2009-11-06 04:36:27.0
テーマ:心の言葉 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

「無門関」 との出会い

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私は、子供の時から、宗教が苦手だった。

(以前にも 語ったことがあるが・・・ ^^;;)

宗教によって囚われ

他者(他宗教を信じる者)と

対立を繰り返す様を見たり、

他人に対して、自分の信じる道こそが正しいのだと

無理に説得しようとする人に接する度に

ますます その気持ちが 強まっていた。


実家に お盆や お彼岸などに訪問して 短い お経をあげて

時間を気にしながら さっさと 次の お宅へと 移動して行かれる お坊さんの様子に

毎回   「?」  「・・・」 

お坊さんに 来ていただくことに 何か 意味があるのだろうか・・・

別に 家族だけで、

日ごろ 日常の雑事にかまけて向き合うことがほとんどない ご先祖様に対して

感謝の気持ちを持ち、語り合うだけでいいのではないか・・・ と考えていた。 ^^;;


しかし よくよく 考えてみると、お坊さんに対する 「?」 気持ちによって、

家族で 感謝の心を持つだけでいいのではないか・・・という想いが

私の心に湧き上がってくるのだから、

やっぱり お坊さんが 実家に訪問することは、意味のあることか・・・ とも言える。。。


そんなんでいいのか・・・   まぁ いいか・・・  ^^;;






実家は、「真言宗」だったが、

夫の家は 「曹洞宗」 

曹洞宗といえば、道元禅師。。。「正法眼蔵」

社会の教科書に出ていたので、そのことだけは知っていたが、

くわしい内容は、知らなかった。

でも 「曹洞宗」 の家に嫁いだことだし・・・

初心者の解説本も いろいろ 出版されていたので

どんな宗派なのか知りたくなったし、

知識として 持っていてもいいかなと 解説本を手にしてみた。



しかし・・・解説本 といっても、 それらの文章を読んだだけで解る

参考書のようなものではなく、

はっきり言って 「・・・」 よく解らなかった。 ^^;;

ただ・・・

道元禅師の姿勢や言葉に接した弟子たちが 自ら考え 解釈し 理解していく・・・

そんな感じ・・・   なんか 私に合ってるかも・・・

私の 苦手な

「信じる者は救われる」 系の 宗教ではないことは すぐ判った。




道元禅師といえば、「只管打坐(しかんたざ)」

「ただ ひたすらに坐る」 ことを推奨しておられる・・・


自分自身の心と向き合うことによって・・・ 何かを悟る・・・ ???

いや・・・  別に悟らなくてもいいのか・・・ ^^;;


よくは 解らなかったが、結構好きだなとは 感じていた。





今回 ヨンジュンさんに

「無門関」 という 言葉を教わった。

どういう意味なのだろう・・・ 知りたくなったので 検索してみた。

なんだか また 難しい 世界のようだ。



無門 とは 門は無い・・・

真理を学ぶための場所「門」は無く、学ぶことのできる無数の路がある・・・

眼前 いたるところに 真理が開けているという意味ではないかと解説があった。

眼前に広がる 自然の景色など すべてが 真理につながっている・・・ということか。

そして 一度 「関」(関わり?) を通り抜けたならば、

真の自由を体得し、大宇宙に遮るものが無い・・・

無門関の問答に登場する 「無」とは、

有無の「無」を越えた無、自他を超えた無、時を越えた無であり、

あらゆる意味
で、二元論的意味の世界を越えた無ではない 「無」。。。

心をからっぽにして「無」になる・・・感じか・・・ 



「犬には仏性が有るでしょうか、それとも無いでしょうか。」

「西から来た胡人(こじん)にはなぜ鬚(ひげ)がない。」  など


・・・これらについて 語り合って いくわけですね。。。フムフム

難しすぎる問題だわ・・・とか そんな受け留め方をしていては駄目 ^^


                ・・・結構      ワクワク  します。


ヨンジュンさんは、いろいろな出逢いをもたらせてくださるなぁ・・・

自分自身の心の中を旅していると 時間を忘れてしまいます。



【参考】

http://www.asahi-net.or.jp/~ZU5K-OKD/house.14/mumonkan/mumonkan.htm



[コメント]

1.Re:「無門関」 との出会い

2009-11-09 17:00:09.0 nyanko

教科書で習った宗教のお勉強を、ちゃんと覚えているなんて
流石kitsunekoさん!
・・・って、私が忘れすぎなのかしら~(笑)

ちょっとしたきっかけで、
『維摩経解釈』という本で、維摩経の勉強をちょこっとする機会があるの
ですが
原文なんて、チンプンカンプン。。。
その解説も理解するのは・・・(^^;)

そのシリーズに『無門関解釈』というのもあるのは知っていたので
今日、手に取ってみましたが・・・
ケースから出す前に断念しました(><。)

でも、『無門関』というお部屋・・・
全てを捨てる部屋
生きていくことはいろいろな掴みを放す練習・・・と聞きます。
捨てるって、難しいんですよね。。。

kitsunekoさんの宗教嫌い。
理由はよ~く解ります。
でも、そう言う部分って目立つんですよね~
穏便に行われている事って、
外部の人の目に触れにくいので・・・(^^;)

本の中でヨンジュンさんも
『私の信仰とは違うけど・・・』みたいな書き方をしていましたが、
そんなふうに、宗教を捉えている人も沢山いるし、
とりあえず、ヨンジュンサンと同じ宗教に触れてみるのも
悪くないかも~~~(^m^)


2.Re:捨てる技術

2009-11-10 05:24:37.0 kitunyanko

nyankoさん 確かに
それぞれが ご自分の信じる道を歩みながら、
穏やかな心で 過ごしておられることは
とても 素晴らしいことですね。
過激な考え方を持っておられる 方たちは、
目立つけれど、実は 極端な方たちだけなのかもしれません。
私たち ヨンジュンさん ファン家族の世界見まわしても
いろいろなタイプの愛し方がありますね。
あっ もちろん
他の方のファンと 過激な闘争までは 繰り広げられることはない
ですね。^^;;

ヨンジュンさんは、20代の頃は あまり 宗教に こだわりは持
っていないと おっしゃっていらしたように記憶しますが、
撮影中の怪我などが重なった時には、
やはり 心を支える 大切なものとなっていたのかもしれません。

ところで
しがらみを離すこと
いろいろな もの を捨てること
本当に 難しいです。
何度も 持ち物を整理しようとしても・・・^^;; 難しいです。
捨てる技術習得を目指して修行に励まないと ^^


 
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