赤毛のアン好き限定
「……それからね、
あんたがヨンパの後で、
ゴリラから走って出た時に、
あんたのタイツからラメが一粒落ちたのよ。
それをギルバートが拾って、
胸のポケットにしまってるのを、あたし見ちゃったの」
「あんなやつが何をしようと、
あたしには何の興味もないわ」
「アン、、、、
なあ、僕たち仲良くなれないかな?
あの時、眼鏡を外さなかったこと、
僕、
本当に悪かったと思ってるんだ。
友達になろうよ」
「いいえ!
あたし、あなたとはお友達になりません。
なりたくないんです」
「ギルバート!
あの、、、あたしのためにヨンパを放送して下さって、、爆、、、
本当にありがとうございます。
あたし、とても嬉しかったんです」
「別に大したことじゃない。
いくらかでも役に立ちたかっただけだ。
…これからは友達になろう。
眼鏡のこと、、、許してくれる?」
「あたし、あの日、あなたの前で許してたのよ、、
自分でも知らなかったけど。
なんて、頑固なお莫迦さんだったんでしょう」
「僕たち、一番いい友達になろうよ。
僕らはそう生まれついてるのに、
長いこと、その運命に逆らってきたんだ。(´・ω・`)
これからは助け合ってイこうよ。(人><。)
妄想は続けるつもりだろう?
…僕もそうだ」
アンが台所に入ってくると、マリラは不思議そうに、
「アン、小道をあんたと来たのは誰?」
「ギルバートよ」
「あんたとギルバートが、
ゴリラで30分も立ち話をするような仲良しとは思わなかったね」
とマリラは冷やかすように微笑みました。
「本当に30分も立ってたかしら?
1分ぐらいにしか思えなかったけど。
でも、この一年の埋め合わせをしなくちゃならないんですもの、マリラ」
そう、どんないぢわる女をもってしても、しつこい、
アンの持っている、
空想とゆめの世界を奪うことのできるものはないのです。
「ペヨンジュン、妄想日記にしろしめす、、、
すべて世はこともなし」
と、アンはそっと囁きました。
( ;∀;)
イイハナシダナー
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