2011/05/31 12:10
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

後悔しないように・・・

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 明日から6月。


 ・・・嘘みたい・・・。

 私にとって 今年の5月は 

 風のように 去って行った。

 

 あの 母の事故の当日から

 違う次元に 自分が迷い込んだような

 ・・・不思議な感覚。

 

 母がいない。

 この喪失感は きっと

 永遠に消えないのだろうと思う。


 







 明日から 月が替わって

 また 新しい風に吹かれて

 先へ進んで行こう・・・。


 だけど、今日だけは

 ここで 母への想いを語らせてね。


 

 

 
 実は 今年、母は喜寿を迎えるはずだった。

 父が数えで 80歳になる年でもあるので

 今年は ダブルでお祝いをしてあげようと思っていた。


 一つ上の兄は まったくのダメ男で・・・

 兄妹の長になって みんなを束ねることができるのが

 長女の私だったから

 私がすべてお膳立てして、子や孫、ひ孫を全員集合させて

 この夏に 母の故郷の長野で 大宴会を催すつもりで 

 準備をしようとしていた矢先の事故だった。


 私は5人兄妹で 四国に住む私以外の兄妹家族は

 東京と長野に2組ずつ ぞれぞれ別れて暮らしている。

 両親が 定年を終えて鹿児島に帰るまで

 ずっと東京暮らだった その兄妹たちは 

 鹿児島に帰った両親の元を ほとんど訪ねなかった。


 夏休みやお正月さえ 誰も鹿児島には寄りつかなかった。

 唯一、私が家族を連れて 毎年、お盆に帰省するくらい。

 それでも 私もお正月は帰らなかったので 

 さぞや寂しいお正月を 鹿児島の田舎町で 

 老夫婦の両親は 過ごしてしたに違いない。


 そんなんだから 私が結婚して以来

 私達兄妹が 5人全員揃うというのは

 めったにない 奇跡のようなことだった。

 最後に揃ったのが 私の長男の結婚式の時。

 しかし その時は 母が癌治療のために

 結婚式には参加できなくて・・・

 兄妹、そしてそれぞれの家族がみんなで

 両親の前で揃うことは 母や父の夢だったのだ。


 
 その夢を 母の喜寿である今年は 

        叶えてあげたかった!!


 
 


 そんな私の 隠密作戦のお祝い会を

 両親は知るわけも無く・・・

 2月や3月に 母から「一緒に旅行に行こう!」

 と 何度も誘われていた。

 それでも3月は 私は生徒の発表会、夫は仕事で忙しい。

 だから 私は本当にそっけなく「忙しいからダメ!!」

 と 母に断り続けていたのだった。

 
 5月の連休にも 私達夫婦が福岡に行くと知り

 「一緒に合流して 温泉に行こう!!」と母に言われたが

 孫達と一緒に遊んでやろうと思っていたので

 それも「ダメ!!」と 無情に断ってしまった私。

 
 母はそれでも 何処かに遊びに行きたかったらしく

 インターネットで 自分で予約を取って

 5月の10日に 父と2人で

 温泉旅行に行くつもりだったらしい。

 その日を楽しみにしていた矢先の 事故だったから

 父も私も 母が可哀そうで仕方なかった。

 

 母の葬儀で 結局、兄妹家族が全員集まった。

 両親の夢だった 孫やひ孫までが大集合したのだ。

 私は とても悔しかった。

 「こんな形で みんなが集まりたくなかった!!」

 告別式会場で その時、私の涙線は壊れたのだ。



 

 


 父は私が帰る時、真新しいYシャツを着て

 駅まで 車を運転して送ってくれた。

 それは 父に良く似合った DAKSのシャツだった。

 「このシャツ、いいだろう。

  ママが旅行用に 買ってくれたシャツなんだ。」

 そう駅でつぶやいて 父は涙をこぼした。

 本当は 号泣したかった私も 必死で堪えて

 父と別れて 改札口を通った。


 親不幸な娘だと つくづく思って

 私は新幹線の中で 涙が溢れて仕方がなかった。

 

 


       あれから 時は 確実に流れて

       ・・・今朝の父の声は 明るい。

       6月の四十九日への準備に向けて 

            父は 前向きに歩いている。

 


 
 先日の 嵐のような大雨もあがって

 美しく空が晴れて 穏やかな風が吹くように


 どんな悲しみや 苦難も

 きっと 人は乗り越えられる。


 嫌、乗り越えて行かなくちゃいけないんだって

 私は 自分に鞭をあてるのだ。

 

 それでも、それだからこそ思う。

 今 親のある方は

 どうか 私のように後悔しないように

 親の声に耳を傾けてあげてくださいって・・・。

 

 

 

    ヨンジュン。

    あなたも 後悔しないように

    親孝行、お婆ちゃん孝行をしてあげてください。

 

 

 

 

 

 

 


 


2011/05/30 10:52
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

頑固者!!!

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 昨夜まで 激しく降っていた雨もあがった。

 今日、お昼に友人と約束があるので

 これから支度して出かけるのだが・・・

 雨の中の運転ではないので ホッとしている。


 そうそう・・・

 鹿児島の実家の父と

 妹家族が 一緒に住もうと計画していて

 この8月にも引っ越そうかということにも

 なっていたのだが・・・

 結局、もう少し時間がかかりそうになった。






 父は 本当に頑固なので・・・

 なかなか自分の生活スタイルを変えられない。

 妹家族が それに合わすことが出来ればいいのだが

 「俺は まだ1人で大丈夫だ!!」

 と、最近 元気になってきた父なので

 今、父を心配して無理に 実家に帰っても

 絶対に上手くいかないだろう・・・そう思った私。


 なので・・・

 父のほうが弱気になって「お願いだ!!来てくれ!!」

 って 泣いて頼むくらいになってから(笑)

 実家に帰ったほうがいいかもと 妹にアドバイスした。

 

 




 せっかく ご主人を説得して、一緒に実家に戻っても

 父が 元気で頑固に 家で君臨していては

 妹も、そしてご主人や姪や甥も

 居心地は悪いに決まっているから・・・。


 ・・・それほど 父はアクが強く、毒舌なのだ。

           (;一_一)


 「あと10年は 1人で元気で頑張れる!!」

 父は そう言い張る。(;一_一)


 全く!!

 プライドは 普通の人の10倍はあるし(笑)

 私よりも14歳も年下の妹では

 父とは互角に 渡り合えないに決まっている。

 

 昨日、大雨の中で 妹と電話でずっと話していて

 結局、今は 父との同居は見合わせよう・・・

 ということになった。

 


 それで 怪我をしたり、病気になったり

 いざ!!という時に 父は 私を頼るんだろうな・・・


 我儘な父を持つと 娘は苦労する!!!


 それでも 母にできなかった親孝行を

 せめて父に してあげたいと思う。


 





 ヨンジュンも結構、頑固な

 自分の生活スタイルがあるような気がする。


 ヨンジュンのこだわりだったら

 歌姫は あなたに合わせてあげられる!!!

     (≧▽≦*)\(- - ) バシッ!   

 それにしても・・・

 早く、素敵なパートナー 見つけてね!!

 釜山には 良い人いましたか??? (笑)

 

 
 
 

 


 

 

 

 

 


 


2011/05/29 15:21
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

雨の休日

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 雨、・・・

 ずっと止みそうもない 雨!!


 朝から 雨音が激しい休日。


 私は なかなか起き上がれなかった。


 野生動物は 冬に冬眠をするけれど

 私は 梅雨の間、ず~っと寝ていたい。(笑)

 

 




 台風が近づいて来て

 大雨警報洪水が 発令されている。

 川沿いの町民が 避難するとなると

 我が夫の中学校が 避難所になっているので

 夫は出動となる。

     ・・・頑張って~~!!!!

