2010/05/12 22:05
テーマ:アニソナ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

アニメ☆冬のソナタ☆第26話(後半)

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 ★BGMが重なって聞こえる場合は 上のタイトルをクリックしてください







 第26話
 ≪Hidden Track~永遠の愛~≫ 後半




 



 ユジンは浜辺から見えた”不可能な家”に向かって まっしぐらに駆けだした。

 その家が見えた半島にやって来て 辺りを見回しながら歩いてゆくと 

 そこは 美しい草花や木が沢山生い茂る場所だった。

 (これは実写版のユジンが 不可能の家に向かうシーンそっくりだ。)

 あのナミソンの並木路のように両脇を木々で覆われた道を ユジンはまっすぐ進んだ。

 そして見上げると ユジンを囲むその両脇の木々たちは

 空に届くかと思うほど 天に向かってまっすぐに伸びていた。

 明るい陽射しが ユジンを照らしてくれる。(絶対に良いことがありそうな予感!!笑)

 ユジンは周囲の景色を眺めながら どんどん”不可能な家”に向けて足を運んだ。

 そして少し曲がりくねった その道の先に見えてきたのは

 赤い屋根をした ユジンが夢に見た”不可能な家”だった。

 「あっ。」と声が出るユジン。 (ユジンは ワクワクしながら家に向かったに違いない。)





 
 その時 チュンサンはといえば・・・

 庭の花畑の中を 籠を背負って歩いていた。

 (正直格好悪い!!チュンサンがする格好ではないと思う・・・笑)

 下を見ながら 慎重に歩くチュンサンだったが その足元の先に石ころがあった。

 それに気付かず チュンサンはその石につまずいて転んでしまう。

 (ああ可哀そうと思う前に・・・めちゃくちゃ格好悪いと思う私。ごめんなさい!)

 すると背負った籠の中にあった 建築材料の丸い黒い形の良い石が 

 こぼれ落ちてしまうのだ。地面に突っ伏してしまうチュンサン。

 (何度も書くが・・・とっても格好悪い!!これがアニメで本当に良かった。)

 チュンサンは情けない顔で 首を上げこぼれた黒い石を眺めた。

 ハァハァと息をしながら 倒れたまままだ未完成の”不可能の家”を見るチュンサン。

 (あああああ・・・・手を差し伸べて 彼を立たせてあげたい!!!)

 目の前の”不可能な家”は 左右対称的な建物なのだが・・・

 チュンサンから見て右半分は まだ外壁が仕上がっていなかったのだ。

 その黒い丸い石は 外壁に使用するものだったようだ。


 


 チュンサンは まだハァハァと息をして 一度目を閉じて

 そして自分の目の前にある 庭の花に気がつく。

 それは チュンサンがユジンのために一生懸命に世話をして育てた薔薇の花だった。

 赤やピンクに混ざって目立って咲いているのは 白い薔薇だ。

 高校時代のチュンサンの声がする。

 「今度はユジンの番だよ。 好きな花は?」

 チュンサンが 目の前の白い薔薇に指でそっと触れると

 「白い薔薇。」とユジンの声が聞こえた。

 チュンサンは その白い薔薇に顔を近づけて 香りをかいでみる。

 ”これがユジンの好きな花の香り”そう思っただろうか? 

 またユジンの声がする。「覚えておきたいの。あなたが好きなもの全部ね。」

 そして チュンサンもまた 心の中でつぶやいていたのではないだろうか・・・・。

 ”僕もだ。僕も君の好きな 白い薔薇を忘れなかったよ。”

 そしてチュンサンは立ち上がり、こぼれた黒い石をかき集めて籠に入れるのだった。

 そして 心の中でチュンサンはつぶやく。


    ユジナ。何も言わずに去ってしまった僕を

    君は ずっと待っていてくれたんだよね。


    ・・・今度は 僕の番だよ。


    不可能な家でも 君なしでは 意味がなくても

    僕は 諦めずに建ててみせる。


 チュンサンはそしてゆっくりと 不完全な家に向かって歩き出すのだった。

 そう。チュンサンはこの場所で 一生ユジンを想って生きようとしていたのだ。

 心のどこかで ユジンが自分を探して ここを訪れてくれるのを期待して・・・。

 それだかこそ ユジンのために ユジンの好きな白い薔薇を植え、

 ユジンの夢だった”不可能な家”を 1人で完成させようとしていたのだ。

 嫌、多分キム次長の助けを借りて2人でだった。(笑) 

