2011-06-16 01:51:26.0
テーマ:心の言葉 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

こまぎれ 旅行記 (9)

Photo
梅農園を後にした 私達は、

ツアーバスに乗って、

光陽市内にある(?) 

隠れ家のような

韓定食のお店に場所を移して、

ホン・サンニ先生と 

お食事を共にすることができました。



今回の旅で

ホン・サンニ先生と出逢えたことは、

私の これからの人生において

たいせつな時間だったと

心から 思える貴重な経験でした。


そして、自分のことではないことで・・・

安心したことがあります。


それは・・・     今まで 私は、

抱えきれない重圧に耐えながら頑張っておられる

ヨンジュンさんの心を 常に 心配していました。

でも・・・

ヨンジュンさんは、「韓国の美を辿る旅」執筆の縁で

ホン・サンニ先生に出逢い、

その後も

「先生・・・梅が無くなりました」って 連絡を入れておられますね。

ヨンジュンさんは、先生との縁によって、

いつでも 心を抱きしめてくださる 先生の温かい心に飛びこむことができる

安心を 得られたのではないかと 感じられたのです。




先生は、若い頃から  韓国中の人達が、

辛い時に やって来ることができる場所を作りたい

ご自分の梅農園が そのような場所になって欲しいと考えながら

たくさんの梅を慈しみ育ててこられた とのことです。



また いつでも 来て下さい。

でも 幸せな時には、来なくていいよ。

辛くて 泣きたい時には、 ここに来ればいいよ。

っておっしゃっていました。




先生は、いつも 植物や動物たち・・・  自然に向き合い

話しかけながら 暮らして来られたそうです。

そして、

自然に対して 話かけた 言葉を集めて 詩 を 作られたり、

その 言葉に メロディーをつけて 歌 にしたりしておられるそうです。



今回も 詩 や 歌 を 聴かせてくださいました。


先生の 詩 や 歌は、もちろん韓国語です。

ほんの少しは 知っている単語もありましたが、

ほとんど 私には 分かりません。

でも・・・  じっと 心で聴いていると

気がつけば 私の瞳から 涙があふれていました。

そして、

アンさんが 通訳 解説してくださる言葉を聞いて、

あぁ・・・ そんな意味だったんだねって解ると

更に 心の中が 温かくなってきました。



先生は、本当に ピュアな方だと感じました。

笑顔も 言葉も メロディも・・・

すーっと 私の心の中に 沁みこんできて・・・

心の痛みを 吸い取ってくださるような気がしました。


私は、涙を流すことで 心の緊張が 流れ落ちていくような・・・

肩の力が 抜けていくような・・・不思議な感覚を覚えました。


先生は、ご主人が とても身体の弱い方だったので、

ご主人の分まで 若い頃から 頑張って 毎日働いておられたそうです。

今は 立派な梅農園に育て上げておられますが、

何も無いところから 始められたそうです。


人生は 辛いことを乗り越えることで 輝かせることができますよ。

まだ 若いのだから 1日1日 頑張って生き抜いてください。

そう笑顔で おっしゃっておられました。


先生は、他の人の痛みを 包み込んで 癒やしてくださいますが、

先生ご自身が 辛い時には、 どうなさっているのですか?

ご苦労なさったのではないですか?

