に比べると、ずいぶん動けるようになったな。顔色もええよ」
「うん・・・。まだまだだけど・・・」
「・・・。あせらんでええよお・・・。お茶入れよか?」
「うん」
  

キコが立ち上がってお茶の準備をする。



「なあ、今度、声優やりはるんやて?」
「そう」
「へえ・・・。韓国語だけ?」
「それはそうでしょう」
「日本語の吹き替えも自分でやればええのに」
「ええ~!」
「どうせ、時間はあるのや。この際、勉強を兼ねてやればええのに」
「ふ~ん」
「ダメ?」
「さあ」
「24話やった?」
「うん、セリフが多いだろ?」
「まあね。でも。・・・。タムドクのセリフよりは簡単やないの?」
「でも、読むのが難しい・・・」
「できるって、寅ちゃんなら^^」
「何言ってるんだか」
「そやろ?」
「でもねえ・・・」
「話せるんやから、あともう少し・・・」
「う~ん・・・」

「まあ、ええわ・・・。はい、お茶」
「ありがとう」

「・・・。あ、そうや! 寅ちゃんの好きな美如庵の塩饅頭、買うてきたで。食べよ」



キコはスーツケースを開けて、お饅頭の包みを取り出した。



「5箱、買うてきた。真空パックになってるさかい。少しずつ食べてや」
「うん」


寅が一つ、開けると、白い饅頭が並んでいる。


「寅の焼印はないの?」


寅が少しがっかりした。


「今回は急いでたからね。膝が全快したら、皆に配れるように、「寅」と「祝」て入れよか、な」
「・・・・そうだねえ・・・。うん・・・やっぱりおいしい・・・」
「よかった・・・」

「ここのは、皆に好評だったよ」
「そうか。(笑) ・・・少し掃除せなあかんなあ・・・」
「そうかい? キレイじゃない」
「まあ、そうやけど・・・」

「一つ食べたら?」
「うん・・・」



二人は、ゆっくりお茶を飲みながら、お饅頭を食べる。
キコはちょっとお饅頭が喉に詰まった。



寅は元気だが・・・なぜか見ていると、胸がいっぱいになってくる・・・。



「どうしたの?」
「ん? 別に・・・。事業のほうは・・・。うまくいってるみたいやね・・・」
「うん、そうだね。始めちゃったものはどんどん進めていかないとね・・・」
「あとは・・・足が完全に治ればええだけやね?」
「うん・・・そうだね・・・」
「そやね・・・」

「料理の材料、結構買ってきたね」
「うん・・・。好きなもん、作ってあげるさかい・・・」
「うん・・・。わかめとお豆腐も?」
「うん・・・。納豆も」
「ありがとう・・・」


二人はなんとなくしんみりとした・・・。



わかってるがな・・・寅ちゃんの気持ち・・・。
今夜は一緒に寝ような・・・。



「最近ねえ」
「ん?」
「泡風呂、入ってるんだ」
「へえ・・・」

「浸かってさ、スポンジでこするだけでいいじゃない。座ったままでいいからさ」
「あ~あ、そうやね。簡単に洗えるってわけか。今日は・・・洗ってあげる・・・」
「うん・・・」
「背中もゴシゴシしてあげるで」(笑う)
「うん。痛くない程度にね」(笑う)
「うん、まあな」
「なんか・・・目が怖いな」
「そ~んなことはないでえ」
「ホント?」
「うん! ゴシゴシ^^」
「ふん」(笑う)



「爪は?」


キコが寅の大きな手を取る。寅の手をやさしくさすってから、指先を見た。

  
「ふ~ん、キレイにしてはるね」
「・・・」
「足はどうやろ? あとで見て、爪切ってあげるわ・・・」
「・・・」
「なあに?」
「あと、マッサージもね」
「うん」

「あとは・・・」
「まだあるの?」
「いろいろあるなあ・・・」
「そんなに?」
「うん・・・いろいろね・・・。ここのところ、逢わなかったから」
「そうか・・・。ほな、いろいろね」
「うん・・・いろいろね」(笑う)

「二人で桜も見たいね・・・まだちょっと早いけど・・・」
「そうやねえ・・・。鎌倉はもう満開や。キレイやで・・・。鎌倉の桜の写真も持ってくればよかった・・・」
「いいよ・・・今度見るよ。来年は行けるかな」

「・・・。ここの窓からお花見、でける?」
「うん」
「ほな、明日、昼間見よか」
「そうだね」
「窓辺でワインを飲みながら」
「いいねえ」


「ほな! まずは料理や。ヨンジュンはん! 手伝うてや」
「いいよお」
「じゃあ、ここで・・・ジャガイモの皮剥きして」

「え! もう始まるの?」
「もちろん!」
「人遣い荒いなあ」
「ふん」(笑う)





久しぶりに、二人で向き合う時間・・・。

見つめ合っては微笑んで、それでも何事も平常心の振りをして・・・揺れ動く心をお互いに隠す。
それでも、時々触れ合う指先に、ふと手を止める。
お互いの想いが指先から流れ出てくるように感じるから・・・。
そして、静かに、はにかんで笑う・・・。



やっぱり大好きや・・・寅ちゃん・・・。




バスタイムになって、キコは風呂に湯を張った。


「寅ちゃ~ん、バブルバスって書いてあるのでええのお?」
「どれどれ」


寅が下着一枚で、ケンケンで浴室へやってきた。


「寅ちゃん、滑ったら危ないで」
「よく滑ってるよ」
「やだあ」
「でも、これが速いだから」
「もう。 ねえ、これ?」
「あ、そうそう」
「ふ~ん・・・これってブドウでできてるの?」


パッケージにはブドウの絵がついている。


「ブドウって言うより、ワインだよ」
「へえ・・・すごい!」
「おもしろいだろ」
「うん」
「おもしろいだけじゃないんだよ。ポリフェノールたっぷりだから肌にいいんだ」
「へえ・・・すごいねえ・・・。寅ちゃんは全身ワイン尽くしやなあ」

「一緒に入ったら?」
「え?」
「いいじゃない・・・。体にいいよ・・・お肌つるつる^^」
「まあ・・ねえ・・・」
「だろ?」

「うん・・・。これどのくらい入れるの?」
「ふた一杯分」


キコがふたで量を測っている・・・。


「これでええ?」
「うん。中に入れて、お湯をかき混ぜて」
「うん」


キコは、お湯の中に粉を入れて、手を突っ込んでお湯をかき混ぜる。


「ねえ、寅ちゃん、これでいいのん? 泡が出てきたでえ・・・。ねえ、寅ちゃん? あん!」

  
キコは、寅に後ろから襲われて、一緒に湯船に落ちた。


  
「何すんのや・・・」
「ふ~ん」
「もう・・・」
「ふふふ」(笑う)

「あんたあ・・・ケガするでえ・・・大丈夫?」
「大丈夫だよ、そのくらいの運動神経は残ってるよ」

「服がびしょびしょや・・・」


キコは体から剥ぐように、カットソーを脱ぐ。


「ついでに洗ったら?」
「イケズ…」
「なあに?」

「もう・・・寅ちゃんのとこ来る時は、ええもん着て来てるんやから・・・。これも高かったんよ!」
「あ~」
「普段着に見えて、普段着やないねん・・・」
「う~ん・・・」
「もう、これ、レーヨンも入ってるのに・・・」
「ごめん・・・」
「・・・」
「でも、かわいかったよ・・・」
「だけ?」
「似合ってた・・・・。ごめん」
「・・・」

「ごめん・・・」

「・・・もうええわ」
「キコ・・・」

「もうええよ・・・。手え貸して洗うさかい・・・」
「・・・」
「はよ、スポンジ貸して」

「手を出して」


寅がそう言うので、キコが右手を差し出すと、寅はスポンジでキコの手と腕を洗った。



「・・・」
「いつものお返し・・・」
「・・・」
「いいだろ?」

「・・・」
「まだ、怒ってるの?」

「・・・・もっとゴシゴシやって」
「こう?」

「そう。はい。左も」
「うん・・・」
「・・・・」

「後ろ向いて。背中を洗うから」
「うん・・・」

「・・・」
「ゴシゴシして・・・」
「・・・・」

「なあ・・・もっと・・・」
「・・・・」

  

