2008/11/06 12:21
テーマ:仕事 カテゴリ:ニュース・報道(社会・政治・経済)

交通広告が熱いらしい。


オバマ候補が当選しましたね。

そこで、米国ネタというわけでもないですが、

ニューヨークの市バスで、新しい交通広告のテストが始まっているそうです。


(今週の週刊アスキーより。)


朝はコーヒー、夜はビール
時間と場所で変わる交通広告

まるで、「プロント」ですね。

バス車体の側面に、長さ37メートルのディスプレイを設置。
朝の通勤時には、スターバックスのCMが流れ、
夕方には、バドワイザーの広告が流れる。そんな広告だそうです。

GPSと連動させると、ある場所を通過するバスは、そのときだけ、
全て同じ広告を流すなんてこともできそうだと記事は伝えています。


山手線のトレインチャンネルでも、
恵比寿に着いたら、恵比寿ビールの広告が流れたり…、
いろいろ応用できそうですね。



ところで、この記事に限らず、
交通広告が見直されているという話をよく聞きます。


この記事↓なんかもそうですよね。
「ネット広告万能」の死角
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20071207/142645/


日本コカ・コーラ社の「実証実験」です。


簡単にサマリーをしますと、


テレビ以外の娯楽の選択肢がほとんどなかった時代、
午後7時から10時までのゴールデンタイムで、人気番組にCMを流せば、
大半の消費者に商品を認知してもらえた。


しかし今では、
インターネットや携帯電話に多くの時間を費やし、
さらに、地下鉄や車などで移動する時間も増えた。
一方で、CMをスキップしてテレビ番組を録画する技術が登場し
テレビCMそのものの有効性も問われている。


検討の結果、日本コカ・コーラ社では、テレビCMを従来から半減、
屋外広告に4割を割いて、実証実験を始めた。(2007年上旬)

実験の結果、
「週1回以上コカ・コーラを飲むようになった」人に対して、
最大のきっかけとなった広告媒体がどれだったかを聞いたところ、
交通機関での広告を挙げた人が多い一方で、
他の媒体は“愛飲者”を生み出すきっかけにはほとんどなっていなかった。

広告の費用対効果をみると、交通機関における広告の魅力がさらに顕著になる。


つまり、“愛飲者”を生み出す最強の広告媒体は
テレビでもインターネットや携帯電話でもなく、
実は駅構内の壁に張られたポスターといった
交通機関における広告だったのである。


という内容です。


商品のジャンルにもよると思いますが、
たとえば売店で売っているような商品でしたら、屋外広告で認知して、
あっちょっと欲しいかもと思ってから、忘れないうちに、
商品に接触できる空間上のアドバンテージもありますよね。


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