ヨンジュンからのお見舞い
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昨日は ご心配をおかけしました。
更年期なんでしょうか??
なんなんでしょう・・・(;一_一)
若い頃は 涙腺はめちゃくちゃ固かったのに・・・
最近は すぐ涙がこぼれます・・・。
それでも 物凄く強がりな私は
自分1人でいる時にしか 泣けません(>_<)
だから・・・ガッハッハと大笑いしてる私しか
周囲の人間は見たことないはずです(笑)
小さい時から 泣き虫が嫌いで・・・
どんな時でも 涙は我慢できる私でした。
そうそう・・・小学6年の時には
卒業式前に クラスの男子全員が
私の涙を 一粒でいいから見たい!!と結託して
色々な攻撃をしてきたことがありました(笑)
実は・・・
私、喧嘩が非常に強くて(爆)
口でも手足でも 男子に勝ってしまい
男子を泣かせていた過去があります・・・( ..)
掌の皮や肉が破れるほど爪でつねられても
我慢して 決して泣かなかった私・・・凄い??(笑)
今でも その傷跡はしっかり残っています(;一_一)
そんな涙腺の堅い私だったのですが・・・
「愛の群像」のラストでは 号泣・・・。
夫がその時に 出張で留守だったこともあり
なんと3時間 ぶっ通しで 号泣・・・。
それも 子どものように声をあげて
ワンワン泣いてしまったのでした。
自分のことより 他人のことで涙が出る私。
昨日の涙は
そんなわけで・・・自分のことではありませんでした。
でも それは 泣いてもどうにもならないことなので
もう大丈夫!!!!
今日は いつもの私です(*^_^*)
きっとね・・・
ヨンジュンもそういう性格のような気がしてる。
自分が苦しくても 決して泣かない。
だから・・・
あの時の 事故で怪我をされた家族の方のことでは
心配でたまらなくて
きっと 泣いてたよ・・・。
早く 早く・・・
みんなが元気になればいいね!!
私の心にも
そして・・・みんなの心にも
ヨンジュンの笑顔が お見舞いになるよね。
春の日の午後~また 君に恋してる♪
今日は 朝から晴天!!
昨日までのどんよりとした 冬の空ではありません。
吹く風も 爽やか・・・。
やっぱり春なんだな・・・そう感じる暖かな日でした。
我が家の木蓮
でも 私は・・・
実は午前中に ある用事があって
義父の通院する病院に 電話をしていました。
そして 電話では詳しく話せないとのことだったので
先生に呼ばれて お昼前に病院に行ってきました。
私1人で 義父は残して・・・。
先生と話し終わったのが もう正午を回っていました。
役場に咲く桜
その帰り道で 咲きかけた桜の花を見て
なぜだか 涙が止まらなくて・・・
役場の駐車場が 傍にあったので
用事もないのに そこに車を止めて
しばらく泣きながら
役場の周りに咲く 桜を眺めていました。
その時 カーラジオから流れていたのは
坂本 冬美の「また 君に恋してる」でした。
いつか 風が散らした花も
季節がめぐり 色をつけるよ
また 君に恋してる
今までよりも 深く
まだ 気にを好きになれる
心から・・・
★坂本 冬美 「また 君に恋してる」 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=e_xOqmbjWhY&feature=related
悲しいのは 義父のことだったのに・・・
私ったら この歌詞で思い浮かべたのは
・・・ヨンジュン。
ヨンジュンが心の中で 微笑んだの。
「ケンチャナ!!」っていう顔で・・・。
日頃 演歌なんて聞かない私が
この「また 君に恋してる」の歌声と
桜の花に 心から癒された 春の日の午後でした。
ハイ!チーズ!!
皆さま こんにちは!!
先日も ここで紹介させていただいた
高松国際ピアノコンクール♪ですが・・・
昨日の授賞式と受賞者演奏会で 無事に終了いたしました!!
詳しくはこちら ↓
http://www.tipc.jp/japanese/index.php
私は 土曜日の本選審査だけの見学で
昨日の授賞式には 足を運びませんでしたが
コンクール1位の優勝者には
本選終了後に ロビーでお会いすることができて
握手もしていただいて・・・
2ショットも撮っていただけちゃいました(*^_^*)
えへへ・・・ラッキー!!!
この時は まだ彼が優勝という発表はありません。
それでも 歌姫の直感!!(笑)で・・・
彼が優勝するかも・・・と思ってたので
演奏会後に バッタリお会いできて
「凄く良かったです!!」って声をかけたら
笑顔で握手してくれて・・・
「ハイ!チーズ!!」ってしてくれましたぁ♪
コンクール第1位のこの方は
ロシア人のアレクサンドル・ヤコブレフさん♪
彼の演奏の模様は こちらから ↓
http://www.tipc.jp/competition/pop.php?m=F&ID=2055
本選に残った6人中3人が ロシア人でした。
歌姫の音楽仲間で、歌の伴奏をしてくれるOさんは
↓ の写真の下に1人で写ってる イケメンの彼がお気に入りでした(笑)
歌姫は 彼にも握手してもらって・・・
その上の眼鏡のロシア人の若いピアニストとも
「ハイ!チーズ!!」と 写真を撮ってもらってます(笑)
あはは・・・結局、本選出場の3人のロシア人の男の子と
すべて 仲良くしてもらったずうずうしい歌姫だったのでした(爆)
でも・・・2位に入賞した 日本女性の石村 純さんも
本選で 本当に素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
彼女の演奏はこちらでどうぞ!! ↓
http://www.tipc.jp/competition/pop.php?m=F&ID=2142
彼女は 本選で一番最後の演奏だったのですが・・・
他の5人が スタンウェイのピアノを使用したのですが
彼女だけが ファツィオリというイタリアのメーカーのピアノでした。
ファツィオリ・・・素晴らしい音色でした!!!!!!
勿論、石村さんの演奏も素晴らしいのですが・・・
その演奏技術に ファツィオリのピアノがしっかり応えて
美しい音色を響かせてくれてるような気がしました。
とっても響く、それでいて繊細な音色だったと思います。
上のオーケストラと一緒に写ってるのがスタンウェイのピアノ♪
写真の下が そのファツィオリです。
実は 歌姫は6人中5人の演奏しか聞けませんでした。
最初の1人めの エストニアの女性の
演奏には間に合わなかったんです。
電車で高松へ向かったのですが・・・
朝の支度にモタモタしてて・・・2人目の演奏には間に合うようにと
頑張ったのに、またひとつ電車に乗り遅れ(>_<)
頑張って11時半には着く予定が・・・
2人目の演奏が始まってしまっていて(T_T)
一緒に写真を撮っていただいた眼鏡のダニイル君の演奏は
ロビーの実況放送で 聞いていたの・・・(;一_一)
それでも このコンクール会場のサンポートは
海が見渡せる 美しい場所で・・・
歌姫の知り合いの彫刻家の流 正之先生の作品も飾られていて
景色を眺めているだけでも 時間を潰すことはできるんです。
流 正之先生の作品 ↑
会場のロビーからの眺め ↑
そうそう・・・そのコンクールでの
「ハイ!チーズ!!」のおまけ~♫
コンクールの審査員でいらしてくださっていた
作曲家の池辺 晋一郎さんとの2ショット!!
