チョコレートツアー⑨
いよいよ本命の二人だけ時間の始まりです。
私は彼と触れ合うツアー仲間の様子を微笑ましく見ていた
坦々と静かに微笑ましく見つめる47人の瞳は
ステージの二人に向けられていた・・・
1人~1人~と過ぎていく~・・・
心臓がステップを踏むように~高鳴っていった。
私の番が来た!落ち着いて落ち着いて~・・・
此処でドジを出しては生涯の恥!
静かにステージに向かいソンモさんに挨拶をした
失礼の無い挨拶をしなければ~と日頃練習してた
ペ・ヨンジュン氏の美しい挨拶姿をきっちりやった。
次は握手よ!握手!心で囁く
椅子に座る前に間を入れずに手を差し出し握手を求めた
一瞬ソンモさんは戸惑ったが・・・
ニヤっとして手を出してくれた
やった~~! 興奮してる気持ちを抑えてそっと握手した
うわ~~~!!なんだか~優し手だよ~ギュットは握れないよ!
☆しなやかなで~☆やわらかいんです。
彼自身が言うように若い女性の手で
白魚の指でピアノを弾くあの鍵盤の手です。
私は柔らかな彼の手を少しでも長く握っていたくて~
しっかりと彼の手を捕まえていたと~..........
その時の状態の記憶があいまいなのですが
立っていたのか?座っていたのか?
ソンモさんはどうだったのかも分からない?
一緒に座ったようにも思えるのですが~気が付けば座ってた
手を離した記憶がない!あるのはソンモさんが私の横に!
20センチ横に顔があったと言う事!
自分の横に彼が居る!
衝撃的な事実で前後の動作が飛んでしまった@
あいまいな記憶でハッキリしてることが次の場面です
サインに5月16日の日付が抜けてますね~
理由は最後に~・・
アルバムに名前を書いてくれる為にソンモさんが
「名前は?」と聞いたのです。
待ち時間の時にNさんとHNか本名か迷って結局本名と決めて
ひらがなで書いたメモ紙を~すっかり忘れていた私は
即座に「キ○○○コ」と応えていた。
(メモは何の為の準備だったのか@情けない私)
彼は「キ○○コ」と語尾をあげて一文字詰めて聞き直した。
私はソンモさんに合わせて~詰めた名前の「はい、キ○○コ」と
(ソンモになびく素直な私は年を忘れて本物の乙女になっていました)
彼はローマジで書いてくれました・・・
ひらがなは×に~でもいいのです・名前を入れてくれただけで幸せです。
サインが終わる手前で私はこの時!とばかり小袋を取り出した。
彼は目敏く「プレゼント?」と聞いた日本語で「はいそうです」
彼のくび元を指差し手招きでどうぞ~と
「ネックレス?」彼は直ぐ袋を開けて黒のポーチを見て
「オーストラリア!」と言いながらペンダントを取り出し
初めてみるように「オ~」と~眺めた。
その時のソンモの顔はいつも見る顔と違ってた
少年の顔ではなかったと思う。
なんだか大人を感じた。年相応の落ちつたソンモを~。。
ソンモさんが喜んでくれて「ありがとう」と日本語?で言ってくれた。
この時私は歌手ソンモでなく生身の30代の大人の男ソンモを感じた
ソンモの内面をちょっとだけ見れた私は
プレゼントを渡す幸せ時間に感謝した。
個々に与えられてる時間をオーバーしたのか彼が慌てて~・・・
「早く早く~写真!写真!」と・・いつものソンモのキャラ
で私をせかしたのでした......つづく
☆日付の抜けた謎?について
何故だか記憶があいまいで分からないので
ソンモさんの癖を知っているチングに聞きました
サインの途中で彼の注意を逸らしたのではと
ヒントをくれました
あ!プレゼントを出したからだと
きっとそうだと思います^^;
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