              ┗(・。・)┛


 


 

 

 今日の 韓国ソウルのお天気は晴れ

 そうかぁ・・・

 やっぱり、ヨンジュンと私って

 凄~く、遠いんだなぁ・・・

 そう 改めて思った 雨の休日。


 



      金曜日の晩に ここでつぶやいた

      「どうしよう・・・!!!」で・・・

      皆様から 温かいお言葉を頂戴し

      勇気づけられて 嬉しかったです。

      ありがとうございました!!❤

               (^O^)/


 
 自宅でも

 色々な方々に 相談した結果・・・

 やっぱり、頑張って出演することとなりました。


 「お母様が きっと喜ばれるはず!」

 その言葉に 心動かされました。


 実は 嫌がる私を 音大付属の高校に 

 無理矢理入学させたのは 母でした。(笑)

 高校からそのまま 音大に進学し

 夫と出会い・・

 今、こうしてあるのは母のおかげです。


 母への恩返しのつもりで・・・歌ってみます


 

 

 

 
 

 

 
 
 
  

 


2011/05/27 21:26
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

どうしよう・・・!!!

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 ガガ~~ン!!!

 またまた ドジってしまった!!!

 どうしよう・・・( ̄□ ̄;)


 今、めちゃくちゃ焦りまくっている歌姫。

      (;一_一)


 
 実は・・・

 毎年8月にある 母校の大学のOB定期演奏会に

 今年は 頑張って出演したらば・・・

 と薦められて 3月にノミネートをしていた。


 歌の先生は 6月のコンサートで歌う歌を

 OB定期演奏会で歌えばいいということで

 先生が選んだ ドイツ歌曲を歌う予定だった。


 
 が!!!しかし・・・

 突然、母が亡くなったので

 とてもコンサートどころじゃなくなって

 ドイツ語の歌も 練習が中断し、

 6月のコンサートは 出演を取りやめた。

 とても 歌える気分ではないもの・・・(T_T)


 そして、8月の定期演奏会の曲目エントリーが

 6月11日までだったので

 今週中に 出演をキャンセルすればいい・・・

 と タカをくくっていた私。

 今日、ベルの練習を終え、仲間とワイワイ楽しく

 ランチを終えて 帰宅したらば・・・

 ドサッ!!と OB定期演奏会のチラシと

 30枚もチケットが届いていて

 チラシには しっかり 

    私の名前も 印刷されていた!!!!


      Σ(゚□゚*)アレ~~~!!


 





             どうしよう・・・どうしよう・・・・(;一_一)




 全然 歌う気、ゼロなのに・・・!!!!


 同じ大学出身の伴奏者も このところ体調がすぐれず

 今年は やっぱりやめようねって言ってたところだった。

 
 なのに・・・どうしよう!!・・・(;一_一)


 チラシに名前が出た以上、歌うべきか・・・

 やっぱり ドタキャンしてしまおうか・・・♭

 めちゃくちゃ 今、迷ってる歌姫( ..)

 

 ああ・・・キャンセルするにしても・・・

 きっと、30枚のチケットの代金は 

 負担せねばなのよね・・・(T_T)ショック!!


 



 

 と・・・書いてる途中で 

 歌の先生に連絡が取れ

 「チラシに名前が出ちゃったなら 頑張って 出れば!!」

 と言われ・・・(@_@;)

 新しい曲ではなくて 今まで勉強した中から 

 曲を選べば良いと言われ・・・(勿論、イタリア語!)

 「ヘンデル作曲のクレオパトラのアリアが

 あなたに合ってる!!」と言われてしまった・・・。


 どうしよう・・・(;一_一)


 やっぱ・・・出るしかないかな・・・。

 

 

                

            ヨンジュンが聞いてくれるなら 

            絶対に頑張って・・・出るんだけどね!!

            (≧▽≦*)\(- - ) バシッ!   

 
 
 

 ★追記★

 ああ・・・書き方が中途半端だったので

 みんなに勘違いさせてしまって 申し訳ない!!

       m(_ _)m

 あのね・・・母校のOB定期演奏会っていっても

 香川県人の中でのOBなのであって(笑)

 会場は 東京の母校のホールでも なんでもなく・・・

 香川県の中の会場なのでした!!!

 歌姫ね、母校のホールで 演奏できるほどの実力は

 これっぽっちも ありませんことよ!!!!

      ああ・・・( ..)ハズカシイ・・・
                    5月28日 午前10時48分加筆
 

       
 
 
  

 


2011/05/26 21:04
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ちゃんと食べてる??

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 四国も 今日から梅雨入りしたそうです。


    (-_-;)イヤダナ~~!!


 今年は 長い梅雨になりそう・・・!!

 

 ここのところ 朝からだるいのは

 低気圧のせいだったのかな・・・(;一_一)


 最近ず~~っと

 本当にだるくて しんどかったので

 今日は 全身のアロママッサージを

 初めて経験して来ました。

 凄く 気持ち良かったです!!

     (*^_^*)


 


 そうそう・・・

 独居老人になってしまった父ですが

 毎日、私に「ちゃんと食べてる?」と言われて

 かなわないと思ったのか・・・

 結構、頑張って料理をし始めました!!(笑)


 先日は 薩摩汁を作り

 仲良くなった葬儀社のお兄さんにも

 ご馳走したのだとか・・・(*^_^*)


 昨日は 蟹缶を見つけたので

 蟹玉を作ったそうです!!しかも 餡まで・・・

 「でも 餡は難しい。かたくりを入れ過ぎて

  失敗した!!」と言ってました。(笑)


 




 今日は 枝豆を茹でて

 お客様から頂いた さつま揚げと一緒に

 お味噌汁を作って 食べたのだそう。


 まぁ、頑張ってるよね!!(*^_^*)

 
 ご飯も炊けない我が夫よりも 

 100倍、出来がよろしい!!(^O^)/

 

 

           今日のヨンジュンは 何食べたんだろう??

 

 
 

 
 
 
  

 


2011/05/25 21:21
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

歌うなり、踊るなり~♫

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 ああ・・・ドリームハイの紹介が

 なんとか第10話まで 辿り着いたぁ!!(*^_^*)

      あと6話!! 

 こうなったら最後まで頑張るからね!!

       ┗(^0^)┛ ファイト!!

 
 
 それにしても・・・

 来年に またこのドラマの続編が出来るという。

 ふ~ん。それじゃあ・・・

 ハミョンの登場は またあるのだろうか??


    勿論、あるよね!!


 あのまま 中国へ行ったきりなんて・・・

 そんな中途半端な展開であるわけがない!!
 

 


 

 そして またジンマンとオヒョクも

 勿論登場して・・・

 オヒョクに渡した あのノートの謎とか

 なぜジンマン達を ハミョンが知っていたのか

 サムドンを どうやって見い出したのか

 ・・・様々な が明かされるのよね!!!

     (*´艸`*)ワクワク!!





 それにしても このドラマ・・・

 特に ジンマン役のパク・チニョンさんが 

 歌姫は 凄く面白かった!!


 変顔男って・・・最初に紹介して

 大変申し訳なかったけど・・・(笑)

 彼は ドラマで 良い味出してたと思う!!


 それに このドラマの曲とダンスは

 すべてこのチニョンさんの力作なんでしょ??

 凄いパワーだなって 感心する!!

 

 次回作では ヨンジュンも

 踊るなり、歌うなり・・・ 

 ちょっと 頑張ってみては いかがかな??

       (*´艸`)ププ



 


 ドリームハイの 第5話にあった

 ヘミたちの 路上パフォーマンスの画像です。

 彼らのこの歌と踊りを見て 

 私は このドラマが好きになりました!!


 

 

 そして・・・

 ドリームハイの前半の映像が満載な

 こんな動画も見つけました。

 まだ ドリームハイを見たことが無いという

 そんな あなたに・・・

 ヨンジュンは出てないけど 届けます


 ヨンジュンお薦めの

 可愛い青年たちが 頑張っているドラマです!!


 
 
         早く みんなが観れる放送局で

         放送してほしい~~~~!!!!
 