とても優しくて ダンディーな紳士でございました(*^_^*)
こんな風に・・・
ヨンジュンに将来 どこかで出会えた時に
「ハイ!チーズ!!」って・・・
一緒に撮ってもらえたら いいよね~!!!
まぁ・・・夢の夢の・・・・夢~~~~~!!!
でも・・・元気で生きていれば・・・
1%の奇跡は起こるかも!!!!(*^_^*)
面の皮の厚~い・・・歌姫なのであります!!(笑)
♫♪追記♫♪♫~♫♪♫
ヨンジュンには「ハイ!キムチ~!!」だったぁ(*^_^*)
アニメ☆冬のソナタ☆第21話(後半)
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第21話 ≪新たな旅立ち≫ 後半
夜の空を 飛行機が飛んでゆく。そして・・・時間は遡る。
ある晴れた日の午後だった。
サンヒョクは放送局の屋上から チュンサンに電話をかけていた。
「カン・ジュンサン!チュンサン!今どこだ?」
チュンサンは 飛行場に向かうタクシーの中だった。
車の窓を降ろして 外の風を受けながらチュンサンは言った。
「もう冬は終わったのかな。冬の空が好きだったのに・・・。
もうこの空を見るのも 最後だ。」
チュンサンの目に 空を飛ぶ飛行機が見えた。
「僕は今、空港に向かってる。ユジンを頼む。ユジンを大切にしてくれ。
彼女が悲しいまないように・・・。」そうチュンサンはサンヒョクに言った。
それを聞いて「チュンサン!」とサンヒョクが言う。
チュンサンは サンヒョクに必死で言う。
「お願いだ。本心で頼んでるんだ。
僕は もう二度と戻らないつもりだ。」
それを聞いたサンヒョクは やはり「チュンサン!!カン・ジュンサン!!」
と、彼の名前を叫ぶしかなかった。
今から思えば この時はサンヒョクは 知らないが
すでにチュンサン自身は サンヒョクと異母兄弟だと知っていたことになる。
兄妹であるサンヒョクに チュンサンはユジンのことを頼んでいたのだ。
これは サンヒョクが兄弟だと知らない以外は 実写版と同じ展開だ。
チュンサンは ユジンと兄妹ではないと知っても
やはり病気のことを苦にして 身を引いたということになる。
そしてユジンのことを心から愛する 自分の兄弟であるサンヒョクに
自分の最愛の人であるユジンの幸せを チュンサンは託したのだった。
サンヒョクは あの日のチュンサンとの そんなやりとりを思い出していた。
父とミヒの関係を知って倒れた母。そして父が自分だけのものではなかったと知って
父に嫌悪感を感じて 晩に家を飛び出したサンヒョクだった。
サンヒョクは 手に煙草の箱を持っている。
そしてそこから煙草を1本取りだして銜えた。
「友達?」心の中で チュンサンの声がした。
ユジンから頼まれた伝言を伝えるために チュンサンを探しに行った空港で
チュンサンが サンヒョクに言った言葉だった。
「僕たち やっと友達になれたのか・・・。簡単だな。
お互い 歩み寄ることが、昔はできなかった。」
サンヒョクは銜えた煙草に ライターで火をつける。
そして携帯電話を取りだして見つめ、決心したように電話をかけた。
サンヒョクが かけた相手はユジンだった。
「もしもし・・・。」ユジンの声がした。
この時のユジンは もうフランスにいるのよね??
それともフランスに行く前なのかな??
う~ん・・・イマイチ時間の経過が把握できない。(>_<)
こんなんで解説にしていいのだろうか???みんなごめんね~! (笑)
そして画面はまた切り替わり 手術前のチュンサンになる。
チュンサンは頭をキャップで覆われ 酸素を吸入して目をうつろに開けている。
チュンサンの目に映っているのは 手術台の眩しいライトに照らされた
自分を囲んでいる 手術に携わる医師たちだった。
「血圧を測って。」1人の医師がそう言った。
「分かりました。」傍にいた看護婦がそう言った。
チュンサンは点滴で繋がれて 手術台の上に寝かされていた。
「麻酔の準備をします。」「バイタルサインを」
看護士がPCで データをはじいている。「準備ができました。」そう声がした。
「深く息を吸って。」医師がチュンサンの顔の上で 片手を広げた。
「吐いて。」そう優しく言う声に チュンサンの意識は遠のいて行き
そして、チュンサンは目を閉じた。
”手術中”というランプが点灯し、チュンサンの手術はこうして始まったのだった。
そして その手術室に向かって、手術のユニホームで廊下を歩くジェーンがいた。
(なんだ。担当医のくせに、まだ手術室に入ってなかったの?)
そしてアン博士が通りかかって、ジェーンの前で横を向いて立ち塞がった。
驚いた顔のジェーンに 博士は振り向いて言った。
「君は 彼を死んだハリーに重ねてないか?」
ジェーンは返す言葉に詰まった。すると博士は言う。
「私情が入ったら 手術はできない
他の医師と代わるなら今のうちだぞ。」
それを聞いたジェーンは 怒ったように博士を見つめて
「主治医も執刀医も私ですし・・・。
それに 私情など挟んでいません。」とキッパリと言った。
「その言葉を 信じていいか?」博士は 心配そうにジェーンに言った。
ジェーンは そのまま何も言わずに
博士を無視するように手術室へ向かうのだった。
しかし ジェーンのその脇を 担架で慌てて運ばれる患者が見えた。
「ハリーさん!!」泣きながら その担架の後を追いかけているのは
自分の昔・・・少女時代のジェーンだった。
それはジェーンが経験した 過去の映像だった。
「ダメよ!!」ジェーンは 走る担架を見て泣き崩れている。
床に倒れて泣いているジェーンを 優しく肩に手を当てて
「ハリーはきっと大丈夫だ。大丈夫だよ。」
そう声をかけているのは ミニョンだ。「ハリーさんが死んだらどうしよう。」
ジェーンにはミニョンに抱きついて、ワンワン泣いている。
ミニョンは そんなジェーンを優しく抱き抱えるのだった。
ハリーを乗せた担架は 走って廊下の向こうに行ってしまう。
「きっと大丈夫よね?」泣きながら ミニョンの腕の中でジェ-ンがそう聞いた。
「ああ心配するな。」ミニョンは ジェーンを抱いたままそう答えるのだった。
そして・・・時は、青年になったミニョン、嫌チュンサンの手術に戻る。
「ハリーさん。私に力を貸してちょうだい。絶対に助けたいの!」
執刀医のジェーンは チュンサンの手術前に 天国のハリーに向かって祈っていた。
「メス」と言って メスを手にしたジェーンは 覚悟を決めて手術を始めるのだった。
手術室の外では ミヒがハラハラしながら手術の成功を祈っていた。
心配で ウロウロ廊下を行ったり来たりして
手を合わせて「チュンサン!!」と祈るミヒだった。
アン博士は そんなミヒを見かねて「大丈夫だから座って待とう。」と促した。
しかし ミヒは首を横に振って 椅子に座ろうとはしなかった。
ミヒは思い出していた。 韓国から出国する自分を空港に見送りに来たチュンサンが
「これで最後だ。」とミヒに言った時のことを・・・。
「最後ですって?」と 何のことか分からずに聞くミヒに
「もう2度と会えないから・・・。
僕が父さんのことを聞いたら 死んだと言ったよね?
