2007-06-15 23:53:40.0
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

『ホテリアー』を抱きしめて

Photo

☆六本木の「ホテリアー」最終回に行ってきました。遅まきながら、私なりの感想です。

 

     ~~~~~~~~~~~~~~~

 

いきなり冒頭から現れるのは、大写しになったサングラス姿のドンヒョク、端整な横顔。
迷いも吹っ切れ、確かな目標に照準を定めた男の、力強い足取り。
朝のきらめく光の中、新しい始まりに走る男の、すずやかなまなざし。

 

シャンデリアきらめく下で口にしたプロポーズの言葉よりも、
幸い薄い幼い日々の思い出、そして、迷子の子供のような言葉とせつないまなざしが、
私は好きだった。
ドンヒョクssi、ちゃんとジニョンにしあわせにしてもらいなさいね。

 

カサブランカの夜、静かにグラスを傾ける二人の男。
語るのはポーカーのこと?
いいえ、実は、ひとりの女に対する決着の言葉。
先に立っていった方が勝ったのか、負けたのか、
経験不足な私には、わからなかったけれど・・・。

 

桜の木の下でたたずむふたり。
浮かび上がるシルエットが大スクリーンの画面いっぱいに広がる。
手に持った飛行機のチケットをドンヒョクに返そうとするジニョン、
それを受け取らないまま、ただ彼女を抱きしめるドンヒョク。
表情、言葉は?、いいえ、そんなものは何もいらないわ。
ふたりがどんな会話をし、どんな思いでいるのか、手にとるようにわかるから。
ただただ、息をのむように美しいシーン、そして、
かなしくも、美しい恋人たち。

 

ホテルを守るため、必死で生きてきた女の静かな最期。
今まで見過ごしていた死の演技の見事さ。
ぞっとするほど素敵でした・・・、そんな言葉で、ヨンジュンを評価した感性ゆたかな女優さん、
さすがです・・・。

 

ソウルを発つ日、彼女をぎりぎりまで待ち続けた彼。
そこに秘められた思いは、過去の、そして現在のメールの言葉になって、彼の指先からあふれ出る。

『・・海に来ています。父に会いました。・・今日顔を見た瞬間、それは恋しさだったのだとわかりました。・・・・』

『今日、教会ですべてを告白するつもりでいました。僕がなぜソウルホテルにやってきたのか、何をしようとしているのか・・・』

『ごめんなさい、傷つけてしまったね・・・』

『ジニョンさんが望むなら、今あるものすべてを捨ててもいい、だから、僕から離れていかないで・・。』

『疲れ果てた僕をはじめから温かく包んでくれたあなたを、僕は失いことはできません。・・・』

『僕はどこにいようと、心の一番奥にソ・ジニョンという名前を抱いて生きてゆきます。・・・』

『僕たちの愛が試されるときがきました。・・・あなたが僕のもとへ来る日があると約束してください。・・・』

いつもながらの、いいえ、いつも以上に胸にせまるせつない言葉たち。
それらは、確実に彼女のもとへ届いたはず。
なのに、ジニョン、あなたは間に合わなかった・・。

 

男気と友情とやさしさ・・、それから、自らの強い意思によって、彼は彼女のもとへ帰ってくる。
チェックインする彼、迎える涙の彼女。
これほどの男を、これほどまでに不幸にも幸せにもするジニョンという不思議なキーワード。
ラストシーンは、もちろん、ホテルロビーでの力強い抱擁。
それにしても、ドンヒョク、
あなたは、なんとしあわせそうな顔をしていることか!

 

見逃せないのがホテリアー終了後の映像。
『ぺ・ヨンジュンと家族のための・・・』で始まる『BYJ FAMILY BOOK』のCM。
髪を伸ばし始めたころの彼の顔がスクリーンいっぱいに登場して語りかける。
『僕はしあわせです・・・』。
いつもの低い声よりもほんの少し高いトーン。

ドンヒョクからチュンサン、インス、そしてタムドク、
確実に歩いてきたあなた・・・。

ああ、ヨンジュンssi、本当に今、あなたはしあわせなんでしょうか?