寅が後ろから抱きしめた。



「仲直りしよう・・・。悪かったよ」
「・・・」

「ねえ」

「ええよお・・・」

「じゃあ、今日も一緒に寝よう」
「うん・・・」
「ず~っと一緒だよ。いつもみたいに暑いなんて言わないで」
「ふん。(笑う)」
「パジャマなんて着ないで・・・」

「でも、足が痛いのやろ?」

「それとこれとは別だよ」
「そうか?」
「うん」
「なら・・・ええよ・・・」
「じゃあ、抱き合って寝よう」
「うん・・・」



キコが背中に手を回して、寅のお腹に触れる・・・。


  
「あ、お腹の肉がやらかい・・・。前よりモチモチしてる」(笑う)
「そうお? ホント?」
「うん。モチモチ^^」

「もう少し腹筋したほうがいいかな」

「今もやってはるの?」
「もちろん。回数減らしたからね・・・。足りないかな・・・」
「このほうが好きや」
「や、気になるな・・・。もう少し腹筋するよ」
「もう、冗談やて。冗談」


キコが寅のほうを振り返る。


「でも、やっぱり・・・マズイよ、それは・・・」
「ええよ。これで・・・。これがええ・・」
「・・・」
「これでええて・・・」
「でもねえ」

「うちはこれが好き!」

「ふん」(笑う)

「ね?」

「うん・・・・。でも、あとで腹筋の手伝いしてね」
「もう、寅ちゃんたら!」(笑う)

「ね!」

「腹筋より、うちへのサービスしてください」
「・・・うん」

「ホンマやで。いろいろ・・・・」
「いろいろね」
「うん・・・」

「じゃあ、まずは背中の続きだね」
「うん」

  

今夜も二人の時間は続く。


寅ちゃんのマッサージして・・・足の爪切って・・・ああ、腹筋・・・。
  

それに・・・。





「キコ、もうそろそろベッドへおいで」
「うん」

  
「そうだ。日本語のテキスト、見てもらおうかな?」

「え?」


「明日ね」

「またあ・・・」

  
「早く来て・・・」
「・・・・」

「もっと近くへ来て。こっちは動けないんだから」
「こんな時だけ、病人・・・」
  

「もっとそばに来て・・・。座っていいから・・・」



ベッドの背にもたれている寅の太腿の上に座る。
  


「大丈夫?」
「もっと密着して座れば大丈夫」

「・・・」
  
「キスしてくれれば大丈夫」
「・・・」
  
「・・・もっと抱いてくれたら・・・大丈夫」

「このくらい・・・?」

「うん・・・好きだよ・・・」

「うちも・・・好きや・・・」


「もっとキスして」

「うん・・・」
  
「首も・・・」

「うん・・・」

「胸も・・・」

「・・・」
  

「はあ・・」
「やや・・・」

「ふん」(笑う)

「・・・」

「もっとキスして・・・好きだって言って・・・」

「うん・・・好き・・・大好き・・・・サランへ・・・」



今夜は、うちがやさしくしてあげる・・・。


明日は・・・寅ちゃん・・・あんたの番やで・・・。






THE END



  






2011/03/24 02:36
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん⑲「カウチ・イン・ソウル」


こんばんは^^


BYJシアターです。




まずは、こちらにいつもの義捐金を載せていただきます。

この他、こちらのブロコリ村義援金、
地元の地方自治体の義援金、
郵便局から直接振り込める日本赤十字募金、
クレジット決済なら各クレジット会社などの義援金などがあります。



【【大震災義捐金】】受付先リスト

主なところだけですが、しばらくブログに貼らせていただきます。kiko3



●ヤフーインターネット募金
http://bokin.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

ヤフーウォレットを持っている人はより簡単です。
鳥山明さんの孫悟空とアラレちゃんの激励壁紙購入で募金できます。
日本赤十字への義捐金です。
振込み手数料なし


"SHOW YOUR HEART" 基金 ガクト
http://static.hangame.co.jp/hangame/extra/showyourheart/index.html

"SHOW YOUR HEART" 基金 幸せの中で暮らしている僕たちには、すべき事がある。 動ける力を身につけた僕たちには、大切な人を支えることが出来る。
だから、今、僕たちが出来ることから・・・はじめよう!!
「SHOW YOUR HEART」では、東北地方太平洋沖地震被災者へ向けての 義援金へのご協力を受け付けています。
ぺ・ヨンジュンのメッセージもあります。
こちらは、全額日本赤十字への義捐金です。
振込み手数料必要



●テレビ朝日ドラえもん募金
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/

テレビ朝日では「東日本大震災」による被災者を支援するため、
「ドラえもん募金」を行っています。
送り先:日本赤十字・被災地域の自治体・活動しているNPO・NGOなど
幅広い支援の場を設けています。
振込み手数料必要


●<フジネットワーク募金> 緊急募金
http://www.fujitv.co.jp/kokuchi/110313.html

フジテレビをはじめFNS系列28社では、被災者救援のためにフジネットワーク募金を開始いたしました。
皆様からの寄付金は、義援金として日本赤十字社へ送られ、被災者の皆様の生活復興のために使われます。
みずほ銀行本支店のATMからは手数料無料




●国境なき子どもたち
http://www.knk.or.jp/index.html

こちらはほほえみプロジェクトでおなじみの団体です。





●Think the earth (現地で活動するNPO・NGO支援募金)
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/


NPO関係の災害募金となります。
国境なき医師団など各団体の活動が出ています。
NPO・NGOはそれぞれ、被災地域を限定して活動しています。
DATVの募金の「CIVIC FORCE 」が気仙沼市で活動しているように
それぞれが地元に直結しているので、
自分の希望する地域を選んで募金も考えられます。




●DATVほほえみプロジェクト

http://justgiving.jp/c/4675(募金先)

「東北地方太平洋沖地震救済支援」募金について
DATVのほほえみプロジェクトがチームになって募金を募集しています。
目標は500万円です。
送り先は、緊急時支援の団体「CIVIC FORCE 」です。
こちらのNPOは主に、気仙沼市で活動していますので、
気仙沼への支援となると思います。

DATVほほえみプロジェクト

こちらは、従来の国境なき子どもたちへの募金です。







東京にも水の問題とかいろいろ出てきましたが、
なんとか皆で乗り越えましょう^^

当面は、計画停電と仕事の時間変更などなどに
追われていますが・・・これも、なんとか切り抜けましょう!


先日、うちの方の停電中にちょうど職場に向かったのですが、
今まで停電していなかったところも停電で、

何が怖いって、信号機の停電。

ホントにそろそろと走りましたvv

停電中の夜の運転は気をつけてね。

というより、やめたほうがいいです。

日のあるうちでも、怖かったですから。


では、キコはんです^^









BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)







さて。


本日は・・・キコはん19話「カウチ・イン・ソウル」です。
2007/12/16の作品です。
 テサギを終えて、ケガと戦っていたころです。





ソウルの自宅の長イス(カウチ)で寝そべる寅ちゃん。

日本で心配しているキコはん・・・。
そんなキコはんの想いを知ってか、キムさんが一肌脱いでくれます・・・。


ではここより本編。
お楽しみください^^








キコはん⑲「カウチ・イン・ソウル」

2007/12/16の作品








「ねえ、背中掻いて~^^」
「孫の手があるやろ~」

「ねえ! どこにいるの?」
「今、洗濯物取ってる・・・・」



キコが洗濯を終えた洗濯物を入れたかごを持って現れた。



「ちょっと干してくるさかい」
「うん」
「あ、下着は乾燥機に入れたで。Tシャツやシャツは干したほうがええやろ?」
「うん。ちゃんと伸ばして干してね」
「わかってるがなあ。まあ、気温が低いさかい、部屋干しやけど・・・・」


