2010-02-01 20:57:57.0
テーマ:幸せ
カテゴリ:日記(ひとりごと)
あなたを想うとき
人はどんな時に 好きな人を想うのだろう。
私は... 心に留まる言葉をみつけた時
本を伏せて ぼんやりしてしまうのだ。
そして訊きたくなる。 「ね... どう思う?」と。
今日もそうだった。
“失敗ばかりしている気がする”という若い女性を
年嵩の婦人が諭す言葉を読んだとき。
「若いうちにする失敗は正しく成長するためには必要なことなのですよ」
「私があなたよりずっと年をとっていたら、何て言うの?」
「ここまで年を重ねたのだから、今さら失敗の一つや二つどうってことないと」
「ものは言いようね」
「言っていることは一つですわ」
「失敗を恐れるなってこと?」
「失敗を恐れるのは当然です」
「じゃあ、何?」
「失敗するのではないかという強迫観念にばかり取り付かれては、何もできない。
精一杯やってみて 失敗したのなら、それでよしとして次につなげるべきだとい
うことです」
「難しいわね。...... じゃあ、どうすればいいの?」
「勉強いたしましょう。正しく判断できるように。誰かの受け売りを自分の意見だと
思わずに済むように。事実を正しく見据えて、自分の考えを持てるように」
年とともに安全な道を選んで進むようになったせいか
“失敗”を悔いることは少なくなったけれど
ちっぽけな自分が恥ずかしく、省みることはしばしばある。
そんな私にはとても新鮮にこの会話が響いた。
常に学び続ける彼には... 当たり前に響くのだろうか。
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