ツアーメンバーから 質問が出ました。


先生は、微笑みながら おっしゃいました。

  出身地から 遠く離れた場所での生活は 寂しく 辛いことも

  少なくなかったけれど 身体の弱い ご主人の心を想うと

  人前では泣くことはできなかったそうです。

  どうしても 耐えられない時には 雨の日や、

  山の上に登って タオルを口にくわえて泣いたりしました。 と・・・




私達は、溢れる涙を抑えることができなくなりました。

先生も 涙ぐんでおられましたが、

すぐに柔らかい笑顔に戻られて

泣いてしまった隣の席のツアーメンバーの背中を

優しく抱いてくださいました。



先生の周りの方から

先生が創作された 詩 や 歌 を

形にして 残したいとの 申し出があるそうです。

先生は、 あまり乗り気では無いとのことでしたが、

今は 心を癒やす力を持った先生の作品たちは、

先生の心の中だけに 存在しているので、

先生のところに訪問しなければ

聴くことができない。。。

いつでも。。。今後ずっと。。。

先生に包まれたい時に聴くことができるようにしたいとの

話しを聞いて 了解なさり、

近いうちに 録音して CDを作っておくことになったそうです。


その話を 初め 梅農園で アンさんから 伺った時には、

商売にしようとする 人達に 先生が 利用されるのではないか・・・

そのことによって 先生の心が 傷つかれることがなければいいけれど

って 実は思いました。

でも 実際に 先生から作品を聴かせていただく機会を得てみて、

先生の作品は、

法話のように 教えが 語られるものではないけれど、

作品に触れることで 先生のピュアな心に包まれて

聴く者に 幸せな時間を与えるものだと感じました。

時間が流れて そのまま消えてしまうのは

惜しいと思う気持ち 理解できるようになりました。

ただ・・・ 

まずは 韓国でのみの販売になればいいのに・・・

と思いました。





幸せな時間は あっという間に過ぎました。

別れ際 先生は、優しく ハグしてくださいました。



先生の手は、働き者の手。。。肉厚で 温かかったです。



先生は、

私も 頑張ろうって思わせてくださる 本当に 素敵な女性でした。

ツアーに参加して。。。良かったなぁって 心から思いました。


そして そう感じさせてくださった

アンさんに対して、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

アンさんの 細やかな心遣いや

アンさんと先生との 信頼関係が 無くては

このような 幸せな時間は流れなかったと 確信しています。




こんなに素敵な KEY TO KOREA のツアーなのに

親会社の方針で 今シーズンをもって

KEY TO KOREAのツアー募集は ストップとなるそうです。


今後は 日本の旅行社と提携してのツアーが

準備される・・・予定らしいです。。。 TT


でも 完全に 業務がストップしてしまうのではなく、

希望される方が、直接 依頼してくだされば、

個別に旅行のお世話をさせていただこうと考えていると

アンさんは おっしゃっていました。^^

後日 KEY TO KOREA の HP にて

お知らせが出されると思います。 



[コメント]

1.Re: ^^;

2011-06-16 02:17:09.0 kitunyanko

また仕事の関係で 週明けまで

新しいスレッドは 立てられないと思います。^^;

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2.Re:こまぎれ 旅行記 (9)

2011-06-17 11:47:36.0 珠江

きつねこさん。
旅行記のUPありがとうございます。
「餓鬼道」に落ちて豚になってる、私は、まず食べ物に、興味が行
っちゃって、きつねこさんのような、冷静かつ温かい目、永続的な
記憶力、表現力、が無くて、「そうだった」等、懐かしく思い出さ
れます。
 かなり旅行は好きです。今回の旅は、今までの長い人生の旅行の
中で、ベスト3には、入る程、でした。1位は、若い頃、初恋の人
やグループで行った、裏磐梯のキャンプは、不動です。

なにより、我が愛する、JOONの孤独、寂しい、と言われる
のを、耳にすると、普通なら、愛する奥さんや、お子さんに囲まれ
て居る筈なのに、多くの人達から愛される立場の代償に、犠牲にな
ってる毎日が、気の毒でなりません。
 でも今回の旅で、サンニ先生やヒョゼ先生の存在が、彼を温かく
包容し、お母様とは別の、母性にきっと癒されていられると、思う
安心が少し得られました。
 きつねこさんにも、大変お世話になり、有難うございました。

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3.Re:^0^

2011-06-17 23:13:05.0 kitunyanko

珠江さま メッセージありがとうございます。^^
推敲もせず 文法トホホな文章
(漢栄高校の先生には見せられない)
しかも タイトルに違わない こまぎれで
いつになったら 終わるのか分からない旅行記ですが、
なんとか 続けたいと思っています。^^
グダグダっぷりに目をつぶりつつ(自分で言うのはおかしい 苦笑)
一緒に 楽しい時間を はんすう したいです。

ヨンジュンさん ゴルフ三昧のようですね。
次回作は ゴルフ物なんでしょうか・・・ まさか・・・ね。^^; 

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