 
 

 
  

 


2011/05/25 11:21
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第10話No.3

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 キリン芸高の修学旅行先の日本。

 名古屋のグループのライブに ゲスト参加して

 会場を沸かせたサムドンたちは コンサート終了後

 そのグループの打ち上げに参加し 

 「乾杯!!」と 意気投合して盛り上がった。

 勿論、サムドンたち未成年者は ジュースで乾杯。(笑)

 みんな その日のコンサートの成功を喜んでいた。

 しかし、サムドンは ヘミがみんなから離れて

 外へ出て行のが気になった。

 どこへ行くのだろう?サムドンが心配していると

 日本グループのリーダーの男が 肩を叩いた。

 ヘミが気になりながらも その男の話を聞けば

 ”大観覧車”のチケットを2枚くれて

 僕は ここでアルバイトしてるから

 君にこれを プレゼントすると言ってくれた。

 「プレゼント?サンキュー!!サンキュー!!」と 

 サムドンは 男に抱きついて喜んだ。

 ヘミが乗りたがっていた観覧車に 乗せてあげられると思って

 サムドンは 心から嬉しかったのだ。

 サムドンは「ありがとう!!ヘミと一緒に行くよ!」

 と嬉しそうに 男に感謝するのだった。

 







 そして、打ち上げの最中の女子トイレの中。

 リアとベクヒが 洗面所の鏡で一緒になった。

 「ヘミとハイタッチしてたわね。」とリアが言う。

 「意味はないわ。」と ベクヒが言うと

 「仲直りしたんじゃない。」とリアが言った。

 ベクヒは「元々 友達だもの。」と言った。

 ベクヒは ダンスコンクールでの優勝を 喜んでくれたヘミに

 自分も 歩み寄りたいと思っていた。

 しかし 意地悪いリアは 2人が仲直りするのは面白くない。

 「よく言うわね。2人が犬猿の仲なのは有名よ。」

 そうリアに言われて ベクヒは

 「いがみ合うのは 疲れるから・・・」と本音を言って

 リアとトイレで別れると  事務所の社長の声が聞こえた。

 「良く見てみろ。良い表情してるだろ!

  ヘミはビジュアルも歌唱力も イケルだろう!!」

 と ライブ会場の廊下で ヘミを絶賛しているのだった。

 自分たちを追って ライブ会場に来ていた社長は

 先ほどのステージで歌うヘミを 携帯で録画して その映像を

 事務所のスタッフに見せていたのだ。そのスタッフは言った。

 「これならパーフェクトですよ!ベクヒよりずっといい!!」

 盗み聞きしていたベクヒは とてもショックを受ける。

 「帰国したら 校長と相談をする。」と社長が言うと

 「メンバー交代ですか?」とスタッフが聞く。

 「分かり切ったことだろう?」と言う社長の言葉を聞いて

 せっかく苦労して ヘミを追い越して

 栄光の座を手にしたというのに それをまた

 ヘミに奪われるのかと思うと ベクヒはたまらなかった。

 






 観覧車のチケットを 2枚もらったサムドンは

 会場に戻って来たヘミを見つけて 

 「10分後に 入口に来てくれ!」と頼んだ。

 なんで?と聞くヘミに「連れて行きたい所がある。」

 そう 嬉しそうに言うサムドンだった。


 一方、グクは ヘミと2人きりで話がしたくて

 会場の出口で ヘミを待っていた。

 ヘミがサムドンの言うとおり、会場から出てくると

 グクは ヘミの腕を掴んで引っ張っりながら 

 無言で どんどん歩き始めた。

 ヘミは怒るのだが、グクの力には敵わない。

 それからすぐに サムドンが会場を出て来るのだが、

 ヘミの姿が見えないので「まだ来てないか。」とつぶやいて

 腕組しながら ヘミを入り口で待っていた。

 観覧車に乗せてやったら ヘミは喜ぶんだろうな・・・

 そんなことを想像して サムドンは一人で微笑んでいる。

 ヘミがグクに連れ去られたなど、夢にも思わないサムドンだった。

 (ああ・・・サムドン、可哀そうに!!)

 グクは力任せに ぐいぐいヘミを引っ張って歩いた。

 ヘミはいい加減に頭に来て グクの手を振りほどいて

 グクと向き合った。その瞬間、カメラのフラッシュが焚かれた。

 名古屋に遊びに来ていた韓国人の女性2人が グクに気づいて

 写真を撮ったのだ。「あの女は誰?」「恋人かしら?」

 とカメラの女性達が言った。ヘミは 彼女たちの所へ行き
 
 カメラを取りあげる。「何するの?」と韓国女性が言うと

 「勝手に写真を撮らないで!」と ヘミは怒鳴った。

 「カメラを返して。」と 韓国女性たちも怒る。

 ヘミがカメラを返さず 2人と揉めていると

 グクが来て「すみません。」と言って 

 ヘミからカメラを取りあげて 2人に返した。

 その隙に ヘミは グクから離れて歩いて行く。

 グクがヘミを追いかけて また腕を掴むと

 ヘミは振り向いて「あなたに関わりたくないの!

 記事になったらどうするのよ!!」そう 声を荒げて叫ぶ。

 それでもグクは、ヘミの腕を離さない。「聞いてくれ!」

 そうヘミに頼むのだが、またカメラのフラッシュが焚かれた。

 今度は グクが カメラの2人の韓国女性の所へ行った。

 ヘミの腕を離さず、ヘミも連れて 2人の前まで来ると

 「お願いです。助けてください。」そう言うのだった。

 グクは続けた。「僕は彼女と話がしたいのに、

 人の目が気になって話せないんです。誤解も晴らしたいのに

 晴らせない。苦労して、巡り会えた人だ。

 とても大切な人だから 失いたくないんです。だから・・・

 彼女が僕の話を聞いてくれるように 協力してください!」

 グクが、切々と訴えると 韓国女性は

 「分かったわ。もう撮りませんから。話をして。」と 

 カメラを仕舞って 逃げるように去って行った。

 するとヘミは グクを睨みながら見上げて「気になるわね。

 言ってみなさよ!私が何を誤解したって?

 一緒にデビューすると 私と約束したくせに!!」と怒鳴った。

 すると グクも大声を出した。「さもないと!!」

 そこまで言うと 泣きそうな顔でつぶやいた。

 「韓国にいられなかった。」・・・「えっ?」と驚くヘミ。

 「父さんが、俺を留学させようとしたんだ。

  アメリカに行く 一歩手前だった。

  誰にも知られず。お前も知らないうちに・・・。

  選挙のために 俺を隠したがってたんだ。

  俺は父さんにとっては 恥ずかしい過去だから。」

 そこまで聞くとヘミは「それじゃ。」と 

 グクが父親にぶたれた あの晩を思い出し、

 急に ショーケースに出ないと言った

 その翌日の 荒れたグクのことを思い返した。

 「空港から逃げ帰った日。デビューを決めたんだ。

  自分の存在を世間に知らしめるために・・・。

  消されないためには それしかなかった。

  おかげで こうして・・・お前の傍にいられる。」

 グクは 涙がこぼれそうになるのを 必死に堪えた。

 そして しっかりヘミの目を見て「だから怒るなよ。

 喧嘩をしたら 時間がもったいない。」と言うのだった。

 ヘミはようやく 誤解して固くなった心をほどくことができた。

 今まで グクに裏切られたと思い続けて 傷ついていた心が 

 グクの言葉で 温かく満ち足りた瞬間だった。

 ヘミは自分の首の 真っ赤なマフラーを外して

 グクの首に優しく巻きつけ、グクの顔を隠すように

 マフラーを広げて 口元を隠して

 「こうすれば 人にバレないかな。」

 そう言って「これからどこに行きたい?」と聞いた。

 グクは嬉しかった。ああ、やっとヘミが自分に笑ってくれた!!