そう言って、また寅の前を通って奥の間へ消えた。





「ねえ、お茶が飲みたいんだけど」
「目の前にジャーがあるやろ?」


「ねえ、何してるの?」
「今~? シーツ換えてたさかい・・・」



キコが取り換えたシーツを持って現れた。



「夕飯、何にする?」
「何がいいかなあ・・・」
「やっぱり、牛スジやろか・・・」
「ええ~?」


「筋を痛めてはるさかいねえ・・・」
「なあ~んだ・・・・短絡的」
「ふん。(笑)やっぱり?」

「全く。(笑)なんかあ・・・鍋がいいなあ・・・」

「鍋ね・・・。あ! この間、キムさんと憧れのゴシレ行ってきたえ」
「へえ・・・」

「そんでな、メニューに海鮮鍋があったけど・・・あれ、うちの味と同じやったわあ・・・」
「あ~あ」
「オモニの味より・・・」
「キコの味ね。この間、食べておいしかったから、あれは、キコの味にしてもらった」
「やっぱり! そう!」


キコは手に持っているシーツを丸めて、うれしそうに寅を見た。



「ねえ、少しは落ち着いて座ったら?」
「う~ん・・・まだやることがあるんやけど・・・。そうやね・・・ほな、お茶入れまひょ」
「ふん(笑)」


キコが日本茶を入れて寅に差し出した。



「ありがとう・・・・ふ~、おいしい・・・」
「早くよくなるとええなあ・・・」

「うん・・・・」


寅が寝そべっているカウチの前の床にキコも座って、一緒にお茶を飲む・・・。

「ここに寝てるとええなあ。テレビは目の前にあるし、お茶のセットも置いてあるし、本もあるし・・・これで、ポテトチップス食べたら、カウチ・ポテトや」
「僕は太らないよ」
「どうだか。(笑)」

「少し、サプリメントも多めに飲んだほうがええよお」
「うん、まあねえ・・・」

「それにしても、随分もろうたなあ」
「皆、同じこと、考えるんだよね」
「ま、寅ちゃんに早く元気になってほしいさかいな」


キコがリビングテーブルの上から、サプリメントの入ったバスケットを取り、中を見ている。


「これはなんて書いてあるの?」

寅に渡す。


「どれ・・・ああ、コラーゲン」
「じゃあ、これも?」
「そうだね」

「同じコラーゲンでもペプチド化されてないと意味ないで」
「そうなの?」
「分子が大きいと飲んでも吸収されんで、排泄されてしまうねん」
「へえ・・・。ああ、こっちがコラーゲンペプチドって書いてある」

「ほな、それを飲も」
「あ、これは、コンドロイチンだって」

「それも体にええから、飲んで・・・これは、ビタミンCやから飲むやろ・・・それから・・・」
「そんなにいらないよ」
「ダメや。体にええもんは取らな」


キコは寅を睨んでから、また、新しいサプリメントを探す。


「わかった。飲むよ(笑)」
「うん。うちが日本に帰っても、続けて飲むのやで」
「わかったよ」
「ホンマやで」
「わかった」
「チョンマル ヤクソケヨ」
「アラッソヨ」
「うん^^」



「あ、もうこんな時間・・・。夕飯の支度せな・・・」
「いいよ、まだ。お腹も空いてないし・・・少しここにいて・・・・」
「・・・」
「ね」
「ええよ・・・」


寅がキコの手を取った。



「顔を撫でて・・・」
「うん・・・・」


キコがやさしく、寅の頬を撫でた・・・。


「反対側も・・・・」
「うん・・・」


キコは、寅のカウチに坐り直して、寅の頬を撫でる・・・。

二人は見つめ合った・・・。



「来てくれてありがとう・・・」
「うん・・・。退院してきて、部屋を開けて驚いたやろ?」
「うん。ちょっと目を疑ったというか、驚いた。(笑)」
「うん・・・」
「・・・」




松葉杖を突きながら、マンションのドアを開けると、中にキコが座っていた・・・。
スタッフは、荷物だけ玄関に置き、何も言わず、ドアを閉めて帰っていった。

二人はじっと見つめあったが、寅がキコを呼んだ。


「こっちへ来てよ」
「うん」

寅はちょっと泣きそうな目をして、キコを力いっぱい抱き締めた。







「でも、元気でよかったあ・・・」
「・・・・」
「どうしようか、迷ったけど・・・来てよかった・・・」








寅が撮影中に負傷して、満身創痍で撮影を続行していると聞いても、キコには韓国まで飛んでくる勇気がなかった。
毎日、毎日、お不動さんに通って、寅の無事を祈るしかできなかった・・・。



クランクアップして、「これから入院するよ」という電話をもらった時は、本当に心底ホッとした・・・。
これで、寅ちゃんの安全が確保されたと・・・。


でも、精密検査は受けたものの、ファンが押し寄せるという事態になって、退院を余儀なくされていると言う話が出てきた。


「大丈夫だよ。膝にはギブスをしているから」
と寅ちゃんは言ったけど、病院の中にいたほうがどれだけ安心だろう・・・。



それに・・・。

前の恋人も看病に来ていたし、韓国語のできないキコはんには出ていく場面などどこにもない・・・。




そんな心の中で悶々としていた時、キムさんがキコはんに言った。


「精密検査が終わったら、退院するそうですよ」
「そうやてなあ・・・」
「いやあ・・・テレビでも入院した病院の映像が流れてしまったし、一部の家族の人が押し寄せたって・・・」
「ホンマに・・・。こんな大変な時に・・・ヨンジュンはんの体の心配より自分なんやろか・・・」
「それで、膝もギブスで固めたので、いったん退院されて様子を見るそうです」
「うん・・・」


「キコはん、一度ソウルへ行ってきたら?」

「・・・」

「心配されてるのは、わかってるんです。一度、顔だけでも見てきたら?」
「でもなあ・・・。あんたも知ってる通り、ちゃんと看病してくれはる人がいるやろ? そんなとこにどうやって顔を出すのや?」
「・・・」
「マズイやんか・・・」

「キコはん・・・」
「どうしたらええのやろ。やっぱり、遠くで見守っているしかないのやろか・・・」


キコはんはちょっと寂しそうに笑った。




自分で言うたのや・・・。
2号さんでええよって・・・。

うん・・・それは仕方ない・・・うちがあん人のところへお嫁に行くという選択はないさかい・・・。
でもなあ・・・。

それでも・・・辛いねん・・・。

行って・・・大変やったなあって抱きしめてあげたい・・・。行って・・・こんな無理せんでもよかったのにて、あん人の胸を叩きたい・・・それは、うちの我儘やけど・・・。

頑張れて言うてて・・・そんなにせえへんでもよかったのになんて言うたら、怒るやろか・・・。

でも、それが偽らざる心境や・・・。


電話だけで、うちの気持ちは伝わっているのやろか・・・。





「キコはん! 明日発ちましょう!」
「え! そんな急に!」
「急にしか行けませんよ。それしか時間がないんです。その代わり、4日間で帰ってきますよ。この年の瀬に店を閉めっぱなしでは潰れちゃいますからね」
「まあなあ・・・そやけど・・・」
「僕も行きます」
「・・・・」
「そうじゃないと、逢えないでしょ?」
「・・・・」
「・・・」

「ええの・・・?」

「ええ」

「おおきに・・・キムはん・・・」


あの時のキムはんは、うちの気持ちを心配してくれて、寅ちゃんのことで頭がいっぱいになっているうちを怒ったりせえへんかった・・・。
寅ちゃんを想って、悶々としているうちを助けてくれはった・・・。








「どう? こうして会ってみれば、そんなに心配するほどじゃないだろう?」
「まあな・・・でも、ほんのちょっと、ほんのちょっと、かわいそ・・・」
「ほんのちょっと?」

