2008/10/25 01:53
テーマ:『容疑者Xの献身』 カテゴリ:レビュー・感想(映画)

落下する。

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今日は、ちょっと物理っぽい“記事タイトル”でしょ。
木曜日に『容疑者Xの献身』を会社帰りに観たから。
映画館の椅子を立って家路につきながら、
どんどんストーリーが心の中に積もって切なかった。
石神の顔のアップが何度もフラッシュバックして、
それは今日も続いてて、ちょっと困りました。
石神は堤 真一さんの役名ね。
メインテーマのサビのメロディーと詞を
声を出さずに口ずさみながら久しぶりの
“落ちる”感覚。
ジュン、キミはこの作品を観たら
どんな話をしてくれるの?



“孤独を愛する”ひとなんて
“本当の孤独”を、好きなひとなんていないって、
この映画を観て、とても強く思った。
日常に忙殺されながら、ひとは、それでも、どんな形であれ愛を求める。
愛せなくなった痛みが癒えれば、また他人がくれる愛を求めたくなるだろう、愛したくなるだろう。



震えるくらい石神役の堤 真一さんが凄かった。
おぼろげに想像できる結末であっても、そこに向かう過程の役者さん達のエネルギーに号泣しました。
後から付け加えられたらしい原作には出てこないキャラクターの内海刑事だけが、少し浮いていて、見せどころも安っぽく感じて残念だった。
メインテーマを歌う彼女はとても素敵なのに。
TVの時の方が、湯川教授との距離も良かった気がしたのは、私のお気に入りの役者さんの北村一樹さんの存在感のせいかもしれないけれど。



ジュン、頬杖をつくキミの左側で、キレイな横顔を眼の端に入れながら映画を観れたら…



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