これから 誰かに僕のことを聞かれたら 僕は死んだと答えて。」
あの日 チュンサンは自分にそう言った。
その意味が あの時のミヒには分からなかった。
そして ”もう2度と会えない”と言った チュンサンの自分を拒絶する思いが
どんなに激しいものだったのかということも・・・ミヒには全く理解できていなかった。
この時 ミヒはユジンと引き離すためについた嘘を 後悔していたのだろうか?
後悔していたのなら 少しは救いがあると思う私・・・。
あの日のチュンサンの言動を思い出したミヒは ”もう2度と会えない”・・・
その言葉が現実になったらどうしようと思う悲しみで
その手術室の廊下で 気を失って倒れてしまう。
それを見たアン博士は「ミヒさん。しかりしろ!」と、慌ててミヒの傍に走る。
廊下の椅子の上に残されたミヒの携帯電話が その時 鳴り響くのだが・・・
ぐったり気を失ったままのミヒの耳には 届かなかった。
そのミヒの携帯に電話をしていたのは ジヌだった。
ジヌは 薄暗い大学の自分の研究室で ブラインドの隙間から
外の景色を見ながら ミヒに電話をかけていた。そのジヌの耳には虚しく
「ただいま電話に出ることができません。」とうメッセージが響くだけだった。
場面は フランスのユジンに戻る。
ユジンが修道女から預かった包みの中身は 立派な箱に入った1本の酒だった。
その箱を開け 出てきた酒のラベルを見て驚いたのは
ユジンが訪ねた あの中年の建築家の男だった。
男は その酒を手にってしげしげと眺め、そして酒を優しく撫でた。
「修道女の方に渡されたのですが・・・お酒でしたか。」
その様子を見ていたユジンが そう言うと、男は
「単なるお酒以上の意味がある。」と まだ視線をその酒に残したまま呟いた。
ユジンは言った。「それで”大聖堂の復元は 神のご意思だ”
”選択は神によるものだと”と その方は言ってしました。」
男は「”選択は神によるもの”・・・。」そう呟くと
手にした酒の蓋を開けて その中身をグラスに注ぐのだった。
並々と注がれたグラス。男は 机の上の山積みの仕事道具を 手で振り落とし
机の上には そのグラスだけを残した。
膨大な資料が床に散らばって 驚くユジン。
男はしばらく そのグラスに入った酒を眺めて、そしてユジンに言った。
「1杯飲むか?」 すると ユジンは慌てて手を横に振りながら
「お酒はダメなんです。ヴァン・ショー1杯で気を失ってしまうくらいですから。」
と断った。そして落ちた資料の中から 1枚の写真を拾い上げて
「これが テレーズ大聖堂ですか?」と尋ねた。
すると男は ユジンに近づいてその写真を見ながら
「美しい所だ。」と 目を閉じてそう言った。
男は その場所を良く知っていて それを思い出しているようだった。
そして言う。「その復元をやってみないか?」
ユジンは その言葉に驚いて 男を見て「私がですか?」と聞いた。
男はユジンに背を向けて 離れながら言った。
「勿論、今すぐには無理だろう。今の弟子たちだとあと6年は修行しないと
一人前にはなれない。だが、復元は3年以内に始めねばならない。」
そう言って 男はグラスの酒を揺らしている。
「それでは 無理じゃないですか。」とユジンが言った。
すると男は「さっきの君の情熱なら 短い修行でも すぐに一人前になれるだろう。」
真っ暗になった窓の外を見ながら 手にグラスを持ってそう言った。 驚くユジン。
「シスターも言ったが 大聖堂の復元が神のご意思なら
それは 私の使命以外に他ならない。」男は片手で 天を指差して言った。
「だとしたら 私にはとても無理です。」と 困った顔でユジンは言う。
「シスターは 私以外には任さないはずだ。
だが、私はテレーズ大聖堂の復元は 絶対にやらないつもりだ。
しかし、君が任されるように 私の名前を貸してあげよう。」
男は ユジンを相当気に入ったらしくそう言った。
「なぜ、そこまで・・・。」ユジンは その男に尋ねた。
男は ユジンにグラスを差し出して「運命を信じるから。」と言った。
そして言う。「提案を受け入れるのなら 飲み干すのだ。」と・・・。
お酒はダメなのに・・・。」ユジンは困ってしまう。
すると男は「これが運命なら?」と迫るのだった。
まぁ・・・どうしましょう!!ユジンは めちゃくちゃお酒に弱いのに!!!
チュンサン・・・助けて~~~~!!ユジンが危ないよ~~~!!
ユジンは 男の説得に渋々応じて そのグラスを受け取った。
ああ・・・受け取ってしまった!!チュンサン~~~~~!!
めちくちゃ心配な私!!だって・・・この男を信用でき無いんだもん。
男は もう1杯グラスに酒を注いで ユジンの持ったグラスにぶつけて
「ジョアンに乾杯!」とそう言った。
するとユジンは 覚悟を決めて受け取ったそのグラスを 一気に飲み干すのだった。
そして男の目の前で ユジンはバッタリ・・・案の定倒れてしまうのだ。
それを見た男は やれやれ・・・と驚いた顔をして
「ジョアンに乾杯!」とグラスを上に掲げ そして自分も一気に飲み干し
そしてそのグラスを後ろに放り投げた。
床に当たったグラスは 粉々に砕け散り・・・
そしてユジンもまた その床で倒れて動けないままだった。
ここで画面は 切り替わってしまう・・・。
ええっ????何なのこのシチュエーション!!
ユジンは この男に襲われちゃうんじゃないでしょうね・・・。
ユジンの操が危ない!!そう思うのは私だけ???
全く!!こんな映像流さないでよ~~~~~!!!!!!