「うん・・・」
「そうお?」

「まあ、指はなんとか大丈夫そうやけど・・・」


寅の右手の靭帯が切れた人差し指を撫でる・・・。




「足も・・・自分で着地に失敗したのやから・・・仕方ないけど・・・」
「・・・・」
「もっと・・・もっと、うまく飛び下りればよかったんよね・・・」
「・・・・」

「もっと、寅ちゃんはかっこいいはずなのに・・・そんな失敗しはって・・・」
「・・・」
「かっこ悪・・・」
「うん・・・」


寅は空いている左手でキコの腰を抱いた。


「みっともないでえ」(顔を見る)
「うん・・・」(ちょっと気恥ずかしい)


「でも、体が疲れてはったんやねえ、きっと」
「・・・」
「いつもの寅ちゃんやったら、バッチリキメはるもん・・・」

「・・・」
「体の限界まで頑張りすぎるさかい・・・」


キコが寅を見てゆっくり微笑み、見つめ合って、二人は笑った。



「せっかく来てくれたのに、家のことばかりさせてごめん・・・」
「うううん・・・・」(寅の指を撫でる・・・)

「もっとやってあげたいこともあったのに」
「・・・なんやろ?」
「いろいろ・・・」(にっこりする)
「ふ~ん・・・・」

「今日も一緒に寝てくれる?」
「うん・・・。また、抱っこしてあげる・・・」




寅の頬を撫でて、キコが微笑む・・・。


「せっかく来てくれたのに・・・できないのは残念・・・」
「・・・?」


寅がキコの胸を触った・・・。


「なんや・・・・」
「ふん(笑)」

「・・・元気やなあ・・・」
「うん」
「もう・・・」
「ふん。(笑)」


「中秋の時に会えて・・・よかったなあ・・・」
「ああ、そうだったねえ・・・。あれはよかった。(笑)」

「寅ちゃんが、うちの夢見たて言うた夜ねえ・・・・。実はうちも見たんよ、寅ちゃんの夢・・・」
「へえ・・・」
「うん・・・」


「どんな夢?」
「それがな・・・」
「うん」
「あんたが鎌倉の円覚寺に来てるんや」










「ああ、やっぱりここの山門はいいなあ」

寅ちゃんが、北鎌倉にある円覚寺の山門を見て言った。


「趣きあるよねえ」
「うん。前に鎌倉に逗留してた時、何度も来たんだ」
「そうかあ・・・」



二人で、手をつないで、山門前の階段をゆっくり上がる。



「今日は風もひんやりして気持ちええなあ」
「ホントだね・・・」


二人で広い境内をそぞろ歩く。



「石垣の苔生しているのもいいねえ」
「ホンマや」


広い境内にたった二人・・・手をつないで歩く・・・。



「今日は空いてるなあ・・・だあれもいてへん・・・」


「いいじゃない。のんびりして・・・久しぶりの休暇にぴったり・・・」

「まあ、そうやけど・・・おかしくない?」



「座禅でもしたいなあ・・・」
「ホンマ、ちゃんと足組めるんか?」



二人はいたずらっぽく見つめあい笑った。





・・・電話だよ♪ 電話だよ♪ 電話だよ♪ 電話だよ♪・・・・




『そん時に、携帯が鳴ったんよ・・・。そんでな、目が覚めた・・・。夢やったあ・・・。でもなあ・・・その電話が、寅ちゃん、やったんやあ』






「もしもし・・・」
「寝てた・・・?」
「え?」

「寝ぼけてる」

「もう・・・今、何時やあ・・・。まだ、3時やない・・・」

「じゃあ、切るよ」


「・・・え! 寅ちゃん?!」

「ふふふ・・・」

「寅ちゃん!」

「やっぱり寝ぼけてる。(笑)」



「だって、あんたあ、何時やと思うてるの。普通の人は寝てるでえ・・・まだ、仕事?」
「うううん・・・ちょっとねえ」

「ちょっと?」

「今さ、寝てたら、夢見たから」

「夢?」

「う~ん、チェジュのセットにキコが来てて、中を案内してるんだ・・・。でも、だあれもいなくて、不思議だなと思ったら、夢だった・・・」
「ふ~ん・・・」

「だから・・・どうしてるかなと思って・・・」
「ふ~ん・・・」





『おんなじ時間に逢うてたのやなあ・・・』
『なんであの時、教えてくれなかったの?』
『そやね。たぶん・・・ちょっと気恥ずかしかったのかもしれへん・・・』






「寅ちゃん。テレビ始まったなあ・・・PCで見てるよ。映像は時々ぼろぼろになるけど・・・おもしろい・・・」
「そうか」(寅ちゃんも関西弁)


「うん・・・でも、もっとハングル勉強しておけばよかった・・・あんたの台詞がもっと直にわかったら、よかったのに・・・」


「ストーリーはわかる?」

「うん。それはね。ストーリーが書いてあるサイト回って見てるもん・・・」
「そんなの、あるんだ」
「うん・・・でも、MBCはんに言ったらあかんよ・・・皆密かに楽しんでるのやさかい・・・」

「うん・・・・今、忙しいの?」
「うん、今観光シーズンやろ。結構賑わうのや」

「そうか・・・」

「何?」

「う~ん、せっかくの中秋だからね。よかったら・・・一緒にテレビを見たいなと思って」
「・・・おうちには帰らへんの?」
「一日は家族と・・・・一日は、キコと一緒に見たいなと思って・・・」
「うん・・・・」




『それで、来てくれたんだよね?』

『でも、ホンマは悩んだのやで』
『なんで?』
『だって、観光シーズンやもん。そんな時期に、鎌倉を離れることはでけんて・・・。でもなあ・・・あんたに会うために、鎌倉へ引っ越したのやもん・・・。 それで、いかんでどうするて・・・』
『・・・・』




「・・・・」
「行ってもええの?」
「・・・」
「うちが行ってもええの?」
「いい?」
「うん・・・行きたい・・・」
「じゃあ・・・おいで・・・」
「うん・・・」




『そんで、お店のことはおいておいて、 あんたとの時間を優先したのや・・・・』

寅がキコの肩を撫でた・・・。



『それで来てくれたんだ』
『そうお・・・。あ、でも! あの時もおさんどんしてたわ』









「炊飯予約・・・と。OK!」
「OK? サンキュ^^」
「これで、朝ご飯はOK^^」


寅がタイマーのスイッチを入れて、炊飯器の予約ができた。



「じゃあ、寝るか!」
「うん」

「明日の味噌汁は、豆腐とわかめにしてね」
「ええよお。ちゃ~んと自分の食べたいものだけは買うておいてくれはるんやね。おおきにねえ^^」

「うん^^どういたしまして」

「全く^^調子ええよお」

「今日のパエリヤもおいしかったし・・・キコが来るといいねえ。おいしいものが食べられて」
「ふ~ん、それだけ?」

「え? うん」

「もう^^」





『それで、二人でベッドに寝そべってたら・・・そうだ。キコが物ほしそうな目をしたんだよね?』
『何言うてるのや・・・自分に都合がええように解釈してるなあ』
『違った(笑)』
『もう!そうやって記憶の改ざんしたらあかん!』







寅が寝ながら、キコを引き寄せる。


「一緒にご飯食べてえ・・・一緒にテレビ見てえ・・・一緒に眠る。最高だね」
「まあな」
「う~ん」


寅がキコを後ろから抱くようにして眠る・・・。
キコが寅の抱いている手を掴んだ。



「手え、貸して」
「うん?」

「揉んであげる・・・」
「ん・・・」

「まずは、右手・・・。ずいぶんマメがでけてるなあ・・・」
「この手で撫でたら痛い? どう? ほら」

「大丈夫・・・」
「ん・・・」

「お仕事頑張ってはるからねえ・・・」

「・・・キモチいい・・・」

「オオカミさん・・・あなたの手はなんでこんなに温かいのでしょう?」

「う~ん・・・それはね・・・。おまえのほっぺたを温める為だよ・・・どう、あったかい?」

「ふふっふ。反対の手え~」
「はい」


「オオカミさん・・・あなたの手はなんでこんなに大きいのでしょう?」

「それはね・・・・う~ん・・・」

「なんでや?」
「それはね・・・。おまえの胸を包む為だよ!」

「あははは、ははは・・・寅ちゃん!」



寅ちゃんがキコの上に被さるようにして、顔を覗きこんだ。


「そうだよね。遊びにきてもらって、これで帰したらいけないよね?」
「なあに?」
「ちゃんと接待しなくちゃ・・・」
「まるで・・・うちがしてほしいて言うてるみたい・・・」