 チュンサンは必死に ユジンとの約束を果たそうと頑張っていたのだ。

 

 


 ユジンが”不可能な家”にやっと辿りついた。

 3段ほどの低い階段を上がると もうそこは家に繋がる

 丸いアーチ型をした 背の低い門が目の前にあった。

 ユジンは その門を押し開けて 中に入った。

 目の前に飛び込んで来たのは 海の見下ろせる見晴らしの良いテラスだった。

 そこには 先ほどチュンサンが腰かけていた椅子と

 ユジンが写っている写真を置いた テーブルがあった。

 そんなことは知らないユジンは そのテラスを歩き ふと壁に目を向けた。

 その壁に掛けられていたのは ”不可能な家”を描いたジグソーパズルだった。


 (実写版では お城の風景だったのに・・・こんな特別注文のパズルを

  チュンサンは いったいどこで手に入れたんだ?笑)


 ユジンは そのパズルを見つめて泣きそうになる。

 チュンサンの想いが ユジンに伝わってきたからだ。

 ”僕の人生のパズルには ユジンが必要なんだ”・・・その絵はそう物語っていた。

 ユジンというピースがなければ チュンサンの人生のパズルは完成されない。

 チュンサンが必要とするものは ユジンただ1人だったのだ。

 そう。・・・高校時代、転校してユジンに出会うまでは・・・

 チュンサンは 誰も必要とはしないで生きてきたのだった。

 父親のいない子・・・その負い目から 彼は貝のように心を閉ざして

 誰にも自分の中に入り込めないように 壁を作り

 影の中で1人でいることに 平気を装って生きていたのだから。

 そんな中でただ1人、孤独という影の中にいたチュンサンを 

 明るい光の中に引っ張って 連れ出してくれたのがユジンだった。

 そんなユジンが チュンサンにとっては唯一、心から大切な人だったのだろう。

 母のミヒよりも 誰よりも・・・チュンサンが必要としたのは ユジンだった。

 ましてや自分が記憶を失った10年間もの間、忘れずに待っていてくれた

 ユジン以外の女性を 彼は愛せるはずもなかった。

 チュンサンの生涯で たった1人の愛する人・・・それがユジンだったのだ。

 そしてユジンも やはりチュンサンは自分の「運命の人」だと信じていた。

 何度も・・・何度も・・・引き裂かれても・・・

 ずっと忘れられなかったチュンサンを ユジンはやはり

 自分の「運命の人」だと ひたすら頑固に思い続けていたのだろう。

 そしてこのパズルの前で ユジンはそれが正しかったと確信する。

  ”神様は やはり自分たちを結び合わせてくださった。”

 震えるような喜びが ユジンの全身を満たしたに違いない。

 良く見れば そのパズルは1ピースが欠けていた。

 そういえば・・・あの時も・・・そうだった。

 チュンサンが記憶を失くし ミニョンとして自分の前に現れた時。

 あの時も ジグゾーパズルが壁に掛けられていた。

 そして1ピースかけたその場所に ユジンが拾ったピースをはめ込むと

 目の前に現れたのが 愛するチュンサンだったのだ。

 ”神様が私達を あの時出会わせてくれたのね。”

 ユジンは またその再現を願いながら その絵の欠けたピースを床に探す。

 するとちゃんと その1ピースが落ちているのを発見する。

 その時だ。 チュンサンが家に戻って来る。(神様はいた!!笑)

 

 



 チュンサンはまっすぐ歩いて 壁の傍まで来ると片手を広げて壁に触れた。

 そして方向を変えて テラスの椅子の方へ歩いた。

 ユジンは なぜかそれには気がつかずに 必死にパズルをはめ込んでいる。


 (なぜに足音に気がつかない??ユジンは1つのことに熱中すると

  周りのことが見えなくなるタイプなのは分かるが・・・これは可笑し過ぎる!!)


 そして やっとそのピースを絵にはめ込んで 嬉しそうに絵から離れると

 ユジンの正面から 向かって歩いてくるのは チュンサンだった!!!