夕暮れの道路を車が走っている。
そんな中、空港に辿りつたタクシーから 走って出てきたのはユジンだった。
切なく優しいメロディーが流れてくる。 (韓国らしい温かな歌だ)
ユジンは 慌てて空港内に入ると 周りを見回した。
そして・・・チュンサンを探し回っている。
そう・・・これはユジンがチュンサンと別れた 次の日の夕暮だった。
ユジンの声が聞こえる。
チュンサン。私・・・
約束を守れなかったの・・・。
あなたが 出国の日に
あの場所に行ってしまったの・・・。
画面には ニューヨーク行きの掲示板が現れる。
そして・・・今度は チュンサンが出国する姿が映る。
チュンサンは キャリーバッグを引きずりながら 登場手続きをしている。
チュンサンの声がする。
ユジナ。
振り向いてしまった。
絶対にお互いを振り向かないって
君と約束したのに・・・
守れなくてごめん。
ユジナ・・・。
手術台のチュンサンが 酸素吸入器に繋がれて
そう夢の中で 呟いているかのようだった。
この映像と この2人のセリフは 音楽と交わって
泣きたいくらい・・・ジ~ンと心に響いて来る。
さっきの倒れたユジンがどうなったか・・・気になるのだが
この映像で救われる想いの私・・・。
手術室の外の廊下では ミヒが顔を両手で覆って泣いている。
手術を終えて出てきたジェーンが ミヒの前に歩いて来る。
胸の前に手を合わせたミヒに ジェ-ンは手術の無事を伝えたのだろう。
ミヒは ジェーンに深々とお時儀をしている。
そして・・・3年後という文字が現れる。
(ああ・・・ユジンは操を守れたのだろうか?シツコイ私・・・。)
それは列車の窓だった。
ユジンが 袖で曇った列車の窓を拭く。
夜が明けたばかりで 眠いのだろう。ユジンは自分の目も擦った。
そして 壁にもたれて伸びをすると 隣で眠る外人の女性に腕が当たってしまう。
あっ!と思うが その女性は気付かずに寝ている。
ユジンは 内心ホッとして・・・トイレに行くのだろうか・・・
その列車の廊下に出ようとした。
しかし、鞄が気になって また戻って鞄を抱えて廊下に出た。
するとその場所には 床に座り込んで寝入っている大勢のジプシー達がいた。
その中をかきわけて 列車に揺られながら 必死にユジンは前に進んでゆく。
するとユジンの正面に 床に座りながら タロットカードを広げながら
占いをしている1人の女が現れた。
ユジンが どうやってその女性をよけようかと思案して・・・
それでも前進するのを諦めて ため息をついて 元に戻ろうとしたところへ
その女性が ユジンの背中に語りかけるのだった。「失恋したのね。」
その言葉にドキッとして 「えっ?」と、ユジンは振り向いた。
女は ユジンの顔をじっと見つめて・・・
「男が去って行ったのね。」と呟くのだった。
ユジンは 女に興味を持って、その前に座り込んだ。
すると その女はユジンの顔の回りを 丸く円を描いて指差しながら
「男が見える。」と言った。そして下を向いてため息をつくように
「生きていても 生きた気がしてないわ。」そう言って
タロットカードを 新しく切りなおして ユジンの前に広げた。
女は目を閉じながら「ひとつ選んでみて。」と ユジンに言った。
ユジンは どれにしようかと悩みながら 意を決して1枚のカードを選んだ。
そして手に持ち それをめくってみれば・・・
骸骨が杖をつく 不気味なカードが現れるのだった。
「何だろう?怖い絵だわ。」と ユジンがそう声に出した。
すると女は「特別なカードよ。」と ユジンに言った。
「”名のない秘密”と呼ばれているわ。」そう女は言う。
ユジンは不気味なカードに チュンサンの身が心配になって
「縁起が悪いんですか?」と慌てて尋ねて そのカードを女に返した。
「”死”と呼ばれるカードだからね。」そのカードを受け取って
女はそう言うと「でも、新たな始まるりでもあるわ。
さぁ・・・新たに始めるのよ。初めて出会った時のように・・・。」
そう言って その”名のない秘密”のカードを ユジンに渡すのだった。
ユジンは返された その不気味なカードを見つめて
「初めての時?」と 呟いた。
すると どこかで口笛が鳴った。驚くユジン。
すると一斉に そこに座り込んでいたジプシーが立ち上がった。
ユジンも釣られて立ち上がるが、ジプシーはどんどん その車両から移動し初めて
前の車両に移って行く。ユジンが 何のことだか分からずにいると
後ろの車両から 1人の少年がやって来て「切符の点検だよ!」と叫んだ。
ユジンは 自分の座席に戻ろうとすると 少年は走って来て
先ほどの占い師の女を「ママ。」と抱き起こした。
そして女が立ち上がると「行こう。」と その母の背中に優しく手を添えて
少年は歩き出すのだった。少年に連れられたその女は 杖をついて歩いていた。
そう・・・女は目が見えていなかったのだ。
驚くユジンに、母と一緒に歩く その少年がユジンを振り返って笑った。
列車は加速したまま ユジンとそのジプシーの団体を乗せながら走り続けている。
そして 列車の廊下に立ち尽くすユジンの周辺から
そのジプシー達は 1人もいなくなって行った。
ユジンは占い師からもらったカードを もう一度改めて見つめた。
”名のない秘密”と呼ばれた そのカードは
やはり不気味に ユジンの手の中で 骸骨が杖をついている・・・。
う~~ん。タロットカードは アニメで初めて出てきたけれど
やっぱり カードを渡してしまうのね。
でも タロットカードって1枚でも無くなったら 占いにならないんじゃない?
違うのかな・・・???と改めて思ったところで 21話はここでおしまいです。(笑)
今回も きょこままさんから 画像をいただきました。ありがとう~❤
BGMはYuちゃんの提供です❤ 毎回お世話になってま~す! 感謝~❤
今がチャンス!!!
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夫の帰宅後は PCを自粛しますと約束してから
なぜか 早々と帰宅する夫・・・(;一_一)
う~~ん・・・ 嫌がらせのような気がしないではない。
もっと残業してきてもいいのになぁ・・・♫
で・・・早く帰宅して・・・
夕食後にTVを見ながら うたた寝をしているアホな夫♪
今が チャンス!!!
歌姫は 必死にPCに向かうのであった(爆)
今日はベルの練習があって 朝の9時に家を出た。
そしてお昼に練習が終わり・・・メンバーで昼食会♪
実は メンバーの中で子育てに悩んでいる友人がいて・・・
子育て大成功だと 自他共に認める歌姫は(笑)
その悩み相談で しっかり話しこんでしまった(*^_^*)
今日は4時半~7時半までのレッスンだったので
3時に帰宅したものの 洗濯物の片付けや
夕食の支度で・・・PCを開ける暇もなく
夫のうたた寝がなければ 今日はここへ来れなかった。
そうそう・・・昨日の午後に
隣町の漆工芸作家さんのお宅にお呼ばれして
漆のお勉強を少しして来た歌姫(*^_^*)
あのね・・・漆工芸って 奥が深い!!