「違った?」

「違うでえ・・・。あんたがしたいだけやろ^^」

「そうだよ^^」
「ふふふふ・・・」
「ふふふ・・・。二人だけの時間だもん・・・大切にしよう・・・」


「そやね・・・オオカミさん・・・」
「寅じゃないの?」

「ふふふ・・・寅ちゃん・・・」
「・・・」

「もう・・・好っきや! 寅ちゃん!」
「ふふふ・・・」







『あの時、圧し掛かってきたのは、キコだよ』
『もうそんなことだけ覚えてる・・・』
『でも、そうだよね?』
『全く! でもなあ、あん時は、やる気満々やったのは寅ちゃんやで』
『まあ、いいじゃない』
『もう!(笑) そやけど、あん時は、ここへ来るて言うたら、キムはんが大目玉やったんやで』
『ホント?』
『うん、鎌倉を出るときは・・・ちょっと、キムはんに叱られた・・・』







「こんな時期に行くんですか!」
「でも、木曜日やもん・・・ええやろ?」
「でも、金曜日まで行くんでしょ?」
「まあなあ・・・」

「僕だって・・・中秋の休みを取らないのに・・・」
「取っても・・ええよお・・・」
「そんな勝手な言い方・・・」
「なあ・・・キムはん・・・」





『それで、なんて言って説得したの?』
『うん・・・それは・・・内緒』
『どうして?』
『・・・』





「行かせて・・・行きたいねん・・・」
「・・・」
「いつまで、続くか、わからへんけど・・・今は・・・あの人に、逢いたいねん・・・」
「・・・」
「ごめんなあ・・・」
「・・・」
「わがままで・・・」

わがままやけど・・・幸せを大切にしようと思うたんよ。






『ねえ、なんて言ったの?』
『まあ、ええわ・・・。とにかく、今回は、キムはんがあんたのスケジュールを調べてくれて、根回ししてくれはったから・・・お礼を言わないとあかんよ』
『うん』




「さ!ホンマに、もうご飯の支度せな!」


キコが寅の手を振り解いて、カウチから立ち上がり、キッチンへ向かった。



「ねえ! なんて言ってきたんだよ!」
「え~え?」


「ねえ!」

「もうくどいなあ」


キコがキッチンの入口から顔だけ出した。



「ねえ」
「・・・」
「教えろよ・・・」

「そんなに知りたいんか?」
「うん」


「そうおかあ・・・」


キコが寅をじっと見つめてから、淡々とした口調で言った。


「キムはん、行かせて。行きたいねん。いつまで、続くか、わからへんけど、今は・・・あの人に、逢いたいねん」
「・・・」

「ごめんなあ。わがままでって。でも・・・全てに優先したい時ってあるやろ?^^ そう言うこっちゃ!」
「・・・・」
「夕飯の支度、するね!」



キコがキッチンに消えた・・・。

寅は、胸がいっぱいになって、泣き出しそうになった・・・。









THE END





2011/03/22 00:58
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん⑱「もう少しだけ・・・」


こんばんは^^


BYJシアターです。




まずは、こちらにいつもの義捐金を載せていただきます。

この他、こちらのブロコリ村義援金、
地元の地方自治体の義援金、
郵便局から直接振り込める日本赤十字募金、
クレジット決済なら各クレジット会社などの義援金などがあります。



【【大震災義捐金】】受付先リスト

主なところだけですが、しばらくブログに貼らせていただきます。kiko3



●ヤフーインターネット募金
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ヤフーウォレットを持っている人はより簡単です。
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日本赤十字への義捐金です。
振込み手数料なし


"SHOW YOUR HEART" 基金 ガクト
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"SHOW YOUR HEART" 基金 幸せの中で暮らしている僕たちには、すべき事がある。 動ける力を身につけた僕たちには、大切な人を支えることが出来る。
だから、今、僕たちが出来ることから・・・はじめよう!!
「SHOW YOUR HEART」では、東北地方太平洋沖地震被災者へ向けての 義援金へのご協力を受け付けています。
ぺ・ヨンジュンのメッセージもあります。
こちらは、全額日本赤十字への義捐金です。
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●テレビ朝日ドラえもん募金
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/

テレビ朝日では「東日本大震災」による被災者を支援するため、
「ドラえもん募金」を行っています。
送り先:日本赤十字・被災地域の自治体・活動しているNPO・NGOなど
幅広い支援の場を設けています。
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●<フジネットワーク募金> 緊急募金
http://www.fujitv.co.jp/kokuchi/110313.html

フジテレビをはじめFNS系列28社では、被災者救援のためにフジネットワーク募金を開始いたしました。
皆様からの寄付金は、義援金として日本赤十字社へ送られ、被災者の皆様の生活復興のために使われます。
みずほ銀行本支店のATMからは手数料無料




●国境なき子どもたち
http://www.knk.or.jp/index.html

こちらはほほえみプロジェクトでおなじみの団体です。





●Think the earth (現地で活動するNPO・NGO支援募金)
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/


NPO関係の災害募金となります。
国境なき医師団など各団体の活動が出ています。
NPO・NGOはそれぞれ、被災地域を限定して活動しています。
DATVの募金の「CIVIC FORCE 」が気仙沼市で活動しているように
それぞれが地元に直結しているので、
自分の希望する地域を選んで募金も考えられます。




●DATVほほえみプロジェクト

http://justgiving.jp/c/4675(募金先)

「東北地方太平洋沖地震救済支援」募金について
DATVのほほえみプロジェクトがチームになって募金を募集しています。
目標は500万円です。
送り先は、緊急時支援の団体「CIVIC FORCE 」です。
こちらのNPOは主に、気仙沼市で活動していますので、
気仙沼への支援となると思います。

DATVほほえみプロジェクト

こちらは、従来の国境なき子どもたちへの募金です。


 





さて!


本日のキコはんは、【キコシリーズ⑱】「もう少しだけ・・・」です。


これは、2007.11月の作品です^^

当時、テサギの撮影でケガをした寅ちゃんとキコはんの電話でのやりとりです。


とっても、短いですが・・・二人の心のふれあいをどうぞ。


ではここより本編。
お楽しみください。










BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)












ヨンジュンはん、

ケガしなはったって・・・。

でも、大丈夫や・・・うちがついてる・・・。






【キコシリーズ⑱】「もう少しだけ・・・」

(2007/11/17 作品)






「もしも~し? もしも~し?」


「ふふ。(笑う)聞こえてるよ」

「どうしなはった? また、ケガしはったんか」

「冷たい言い方だな・・・」(ちょっとふくれる)