 

 




 
 一方、ヘミを ライブ会場の入り口で待つサムドン。

 そこへ インソンとアジョンがやって来て

 「ここにいたのか。中で遊ぼうぜ!」と サムドンを誘う。

 「お前らは戻れ、俺はヘミを待ってる。」とサムドン。

 「ヘミはさっき帰ったわよ。」と」アジョンが言う。
 
 サムドンは驚いて「ええっ?1人で??」と聞き返した。

 「うん。そういえば グクもいないわね。2人一緒かも。」

 と 勘の良いアジョンが言う。サムドンの顔が見る見る曇る。

 「デートしてるのかな。」インソンも追い打ちをかける。

 アジョンは「2人は恋人なの?」と インソンに聞く。

 「そうかも。グクは 前からずっとヘミを庇ってたし。」

 とインソンが言えば、アジョンは

 「日本に来てる今が チャンスってわけね。」と言った。

 サムドンは 不安で不安で・・・たまらなくなった。







 
 デートといえば、オヒョクとギョンジュン先生。

 ライブを終えて ホテルに戻る帰り道。

 2人は 名古屋の街の夜道を歩いている。

 しかし、寒いのか ギョンジュン先生は早足で歩き

 オヒョクは のそのそと遅れて歩いていた。

 「早く歩きましょう!」ギョンジュン先生が言う。

 するとオヒョクは 覚悟したように言う。

 「シ先生。今日の内に話しておきたいんです。」

 そう言われて 誤解してドキドキしている

 ギョンジュン先生に オヒョクは言った。

 「シ先生を誤解してました。教育観の違いもあり

  私を嫌っていると思ってました。

  でも。今回の旅行で 教育観も似てるし

  嫌われてもいないと思いました。ですよね?」

 そう聞かれて ギョンジュン先生は言う。

 「まぁ、そうかもしれないですね。」

 「それを聞いて 話す勇気が湧きました。」

 そう言って 先を話そうとするオヒョクに
 
 「カン先生。あまりにも急なことで・・・

  考える時間をください。」とギョンジュン先生は言う。

 (オヒョクが自分に告白すると 思いっきり勘違いしている。笑)

 「時間がないんです。」とオヒョクは言い

 「うちの生徒を よろしく頼みます!!」とお願いするのだった。

 驚くギョンジュン先生に 修学旅行から戻れば

 入試クラスの3人も 芸術クラスに編入になり

 シ先生が受け持つことになるから お願いしますと言うオヒョク。

 「シ先生から見れば 未熟でしょうが

  みんな宝石のような連中です。

  ヘミは生意気で気が強そうに見えますが 心はか弱い。

  傷つきやすくて 情に厚い。強く出ると反発しますが

  うまく乗せれば 言うことを聞きます。

  サムドンは ヘミに一途です。その情熱が彼を輝かせる。

  大切に守ってやってください。

  さっきも見た通り、作曲の才能があります。

  ビルスクは ヘミと反対に 芯の強い子です。

  その強さを自覚していないだけで

  それに気づけば 大化けします。

  あ!それから、激しいダイエットをしたせいで

  パンを見ると 理性を失います。気をつけて。」

 長々と 生徒を語るオヒョクに ギョンジュン先生は

 「いなくなる人みたいな口ぶりですね。大袈裟では?」と呆れる。

 「そうですか。大袈裟だったかもしれませんね。

  とにかく よろしく頼みます!」そう言ってオヒョクは笑って

 「行きましょう!」と 清々したように歩きだした。

 期待した展開ではでなかった ギョンジュン先生は 

 「思わせぶりね。」と言いながら 不満げに追いかけた。





 ヘミが待ち合わせに来なくて ガッカリしたサムドンは

 1人で 日本人のバンドの男がバイトする店を訪れた。

 (そう!やっと名古屋の高矢禮 火が登場です!笑)

 「ソン・サムドン!マイフレンド!!」

 サムドンを見て 男が嬉しそうに抱きついた。

 そして サムドンを窓際の席に案内し

 「ガールフレンドは??ガールフレンド!」

 と 不思議そうにサムドンに尋ねると バツの悪そうに

 「ふられて1人で来たよ。」と サムドンは言った。

 「大丈夫。ガールフレンドNO!サービス一杯!OK?」

 と変な英語で 男は励ました。サムドンは笑って

 「OK!」と答えるが、男が引っ込むと

 ポケットから 観覧車のチケットを取りだして眺めた。

 ヘミと2人で サムドンは観覧車に乗りたかった。

 そんなサムドンの目の前に 観覧車が登って来る。

 ヘミは 今 誰といて、何をしているのか・・・

 やはり グクと一緒にいるのだろうか・・・

 サムドンはヘミを想って 切なくなるのだった。

 

 そして 場面は韓国へ飛ぶ。

 縄跳びの途中で倒れ ジェイソンに運ばれたビルスク。

 しばらく気を失っていたが ベッドで意識が戻った。

 ジェイソンが傍にいることに気づき、慌てて眼鏡をかけて

 「どうして ここへ?」とジェイソンに尋ねた。

 「過激な運動による失神だって。」とジェイソンは言った。

 「違う。あなたのことよ。なぜ帰らないの?」とビルスクは言う。

 「心配するな。今 帰る。」そう言い、帰ろうとするジェイソンに

 「これもマナー?ここに来たのも・・・マナーよね。」と 

 笑うビルスク。しかしジェイソンは

 「マナーじゃない。歌。・・・お前の歌が聞きたくて。

  お前の歌が好きなの、知ってるだろう?」

 そう言って 彼は心を誤魔化すのだった。

 「うん。」とビルスクは うなづいた。ジェイソンは 

 「勘違いするな。撮影が終わって早く戻っただけだ。

  じゃあな!」そう言って病室を出るジェイソン。

 廊下へ出て 数歩で立ち止まり 壁にもたれて 

 ビルスクへ言ったそっけない言葉を

 後悔しているジェイソンがいた。

 そして重い足取りで 彼が病院を出ようとすると

 病室の中から ギターが聞こえた。ビルスクが弾いている!

 ジェイソンが大好きな 彼女の歌声が流れて来る。

 しかもビルスクが歌う曲は 

 ジェイソンが お気に入りの曲だった。


 ”君を待ちながら 1人考えた

  別れた君は 辛くて再び 

  僕へと続く道の上で 泣いていると・・・”


 


 
 ビルスクの歌に重なって ヘミとグクの姿が映る。

 グクはヘミを連れて あの大観覧車に乗るところだった。

 
 ”君を眺めているうちに ふと思った

  ある日 空が明るくなった時

  あの日のように 君は静かに

  僕のもとに 帰って来る


  目の前に 君がいるのに・・・”


 




 広い観覧車に グクとヘミは 向き合って乗った。

 席に腰を降ろすと グクは言った。

 「観覧車を見つけた瞬間、絶対に乗りたいと思ってた。」

 「あなた、前にも 観覧車に乗りたがってたわね。」

 ヘミが グクにそう聞くが、グクは窓の外を眺めている。

 「覚えてない?7年前も、

  この前 合宿所を抜けだして来た時も。」

 (そうか・・・グクは過去に出会った時も 

  ヘミに観覧車に乗りたいと言ってたんだね!!)