  
 
”あまりにも出来過ぎ!!嘘~!!”と心の中で 

 ユジンがそう 叫んだかどうかは定かではない。(爆)


 




 チュンサンは ユジンに気がつかないのか どんどん平気な顔で

 ユジンに向かって歩いて来る。

 ユジンはあまりのことに驚いて 肩からかけたバッグを床に落としてしまう。

 ドスン!!と音がして 初めてチュンサンは異変に気づく。

 ユジンはチュンサンが現れたことが嬉しくて もう涙が込み上げている。

 チュンサンは 誰かが自分の前にいることは認識できたようで

 「誰ですか?」と聞いた。しかし返事がない。

 チュンサンは もしかして・・・と期待して小さな声で恐る恐る尋ねた。

 「誰ですか?」それでも返事がない。嫌、返事が出来ないのだと

 チュンサンには 分かったのだ。

 今まで ずっと待ち焦がれたユジンが すぐ自分の目の前にいるのだと・・・。

 チュンサンの声が震えて「ユジンなの?」と言った。

 ユジンも やっと声を絞り出して言った。「チュンサンなの?」

 その声を聞いたチュンサンの目から 涙が溢れ「ユジナ。」と一言、声に出した。

 そして ユジンは泣きながら 最愛のチュンサンの元へ近づくのだった。

 (このシーンは実写版が蘇り すでにここではハンカチが涙でグッショリとなる。)





 美しい夕日が2人を包んでいた。

 オレンジの夕日の当たるバルコニーの隅に チュンサンとユジンは

 お互いをしっかり抱きかかえて 見つめ合っていた。

 そしてゆっくりと・・・2人は口づけを交わすのだった。


 このバルコニーで抱き合う姿と口づけは 実写版と本当に良く似ている。

 そして私はここで 実写版と重ね合わせて言いたいことがある。

 ・・・神様(作家様) ありがとうございます!!

  今まで散々 2人を引き離して恨んだ神様ですが(笑)

  ここで 2人を引き合わせてくださったことに 心から感謝します!!


 




 「これがいいわ。」「何言ってるの?」

 チンスクとチェリンが何やら言い争っている。

 白いウェディングドレスに 白い薔薇のブーケを抱えて椅子に腰かけるユジン。

 ユジンは肩を出したドレスに 額を出して髪をまとめて美しく結い上げていた。

 ため息が出るほど美しい そのユジンの傍で チェリンがチンスクに

 「このドレスは 私が作ったのよ!」と怒っている。

 ユジンは困った顔で 何も言えずにいる。

 チェリンはティアラを握って「そのティアラは似合わないの!」

 そうチンスクに言うと チンスクも負けていない。

 「聞いて呆れるわね。これがピッタリよ!」と自分が手にしたティアラを見せる。

 「デザイナーの意見が聞けないの?」とチェリン。「お断りよ!」とチンスク。

 ユジンがたまらなくなって「もうやめて。両方つけるわ。」と言った。

 すると2人が声を合わせて「お黙り!」と睨むのだった。 (漫画だ~!笑)

 「ティアラを2つ?」とチェリンが怒って言った。

 すると「チェリン。ユジンに怒ったわね?主役はユジンなのよ!!」と

 ユジンを指差して チンスクが言った。

 「知ってるわよ!!」と もうこの2人のバトルは終わりそうもない。

 ユジンは呆れて 椅子から立ち上がってどこかへ行ってしまう。

 「私の作ったドレスよ!」「デザイナーが何よ!!」「何ですって?」

 2人の喧嘩の声を背中に聞きながら ユジンは廊下を歩いている。

 すると履きなれないハイヒールなので 片方が足から脱げてしまった。

 「あっ!」と驚いて 立ち止まり振り向いて靴を拾おうとするユジン。

 靴に手が届きそうになると その靴をユジンよりも素早く拾い上げた手があった。

 それは・・・チュンサンの手だった。

 黒いタキシードに 黒の蝶ネクタイが良く似合うチュンサンは
 
 優しくユジンに微笑むと その靴をユジンに履かしてあげるのだった。

 そう・・・あの高校時代、塀の上でユジンに靴を履かせたように・・・。

 チュンサンは まるで目がちゃんと見えているかのようだった。

 しかし 手探りでゴソゴソとして時間がかかる様子は 

 彼の目が 完全な視力でないのを物語っていた。

 

 


 それでも チュンサンの優しさが嬉しいユジンだったのだろう。

 「これでいい?」とチュンサンが聞くと「ありがとう。」と、ユジンが答えた。

 チュンサンは「チェリンたちは?」と優しくユジンに聞いた。

 (この声は 本当にトロケルように優しい声だ!笑)