「でも、そうやろ? どうお、具合は・・・?」
「うん・・・この間よりちょっと重いの」

「う~ん、そうかあ・・・。実はニュースで見たで」
「そう・・・」


「今回は電話してこんかったさかい、重いんやろなあって・・・」
「そう思った?」

「うん。あんたの気持ちはわかるさかい。軽い時ほど、よく話すもん・・・」
「うん・・・」



「重い鞭うち症って感じやろか?」
「だね」
「首や肩が重たいのん?」
「うん」



「そうか。でも、仕事は続けるのやろ?」

「あと少しだからね。今休むわけにはいかないよ」





「うん・・・。まあ、声が元気そうでよかった・・・」
「・・・まあねえ」

「休み時間は少しでも体休ませなあかんよ」
「うん」

「休憩時間だけでも、首にギブスみたいのして固定してたらええのに」
「衣装着てるだろ?」

「うん・・・。ご飯は食べれる?」
「まあねえ」

「まあねえか・・・。なんか作ってあげたいけど、そうもいかんしな」
「まあ、なんとか食べてるよ」

「流動食でええんやから、どんどん食べなあかん。体力つけな」
「とは、言ってもね」

「あんた、神経質やから、あかん。食事は考えて食べるんやないで。ただの燃料やと思うて、どんどん体の中に取り込まな」

「そお~んな。そうは言ってもさあ」


「う~ん。そうや。おいしい出しの素があるのや。化学調味料は一切入ってないから、明日、送る」

「それでどうするの?」

「ゼリーの素も送るさかい、魚や野菜を煮て、ゼリー寄せにして冷やして食べたらええ。喉越しがええさかい」

「うん・・・」

「一工夫や・・・」

「うん・・・」

「明日、送るさかい・・・。作ってもらいい」
「わかったよ」






「もう寝たほうがええ・・・」


「眠れないから、電話してるんだからさ・・・。なんか、話して」

「痛くて眠れんのん?」

「というわけでもないけど・・・なんか話して・・・」

「なんかてなあ・・・」

「じゃあ、羊を数えてくれる?」
「ええ?(笑う)・・・そな、電話、一度切って。うちからかけるさかい」

「なんで?」

「あんたがいつ寝てもええように・・・」
「いいよ」



キコはいったん電話を切って、すぐに自分のほうから折り返し電話をかける。





「もしも~し? 寅ちゃん?」
「いるよ」
「ふふふ・・・」

「僕しかいないだろ?」
「まあな」


「じゃあ、羊を数えて」

「ええよ。では始めます」

「ふふふ・・・」

「ええと・・・。羊~が1匹、羊~が2匹、羊~が3匹・・・羊~が15匹」
「うん・・・」

「そこに、羊のお母さんが来て、『これから、ピクニックに行きましょう』と言いました」
「へえ」

「そしたら、羊のヨンさんの家族も参加しました」
「へえ(笑う)」

「それが、183人ね」
「へえ・・・」

「でも、ピクニックへ行った先に、オオカミの団体がやって来たので、羊は15匹食べられてしまいました」

「なんだよ、それ・・・。ヨンさんの家族は大丈夫だったの?」
「もちろん・・・・最初に食べられました」
「それは困るなあ・・・」

「じゃあ、子供が食べられたい?」

「う~ん・・・なんかやな感じだなあ。それで?」


「では、残りは何匹でしょう?」


「なんだよ、それ・・・待って。もう一度言って。書き取るから」
「もう、そんなん書き取らんでも・・・」
「いいよ、言って。さあ」

「そんなん、適当に言ってるだけやさかい・・・」

「なあ~んだ」

「だって、普通は面倒くさくなって、寝てしまうやろ?」

「寝ないよ」



「もう、負けず嫌いやさかい・・・」

「・・・何だよ・・・」


「強がりだし・・・」
「・・・」


「痛いのやろ?」

「・・・」

「痛くて眠れないて言うたらどうや」

「・・・まあねえ・・・」

「ほな、言うてみい」
「痛いよ」

「一人じゃ、ちょっと苦しいって言うてみい」
「まあねえ・・・」



「寝がえりが大変?」

「寝ちゃうとさ、患部が下へ来るじゃない。そうすると、そこがド~ンと重いんだよね・・・」
「ああ、わかるような気がする・・・それは寝づらいなあ・・・。少し工夫して寝んと」
「うん・・・工夫してる」

「そうか・・・」

「うん・・・」

「でも、あと少しやもんね・・・。夢中にしてれば、2週間なんて、すぐ過ぎるやろ・・・」
「そうだね・・・」
「うん・・・」




そう思おう・・・。
そう思うことにする・・・。





「ねえ、寝られるお話して」

「なんやろねえ・・・。何がええかな・・・。ああ。この間、韓国サイトで読んだんやけど、本もんの広開土大王はんはやっぱり立派なお人でな、国や民のために、日夜、労を惜しまず、力を尽くしたあげく、惜しくも40歳になる前に亡くなったて。たくさん心を労し、気持ちを碎いたので、40になる前に髪は真っ白になり、額にはしわが一杯だったて」

「ああ、そうだろうな・・・あの人は」

「あんたはそうなったら、あかんよ」
「・・・」

「長生きせな・・・」
「・・・うん」

「うんなんて、口約束だけやない」
「先はわからないだろ?」

「でも、長生きせんとあかん・・・」

「キコもね」

「うん・・・」




「ああ、なんか眠くなってきたなあ・・・」

「寝てええよ」

「なんか話してて」

「うん。寝やすい格好しはったら?」

「うん・・・待って。よいしょ・・・。よし。したよ」



「ほな、話すでえ・・・。あるところに、王様がいました。こん人、ハンサムやったんやて」
「うん」

「そんでな、こん人、つまらないギャグが好きでな」
「へえ・・・」

「ある日、お忍びで温泉へ行ったんやて」

「へえ・・・」

「そしたらな・・・素敵な仲居さんに会うたんやて・・・」


「・・・へえ・・・」


「そんでな・・・寅ちゃん?」


「・・・・ん?」


「ここからが、ええ話なのや」


「・・・・(スー・・・)」


キコの耳元に、少し寝息が聞こえる・・・。



「ここから、大恋愛の始まりや・・・」

「・・・・」
  

「寅ちゃん、ここから真剣に聞かなあかんよ。ん?」


「・・・・ん・・・・・」


「・・・・。それでな・・・・」



「・・・・・(スースー)・・・」



「・・・王様は・・・気持ちよく寝なはったて・・・・」



「・・・・」


「おやすみ・・・・」






キコは電話を切った。






ふ~ん・・・。
少しでも、ぐっすり寝られるとええなあ・・・・。

応援してるさかいに・・・。



あ!

そや!

お不動さんに、願掛けに行こ。



うちが
寝てる場合やないわ!


もう一頑張り、うちもするさかい・・・。


あんたは、ちゃんと寝るのやで!
  

おやすみなさい、寅ちゃん・・・。

うちは出かけてくるさかい!








ああ、さぶ・・・。


どうか、
今年の冬は寒くなりませんように・・・。

お願いします・・・。









THE END








ふ~ん・・・
今もその痛みに耐えるヨンジュンさんですが・・・vv



↓どんな時もきちっと^^ちゃんと^^靴下を履いている寅ちゃんです^^v
この笑顔は最高です^^





2011/03/21 00:57
テーマ:【創】キコはん カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

キコはん⑰「祭りのあと」


こんばんは^^


BYJシアターです。




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この他、こちらのブロコリ村義援金、
地元の地方自治体の義援金、
郵便局から直接振り込める日本赤十字募金、
クレジット決済なら各クレジット会社などの義援金などがあります。



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主なところだけですが、しばらくブログに貼らせていただきます。kiko3



●ヤフーインターネット募金
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"SHOW YOUR HEART" 基金 ガクト
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だから、今、僕たちが出来ることから・・・はじめよう!!
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●テレビ朝日ドラえもん募金
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テレビ朝日では「東日本大震災」による被災者を支援するため、
「ドラえもん募金」を行っています。
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フジテレビをはじめFNS系列28社では、被災者救援のためにフジネットワーク募金を開始いたしました。
皆様からの寄付金は、義援金として日本赤十字社へ送られ、被災者の皆様の生活復興のために使われます。
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●国境なき子どもたち
http://www.knk.or.jp/index.html

こちらはほほえみプロジェクトでおなじみの団体です。





●Think the earth (現地で活動するNPO・NGO支援募金)
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/


NPO関係の災害募金となります。
国境なき医師団など各団体の活動が出ています。




●DATVほほえみプロジェクト

http://justgiving.jp/c/4675(募金先)

「東北地方太平洋沖地震救済支援」募金について
DATVのほほえみプロジェクトがチームになって募金を募集しています。
目標は500万円です。
送り先は、緊急時支援の団体「CIVIC FORCE 」です。

DATVほほえみプロジェクト

こちらは、従来の国境なき子どもたちへの募金です。


 





さて!