 「そうだな。前世で 観覧車に乗れずに死んだのかな?」

 グクは そんな冗談を言ってから ヘミの方を向いて

 真面目に語った。「子供の頃に 1度だけ・・・

 俺にも家族があった日があるんだ。

 子供の日だった。父さんが、うちを訪ねて来た。

 あの日。初めて父さんと母さんと一緒に 遊園地に行った。

 だけど 人が多くて 乗れたのは観覧車だけだった。

 仕方なく乗った観覧車だったけど 楽しかった。

 退屈だろうと思ったのに・・・

 降りたくないほど 楽しかった。

 このままずっと 永遠に ぐるぐると回っていたい

 ・・・そう思った。

 あの1日がなければ 簡単だったはずなんだ。

 父さんに捨てられ、父さんに利用されても

 憎めばいいだけだから・・・。だけど・・・あの日。

 あの日のせいで 父さんを憎むことが出来ない。

 あの日がなければ 何もかも 簡単だったのに・・・。」

 ヘミはそれを聞いて 涙がこぼれた。

 7年前の可哀そうな少年と 今のグクが重なって・・・

 ヘミは昔のように グクの身の上話に泣くのだった。

 「楽しかった思い出を 消したくないのね?」

 ヘミは グクの悲しみが理解できて 可哀そうでならなかった。







 ヘミの涙を見て グクは「なぜ泣く?」と聞く。

 「昔もお前は 俺のために泣いてた。」

 グクがそう言うと「私にも分からない。」とヘミは答えた。

 「初めての経験だった。誰かが俺のために 泣いてくれたのは。」

 グクはやっと ヘミに言いたかったことを吐き出せた。

 7年前に出会ったヘミのことを グクはずっと忘れられなかったのだ。

 だから 路上でヘミの財布を拾った時に、必死でヘミを追いかけた。

 グクにとってヘミは ずっと天使のような存在だったのだろう。

 (再開して ヘミがデビルの要素もあって驚いたに違いないが。爆)

 グクもヘミも 涙が止まらなかった。

 ヘミは自分でも分からず、なぜだか、涙が溢れてくる。

 そんな泣き虫のヘミが グクは愛しくて仕方ない。

 グクにとって ヘミは”運命の人”だったに違いない。

 グクはヘミの前に膝まづいて近づき、ヘミの頬の涙をぬぐった。

 「なぜ 俺のために泣くんだ?」と 自分も泣きながらヘミに聞く。

 「自分でも分からないの。」ヘミは正直に答えた。

 しかしながら グクが自分のことを ずっと忘れないでいてくれた

 そのことが 嬉しかったヘミではないのか?

 ベクヒに心変わりしたから ベクヒとデビューしたと思ってた 

 それが勘違いだと分かって 自分と一緒に こうして

 観覧車に乗りたいと思ってくれたグクが

 ヘミには とても嬉しかったのではないかと想像する。

 遠くへ行ってしまったと思ったグクが

 今、目の前で 優しく自分に真実を語ってくれたから・・・。

 とにかくヘミは 心から素直に グクの前で泣いていた。 

 グクはヘミに 顔を近づけて、そっと口づけをした。

 グクの優しい唇が 自分に触れると

 ヘミの瞳から また涙がこぼれ、時間が止まった。

 しかし観覧車は 動くことをやめない。

 幸せなヘミとグクを乗せた観覧車は 

 ゆっくり ゆっくりと上に昇ってゆく。


 






 
 ビルスクの歌が また流れた。


 ”目の前に 君がいるのに

  君の目には 僕が見えないのか?

  その瞳に 僕はいない”

 

 





 その観覧車は サムドンのいる店から良く見えた。

 ゆっくり、ゆっくりと観覧車は 下から昇って来る。

 ふと気がつけば サムドンのいる店の窓まで

 昇って来る観覧車の中に ヘミを見つけた!!

 サムドンは ガラス窓にくっついて 目を凝らした。

 そして 心臓が止まるほど サムドンは驚く。

 観覧車の中で グクがヘミにキスをしている。

 ヘミの唇は グクを受け入れていた。

 
 ” 慣れ親しんだ 手つきや笑顔だけが

  かすかに残って 涙を溢れさせるけど

  君は僕のもとに 戻って来る”

 

 






 
 サムドンは どうすることも出来なかった。

 目の前にいるヘミは サムドンに気がつかない。

 ゆっくり、ゆっくりと サムドンを残して

 2人の乗った観覧車は 空に昇ってゆく。

 ヘミは グクを受け入れたまま・・・。

 
 ”君の心が 僕を呼ぶなら

  ためらうことなく駆けつけ 君を抱くだろう

  いつものように この胸に・・・”

 





  
 サムドンの目から 涙が溢れた。

 あれだけずっと 片時も離れずに 

 僕は ヘミの傍にいたのに 

 ヘミには 僕が見えていなかったのか・・・。


 あれだけずっと 僕はヘミだけを想って

 時を 一緒に過ごしてきたのに

 ヘミの心の中には ずっとグクがいて

 僕のことなど 想ってくれてなかったのか・・・。


 あれだけ一緒に 楽しく笑い合ったのに

 あれだけ一緒に 声を合わせて歌ったのに

 ヘミが受け入れたのは グクだった・・・。



 サムドンにとって 

 ヘミと一緒に過ごした 今までの時間は 

 宝石のように 輝いた大切な時間だったのに

 今、一瞬にして その宝石が砕けた気がした。

 
 手を伸ばしても届かない 観覧車の中のヘミのように

 サムドンが この先、どんなに手を伸ばしても

 ヘミの心は掴めない・・・そう思ったら 

 悲しくて 悲しくて、サムドンの涙は止まらない。


 




 

 大きな悲しみで サムドンの心が悲鳴をあげる。

 その途端、サムドンの 耳が壊れた・・・。

 大きな耳鳴りが 彼を襲い、頭痛がして倒れた。


 音のない世界で サムドンは悲しみの底に沈む。


 




 

 サムドンにとって ヘミのいない世界は 

 まさしく音の無い世界と同じだ。

 サムドンの掌に握られた 彼の大切な大切な

 ヘミのハートのストラップ。 

 それが今・・・

 彼から こぼれ落ちそうになった。

 

************************

 

 はぁ・・・第10話が終わりました。

 独断解説となった第10話ですが お許しください。

 サムドン・・・可哀そうだ~~~!!!(T_T)

 
 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 
 
  

 


2011/05/24 13:48
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

季節に追いつけない!

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  今日は またまた2度寝してしまい・・・(;一_一)

 9時半にやっと起きたら 凄く寒くて、

 ハイネックのTシャツの上に Yシャツを重ね着して、

 髪の毛を振り乱して(笑)バタバタ家事を済ませて


 今、まだ化粧もせずに・・・

 コーヒー片手に PCに座ってます。(*^_^*)


 窓の外は すっかりお天気になって・・・

 爽やかな風に 庭の新緑が揺れています。


 今日は 夕方から晩まで ピアノの生徒が来るので

 これからテンションをあげなければ!!

       ┗(´0`)┛ ファイト~!!


 


 昨日は 本当に一日雨で・・・

 夕方から ドリームハイを書いてたんですが

 最後の場面、高矢禮 火の観覧車の前で止まっています。

 観てない方々は 分からないでしょうが・・・

 歌姫の好きなサムドンの とても切ない場面なの。

 
 これから義母宅へ 夕食のおかずを届けてから

 レッスンの前に 仕上げられたらいいんだけど・・・

 
 


 鹿児島から帰って 慌てて玄関のブーツは仕舞ったけど

 未だに 居間のホットカーペットは仕舞えてなくて・・・

 もう6月になるのに 季節外れな部屋。

 衣替えも なかなか出来ないし・・・

 季節に追いつけないでいる歌姫♭(;一_一)

 ああ・・・家政婦が欲しい!!と思う

      最近の歌姫なのでした~ ( ..)

 

 みんなのお部屋は すっかり初夏仕上げになってる??


 

 

 

 

 


 
  

 


2011/05/23 16:27
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

頑張れ!!

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 今日は 朝から雨。

 こんな日は 一歩も 外へ出たくない私。


 朝食を食べ終わって 父に電話したら

 父の声も・・・暗かった。(;一_一)


 毎日、お客様が 美味しい物を持って

 父を訪ねて来てくださるらしくて・・・

 それは 有難いことだと感謝するべきなのに

 接客するのが 父は面倒臭いらしい。(;一_一)

 
 「今日も 弔辞を読んでくださったMさんが

  午後に来るんだよ。ああ疲れる!!」

 と父は言う。(;一_一) ・・・大丈夫かな??

