センイルチュカエ
王子~~~~~~~~~
お誕生日おめでとう!!!
↓この妄想、プレゼントじゃけん、受け取ってね!
…いらないと思うけど…
(Rありのが良かったら、SOBの名誉会長になろうね♪)
愛してるよ!!!
「ね…またゴルフ?」
「あ、起こしちゃったね」
「いいけどさ…体、壊さない?
あんま寝てないでしょ?」
「うん、暑くなると苦しいから…
涼しいうちに回ってしまいたくて」
「あたし、買い物に行ってていいかな」
「ごめん、一人にさせて…
一緒に回れたら楽しいと思うんだけど」
「あ、ムリムリ。日焼けとか絶対ムリだもん」
「そう言わないで…今日は付き合ってくれたらいいのに」
「……あのさ~歌舞伎って知ってるよね」
「ええ」
「有名な女形の玉三郎ってさ、絶対ゴルフしないんだって!」
「…僕は…女役はしませんから」
「やだ、そういう意味じゃなくて!
え~とね、美肌の大敵なのよ、ゴルフって」
「ふうん…つまらないな…夫婦で回ってる人も結構いますよ」
「あ!そういうこと言うんだ!
…じゃあ、夫婦になったら回ってあげてもいい!」
「……」
あれ…あたし、冗談っぽく言ったつもりだったんだけど…
必死感がでちゃった?
ずっと聞きたくても聞けなかったこと…
こんな早朝に、寝起きの顔で…勢いで言っちゃった…
あたしって…どういう立場のヒトなの?
恋人は恋人だろうけど…将来まで…考えてくれてるの?
ソウルに戻れば…本命のヒトがいるの…かな?
ハワイに誘ってくれて…すごく…嬉しかった。
おしゃべりして…ワイン飲んでBBQ…
お友達にも紹介してくれた。
<自主規制>
お試し脱出は確定なんだけど。
夫婦とか、結婚とか…
こんな早い時期に口に出しちゃったら…
超重いオンナじゃん…
ね、どうして…黙ってるの?
お願い…冗談で返して。
軽く流して、なかったことにして…また…笑って欲しい。
「……ね、」
「…参ったな…
こんな風に、あなたに先に言われてしまうなんて」
「…む?」
「じゃあ、今日…いっしょに回ってくれますね?」
「……ええ?」
「そのあと、ティファニーに付き合ってください」
……マ・マジすか?
「帰る前に買おうと思って…一人で下見をしておいたんです」
あの…それって…えっと…?!
「え…まさか…婚約…指輪?」
「ハリー・ウインストンのほうがいいかな」
ひいいいいいいいいいい、右目ウインク!!!(絶叫)
いや、そんなのどーでもいいです!
空き缶のプルタブでもいいです!!
ぷっぷっぷっぷっ…ぷろっ。ぷろ…ぽうず…?!
はがっ…ふがっ…ちょ、息が…苦しい…過・過換気だ…
誰か…助け…て…
「大丈夫ですかっ?」
「…だめ…みたい…はぁはぁ…」
彼が…あたしが落ち着くように、ぎゅっと抱きしめてくれて…
いい子いい子してくれた。
その感触で…少し…落ち着いてきたかな?
あの、もしかして~~~ティファニーで。
永遠に僕から離れられない魔法の指輪をください…
とか言わないでしょうね?!
それプラス…値段はどうでもいいから、
世界で一番愛する人へ贈る指輪をください…
まで決めてくれたら。
その場で溶けちゃうし~~~!
「うそ…うそ…だよね?」
「嘘は嫌いなんです…知ってますよね?」
「ふがっ…もしかして…
3年以内の約束守ろうとしすぎて…
とりあえず、あせって結婚しようとしてる…とか」
「怒りますよ…」
「ホントにホントなのね?
あ!これさ、…もしかして…
アタシからプロポーズしたってコトに…なっちゃうのっ?!」
「そう…なりますね」
「困る困る困る!アタシにも色々夢があって~!
こんなんじゃダメ!やり直させて!」
「えっと…もうあまり時間がありませんから…」
「なによっ!」
「すぐ支度してくれたら…考えますよ」
てなわけで…
ふわふわした気分のまま…生まれて初めてのゴルフコース。
打ちっぱなしくらいは行ったことあったけど。
ゴルフデビューが、あなたとだなんて…
ほとんどやってもらっちゃったけど、
うん、はまるキモチ少し…分かったよ。
で、やっぱ日焼けしたし…(泣)
前もハワイ来たあと、シミできたんだよ…左目の横に!
うう…保湿保湿!!!
あ…彼も…シャワー終わったんだ…
「すみません、やっぱり日焼け…しました?」
「うん…いいよ、今必死でね、この美容液を…」
「…しばらくかかります?」
「あっ?…うん、100回くらい叩き込まないとね…」
「待たなきゃいけない?」
<自主規制>
「さっき…知っているって…」
「あ、ドーム…二回とも行ったもん。
ちゃんと言って貰った。だから…知ってるの」
「ああ…そうでしたね。
僕…あなたにはもう、愛してる…って伝えてあるんですね」
「えへへ…でも生声だと…ナンカ疼いちゃったかも…」
それは…責任重大ですね、かなんか言いながら…
彼の手がもう一度あたしの胸に伸びる。
「じゃあ…今まで誰にも言っていないことを…
言ってもいいですか?」
ふげ?