本日のキコはんは、キコ⑰「祭りのあと」です。


これは、2007.8月のお誕生日のときです^^


ではお楽しみください!








BGMはこちらをクリック

BGM:Page「ネガ アヌン クデン」(私が知ってるあなたは・・)







「もしもし!」

「15分遅刻や・・・」
「ごめん」

「お誕生日おめでと」
「ふん。ありがと」

「遅れたわけは?」

「スタッフの皆がね、バースデイケーキを用意してくれたから」

「ほな、行かなあ」

「うん、もう行くけどね。ちょっと声を聞かないとね」
「うん・・・。うちは、キムさんとあんたの誕生日のイブを祝ってたのや」
「ホント? 電話なんかするんじゃなかった・・・」

「うそやあ・・・」
「・・・」

「もうすぐ、キムはんがそっちに着くで」
「・・・」
「うちが作ったお料理持って、飛行機に乗ったのや」
「ええ?!」
「驚いた?」
「そんなことまでしちゃって・・・」

「大丈夫。あん人が夏休み取りたいて言うてたから、ついでに持っていってもろたの」
「ふ~ん・・・」
「真空パックにしたから、大丈夫やと思うけど」
「へえ」

「なあ。うちが、うまくナムルが作れないて言うたらな、キムはんが一緒に韓国にくれば、お母さんが教えてくれるて言うた・・・」

「それはダメだよ・・・」
「って、寅ちゃんが言うかなと思うて断った・・・」
「そう?」
「うん・・・」

「家ごとに味が違うからねえ・・・よそのうちの味になっちゃう・・・」
「って、言うかなと思うた」
「よくわかったねえ」
「わかるがな・・・」

「あ、そろそろ、行かなくちゃ」
「そうやな。キムはんも着くやろ・・・。お夜食にどうぞ・・・。冷蔵庫に入れて明日の朝でもええな」

「何作ったの?」
「なんかおせちみたいになってしもた。日持ちするもんて思うたから・・・」

「それもいいね」
「ほな・・・。寅ちゃん、35歳の誕生日、おめでとう。これからもええ仕事してください。まあ、太王四神記は成功することはわかってるけど、(笑う)無事にクランクアップでけるように・・・」
「うん・・・」

「そして・・・」
「・・・」
「そして、また、うちを訪ねてくれはるように・・・」
「・・・うん・・・・」
「あんた、もう、早、行かなあかん・・・。いつでも心で思うてることはあんたの幸せ・・・それは変わらへんから」
「キコの幸せもね・・・」
「うん・・・」




ヨンジュンさ~~ん~




「呼んではるよ」
「じゃあまた、電話するよ。お腹を壊したって」(笑う)
「なあ! ホンマに変やったら、食べんでね。皆に迷惑かけることになるさかい!」
「わかった!」

「ほな・・・」
「お休み、キコ。ありがとう」
「うん・・・おきばりやっしゃ・・・」




寅ちゃんは幸せそうな声やった。

仕事が充実してるのやな・・・。






あ、電話!


「はい!」
「あ、キコはん! 今着きました。これから、ヨンジュンさんのとこ、届けます」
「おおきに。キムはん、あんたもええ夏休みをね。ほな、寅ちゃんによろしく」



ああ、これで安心・・・。


今日はいい夢見られそうや・・・・。







キコはんシリーズ⑰「祭りのあと」
(2007/08/30作品 )






人はニオイ一つでも幸せになるなあ・・・
寝る前に髪を洗ったら、あんたのニオイがした

それだけで、幸せになった


あんたが気に入ったと言うたココアを入れて飲む・・・

それだけで、幸せになった


あんたが気に入ったと言うた枕に頭を乗せて眠る・・・

それだけで、切のうなった


それだけで、恋しさが募ったよ

寅ちゃん・・・










「おはようございます」

「ママ、今日はお世話になりますう」

「どういたしまして。いつもの奥のテーブルにテーブルをくっつけて、15名様」
「ありがとう。ねえ、皆、こっちよ」

「今日はちょっとお天気がぐずついて・・・」
「そうなの。ヨン様のお誕生日でしょう。それに、ちゃんとお仕事できるか心配」

「でも、あちらはソウルでっしゃろ?」
「(笑う)そうね」



今やキコの店の常連となったヨン様家族のおば様方が、今日は、ここでヨン様のお誕生日会+オフ会をやるという。ここの店としては、ほとんど貸切状態である。




「お待たせしました。今日は大勢さんでお越しやして、おおきに・・・。狭くて申し訳おへん」
「いいのよ」
「では・・・お茶回せてくれはりますか?」
「あ、いいわよ。ママ、ゴシレに行ってみようかとかいろんな意見があったんだけど、ここがなんか、しっくりいくのよね。それでここでお誕生日会」

「そうだすか。今日は何かサークルとかのお集まりですか?」
「ええ、サークルの湘南支部のオフ会」

「そうだすか。では今日は皆さん、ごゆっくり、楽しんでおくれやす」
「ありがとう」




キコは、ランチの準備にカウンターに入った。

今日は水曜日で、この辺では水曜の昼はあまり客が入らない。
でも、今日はヨン様のおかげで、ランチの予約が15名入った。それも、いつもより少し豪華にして3000円のコースでという。



ホンマにヨン様のおかげ・・・。
寅ちゃん、おおきに・・・。




料理の仕度をしていると、おば様方の話が聞こえてくる。



「そうなの! 見たでしょ? 『セクションTV』の番宣、私も笛になりたい・・・」
「やあだ~。(笑う)でも、あの顔がたまらないのよね」
「指もいいのよ!」
「やだあ~」

「もう、ホントに10月放送よね」
「じゃないの?」
「そうよね、もう待てないわ」
「あ、公式にお祝い入れてきた?」
「入れたわよ。サランへって書いちゃった」
「やったわね!(笑う)書くんじゃなくて、言いたいわね。正面から」
「それいい~」





皆が盛り上がっている。

キコはにんまりしながら、向こう付けを盛る。





「お待たせしました・・・」
「あ、少し韓国風。うれしいわあ・・・」

「あら。氷の上に豚しゃぶとほうれん草に揚げなす・・・。涼しげねえ」
「ああ、こちらは・・・ちょっと。今年は暑かったですからね・・・。メインではないんですけど、少しだけ涼やかに・・・」

「いいわあ。豚ってビタミンB群がいっぱいだから、夏にはいいのよね。体が癒されちゃう」
「癒し?(笑う)それを言うなら、ヨン様でしょ?」
「あははは」

「どうぞ、ごゆっくり。あとでデザートもありますので」




そう、豚しゃぶはヨン様のお誕生日には欠かせないのや・・・。


あん時は、常夜なべやったけど・・・。
寅ちゃんは、豚さんが好きやから・・・。








「どないしたの? こんな時間に電話してきて。撮影中やろ?」
「う~ん、暑いだろう。急に、豚しゃぶが食べたくなって」
「食べたくなって?」
「キコを思い出した(笑う)」
「なんやの。(笑う)」

「いいじゃない」
「ええよお・・・まだ、記憶の中にあるんやから・・・。でも、韓国でもあるやろ?」

「キコのが食べたくなっちゃったからさあ・・・」
「ホンマ? ほな、今度な、今度、また作ってあげるで・・・」


「お店はどう?」
「今、夏休みやろ? 結構、お客さん入るねん。ついこの前までは、梅雨で閑古鳥やったけど・・・まあ、なんとかやってます」
「そっか・・・それじゃあ、こっちには来られないねえ」
「うん・・・ごめん・・・」