 ユジンは 2人が喧嘩してるとは言えなくて・・・
 
 チュンサンの顔を見て うふっと可愛く笑うのだった。

 そしてその美しい新郎新婦の2人が 結婚式を挙げようとしていたのは

 2人の新居でもある”不可能の家”の前のガーデンだった。

 ユジンとチュサンは 2人が再会できた”不可能な家”のテラスに並んで海を見つめた。

 「何かが足りない。」チュンサンはユジンを見てそう言った。

 「何が?」ユジンが聞くと チュンサンはユジンにピンクの手袋を差し出した。

 ユジンは微笑んで「ジェーンにもらったのね。」と言った。

 ユジンはジェーンから 手袋の話も聞いていたのだ。

 記憶を失くしたチュンサンが 誰の持ち物なのか分かるまで

 ジェーンに持っていてと チュンサンが預けたユジンのピンクの手袋だった。

 ユジンがその手袋をはめてみると・・・何か違和感があった。

 何か手袋の中に入っていたのだ。

 ユジンが手袋を取って見ると その掌にあったものは

 ジェーンがユジンにと チュンサンに託した あのハートのネックレスだった。


 

 

 ユジンはそれを見て 嬉しくて顔がほころぶのだった。

 チュンサンはユジンの手から そのネックレスを取りあげると

 自分の手でユジンの首に 上手にネックレスをつけてあげるのだった。

 (きっとチュンサンは 何回もネックレスをつける練習をしたに違いない。

  でなければ 目が不自由なのにあんなに素早くつけられる訳がない。

  それとも 目は見えるようになったのか??まったく・・・ややこしい演出だ!!)
 
 そして ユジンとチュンサンがとっても良い雰囲気で見つめ合っていると、

 邪魔者が忍び寄る。(笑)「チュンサンガ。」と声がして2人が振り向き現れたのは 

 新郎の母、ミヒだった。ミヒは 以前のようにしっかり白髪を毛染めして(爆)

 美しいピアニストのカン・ミヒに戻っているようだった。

 ミヒがにこやかに ゆっくりと2人の傍に近づいた。

 

 挙式会場となる”不可能な家”の庭では ヨングクの声が響く。

 「おい!!サンヒョク捕まえてくれ!!・・・チヒョン、ダメだ!!」

 「チヒョン。そっちはダメだよ!!」優しく諭すサンヒョクの声もする。

 チヒョンと呼ばれるそのヨングクの娘は 白い薔薇のアーチに向かって

 よちよち駆けだしているのだった。

 「危ないよ。」とチヒョンに追いついて 後ろから抱き抱えたのは

 サンヒョクだった。 (うん?今までのサンヒョクとは髪型が違う。)

 

 そう・・・声優をしてる カン・ヨハン君そっくりなサンヒョクだ。

 なぜだか 皆さまもうおわかりですよね?(笑)

 もうすぐ 実写でのチュンサンとユジンの登場になるわけ。ワクワク・・・。


 サンヒョクに抱かれて 嬉しそうに笑っているチヒョン。

 やっと ヨングクもやって来て「何でこうも 言うことを聞かないんだ!」

 と 後ろから困った様子で叫ぶのだった。

 するとサンヒョクは「パパに似てるからな。」そう言うと

 急に変な顔をして「えっ!」と叫んだ。驚くヨングクは「どうしたんだ?」と言う。

 「おしっこをしたんじゃないか?」チヒョンを横抱きにして そう言うサンヒョク。

 父のヨングクが調べてみる。「本当だ!!」と叫ぶヨングク。

 「早く!!おむつを替えなくちゃ!!」と困った顔で言うサンヒョク。

 父のヨングクは チヒョンを サンヒョクに抱かせたままで

 「チヒョンオンマ!!」とチンスクを大声で呼ぶのだった。

 しかし チンスクは傍にいない。ヨングクはチンスクの元へと

 「チンスク!!チヒョンがおしっこをしたんだ~!!」と叫びながら走っていった。

 ずっと困った顔のサンヒョクは 泣きだすチヒョンを必死であやしている。

 そんなサンヒョクの後ろに見えるのは チョンア姉さんとキム次長のようだ。

 この日の挙式は 晴れ渡った空の下で 大勢の親戚や友人たちに囲まれて

 盛大な結婚式が 2人の"不可能な家”で執り行われようとしていたのだった。

 

 


 

 今から挙式を挙げようとする2人が並んだテラスに ミヒがやって来て言った。

 「2人には 申し訳ないことをしたわ。」 (なんだ。まだ謝ってなかったのか。笑)

 するとユジンは言う。「お義母さん。そんなことを言わないでください。」

 ミヒは優しい嫁に感謝しただろう。そして息子のチュンサンを見つめて

 「私を許してくれる?」とそう聞いた。

 するとチュンサンは 母の元へ歩いてゆき「母さん。」と言って

 優しくミヒを抱きしめるのだった。嬉しいミヒも しっかり息子を抱きしめる。

 (ああ・・・ミヒになりたい私・・・。)

 こうして親子は抱き合いながら 2人の間に出来た大きな溝を修復できたのだろう。

 やっとこの親子にも 春が訪れたようだった。

 そんな2人を ユジンは喜びで見つめていたに違いない。

 こうして チュンサンの長い長い冬は終わり・・・

 ユジンと共に 幸せな季節へ歩み出すことが出来るのだ。

        
 (おめでとう!!チュンサン!!)