ちょっとやそっとでは 漆で芸術なんて
とてもじゃないけど・・・
表現できないなぁって思った歌姫でした。
ヨンジュンは あれから
漆の勉強をしてるのかな??
もうやめちゃったのかな??
歌姫は 60過ぎてから
ゆっくり時間をかけて勉強すればいいよって
ヨンジュンに アドバイスしたい(笑)
それから・・・
今日 生徒が来る前の夕方に 届いたぁ!!!
そう・・・
アニメ「冬のソナタ」&韓国の美をたどる旅
イベントDVD BOXセット (*^_^*)
ブロコリさんで注文したので
DVDのポスターとブロコリマガジンの2月号(なぜに?笑)
と一緒に送られてきました(*^^)v
ブロコリさん どうもありがとう~(^O^)/
UPするのにモタモタして・・・
もう日付は変わりそうだけど(笑)
明日の土曜日は
高松国際ピアノコンクールの本選。
3次審査で残った6人が競い合います。
歌姫も頑張って聞きに行ってきます(^O^)/
アニメ☆冬のソナタ☆第21話(前半)
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「大丈夫だから もう心配しないで。」
ミヒはアメリカから ジヌへ電話をかけていた。
チュンサンが自分の息子だと知ったジヌが、病気のチュンサンを心配をして
ミヒに様子を聞くために 執拗に電話をかけてきたことは
自分勝手なミヒにとっては はなはだ迷惑なことだったらしい。
「チュンサンが私達の息子だというのは 本当か?・・・事実なのか?」
ジヌの質問にミヒは驚く。そして苦し紛れに
「いいえ。チュンサンは私の息子よ。たった一人の私の息子よ!」
そう言いきる気の強いミヒ。 断じてジヌを父親とは認めたくないようだ。
(本当にミヒは 自分勝手な女だと思う。)
しかし、そのミヒとのやりとりを ジヌは妻に聞かれてしまっていた。
「お前・・・。」そう言って驚くジヌを 妻は夫の眼鏡が飛ぶほど
思いっきり 平手打ちを頬にくらわす。 (やっぱりサンヒョクの母は怖~い!!)
「よくもそんなことを!!どうして今まで・・・」
そこまで言うと ショックのあまり、妻は気を失って倒れてしまう。
「おい!お前!!母さん・・・しっかりしろ!!」
ジヌは床に倒れた妻を揺さぶりながら 大声を上げた。
そして場面は変わり・・・
サンヒョクの運転する車が 猛スピードを上げて走っている。
母が倒れたという知らせを受けて 自宅へ急いでいるのだろう。
サンヒョクは暗い顔で、何か考え事をしながら
風のように早く 車を走らせていた。
ここでタイトル・・・
第21話 ≪新たな旅立ち≫ 前半
闇に包まれたサンヒョクの家。
「チュンサンが私達の息子だというのは 本当か?・・・事実なのか?」
そうジヌがミヒに尋ねた言葉が あまりのショックで
その場に倒れてしまった サンヒョクの母。
息子のサンヒョクが 心配そうに その母の手を握って看病している。
母は点滴を受けながら 横になっていた。
「母さん。」サンヒョクが そう声をかけると
母は苦しそうに目を開けて「1人にさせてちょうだい。」と言った。
そう言われて サンヒョクも辛そうな顔をして
仕方なく立ち上がり、母の部屋を出て行った。
サンヒョクの母は サンヒョクの立ち去ったドアに背中を向けると
堪えていた女の悔し涙を 思い切り枕に零すのだった。
そして 2階の自分の部屋に上がろうとしていたサンヒョクを
「サンヒョク。」と、父親のジヌが呼びとめた。
しかし息子は 父親を無視して行こうとする。
「サンヒョク!」もう一度 父が呼びとめて ようやく息子は足を止めた。
父親のジヌは うつむきながら息子に言った。
「許してくれとは言わない。何を言っても 私の罪は消えない。
しかし、チュンサンは・・・。」
父がそこまで言うと サンヒョクは耐えられないという様子で
「どんな話?他にも何かあるの?」と冷たい言葉を 父に返した。
ジヌは 苦しそうに息子に言った。
「チュンサンを 憎まないでくれ。彼が一番の被害者なのだから。」
(そうだ!!今まで父親のことで散々苦しんで・・・
そして 最後まで真実を隠されて 一番辛い想いをしたのは チュンサンだ!!)
しかしその言葉に サンヒョクは納得しなかった。
「被害者?」と 眉間に皺を寄せて 父に向かってこう言った。
「じゃあ、母さんと僕は? 父さんを今まで信じてきた・・・僕は?」
拳を握りしめて怒る息子を ジヌは驚いて見上げ、そしてガクッとうなだれて
深くため息をつくのだった。そして息子に、もう1人の息子の秘密を明かすのだった。
「チュンサンは 重病のようだ。ユジンに知らせないと。」
その言葉を聞いたサンヒョクは 歯を食いしばって苦しそうな顔をする。
「悪いが お前からユジンに連絡を・・・。」父のお願いを最後まで聞かずに
サンヒョクは 階段を上がらずに、家を飛び出して行く。
階段の下に取り残された父親は 息子の閉めるドアの音をうなだれて聞いて
またまた 深いため息をつくのだった・・・。
一方、マンハッタン病院では・・・「患者が逃げただと?」
夜更けに アン博士がチュンサンの病室の扉を開けてそう言った。
チュンサンのベッドは もぬけの殻だ。
「それが・・。」看護婦は アン博士に どうしてだと責められて困っている。
「警備員に連絡しろ!」そう博士に言われて 看護婦は走って病室を出て行った。
その看護婦の背中に向かって「病院周辺を捜すんだ!」とアン博士は叫んだ。
そして病室の外から 中を覗いて心配そうな顔をしている ミヒの姿があった。
果たしてチュンサンは 何処へ行ってしまったのだろう?
病気の身体を押して 1人で大丈夫なのだろうか?
嫌、チュンサンは1人ではなかったのだ。
明るいマンハッタンの街中を ジェーンが心配そうな顔でタクシーに乗っていた。
彼女が心配そうに見つめているのは 隣に座るチュンサンの顔だった。
チュンサンは パジャマ姿にカーディガンを着て
白い帽子を被り、何かを考えてボ~とした顔をしていたが
ジェーンの視線に気がついて 彼女を見て言った。「大丈夫か?」
「仕方ないわ。あなたの主治医だもの。」ジェーンは アメリカ人らしく
大袈裟なジェスチャーで手を広げて(笑)チュンサンにそう言うと
「さっさと仕事を終わらせて、手術を受けさせないとね。」
そう言って 観念したというような顔で車のソファーにもたれかかった。
そんなジェーンを見て チュンサンはクスッと笑った。
「作業部屋はこの辺なの?」と ジェーンが聞いた。
うんとチュンサンは答えて マンハッタンの街を眺めた。
「車を止めてください。」ジェーンが タクシーを止めると
2人は マンハッタンの街の鋪道を 手を繋いで並んで歩いた。
(ええっ??なんで手を繋ぐ??私がユジンなら怒るよ~~!!)