 

 何もかもが 面倒くさくて・・・

 生きる気力が 湧かないのだろうな・・・。


 

 

 それでも今日 私は 雨の中・・・

 頑張って出かけて 今さっき帰って来たところ。

 実は 今年の初めに 依頼されていたのだが

 あるコミュニティセンターで開催される

 秋の”お月見コンサート”で

 ベルの演奏会をすることになった。

 ベルグループのリーダーの私は その会館の方と 

 今日、初めての打ち合わせがあったのだ。

 

 その演奏会の中で、私は歌も歌うことになって・・・

 だからこれから 曲目を検討して

 7月の初めには メンバーのプロフィールや

 プログラムを提出しなければならない。

 

 今から秋のことなんて・・・

 本当は 考えられない気分だが

 何か目標があるのは 良いことかもしれない。

 自分に鞭打って、前進しなくちゃ!!と思っている。


    頑張れ 私!!!

    頑張れ 父!!!

 

 


 

 さて・・・

 デビル(笑)は日帰り旅行に行ったので

 今日は 夕食は食べに来ない。ヤッタ~!!

      (^O^)/

 残りのドリームハイの第10話を

 これから 頑張ります!!(*^_^*)


 

 


 

 

 

 

 

 
 
  

 


2011/05/22 20:19
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第10話No.2

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 今回の場面の写真は 1枚も入手できませんでしたので

 関係ないフォトが入ります。 ご了承ください!m(_ _)m




 

 キリン芸高、修学旅行の初日の晩。

 ギョンジュン先生はホテルの廊下で メン先生に

 「明日はKの撮影を クラスで見学するそうね。」と聞かれた。

 「現場を見せたほうが 有益だから。」とギョンジュン先生。
 
 「少しは羽を伸ばさせてあげなさいよ。」とメン先生に言われ

 笑いながら歩いていると 廊下に置かれたソファーで

 寝ているオヒョクの姿が目に入る。

 「カン先生は 自分の部屋がないのかしら。」とメン先生。

 「コン先生を起こして来て!」とギョンジュン先生が頼むと。

 「分かったわ。お酒でも飲んだのかしら?」

 メン先生はオヒョクに呆れて コン先生を起こしに行った。

 ギョンジュン先生は ソファーのオヒョクを起こそうとするが

 飲んだくれて寝てしまったらしく、オヒョクはなかなか起きない。

 テーブルに置かれたオヒョクの眼鏡を取り、それでつつくと

 「シ先生。あなたに頼みがある。」

 そうオヒョクは ギョンジュン先生に 寝言を言うのだった。

 突然言われて「私に??」と驚くギョンジュン先生。

 まさか、私の夢を見ているの?と 夢の内容を勘違いして

 ギョンジュン先生は ドキドキするのだった。

 しかし、オヒョクが 彼女に頼みたかったのは・・・

 そう。ヘミ達、入試クラスの可愛い生徒たちだったのだ。

 



 

 一方、ビルスクが肝炎になったと知った ジェイソンは

 夜中にPCを持ち出して B型肝炎を検索して詳しく調べていた。

 すると 死亡順位9位に B型肝炎があげられていた。

 そして、7割が 肝臓癌の原因に・・・

 電撃性肝炎で死亡するケースも・・・と出た検索結果に

 ジェイソンは「大変だ!」と ビルスクを心配する。

 そしてうつ伏せに突っ伏して寝入っている。(この姿は笑える!)

 サムドンを蹴飛ばして「おい。起きろ!友達が生死を

 さまよってるのに!!」と 言うのだが

 全く起きないサムドンに怒って ジェイソンは

 サムドンの枕を取りあげてしまう。

 しかし、それでも サムドンは起きない。(笑)

 ジェイソンは ビルスクが心配で、心配でたまらなかった。

 多分、その晩、ジェイソンは眠れなかったに違いない。

 
 そんなこととは露知らず、ビルスクは病室で

 食欲旺盛に 朝食を食べていた。そこへ ヘミから電話が入る。

 「日本は楽しい?私も行きたかったなぁ。

  もう治ったわ!明日退院するの。」と 元気に答えるビルスク。

 「良かったわ。・・・国際電話だからもう切るね!」

 ヘミは ビルスクが元気だと分かると そっけなく電話を切った。

 そこへ ビルスクが心配なジェイソンが通りがかる。

 そして ヘミに「ビルスクは どこの病院にいるんだ?」と尋ねた。

 「近所の病院よ。」と答え「そんなに関心があるの?」と

 ヘミはジェイソンをからかった。

 しかし、ブツブツ言いながらも ジェイソンは

 「何型肝炎だ?A型 B型 C型どれだ?」と聞く。

 「勿論A型・・・」と ヘミは正直に答えそうになるが 悪戯して

 「だと思ったら。B型だったの!」とジェイソンを騙した。

 「えっ!!本当か!!」ジェイソンは大声で叫んだ。

 ヘミは内心笑いながら頷いて「入院も長引くって。」と答える。

 「ああ。急に痩せようとしたせいだ。」ジェイソンは本気にした。

 ヘミは言う。「随分、心配するのね。」

 すると「友達がB型肝炎なのに 心配にならないのか!」

 とジェイソンは 怒り出すのだった。

 「私だって心配よ。」とヘミ。「その顔がか?」とジェイソン。
 
 「これが私の心配してる顔。」と平然と言うヘミに

 ジェイソンはマジ切れして「頭に来る奴だ!」と英語で叫び

 怒って行ってしまう。ヘミは「あれがマナー?」と笑うのだった。






 ヘミは サムドンと共に芸術クラスと合流して

 グループKの ミュージックビデオの撮影現場を見学する。

 スモークが焚かれた撮影現場では ベクヒ達が濃い化粧をして

 ハードボイルドのような世界を 拳銃片手に演じている。

 「あいつら見違えた。流石スターだな!

  グクとはパンツも一緒に履いた仲なのに・・・。」興奮して

 サムドンがヘミに言うと ヘミは寂しそうな顔をしていた。

 ヘミはグクがスターになって 自分から遠く離れてしまったのが

 とても辛かったのだろう。サムドンは すぐにそれが分かった。

 そして グクと一緒にデビューできなかったヘミの悲しみも・・・。

 しかし、グクはグクで ヘミが気になっていた。

 ヘミを探して見つけると ヘミと目があった。

 しかし、ヘミは目を反らすのだった。グクは困り果てる。

 グクも ヘミと距離が出来てしまったことは 辛かったのだ。

 しかし、撮影の仕事は無情に進む。

 「"Love High”?幼稚なタイトルね。ヒットするかしら。」

 ベクヒの友人のはずのアジョンが 意地悪くそう言った。

 しかし その撮影されている映像は めちゃくちゃな内容だった。

 オヒョクは撮影の絵コンテを見て

 「何だよ このコンテ!」と呆れてつぶやいた。

 ベクヒを救おうとして 拳銃で撃たれたジェイソンが

 ベクヒの元まで 血だらけで辿り着くと 

 また リアに拳銃で撃たれそうになり そのジェイソンを庇った

 ベクヒが身代わりになって リアに撃たれ倒れてしまう。

 すると何故か リアがその銃で グクの目の前で自殺し(笑)

 ジェイソンが 死んだベクヒを抱き、号泣し

 その涙が ベクヒの頬に落ちると ベクヒは生き返るのだ!!