 

 

 

 そして いよいよ挙式が始まる。

 ユジンの入場をエスコートするのは チュンサンの父、ジヌだった。

 父ヒョンスの親友であるジヌに ユジンは父親役を頼んだようだ。

 しかしこんな大役は初めてのジヌ。緊張が高まって ホ~と息を吐き出した。

 「おじさん。感謝します。」ユジンが言うと ジヌは

 「嫌。何だか不思議な気分だな。私がヒョンスの代わりを務めるとは。」

 ユジンも感慨深げだった。するとジヌは急に張り切って ユジンに向かって

 「入場の練習をしようか。歩幅とスピードはどのくらいがいいかな。」と言った。

 ユジンは笑いながら「もうすぐ式が始まってしまいますよ。」と言う。

 すると「父さん!」と声がして 「僕が代わるよ。」とサンヒョクが現れた。

 サンヒョクは父に向かって

 「練習の時間はないよ。ユジンは僕に任せて式場に行って。」と言うのだった。

 ジヌはほんの少し残念な気持ちもあったが 安堵の気持ちのほうが強かったのだろう

 息子の申し出に ユジンに目で”いいかい?”と語って頷いて

 ユジンをサンヒョクに託して ジヌはその場を後にするのだった。

 そして サンヒョクとユジンはしばらく見つめ合った。

 サンヒョクは もうすっかりユジンのことは吹っ切れているような爽やかな顔だ。

 ユジンも そんなサンヒョクの表情が嬉しかったに違いない。

 「ユジナ。外で待ってるよ。」と言って 先にサンヒョクは入場の場所へ移動した。

 ユジンは「うん。」と言ってうなずいて サンヒョクを見送った。


 

 


 さて サンヒョクが向かった 会場の”不可能な家”の庭では・・・

 ユジンの好きな白い薔薇で出来たアーチが 前と後ろに2本建てられて

 その間に作られた バージンロードの両脇に

 丸いテーブルに椅子が 広い庭にいつくも並べられている。

 いったい何人の来賓客がいるのだろうか・・・。

 大勢の大人や子供が 結婚式の始まりを 今か今かと待っていた。

 不可能の家の周りには 沢山の木や花が植えられている。

 季節は春なのだろう。家の横には桜の木が見える。

 そう。チュンサンとユジンの 長い冬を耐えた恋の物語は

 ようやく 今日の明るい春の日を迎えて 幕を閉じるのだ。

 風に乗って 桜の花びらが舞い散った・・・。


 すると映像が アニメから実写へと見事に美しく入れ替わるのだ。

 


 


 式の時間が告げられたのか・・・・

 ガーデンに散らばっていた客たちが みんな席に着き

 中にはカメラを構える者も出始める。

 サンヒョクは しっかり後方の薔薇のアーチの横にスタンバイをしている。

 ビデオカメラを持って 来賓を撮影する人に気が付いたヨングクが

 チンスクをつついて 一緒にカメラに向かって挨拶をする。

 (残念なことに・・・このチンスクは初めて見るお顔です。笑)

 「チュンサン。ユジン。おめでとう!!」とヨングク。

 「ユジン。おめでとう!!」とチヒョンを抱いたチンスクが言うと

 「早く息子を産んでくれ。うちの娘と結婚させるから。

  その時は泣かないでくれ。」と 冗談を言うヨングクだった。

 そして カメラはチェリンを写す。 (声を担当していたセナさんだ。)

 すこしふくれたような顔で チェリンは言った。

 「カン・ジュンサン。チョン・ユジン。結婚おめでとう。・・・心から。」

 しかし 最後の「心から」の時には 笑顔なチェリン。

 チェリンもまた すっかりチュンサンへの恋心は 冷めているようだった。(笑)

 庭のあちこちに飾られた 白い薔薇の花は 

 チュンサンからユジンへのプレゼントだったのだろう。


 