「じゃあ、どこかお店で食べるよ」
「うん・・・。ああ・・・そうや。記憶で思い出したけど」
「うん?」

「昨日なあ、おかしかったというか、困ったというか^^」
「どうしたの?」

「ほら、ヨン様家族のお客はんがよく来てくれるて言うたやろ?」
「うん」
「あの中のな、一人の人に聞かれたんよ・・・」
「ん?」
「ここのキムさんて人、韓国の元BOFに勤めていませんでしたかって」

「なんで?!」
「あんたに会いたくて、以前のBOFに訪ねたときに、日本語の通訳で出てきた人に「そっくり」なんやて・・・」

「それで?!」
「さあ、うちはその辺はよう知らんのですわ・・・。でも、とても優秀なお人で、ここのコーヒーの輸入を手掛けてるんです・・・って言うといた・・・。他になんて言うたら、よかったのやろ?」

「そう・・・」
「ホンマに、ヨン様の家族は、ヨン様関係の記憶はええからなあ^^恐るべし、ヨン様家族や」

「キコも?」
「もちろんや」

「へえ・・・」
「今、疑った?」
「ちょっとねえ・・・」

「なんで疑うのん?」

「だって・・・豚しゃぶで何にも思い出さないなんて」
「豚しゃぶで?」

「この間、一周年記念だったよ」
「え? 何の?」

「あ、忘れてる・・・」
「ああ・・・」

「わかったふり・・・」

「覚えてるがな・・・。うちの手料理を初めて食べたのが豚しゃぶで、去年のゴシレのオープンの時や」

「そう・・・だから?」
「だから?」

「だから?」

「だから・・・。だから・・・初めて・・・キスしたんやった・・・」
「・・・覚えてたんだ」

「そら、ヨン様の家族は記憶がええから・・・」

「合格!」


「なあ・・・。あんたが、今日は帰りたくないって言うたのや・・・」

「そうじゃないだろ? キコがめずらしく、『オヌルン・・・ポネゴ シプチアナヨ』(今日は帰したくない)ってゆうたのや!」

「え? うちが誘ったみたい・・・」
「違った?(笑う)」
「違うがな・・・記憶喪失!」

「あ、ごめん、今、呼ばれたよ。また、電話するね」
「うん・・・・。体に気いつけて、頑張ってや!」
「キコもね!」


「寅ちゃん!」
「何?」

「サランへ・・・」
「・・・」
「ほな、また」
「うん・・・サランへ」
「じゃあまた!」











「ママ~! ママ~」

「・・・あ・・・」


キコはカウンターの中で、ぼうっと、あの時の電話を思い出していた。
二人だけの思い出の会話・・・。



「あ、すんまへん。何ですか?」

「お茶、いただけます?」
「へえ・・・。新しいのと替えますさかい・・・」





キコは、お茶と一緒に鎌倉の和菓子屋で作ってもらった薄皮饅頭を皿に並べる。




「お待たせしました。今日はヨン様のお誕生日でっしゃろ? これはデザートとは別に召し上がってください。うちからのお祝いだす」

「あら・・・『祝』ってなってる・・・」

「へえ、『美如庵』で特別に作ってもろたものなんです・・・」

「へえ・・・おいしそう・・・。『祝』と『寅』・・・この寅って?」

「これなあ・・・。お客さんもご存知でしょう。あの庭の水盤の中にトラさんがいるのを。あれを下さった方もお誕生日で・・・。一緒に祝ってあげてくれますやろか?」

「ああ、そういうこと・・・。お誕生日のおすそ分けね・・・。でも、ヨン様も同じ日だからいただくわ」

「そうですか・・・おおきに・・・」



『美如庵』さんで特製で作ってもらった薄皮饅頭。
小さめに食べやすく、皮は塩味でさっぱりと、中は寅ちゃんがお気に入りだった漉し餡で・・・。
そして、「祝」と「寅」の焼印を押してもらった。
真空パックで作ってもらい、12個ずつ化粧箱に入れてもらった。



数が足りたやろか・・・監督さんやスタッフ・・・身近な俳優さんに配れるとええけど・・・。
それに、寅ちゃんはあのお饅頭はきっと気に入るはずやから、いくつか手元に残したいやろ・・・。

もっと持たせればよかったかな・・・。



ヨン様家族のおば様は、それをヨンジュンさんも食べているのを知らない・・・。


でも、キコはうれしい。
皆で祝ってくれはって、一緒に食べてくれはって・・・。




「ママ~。これ、おいしいわ~」
「そうですか? よかったあ」



お茶を入れ替えて、キコはデッキに出た。今は、晴れている・・・。



ちっちゃい寅ちゃんは、元気かな・・・。


蓮の花の入った水盤の中を覗く。花は終わってしまったけど、ここには寅ちゃんがいる。

細長いシャベルでちょっと土をよける。
寅ちゃんがいた。



元気やった? 
もうお祝いのお料理は食べた?

お饅頭はどうした?

一口でも食べてくれはるとうれしいけど・・・。


あんたも食べられるとええのにね・・・ミニ寅ちゃん・・・。




携帯電話が鳴った。



「はい」
「あ、キコはん。キムです。ヨンジュンさんは朝ご飯にお料理召し上がりました」
「そうか!」(うれしい)

「おいしいって言ってましたよ」
「そうか、よかった」


「ヨンジュンさんが・・・。(笑う)」
「なあに?」

「時間が経ってもお腹が痛くならなかったら、キコはんにお礼の連絡してって。(笑う)お元気です」
「ふふふ。(笑う)ホンマに・・・アホな人や・・・」
「いえ、実に賢明です。お饅頭も周りの方に配りました。皆さん、おいしいって。監督が、これは味が洗練されてるねって」
「ホンマ? 『美如庵』に頼んで正解やったなあ」
「それに、ヨンジュンさんは、ホントに気に入っちゃったみたいです」
「よかった・・・」

「よかったですね・・・」

「うん。おおきに・・・。キムはんもそっちでゆっくり過ごしてきてや」

「ええ。でも、なんか・・・もう帰りたい気分です・・・。まあ、実家で2、3日羽を伸ばしてきます」

「そやね。忙しい時は、お姉ちゃんが来てくれるし・・・。それに、こっちも9月の連休に入ったら忙しくなるさかい、今のうちにゆっくりするとええよ」

「はい。ではまた。あ、ヨンジュンさんの食べてるところ、写メールしますね」

「おおきに! ほなな」





キコは電話を切って、ふと2階を見上げた。


雨の日も、水盤の中にいる寅に会いにくるキコを2階からじっと眺めていたキムさんを思い出した。

水盤に傘をかざして、中の寅ちゃんに話しかけて、ふと見上げた2階の窓に、キムさんはいた。

キコが微笑みかけると、キムさんは微笑み返した。




「おおきに・・・」





キコがデッキから戻ろうとすると、携帯が鳴った。

キムはんからのメールだった。
寅ちゃんが料理を食べている写真だった。
食べながら、寅が微笑んでいた。


寅ちゃん・・・。





それから、間髪いれず、寅からメールが入った。


「お腹を壊しました・・・」


「パアボ!」


返信!



「もうバレてるがな・・・あんたがうれしそうに食べてたの、知ってるで!」


返信!





「おいしかったよ・・・おかげで元気になったよ。
お饅頭は・・・・皆に評判よかったけど、僕が3箱もらいました^^」




もう・・・^^



「それはそれは・・・(^-^)(__)」


返信!



「ありがとう。あなたの寅より(^-^)(__)」




キコはそのメールをじっと見つめた。




「どう致しまして。しっかりお仕事してな。

あなたの、キコより・・・(^-^)(__)」



送信!







「ママ~」
「あ、今、行きます!」




キコは幸せそうに店に戻った。







THE END






いつものkiko3のうれしい話です^^

これはもう3年半以上前に書いたものですが、

その後に読んだ記事で、

マネジャーのヤンさんに
ヨンジュンさんが作ってあげた料理が
うどんと豚しゃぶというのがありました^^

やっぱり・・・

ヨンジュンさんは寅ちゃんです^^

読者なんでしょうか・・・爆^^


これもキコはんの楽しみ方の一つです^^





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