 そんなめちゃくちゃなストーリーを ジェイソンたちは

 監督に言われるままに 真面目に演じている。

 「可笑しくて 手に力が入らない!」そう オヒョクは笑った。

 「この業界では マイダスと呼ばれる監督よ!」

 そうギョンジュン先生がたしなめるが

 「マイダスどころか マイナスですよ!」と言うオヒョク。

 「確かに・・・」 実はギョンジュン先生も そう思うほど

 グクたちの撮影ビデオは とても ”変”だった。(爆)

 (それは事務所の社長の センスの無さが 現れているのかも)

 見学しているサムドンは 撮影に使われている曲が気になった。

 「ヘミ。この曲、少し味気なくないか?」 サムドンは言う。

 「良い出汁は出てるけど、塩気が足りない。

  塩を入れれば 最高なのに・・・。」

 そう言われてヘミは「そう言われると 何か足りない感じね。

 コード進行かしら・・・。」と同調するのだった。

 2人でそんな会話をしていると サムドンは昨日の

 路上パフォーマンスをしていた グループの男を見つけた。

 自分たちの募金箱を蹴飛ばした あの男だった。

 撮影現場で働いているその男を見て「昨日 街で見かけた。」

 ヘミに言うと「本当だわ。」とヘミも覚えていた。

 「昨日の借りを返してやる!」サムドンは 仕返しをしようと決めた。

 (なぜ サムドンがそんなに彼を敵視したのか・・・

  私は理解に苦しむが、多分 募金箱を蹴飛ばされたことは

  自分たちを馬鹿にされたようで 許し難いことだったのだろう。

  そう無理矢理解釈しないと 話が進まない。笑)






 
 場面は変わって 韓国で入院中のビルスク。

 「キャ~~~!!」と 廊下で悲鳴をあげたビルスクを心配して

 母親が病室から出て 走ってやって来る。

 「どうしたの?」と母が尋ねれば ビルスクは泣きながら

 体重計に乗ったまま・・・

 「2kgも太っちゃった!どうしよう!」と母に嘆いた。

 すると 母親はビルスクを叩いて怒るのだった。

 「人騒がせなんだから!!」
 
 「だって、豚になっちゃう!!」と泣くビルスク。

 その時、ビルスクのベッドの中では 携帯が鳴っていた。

 携帯に電話しているのは 撮影を終えたジェイソンだった。

 「電話に出ろよ!」とイライラするが 結局、ビルスクは出ない。

 ジェイソンは意を決して 事務所の社長にかけ合った。

 「撮影は終わりですよね? 僕は韓国に戻ります。」

 えっ??と驚く社長を ジェイソンは振りかえらずに

 そのまま走って 撮影現場を出て行くのだった。

 そして「お疲れさまでした!お疲れさまでした!」

 と スタッフのみんなに 明るく挨拶をして

 路上パフォーマンスの男も 現場を出て行った。

 サムドンは その男の後を追いかけるのだった。

 「サムドン、どうした?」オヒョクは 驚いた。

 「あいつどこ行くんだ?」とヘミに聞いても

 「さぁね。」とヘミ。「迷子になったら困るだろう。」

 優しいオヒョクは サムドンの後を追いかけた。

 パフォーマンス男は 名古屋の路上で 

 昨日の仲間と 待ち合わせをしていた。

 「ドリーマー行くぞ!」と仲間と気合を入れると

 男たちは 何やらビラを配り始めた。

 「お願いします!今日 初ライブです!」

 配っているのは 彼らのライブコンサートのチラシだった。

 配られたチラシを ゴミ箱に捨てる人々・・・。

 サムドンは そのチラシをゴミ箱から拾い上げた。

 その時、オヒョクが追いついて サムドンの肩を叩く。

 「ここで何をしてるんだ?」そう言われて サムドンは

 「先生。先生には あいつが男前に見えますか?」と聞いた。

 オヒョクは 男を見つめて「そこそこのルックスじゃないか。」

 そう言った。サムドンは オヒョクに昨日のダンスバトルの

 話をして 昨日は陰険そうな目をしてひどい人相だと思ったが

 今日は ハンサムに見えると言うのだった。

 「笑顔も男らしいし 頑張ってる姿も素敵だ。

  なぜ 昨日は気づかなかったのかな?」と言うサムドンに

 「そうだな。なぜ気づかなかったのかな?

  お前たちと 良く似てると思うが。」とオヒョクは言うのだった。







 「日程はこれまでよ。最後の夜だからってはしゃがないように。

  忘れ物しないように 荷造りしてね。」とギョンジュン先生が

 ホテルに着いた グループK以外の生徒を前に そう話している。

 オヒョクがサムドンに 眼で合図を送る。”今晩はハメを外すぞ!!”

 それを了解した サムドンがヘミに ヘミがアジョンに・・・

 次々とアイコンタクトで 生徒たちに伝言が伝わった。

 「早めに寝よう!」インソンが わざとそう言って部屋に戻った。

 ギョンジュン先生がフロントに 上手な日本語で

 「明日7時に それぞれの部屋にモーニングコールを

  お願いします。」と頼む。 するとオヒョクは近づいて

 「今夜のご予定は?」と ギョンジュン先生に尋ねた。

 何もないくせに「ユン社長と打ち合わせを・・・。」と言う

 ギョンジュン先生だが「先約があるなら仕方ないですね。」と 

 あっさあり引きさがろうとするオヒョクに

 彼女は「ご用件は何ですか?」と尋ねる。

 「よければ ドライアンドハイで7時に会いましょう。」

 とデートに誘うオヒョクだった。それにギョンジュン先生は

 「ダメじゃないですけど・・・。7時にドライアンドハイ?」

 と聞き返し「オーケー!」と言って去ってゆく。

 先約はいいのか??と思う 鈍感なオヒョクがそこにいた。





 
 それからオヒョクは 生徒たちを連れて 

 ホテルを出て 夜の名古屋の街を歩いた。

 すると 事務所の仕事を終えたグク達と 鉢合わになった。

 グクは「どこに行くんですか?」と オヒョクに聞いた。

 「最終日くらい 羽目を外さないとな。

  お前たちも加わるか?」と言うオヒョク。

 「残念ね。」とリア。「今夜の飛行機で 先に帰ります。」

 ベクヒがそう言った。ヘミは内心がっかりする。

 「じゃあ仕方ない。先生方には内緒だぞ!」と言うオヒョク。

 しかし「僕らも連れて行ってください。」とグクが言った。

 「ダメよ。社長に釘を刺されたでしょ!」とベクヒが言う。

 それでもグクは「行こう!」と言って オヒョク達に合流した。

 仕方なく ベクヒたちも同行することになり キリン芸高の生徒は 

 みんなゾロゾロ オヒョクに連れられて歩いた。

 芸能事務所のユン社長が それを見つけて

 「もうすぐ出国なのに!」と心配して 後をつけるのだった。

 オヒョクやサムドン達がやって来たのは

 あの路上パフォーマンスをしていたグループのライブ会場だった。

 「しけたステージだな!」インソンが声をあげた。

 「こんなところで羽目を外そうって?」と言うインソンに

 「俺たちの力で熱くすればいい。」そう言って オヒョクは会場に入った。

 舞台は 男女のボーカルとバイオリストの演奏で そのバックで

 数人の男たちが踊るという 妙に変わった組み合わせのステージ。  (爆)

 それにボーカルの男の声は ほとんど聞こえず

 女性ボーカルの歌も 決して上手いとは言えない酷いステージだった。

 ステージの男は サムドンの顔を見て 一瞬ムッとするが

 サムドンが男に微笑むので 男も吊られて笑顔になった。

 サムドンが振り返って みんなを促すと

 「俺たちも一緒に遊ぶか!」と オヒョクが叫んだ。

 ステージのドリーマーというグループの地味な演奏を

 サムドンたちは 精一杯ノリノリで盛り上げるのだった。

 

 



 その頃、ギョンジュン先生はシャワーを浴びて

 鏡に向かって 一生懸命に化粧をしていた。

 「今更誘うなんて 遅いわよ!」とつぶやきながら・・・。

 そしてベッドに広げた洋服が すべて黒なのを見て嘆くのだが

 その中でも 一番可愛らしい服(ミニスカート)を必死に選ぶ。

 結局、ギョンジュン先生は オヒョクに誘われて嬉しいのだ。(笑)