「少しくらい サボる時間はあるよね?」 ジェーンはそう言って
チュンサンの手を引いて どんどん歩いて行く。
そんなジェーンの存在など知る由もない フランスのユジンは
ある建物の部屋を訪ねていた。大きな扉の前で 深呼吸をするユジン。
中へ入ろうとすると「言うとおりにして!」と怒る女性の声が中から聞こえた。
「帰ってください!」今度は 男の声で怒っている。驚くユジン。
すると1人の修道女が 何か包みを持って 怒って部屋から出てくるのだった。
修道女は ユジンの前まで来ると振り返り
「すぐに取りかかって ちょうだい!」ときつく言った。
すると言われた相手の男が「やりません!」と また返して
バタンとドアを激しく閉めるのだった。
「おお神よ。」修道女は暗い顔をしてそう言うと
天を仰いで そして胸の前で十字を切って、短く神に祈った。
そして急にユジンの方へ振り向くと 驚いているユジンに
「ここで働く人?」と聞いた。ユジンは慌てて、手を横に振りながら
「いいえ。これから ここで働きたいんですけど。」と言った。
(あの・・・もうお分かりでしょうが この地方のフランス人は
みんな韓国語で 上手に喋りまくってます。爆)
しかし その修道女は怖い顔をして
手に持った包みをユジンに強引に押し付けて
「クロードに伝えてちょうだい。 大聖堂の復元は 神のご意思よ!
選択は私達ではなく、神によるものです。」
そう言いながら 背中を見せて 振り向きもせずに歩いて
ユジンの前から 修道女はエレベーターに乗り込んで去って行った。
何か分からない包みを渡されたユジンは 戸惑った。
「待ってください。」と言って追いかけた時には もう遅い。 (遅過ぎる!笑)
「ちょっと待ってください!これ・・・」と 荷物を返そうとするが
エレベーターの扉は 無情にも閉まってしまうのだった。
そしてユジンは 先ほど修道女とやり合っていた男がいる部屋の中にいた。
ドアの前で不安そうなな顔つきで 突っ立っているユジン。
ユジンが見つめている男は 乱雑した机を挟んで
大きな窓に映る夕日に向かって立ち、ユジンに背を向けていた。
机の上には 灰皿に山盛りの吸い殻と 様々な建築物の写真が散らばっている。
男は 夕日の前でユジンの持ってきたノートを手にして見入っていた。
部屋中が煙草臭いのと 男が銜えた煙草の煙に
ユジンはたまらなくなって、咳こんでしまう。
すると 男は「古建築の復元を習いたい理由はなんだ?
いきなり現場で学びたいとはな・・・。これしきのキャリアで?」と
ユジンのノートをめくりながら 馬鹿にしたように言った。
一生懸命咳を堪えるユジンだが その言葉に恥ずかしくなって
顔が真っ赤になっている。
そして男は ユジンのノートを机に放り投げて
「忙しいんだ。話がなければ帰ってくれ。」と 冷たく言い放った。
しかしユジンは引き下がらなかった。
「”復元は新築より大きな努力が必要だ。”
”なぜなら 内包した記憶を理解する必要がある。”
”時間を遡って その心を表現してこそ 復元といえる。”
あなたの本で読みました。」ユジンはうつむきがちに
しかし、堂々とはっきりした声でそう言った。
「本が売れたようだな。記憶力を自慢でもしたいのか?」
銜え煙草のまま 男は夕日を見ながらそう言った。
「心のこもった家を建てたいのに、方法が分かりません。」
ユジンがそう言うと 背中を向けていた男がユジンの方を振り返った。
そして ユジンの顔を見て驚くのだった。「君は・・・。」
そうだ。この男はあの雨の日・・・
古い屋敷で「初めて」の曲をピアノで弾いていた男だった。
ユジンは そんな男の様子には気がつかないで うつむいたまま
「どうすれば 心を込められるのか・・・。
記憶を残せるのか・・・教えて欲しいんです。」
そう言って溢れる涙を 手でぬぐうユジンだった。
そんなユジンを見つめる男の顔を見て ユジンは初めて気がついた。
”あっ!この人は・・・あの日、私がチュンサンと間違えた人だ!!”
驚いているユジンに 男は言った。「私を覚えているか?」
(何やら この「初めて」を弾いていた男。運命をユジンに感じたみたい。
あら大変!! どうしましょう・・・。)
そして ジェーンと手を繋いで公演に来たチュンサン。
(チュンサンは パジャマです。恥ずかしくないですかぁ??)
水辺を2人で仲良く歩いていると、ジェーンが笑いながら
チュンサンの手を引っ張って走りだした。
チュンサンも楽しそうに笑って 走る。 (イヤ~ン!!浮気者~!!)