 その白い薔薇たちにも負けない 神々しい美しさで 家の中から現れたのは

 真っ白なドレスに身を包んだ 白い花の妖精ようなユジンだった。

 来賓はみな 正面の前方のアーチの方を見て座っている。

 来賓たちの背中を見ながら 会場の後方になる家の

 丸い壁の中央のアーチの下に ユジンは静かにブーケを手にして立っていた。

 「遅いわね。」という来賓の中で 後ろを振り向いて

 ユジンの登場に 一番に気がついたのはチンスクだった。

 「ねぇ、ユジンよ!」とヨングクに教えるチンスク。

 「見て!!凄く奇麗!!」と チンスクは感激している。(さっき見てたくせに。笑)

 ユジンはアーチの壁からゆっくり前へ歩き出した。

 これから花のアーチをくぐって いよいよ式が始まるのだ。

 横でスタンバイしていた サンヒョクがユジン近づく。

 そして ユジンに白い手袋の右手を差し出した。

 ユジンが 左手をそのサンヒョクの手に乗せると

 その手をサンヒョクが握りしめた。ユジンはサンヒョクに微笑む。

 するとサンヒョクが笑顔で ”じゃ、行くよ”と瞳で合図して 

 ゆっくりとユジンの手を引いて アーチで結ばれた中央のバージンロードを歩く。

 いたずらな風の精がやってきて ユジンのベールを舞上げる。





 そして サンヒョクが手を引くその先には・・・

 まるで王子様のようなチュンサンが

 ”不可能な家”の正面にある 海を見ながら立っている。

 ユジンの気配を感じたのか、チュンサンはゆっくりと振り向いた。

 拍手の音が聞こえる。ユジンが自分に向かって歩いてくるのが分かる。

 チュンサンは 見えにくい目で 必死に歩いてくるユジンを見つめる。

 ”僕の・・・ユジン。僕の愛しい、愛しいユジン・・・。早く、早く僕の元に来て。”

 チュンサンは 今、正真正銘の妻となるユジンを 幸せ一杯な表情で待っている。

 庭に用意された 真っ白なバージンロードの上をユジンは歩く。

 サンヒョクにしっかり手を引かれて・・・

 白い薔薇の正面のアーチの下で 待っているチュンサンの元へ・・・。


 

 

 ユジンは1歩、1歩噛みしめるように チュンサンの元へ歩いてゆく。


 長かった・・・。18歳 (日本年齢では17歳)で出会って

 チュンサンに恋をして どれだけの苦しい時間を ユジンは過ごしてきたのだろう。

 どんなに悲しい想いをしても、どんなに辛くても・・・

 ユジンは絶対に チュンサンを諦めなかった。

 その想いが やっと今、報われる。 (ユジン!!おめでとう!!)

 



 
 ユジンはやっと チュンサンの正面のまで辿り着いた。

 ユジンをまっすぐ見つめるチュンサンの目が サンヒョクに移った。

 サンヒョクは チュンサンの右手を取った。

 そして 自分の握っていたユジンの手と 彼の手をしっかり結び合わすのだ。

 ”兄さん。僕の初恋の人を どうかよろしく!!”と 

 心の中で チュンサンに言いながら・・・。




 チュンサンもサンヒョクに”ありがとう。僕に任せて。”と目で語った。

 サンヒョクが離れて チュンサンはユジンの手を取ってアーチに向かう。

 前方のアーチを2人でくぐり抜け、海へと続くその緑の大地で

 チュンサンとユジンは向かい合う。


 サンヒョクは会場の後ろのアーチまで下がって 遠くから2人を見つめている。

 うつむいていたユジンが 正面のチュンサンの顔を見上げた。

 チュンサンは そのユジンの瞳を見つめながら誓う。

 「私 カン・ジュンサンは 妻チョン・ユジンを

  生涯 愛することを誓います。」

 そして ユジンが誓う。

 「私 チョン・ユジンは 夫カン・ジュンサンを

  生涯 愛することを誓います。」

 (前回の誓いの言葉は ユジンが先で凄く変でしたが 今回はまともです。笑)

 その2人の誓いを サンヒョクとチェリンが納得した顔で聞いている。


 

 

