ジェジュン Vocal.Review
前回ちょっと書いた私のお邪魔している
ブロガーさんのkukoさんの描かれた
ジェジュンの Vocal.Review がありまし
た~
ジェジュンが兵役につく前日の
ソウルでの最後のコンサートの折に
歌った「二等兵の手紙」
この歌を歌うジェジュン・・・ファンだか
ら
というだけでなく誰が聴いても圧巻だと思う
今回のソロコンのいくつかの印象的なリスト
の中でも最も印象的だったのが、この曲、
「二等兵の手紙」だ。
最終日、アンコールの最後から二曲目にセッ
トされたこの曲は、29日の為だけに組み込ま
れたものだった。
この曲を選び、最後の日に歌おうと決めたの
は彼の紛れもない入隊への一つの決意の現れ
だっただろう。
「二等兵の手紙」は、2000年に韓国で公開さ
れた映画「JSA]の劇中歌だ。
大韓民国国軍(韓国軍)を筆頭とした国連軍
と、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が共同で
警備に当たるJSAにおいて、ふとしたきっか
けから許されざる友情を育む事になった南北
の兵士達の交流と顛末を描いたフィクション
映画。(Wikipediaより)
この歌を彼は、とつとつとことばを噛みしめ
るように歌った。
ひと言ひと言を聴衆と自分自身に言い聞かせ
るように淡々と歌い始める歌いだしは特に印
象的だ。単純で、一度聞いたら忘れないメロ
ディーは、それでいて酷く切なく胸に染みと
おる。
彼の持ち味の一つである甘い濃厚な響きの
中・低音部をわざと消し、ベタっとした響き
に作り上げることで、歌手の歌ではなく、あ
くまでも兵士が歌う歌に仕上げている。いつ
もと異なる響きの歌声が甘美なメロディーに
よく似合い、この曲の歌詞の悲しみを語りか
けるのに適している。
この曲は、紛れも無くカバー曲であるにも関
わらず、彼のオリジナル曲のように見事に消
化し、彼独特の歌の世界を創り上げているの
は、日本の数々のカバー曲と同様である。
彼の歌手としての素晴らしさは、カバー曲の
上手さに尽きる。
どんなジャンルの誰の曲であっても一旦、彼
の声を通すと、彼自身の世界の音楽になり、
オリジナルをはるかに凌ぐ独特の世界を構築
する。
この曲も淡々と始まる歌いだしから、上向形
を取るメロディーの変化に彼にしては珍しい
突き上げるような歌い方をしている。最後の
部分の叫びにも似た歌い方の中にも、感情を
爆発させるのではなく、あくまでも抑えた中
での叫びにも似た歌を表現しているのが、心
の中にいつまでも彼の歌声と共に残るのであ
る。
決して破綻しない程度の破壊を表現しなが
ら、それでいて、彼の特徴である美声を消し
た創りになっているのは、彼が歌手としてこ
の曲に対する思いと、一人の兵士になって歌
手という立場を捨てて歌いたいという意識の
現れのように感じる。
曲を表現する為に自分の響きの音色を変える
事が出来る彼の歌手としてのレベルの高さを
指し示す重要な曲の一つと言える。
いくつもの歌声の音色を持つ彼の特徴が現れ
た一曲である。
最後にオリジナルの動画を貼るので、彼の歌
声を聴き比べて、彼の伝えたかった心情を感
じ取って頂けるといいと思う
ジェジュンの歌はまだまだ
たくさんのいろんな人に聴いてもらいたい!
聴いてもらわなくちゃいけないと私たち
ジェジュンペンはそう願います!
kukoさんの本文はこちらに
http://ameblo.jp/tvxqkuko/entry-12015487386.html
[1] |