18.Re:[ 撮影日記 ]より
2009-04-03 14:17:34.0
メクです
=かって妄想=
「ちょっと・・。ここに座って!」
私は、自分がすわったソファーの横をポンポンとたたき、彼を呼ぶ。
「今日こそは、私 貴方に言いたい事がある。」
私は、彼の顔を極力見ないようにまっすぐ前を見ながら彼に話す。
「貴方は分かってない。いや、わかろうとしてない?貴方がどんなに素晴
らしい俳優であるか。そして今、そうよ今・・。三十代後半、貴方がどんな
に素晴らしい演技が出来る存在であるか・・。今しか出来ない最高の演
技が貴方にはある。それなのに貴方ったら・・・。貴方の素晴らしい演技
が私は見たいの・・。それなのに何故?」
私は、思いのたけを吐き出す。なるべく彼の顔から目をそらして・・・。
恐らく、貴方が今、私に向けているであろう、その溢れんばかりの微笑み
は横で感じてはいる。しかし、それを見てしまったらもう・・・。
私のそんな感情を見据えたように彼は その満面の笑顔を私の目の前
に向けてくる・・。
「メクssi・・ こんなことを年下の僕が言うのもなんだけど・・・。起こったメ
クさんって 可愛いね~。大好きさ」
この絵の笑顔で言われた私は、もう無理・・。押し倒したい衝動を隠すよ
うに・・
「あ~!もう分かった!分かりました。貴方は貴方の好きなようにしなさ
い・・。 しょうがない!ビールでものもっか?それともワイン?・・」
今夜も色んな話で盛り上がる二人・・。こんなに優しい笑顔なのに、横
にある腕は、血管が浮き出て、ズキンと男を男を意識させられる・・。
平静を装うのにどれだけ私がこらえているか・・。貴方には分からないよ
ね?
あ~!早くヨンジュンの演技が見た~い!