 そして チュンサンは・・・

 ユジンの誓いを聞き終わると 白い歯を出して微笑むのだ。

 その笑顔が 心から嬉しいユジン。

 そんな2人に真っ先に拍手をしたのは サンヒョクだった。

 それにつられて 来賓客が一斉に大きな拍手を2人に贈る。
 
 チュンサンと腕を組んで ユジンはまた白い薔薇のアーチをくぐって
 
 来賓客の元へと戻って来る。





 この時の2人は みんなに拍手をもらって 笑顔で満ちている。

 突然、クラッカーがユジンの耳元で鳴った。驚いて、そしてまた

 チュンサンと顔を見合わせて 笑うユジンは 本当に奇麗だ。

 「おめでとう!」「おめでとう!!」

 沢山のフラワシャワーとクラッカーの雨の中を 2人は笑顔で進む。

 「おめでとう。2人とも俺に感謝しろ!」ヨングクが叫んでいる。(なんでだ?笑)

 「凄く奇麗よ!!」とチンスクも叫ぶ。

 

 



 そして結婚式も無事に終わり 最後の記念写真。

 チュンサンとユジンの周りには 沢山の人間が並んでいる。

 修道僧が2人見えるが まさかフランスから

 ユジンのために飛んで来たのだろうか?(どう見ても西洋人には見えないが。笑)

 誰の子供か分からないが 子どもも大勢集まって来た。

 「早く来て。」とチンスクに言われて ヨングクがペコペコ頭を下げながら来て

 「お母さん、おめでとうございます。」とギョンヒに挨拶している。

 チンスクに怒られたヨングクが「ご飯を食べてたんだ。」と言って みんなを笑わせる。

 写真館のオジサンが 「前を見てください!!」と大きな声で合図をした。

 ユジンとチュンサンは 一緒に並んだ周囲の人から祝辞を沢山いただいて 

 嬉しそうに 頭を下げてお礼を言っている。

 「新郎と新婦、腕を組んで!!」と カメラマンのオジサンの大声。

 チュンサンとユジンが 嬉しそうに腕を組んだ。

 「いいですね。撮りますよ。」とオジサン。「では 1、2、3!」

 オジサンが合図をしている間に 笑顔を作る大勢の人々。

 ユジンも チュンサンも 本当に幸せそうに白い歯を出して笑っている。

 そしてこの時 チュンサンの心の声が聞こえてくる。

 

      1枚の写真。

      僕たちは それがなかったら

      出会えなかった・・・。

 

 そして 集合写真のシャッターが切られ

 それは 1枚の白黒写真となって 大きく画面に現れた。

 


      この先 どんなに時が過ぎても

      決して 忘れないで・・・


      君のポラリスは

      いつも 同じ場所にあると・・・。

 


 

                                     






                          完




 

 今回も きょこままさんから 画像をいただきました。ありがとう~

 BGMはYuちゃんの提供です❤ 今まで本当にありがとうございました!感謝~





 ********************************

 

 

 皆さま 長い間読んでくださってありがとうございました。

 実は 最後は泣きながら これを書いていました。

 なんだかんだ 文句を言って観てきたアニメだったのに(笑)

 やっぱり チュンサンとユジンの最高なハッピーエンドを見せてくれて

 私は 心から嬉しくて・・・感動して涙が止まりません。

 何度観ても この2人のウェディングシーンは素敵です。

 こんな素敵な最後で終わらせてくれた 

 アニメ「冬のソナタ」のスタッフの方々に 

 感謝の気持ちでいっぱいです。

 そしてジウちゃん。ヨンジュン・・・ありがとう!!

 素敵な姿を 私達に見せてくれて・・・

 心から 心から・・・ありがとう!!!!

 
 
     

 

 

 

 

 
 

 


 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 


2010/05/12 12:27
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

笑ってください!!

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 はぁ・・・

 先ほど義母の眼科の 通院のお手伝いから終えて帰宅しました。

 先週は眼圧が上がり過ぎて 点滴をした義母。

 今日は 一週間飲んだ飲み薬が効いて

 だいぶ下がったらしいので安心しました。

 義父の様子も見てきましたが・・・

 朝は 腰の痛みがあって苦しそうでしたが

 湿布のような 痛み止めの張り薬が効いたらしく

 今は すっかり笑顔になりました(*^_^*)

 歌姫の冗談にも 大笑いしてたので大丈夫!!(笑)

 笑ってくれたら 本当に嬉しいピエロの歌姫なのです。

 しかしながら・・・食欲はあまりないようなので・・・

 夕方 義父の好きな高野豆腐でも炊いて

 持って行ってあげようと思っています。

 

 歌姫といえば・・・ 食欲は旺盛(*^^)v

 GW期間中も ご馳走を食べまくってしまいましたが

 昨日も 音楽仲間誘われて・・・

 例のお料理教室に通っている フランス料理のお店で

 豪華フランス料理のランチを またまた堪能してしまいました。

 
 


 

 は オードブルの盛り合わせ

 は ミネストローネ (ちょと食べちゃってから写したので・・・汚くてごめん!)