「やり直しです。
僕からもプロポーズ…させてください。
まだ時々、冬のソナタやホテリアーのこと、
口走ってますよね…」
うっうん…ごくっ…まさか…
「どちらがいいですか?」
「えっ…どちらって…どっちも捨てがたいよ…選べないよ…」
「…永遠にチェックインと…教会の台詞では、
どちらが…好みですか?」
やだなあ~ヨンジュンssi…それ、素人のセレクトだよ!
アタシくらいになるとね…そこ、もうお約束すぎて無理だから。
やっぱプロポーズだったらぁ…
今日結婚しよう!が玄人好み…って、えええええええええ?
彼が…アタシに…なりきりプロポーズ。
いや、判ってたけど…まさか…本人モノマネでくるとは……
「きっと、すごく喜んでくれると思って…練習したんです」
ごくっ………喉から手が出るほどやって欲しい。
だけど……
「あの…それなら、せっかくだったんだけど…
どっちもイヤかも…
あたし、ユジンでもジニョンでもない…
あたしに…ぷろ・ぷろぽうずしてくれるんだったら…
あなたの言葉で…誰も聞いたことないセリフで…お願い!」
「そうですね……あなたと出会って、初めて……」
うん。
「飾らない自分を出せた気がします」
そうなんだ。
「それで…8月29日は…空いてますか?」
え~っと…
「誕生日は、家族と過ごしたいんです…
だから僕の…本当の家族になってもらえませんか?」
か~~~~~~~!!!
ナンカの創作で読んだことあるような気も…
でも、最高…!
こんなこと言われたら、死んでもいいとかよく言うけど…
…んなわけないじゃん!
生きてるって…すばらしい。
生きてるから…あなたとも逢えたし…
×××××…プロポーズされて…
ここで死んだら、思い残すことだらけじゃん!
「あの…返事は…」
「言わなきゃ判んないの?
あああありえない!
断るわけないでしょ!!!」
あたしは、あたしのままでいて…
そのまんまで…彼が選んでくれたんだなあ…
にこーってなった彼に、
またギュギュギュッて抱きしめられて…
ああヨンジュン…ほんとなのね?
さっき、つい…いいって言っちゃったから…
頼みにくいんだけど。
婚約したんだったら…あれ、やって欲しいな。
「ね、何だかお願いしづらいんだけど…」
「なに?なんでも言ってください。
今、最高の気分なんです」
「そう?……あのねーホテリアーでね…
あの、教会でコピーするとこ…」
「ぷっ……やっぱり…そういうことを言われると思いました。
そこは、練習してないけど…」
「あのね、あの…寝たふりするからあ!
目にキスするとこからやって!!」
「う~ん…どうするんでしたっけ…」
「忘れないでよ!
どんだけ繰り返し見てると思ってんのよ、こっちは…(怒)」
彼に懇々と説明して…ああ何か監督気分だわ♪
目を瞑ってても…彼の顔が近づくのが分かる。
キスされて、小指を絡め…親指でハンコを押してもらう。
開いた手に…彼の掌が重なって滑る。
「ジーーッ……これで、いいですか?」
は~~~~~~~~❤
なんだか結婚の約束をした、って感じになってきたわ~~♪
我に返って一番気になったのは…
ヨン友の皆に、どう弁解しようかってことだ…(汗)
新婚生活見せて!とか言って…遊びに来たとき、
彼のパンツは隠しとかなきゃ…
だって、かぶりそうなヒトばっか。
やっぱカルバンクラインなのね~とか言って、大騒ぎ…
枚数確認しとかないと…絶対に盗まれる!
それから…歯ブラシとかも危険か。
んーーーと…あとは…靴と…スーツと…マグカップ…箸。
ああ!メガネが一番やばいって。
メガネなし好みの彼女に全部壊されたら…彼に何て言おう?
とくにセルフレームに敵意を持ってるからなあ…
あたしも嫌だけど。
「あ!こんな時になんなんだけど…
公式のメガネ…ヤバくない?」
「…結構…評判はいいらしいんですが…」
「うっそ~~~!」
「嘘じゃありません!」
「ダメよ!素顔とか~~細フレームじゃなきゃ!」
「あれが…流行り…らしいんです」
「ぐっ…流行ってりゃ、似合わなくてもいいの?!
それに、あの、今撮ってる写真!カレンダーなんでしょ?」
「何か…問題でも?」
「ここ、どこだと思ってんの?ハ・ワ・イだよ?
常夏の島だって!!!
水着水着水着~~~~~!!!」
「……あの……普通、自分の恋人……
ええと、……婚約者の水着って…人に、見せたいですか?」
「……そりゃ…そうかもしれないけど~~~~
あたし、家族の期待裏切るなんて……申し訳なくて無理!
ね、奥さんの言うこと聞けないの?」
「…まだ奥さんじゃありません」
「あっ!ふ~~~ん、そうゆうこと言うんだ……
へええええええ!
じゃあ、こうしてやる!」
彼に襲い掛かって…
メガネを奪い取って…からかうつもりだったけど。
両方の手首を…掴まれちゃったよ。
<自主規制>
「僕がまたケガをしたり…
遠く離れてしまうようなことがあっても…
ああ、そばに…いてくれますか…」
愛してる…ヨンジュン…ずっと…
「当然…よ…結婚したら死ぬまで一緒…だもの…あ!」
あ、あ…あたし、あなたのコドモ、早く欲しいよ…
あなたが守らなきゃいけないものを、
この世にいっぱい生みだしたいの。
ずうっと…あたしの傍にいて欲しいから。
幸せにしてあげる。
あたし…リアル家族と、ヨンジュン家族みんなで、
あなたを大事にする。
一人には、させないからね…
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