そしてジェーンは チュンサンをひとつのベンチの前に連れて来た。
「疲れてないよ。大丈夫だ。」そう言うチュンサンに
「私が疲れたの。」そうジェーンが言って そのベンチに腰掛けた。
そして立っているチュンサンを見上げて
「ヒール靴は 散歩には向いてないわね。」そう言って
ジェーンは 自分の靴のつま先を 左右コンコンと合わせた。
チュンサンは そんなジェーンを見て笑って そしてベンチに刻まれた
メッセージを読んで 口にした。
「”あなたなしでは 私は存在しない”」
すると ジェーンが「ベンチのプレートを 良く一緒に読んだわよね。」
と懐かしそうに言った。「そうだっけ?」とチュンサン。
「覚えてないの?」ジェーンが言うと チュンサンはうなずいて遠くを見つめた。
「旦那さんからのプレートがどこにあるのか いつも忘れて探してたおばあさん。」
ジェーンがそう言うと 思い出したチュンサンが
「ああ。」と言って、 晴れやかな顔をして空を見上げた
「思い出した。僕たちが ベンチに印をつけてあげたんだよね。
この辺だろう?」そう言って チュンサンは辺りを見回した。
ジェーンは嬉しそうに「覚えてるのね。」と言って 微笑んで
「このベンチよ。」といって 座っているベンチを手で示した。
「”人間は生きるために家を作る。”
”そしていずれ死にゆくために本を書く。”
建築家のミニョンにぴったりな話よ。」ジェーンがそう言うと
チュンサンは 少し悲しそうな顔をして言った。「過去を忘れていたんだ。」
するとジェーンは言う。「忘れていても 過去を重ねて今があるんだわ。」
すると2人の間に 優しく風は吹き抜けて行った。
ジェーンは両手に顎を乗せ 空を見ながら言う。
「プレートを書いた人の当て合いっこもしたわね。ハリーさんも一緒に。」
「昨日のことみたいに思い出した。ジェーンとハリーとの日々を・・・。」
チュンサンも 空を見上げながらそう言った。
2人が見上げた空は 美しく晴れて 白い雲が流れている。
「記憶が私をここに呼んで、私達を再会ささせたのかもね。」
ジェーンが立ちあがって チュンサンの傍に寄り添った。
「よりによって 病院で?」チュンサンは 苦笑いをする。
「そうね。」とジェーン。チュンサンはベンチのプレートを撫でながら
「あの頃は プレートを残す人の気持ちが分からなかった。」と言った。
「じゃあ今は?」と ジェーンが聞いた。「さぁ。」と答えるチュンサンに
「私のベンチもあるのよ。当ててみて。」と ジェーンがチュンサンに言う。
チュンサンは 微笑んでまた空を見上げた。雲が風に流れてゆく。
パジャマにカーディガンを羽織り、白い帽子の病人丸出しのチュンサンは
公演に置かれたベンチのプレートを覗きながら ゆっくり歩いていた。
「久し振りに 宝探しをする気分だな。ご褒美はあるの?」と
ベンチを見て歩きながら チュンサンが言った。
「勿論 あるわよ。」とジェーンが言って チュンサンの後から歩いてゆく。
そしてひとつのベンチのプレートを見て チュンサンは「あっ!」と声を出した。
そのベンチのプレートは ジグゾーパズルで家が描かれていた。
チュンサンは ジェーンの顔を見て そして言った。
「ハリーと作ってたパズルだろ?」するとジェーンは言う。
「私も理解できなかった。届くはずのないメッセージを残す理由が・・・。
でも やっと分かったわ。大事な人を記憶に残したいからだわ。
不可能な家?・・・好きな人の心が一番素敵な家でしょ?」
ジェーンは そう言った。それは ユジンのために完成させたいと
チュンサンは不可能な家のことをジェーンに話していたのだろう。
ジェーンは その不可能な家は まず心に建てればいいのだから・・・
焦って今、完成させることはない・・・そうチュンサンに言いたかったのだ。
あら・・・案外、ジェーンって良い女だわ(笑)
しかも、ジェーンが昔好きだったのは ミニョンではなく
ハリーさんのような気がする(*^_^*) 良かったね ユジン!!
そしてまた ジェーンは言った。「実現させたいなら 諦めちゃダメよ。
その家を作るために 何が必要か考えてみて。」
ジェーンはやはり主治医として チュンサンに早く手術を受けさせたいと願ったのだろう。
その言葉にチュンサンは心が動いて ベンチにペタンと腰かけた。
そしてベンチのパズルの家を見ながら 考えている。
ジェーンは そんなチュンサンに言った。
「見えているうちに言うけれど、たとえ見えなくなっても
それは完成出来ると思うわ。手術のせいで 記憶を失っても・・・。」
チュンサンは そこまで聞くと手で顔を覆った。
そして ジェーンは言った。「彼女が覚えているわ。」
その言葉を聞いた後から、チュンサンの顔を覆った手の隙間から
チュンサンの涙が 幾粒も彼の膝に零れ落ちた。
**********************************
21話の後半は もう少し時間をください!!
明日は 半日ベルのメンバーが集合して 練習がありますし
レッスンや 国際コンクールの見学もあるので
なかなか仕上がらないかも・・・お許しを!!(>_<)
今回も きょこままさんから 画像をいただきました。ありがとう~❤
BGMはこみしゃんの提供です❤ 毎回お世話になってま~す! 感謝~❤
思いやり
今朝も まだ雨が降り続いている。
ああ 早く晴れ渡った青空が見たい!!
昨日は いつもよりも夫が早く帰宅したので
約束通り PCは開けられなかった(T_T)
でもその前にはリビングで しっかりPCを開いて
21話のアニソナの原稿を書いていた(*^_^*)
私のPCはノートなので・・・
普段は光でインターネットは線で繋がれているのだが
昨日は 机からその線を抜いて
TVの正面にPCを構えて
本格的に作業をしている最中に 夫が帰宅してしまった!!
きっと内心”またPCかい!!”と思ったに違いないのだが
でも 昨日は機嫌が悪くならなかった(*^^)v
なぜか・・・
それは 次男からのお土産が届いたからだった(ゝヮ∂)-☆
実は 次男は同僚の団旅行で 北海道に行ったらしい。
小樽だったかな??(忘れた。笑)
そこで 我が家に送ってくれたの・・・
毛ガニ6匹、大きなホッケの開き2匹、いくらの醤油漬け1箱!!
いくらは 歌姫の大好物!!(*^^)v 他の家族は誰も食べない。
そして・・・
蟹は夫の大、大好物!!・・・もう上機嫌~♫
「半分は 爺ちゃんにあげてね。」と電話で言われていたので
3匹だけ食卓に上がったわけだが・・・
もう私は 1匹でお腹一杯!!
当分毛ガニは 食べたくない・・・くらい満喫した(笑)
夫は頑張って2匹食べてたけど 蟹のゲップが出たようだ。
それにしても 親孝行の息子!!
お礼の電話をしたら 近況報告も長々話してくれて
元気に新学期に向けて 張り切ってる様子がうかがえて
なんだかとても 息子が大人に成長しているよな気がした。
そして 親にも祖父母にも 温かい気遣いができる
そんな息子でいてくれて 凄く嬉しかった(*^_^*)
でもね、息子には悪いが・・・
歌姫には 昼間もっと嬉しいお土産が届いていた!!
2人のヨン友さんから・・・(*^_^*)
1つは 昨日紹介したポスターを送ってくれたAさんから
本当は一緒に送ったらしいが 住所の書き間違えで
遅れて届いた小包の中に入っていた
豪華ランチョンマット&お箸セット
BBクリーム&可愛いポーチ
もう1つは 先日の奈良の写真を
Kさんがヨンジュンのファイルに入れてくださって
ヨンジュンの写真入りの韓国語の練習ノートと一緒に
わざわざ送ってくださったのだった。
もう昨日は 大満足!!!!!
本当に ヨンジュン家族って
なんでこんなに優しいのかしら・・・。
ヨンジュンが優しいから
彼を好きな家族もまた 優しくなるのか・・・
もともと優しい人間が
ヨンジュンを理解して 彼を好きになるのか・・・
それでも・・・インターネットの線を繋いで
今朝の公式掲示板を見て ビックリ!!
・・・(@_@;)
スレやレスを書く時も やはり優しい心は必要だと思う。
ヨンジュンの掲示板だからこそ
優しい言葉で溢れた掲示板であってほしい。
「思いやり」さえあれば
この世に嫌なことなんてなくなるのにね・・・
それでも
その「思いやり」を上手に使うのも難しい。
歌姫も 日々精進・・・。
「思いやり」のある人間になりたいな・・・。
そうそう・・・アニソナ21話は
午後には 用事があって出かけるけど・・・
今日中に 前半だけでもUPできると思うから
待っててね~!!