 は 牛フィレ肉のステーキ

 は 白身魚(昨日は鯛)のポワレ

 は 季節のケーキとキャラメル味のアイス

 は 三角のプリンとカシスのアイス


 勿論、はメインディッシュで3種類から選び

 歌姫は牛フィレを食べ、は隣の友人のお皿です(笑)

 同じくもデザートを4種類の中から選べて

 歌姫はのケーキとアイス。はお隣のお皿なの


 
 


 昨日集合した5人のメンバーは

 毎年合同で 生徒のピアノ発表会をする仲間です。

 発表会後、義父のことで歌姫がバタバタしていたので

 なかなかみんなと集合して 

 発表会の打ち上げも出来ていなかったので

 近況報告も兼ねて みんな集合して

 やっと発表会の打ち上げとなりました。

 発表会から・・・もう2カ月も過ぎてます(笑)


 で・・・昨日聞いためちゃくちゃ笑える話!!

 アニソナの後半を仕上げる前に

 みなさんにも 笑っていただきたくて

 ここに書いちゃいます(*^_^*)


 



 実は 昨日のメンバーの中で

 2人の娘と1人の息子を持っている友人がいて

 上のお姉ちゃん2人は 音楽をしていて

 長女はロシアに留学もさせていたりするんだけど・・・

 一番下の男の子は まだ高校2年生。

 中学の時は 結構やんちゃで・・・

 友人はしょっちゅう学校に呼び出されてたりしてたの。

 でも、頭は良くて 優秀な県立高校へ進学できて

 つい先日、進学先の高校の総会と学級懇談会があったらしい。

 友人は 息子が無事に2年に上がれたことだけで嬉しくて

 ルンルンと学校へ出かけて行ったの。

 それでまず 授業参観があってクラスの雰囲気を見て

 そして総会にしっかり出席し、また次にクラスに戻り

 学級懇談会にも参加したの。(親の見本です!)

 そこで 来月行くという修学旅行のプリントを配られ

 今年は2人2組で行動するという表が中にあったらしい。

 しかし、友人の息子の名前はなかったの。

 「あらま。やっぱりうちの子は問題児だから 

  誰もペアは組んでもらえなかったのかしらん。可哀そうに・・・。」

 そう思った友人。でも同じクラスの息子のお友達の藤田君は

 しっかりペアになって名簿に載っているのになぁ・・・。

 不満に思いながら30分過ぎ・・・

 思い切って先生に質問した。

 「あの・・・このメンバー表は全員ではありませんよね?」

 すると先生「はぁ??勿論全員です!!」

 友人「でもうちの子の名前がないんです。」


 ・・・皆さま、もうおわかりですね?(*^_^*)

 友人は 隣のクラスに間違えて入っていたわけです。

 藤田君というのは隣のクラスにもいて 

 下の名前は覚えていなかったらしい(笑)

 そして息子のクラスは5組なのに 6組と勘違いして

 授業参観でも6組のつもりで 初めからクラスにいたらしい。

 「だって息子の顔が見えたから 教室に入って

  頭の中では ここは6組だって思ってた。」

 などと のたまう友人・・・(;一_一)

 
 歌姫が「でも 授業参観を見てたんだから

 懇談会の時に先生の顔を見たら 

 クラスが違うって分かるでしょ?」と聞いたら

 友人曰く・・・

 「女の先生で 見た目が似てた。(本当か?笑)

  でもね・・優しそうだったのに 

 懇談会では物凄く厳しい感じだったから

 あら、雰囲気が変わったなって思った。」

 そして クラスを間違えたと 

 30分経ってよやく気づいた友人は

 「すみません。すみません。」と頭をペコペコ下げながら

 他の親御さんからクスクス笑われながら

 そそくさと クラスを移動したという。


 まだ学校に通うお子様をお持ちの皆さま。

 信じられる??嘘みたいな本当の話(笑)

 歌姫の友人は こんな天然の楽しい人々です。

 

 


 さぁ!!今日は良いお天気で気持ちがいい!!

 これからお昼を食べたら・・・

 アニソナの後半を頑張って仕上げま~す(^O^)/

 

 

 

 


 

 


 

 

 


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