クローディアの秘密Ⅱ
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らら
クローディアがびっくりしているのは、わたしにもわかりました。
おうじがこたえをだしてくれるとは思っていましたが、
それは、どかんとひびくようなものであって、
こんなふうにじわじわ浸みこんでくるものとは思っていませんでした。
もちろん、秘密は人をちがわせます。
だからこそ、ヨンパの計画をたてるのがあんなにおもしろかったのです。
<うんうん>がふたりの秘密だったからです。
辟易。
しかももう、秘密でも何でもねえ
で、続き。
児童書「クローディアの秘密」の、
超重要ネタバレを含みます><
「食べないと後悔しますよ」
「だ…って、まだ、、、
きっとまた、見回りの人が来るわ」
「見られるのも好きだろ?」萌え
「そ…んなこと、な、、、いい」
「ほら、お尻にど<M>の焼き印が」
じゃなくて~
「してくれなかったら、、、、
クローディアの秘密
ペヨンジュンさん~!!!!
メトロポリタン美術館にいらしたのですね?
ふふふ、この本が、
あたしのコドモの頃の愛読書だからって、、、、
そんなに気を遣わなくても~爆~
以下
児童書「クローディアの秘密」ネタバレ含む
午後五時半を回ると、メトロポリタン美術館は二人だけのものになります。
──少なくとも、二人にはそれは間違いない実感でした。
「…って、、、、君、、、どうしてここに」
「家出してきたの」爆。@四十女
「NYまで?」
「だって、、、会いたかったんだもん(´;ω;`)ウウ」
「…ホテルに送ります」
「あ。ここに泊まってんの」
「ここに?
……なんでそんなことが、、、」
「閉館の時さ、トイレに入ってやり過ごすのよ、、
あなたなら、必ずここに来ると思って、
ずうっと待ってたの」
「…莫迦だな、、、」
「ね、あのベッドで寝てるのよ!
展示品。
…一緒に寝ない?」
「ぷっ」
「やだ、本気よ?
ちゃんとシャワーも浴びてるし、、、、
ほら、そこの噴水で」
「ほんとうに本気ですか?」
「本気も本気、、、、」
「それなら」
「あ、、、そ…んな、、
いきなり?
ちょ…っと、、、待ってよ」
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