春の陽射への憧れ
ああ・・・今日も朝から雨・・・。
冷たい雨は 本当に嫌い。
それでも この雨が上がれば
暖かい春がやって来るのだろう・・・。
やまない雨はない。
雨降って地固まる・・・。
この言葉は
今のヨンジュン家族に 当てはめたい気がする。
昨日、アニソナ実写ツアーに参加した
Aさんから abのポスターが送られてきた。
「パンフレットの代わりに ポスターを送るね」
そうありがたいメールをいただいていて
恐縮していたのだけど・・・
それが 昨日のお昼に届いたのだった(*^_^*)
こんな大きなポスターを 奇麗に持って帰るのって
きっと大変だっただろうに・・・。
せっかくabのお店でいただいた物を 私なんぞにくださって
めちゃくちゃ申し訳ないけど・・・嬉しかった!!
Aさんどうもありがとう~❤ (^O^)/
みんなに紹介するために グランドピアノの上に
必死で広げて撮影しました(笑)
歌姫の家のお花も一緒に ご紹介します!!
私が発表会でいただいた花や
夫が先日 音楽祭でいただいてきたお花たち♪
玄関先のムスカリの花も 大分伸びてきました♪
それにしても
DA側の謝罪の文章といい、DATVのイベントでの
ヤンマネージャーの様子といい・・・
まだまだ ツアーに参加した家族の
心を癒す材料は 無いようだ。
ヨンジュン家族の心の中にも
まだ冷たい雨が 降り続いているような状態・・・。
いつになったら スッキリ晴天になるんだろう??
時間だけが 解決できることなんだろうか??
私は やはり公式という場で
もう一度 DA代表が今までの経緯を 丁寧に家族に報告し、
家族が経験した不愉快な状況や スタッフの不手際などを
深くお詫びしたほうが 良いのではないかと思う。
そして ヨンジュンも・・・
自分の言葉で、帰国した家族に向けて
一言 温かい言葉をくだされば
家族の心に降る雨は やむような気がするのだけれど・・・。
ああ ヨンジュン家族の心にも
晴れやかに 暖かな春の陽射しが 届きますように!!
「約束」・・・
昨日のタイトル・・・≪Dream come to truth!!≫
歌姫が 勝手に自分で作った英語で書いてしまって・・・
みんなに???と思わせてしまったようで ごめんなさい!!
「夢を本当にしたい!」「夢を叶えたい!!」って気持ちだったの・・・。
「Dream come true」 では「夢が叶う」になってしまうでしょ。
だって・・・まだ夢は叶っていないから・・・
でも これからは気をつけますね(笑)
出来ない英語で タイトルは書きません(爆)
そういえば・・・
私のブログの名前≪CLASSIC MOCHA≫ も
何これ??・・・と思われてたかも・・・。
これはね あるコーヒー専門店で出してるコーヒー豆の名前。
次男がアルバイトしてた先の コーヒー専門店の商品名なの(笑)
次男がこの豆が好きで、バイトしてる間に帰省した時は
決まってこの豆を 私にお土産で買ってきてくれた・・・。
今はもう 次男はお店を辞めちゃったから
ずいぶん長いこと 飲んでないコーヒーなんだけど・・・
そのコーヒーが 歌姫も好きだったんだぁ(*^_^*)
話は変わって・・・
先日、奈良へ一日遊びに出かけて・・・
夫の機嫌が悪くならないようにと
一生懸命に 9時には帰宅したというのに・・・
帰宅後、ブログのお返事が気になって
夫のいる前で PCを開けて
お返事を書いてたら 怒られた!!(≧□≦)
まぁね・・・
夫も朝はゴルフの練習に行って
午後は夕方まで ブラスバンドの指導をしていて
家にいなかったとはいえ・・・
帰宅後の夫は 洗濯物を取り込んでちゃんと畳んで
近所のお弁当屋さんで 夕食を買って食べて
ひたすら私の帰りを待っていてくれたらしい。
それなのに
夫へのお土産も何も買わず・・・
家に帰るなり すぐにPCをしたら 怒るよね(´-`)
で・・・夫は 普段使ってない畳の部屋にこもって
ずっと一週間 機嫌が悪かった・・・( ̄_ ̄;)
まったく!!!!!
しかし、その間も無視して 歌姫はPC三昧してたけど(笑)
そう。歌姫は 何事もなかったかのように・・・
いつものように 早起きしてお弁当を作り
お彼岸には 義父母と夫とお墓参りに行ったりして過ごした。
それでも 晩は和室へこもり続ける頑固な夫・・・(;一_一)
やはり一人っ子で 甘ったれの夫を
このままずっと ほったらかしてはおけず・・・(´ヘ`;)
大人の私が「あなたのいる時は PCを自粛いたします。」
と 以前もそんなことを言った記憶があるのだが(笑)
今度こそ約束して 一件落着!! ああくたびれた!!
なので・・・
これからは 夫の帰宅後は PCが開けません(>_<)
う~~~ん・・・。
夫よ、早く帰って来るな~~~~~~!!
・・・そう思う歌姫は 悪い妻ですか??(笑)
そして「約束」といえば
連休中 夫のいない間に見たアニソナの21話。
またまた 新たな真実が・・・
「もう会うのはやめよう。」と約束した2人なんだけど
やっぱり ユジンは約束を破って・・・
空港にチュンサンを追いかけてやって来ていた。
そしてチュンサンも
「もう振り返らないで このまま別れましょう」
というユジンとの約束が 守れなくて・・・
しっかり振り返って NYに向かっていたのだった。
「約束」なんて そんなもんだよね・・・。
守れないものは 守れなかったりするもんだ~♫
Dream come to truth!!
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昨日吹き荒れた風も
今朝はすっかり通り過ぎていった。
そうだ。
風は 何もなかったように・・・
どこかへ去ってしまうものだ。
あの日 ヨンジュンとその家族に
意地悪な悪戯をした突風も
知らん顔して すぐにどこかへ吹きぬけて
跡形もなく 消え去っている。
あの日、あの時
風の悪戯さえなければ・・・
その悔しさは これからずっと
ヨンジュンと家族の間に残ってしまうのだろう・・・。
本当は こんな風に
あの日 一日中・・・
あなたは 照れながら微笑んでくれたに違いない。
明るい陽射しの中で
大勢の家族に囲まれて
幸せいっぱいな あなたを見たかった。
いつか また
必ず お会いしましょう!!
その時は こんな笑顔を見せてください!!
そして あなたと 家族が撮りたかった・・・
こんな家族写真を 必ず撮りましょう!!
ああ・・・ こんな中に 私もいられたら幸せなのに・・・
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