 待ち合わせの店の前まで来ると グロスを塗り直しながら

 「こんな店でデートなの?」と 少しがっかりした。

 そして店の中へ入ると オヒョクが「シ先生。ようこそ!」

 と嬉しそうに声をかけた。

 ステージでは 昨日、グク達に負けたダンサーが

 雪辱を晴らすように 元気に踊りまくっている。

 それに大きな拍手と歓声を送る 優しいオヒョクたちだった。

 「今日は 僕たちドリーマーのライブに来てくれてありがとう!」

 ステージの男がそう言った。それに拍手をして盛り上げるサムドンたち。

 「予想もしない方々が来てくれています。

  昨日は敵だったのに 今日は友達になりました。

  紹介します!ヘイ、ユー!!What's your name?」

 そう言って 男はサムドンを指差す。サムドンは

 「サムドンだ。ソン・サムドン!!こいつはコ・ヘミ!」

 と 自分たちを紹介した。するとステージの男は

 「ソン・サムドン?コ・ヘミ? OK!!カモン!!」と 

 サムドン達を 手招きして舞台に呼んだ。




 「行くぞ!」とサムドンは ヘミの手を握り、2人で舞台に上がった。
 
 それを見たグクは サムドンにヘミを取られたような気分になった。

 舞台では サムドンが笑いながら「OK!」と言い、ヘミと2人で

 歌う気満々で ステージに立っていた。

 そして そうだ!とサムドンは思い立ち 隣のバイオリニストに

 曲の前奏を 耳打ちして教えるのだった。

 すぐにそのメロディーを覚えて OK!と弾きだすバイオリニスト。

 その旋律を聞いて オヒョクがすぐに声をあげた。

 「このメロディー、”Love Hight”のコード進行だ!」

 「サムドンが即興でリフを作ったの?」と驚くギョンジュン先生。

 2人は この時サムドンの才能を 

 ワクワクした気分で 喜んだのではないだろうか。

 計り知れない才能が この青年の中に眠っている・・・

 少なくともオヒョクは そう確信したに違いない。(*^_^*)








 


 ヘミは サムドンが味気ないと言った”Love Hight”の曲に

 塩を足したのだと すぐに分かって サムドンに微笑んだ。

 「私達の曲じゃない?」ベクヒも 気がついた。

 「凄い!良い曲だわ。」とリアも感心して言った。

 「俺たちも舞台にあがろう!」と先輩が言った。

 そしてグループKのメンバーも ステージに上がり

 手拍子で 会場が盛り上がる中、ヘミは歌い始めた。


 ”I dream high  私には 夢がある

  辛い時には 目を閉じて

  夢が叶う瞬間を 思い描き

  また立ち上がるの”


 そして サムドンが続きを歌い グクが踊りだす。


 ”不安で 今日も揺らぐ気持ち

  落ちるのが怖くて 飛び立てない

  鳥のひなのように・・・

  
  自分に出来るのか 夢は叶うのか

  一歩を踏み出すのが 怖くなる時には”


 ヘミがまた歌いだす。そしてその横で ベクヒが踊る。

  
 ”I dream high  私には 夢がある

  辛い時には 目を閉じて

  夢が叶う瞬間を 思い描き

  また立ち上がるの


  I can fly high  信じてる

  いつか大きく羽ばたいて 

  誰よりも自由に この空を飛んでみせる!”


 そして グクがマイクを取り 格好良くラップを歌う。


 ”Chance to fly high 辛い日々はバイバイ

  空に輝く星のように 夢を叶えるのさ

  これからが スタートだ!

  この手で築くのさ!

  これは運命 誰にも止められない


  目の前に広がる 君のためのファンタジー

  手を取り合おう 僕らの目標はひとつ

  若さと情熱が ここに集まるのさ!!”


 グクたちプロデビュー組のKと ヘミとサムドンが合体し

 その場で 即興的に作られた音楽は 

 まるで そのままプロのグループで通用するほど

 完成度の高いステージとなり 観客を魅了した。

 なにしろ ステージの上のヘミやサムドン達が

 まずは 一番、音楽を楽しんでいた。

 そして ステージも会場も 

 みんなが一つになって 大きく盛り上がった。


 
  
 ”I dream high  私には 夢がある

  辛い時には 目を閉じて

  夢が叶う瞬間を 思い描き

  また立ち上がるの”

 

 可能性を持った青年達の情熱が ステージで爆発した。

 それはそれは 素晴らしいコンサートのフィナーレだった。

 

 


 
 その会場の一番後で 彼らを見つめていたオヒョクは

 ギョンジュン先生に「惚れましたよ。」とささやいた。

 ギョンジュン先生は ドキッとして それでも

 やっぱりキタカ!!と期待して(笑)

 「誰にです?」と クールに聞き返す。

 するとオヒョクは「音楽にです。」と答えた。

 内心 ガッカリするギョンジュン先生は

 もうかなり オヒョクに惹かれている。(笑)

 「音楽ですか・・・」と ギョンジュン先生。

 「あいつらを見て そう思いました。

  言葉が通じなくても 音楽で競い合い、分かり合い

  ・・・喜び合っています。」とオヒョクが言った。

 「音楽は世界共通語。・・・陳腐だけど 真理よね。」

 ギョンジュン先生も オヒョクの言葉に共感する。

 (このように この2人の教師としての価値観は 

 少しずつ一致し始め、ギョンジュン先生の心は

 どんどんオヒョクへ向かって 走り始めるのだ。笑)


 



 一方、日本での仕事を終えて 一目散に帰国したジェイソン。

 空港から そのまま直接、彼はビルスクの入院先へ向かった。

 タクシーを飛ばして 病院へ駆けつけたジェイソンは

 やはり 恋する男子そのものだ。(笑)

 猛ダッシュで 病院内を走り 受付で

 「キム・ビルスクの病室は?」と尋ねた。

 「キム・ビルスさん?ああ~、ギターを弾く人ですね。」

 と 呑気な答えが返って来る。

 「そうです!」と ジェイソンが言うと

 「さっき、中庭の方に行きましたよ。」と教えられる。

 だいたい この時点で、ヘミの嘘はバレルと思うのだが

 恋する男子は まだヘミの嘘に気がつかない。

 中庭に行ってみると 緑のダウンジャンバーを着こんで

 縄跳びする人影が 目に飛び込んでくる。

 ジェイソンは 恐る恐る「キム・ビルスクか?」と聞いた。

 その声に 驚いて振り返り

 「どうしたの?なぜ あなたがここに?

  修学旅行はどうしたの?」と聞き返したのは 

 やっぱり ビルスク本人だった。驚くジェイソンは

 「どうした?B型肝炎にかかったんだろ?」と聞く。

 「B型じゃないわ。A型よ!」と言う ビルスク。

 そこでやっとヘミの嘘に気づくジェイソンは

 「コ・ヘミの奴め!」と 怒るのだった。


 「ここに何しに来たの?」と 驚くビルスクは

 「日本で撮影があったんじゃないの?」と 問い詰めた。

 ジェイソンは 気が抜けて「もういい。帰るから。」

 そう言って ビルスクに背を向けた。

 「まさか、またドタキャンしたの?」と言うビルスク。
 
 ジェイソンはムっとして振り返り「また小言かよ!!

 俺がどれだけ・・・」お前を心配した思う?という

 その先は プライドが邪魔して言えないジェイソンは

 「お前、マジで・・・イライラするぜ。」

 そう言って またビルスクに背を向けて歩きだす。

 すると ビルスクは手にした縄跳びの縄を落とし

 ドスン!!と音を立てて 倒れてしまう。

 その音に振り向いて 驚くジェイソン。

 「ビルスク!!」倒れたビルスクに駆け寄って

 名前を呼ぶが 彼女は気を失ったままだった。

 ジェイソンは「大丈夫か!目を覚ましてくれ!!」と

 ビルスクを抱きかかえて 血相を変えて走るのだった。

 

 

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 まだ 続きます!!(笑)

 そして 実はこの先の場面の 

 観覧車のフォトは沢山あるのですが・・・

 このpart2の場面は 手に入りませんでした。残念です。


 昨日から再開して また書き始めたドリームハイですが

 やっぱり 何度観ても この作品は素敵です。

 ヨンジュンが映っていなくても・・・

 ヨンジュンの優しいメッセージを感じられる作品だから・・・。

 どうか みなさんも このドリームハイを

 沢山 愛してあげてくださいね!!(*^_^*)

 

 

 

 
 

 


 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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