 



[コメント]

1.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-16 00:16:41.0 HAHAです。

青殿!一番Get!を致しやすヨン!  おぉぉぉ・・・六本木ドンヒョクssiのお知らせ。 コマスミダァ~♪ 都会の家族はエエねぇ~ by田舎のねずみより。


2.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-16 00:48:29.0 Mami(rizu)

天の青さん、今晩は♪自分のブログがサイバーにやられてUP出来ずにいます^^;ファンサイトでは何時も楽しみに拝見させて頂いております。私もドンヒョクssi命で、会社に木曜個休を懇願して、六本木TOHOシネマズのホテリアーを20話全回制覇しました。DVDで100回近く見た中、これまでドンヒョクssiだけが見たくて通しで見たのは5~6回で、今回良い機会なので大画面で全て見ようと思いました。でも、答えは何時もと同じ。こんなに一途にジニョンを愛しているのに・・・・あぁ~ドンヒョクssiが可哀相で、可哀相で・・・・。ジニョンの揺れてる気持ちに腹の立つほどでした。ドンスク社長のヨンジュンへのコメントは私も胸のすく思いで読みました。【そりゃ~カッコいいでしょう~!】でもでも・・・・日本版では全財産投げ売ってオーシャンHを守った水沢に社長が礼を尽くしていましたが、ドンスク社長!ドンヒョクssiにお礼の言葉言ってませんね~!それに給料が払えず資金繰りに困っていた時も、キム会長を説得して急場を凌ぐ事が出来たのもドンヒョクssiのお陰ですぅ~~^^;ああ~!もっと沢山お話ししたいけど長くなってしまいました。御免なさい^^; また1話から大画面のドンヒョクssiに会いたいです。(ブログでUPしなければいけない事をここで発散してしまい申し訳御座いませんでした)


3.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-16 22:01:17.0 yonyon50

青様、お疲れ様でした。とっても楽しかったです。 【ホテリアー】同じ思いを共有する方達と見ると又感慨もひとしおです。手を合わせるように、まるで祈っているかのように、食い入って見ている姿に感動さえ憶えます。 愛して止まないドンヒョクssi、ジニョンと末永くお幸せに・・・


4.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-17 00:02:53.0 天の青

HAHAさん、こんばんは~。さっそく来て下さってありがとう。田舎のねずみさんのところにも、大画面ドンヒョクがお顔出すかもね。映画館もホクホクだったもの。ところで、さっき、ネットをあちこち見ていたんだけど、初めておしゃべりしたのって、さかぼうさんのところだったのね。失礼しました。


5.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-17 00:09:32.0 天の青

Mamiさん、こんばんは。ブログがサイバーにやられてるって、ここのことですか?おしゃべりしたいことがあるのに、アップできないってつらいですね。「ファンサイト」っていうと、SOBでしょうか。・・・・で、お仕事しながら六本木完全制覇だなんてすごいですね。あなたも、ドンヒョク命の方なんですね。そう、彼は最高よね。ビジュアル的にも、そのさびしそうな心根も・・・。私もすっかりやられてます。あのソウルホテルの社長さんへの気持ちも、私、わかります。最後の最後まで、ありがとうのひとこともなかったものね。むしろ、ふたりの足を引っ張ることになったものね。本当に、おっしゃるとおりです。


6.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-17 00:14:24.0 天の青

yonyonさん、私もご一緒できて楽しかったです。ホテリアーは何回も見ているのに、そのときそのときの新しい発見がありますね。あの大画面ですと、細かいところまで見えてしまうから。中でも、あの大画面にあふれ出すメールと数々の回想シーンには、涙、涙でしたね。今度は、冬ソナでしょうか?!


7.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-17 20:22:03.0 kkkf

青さま、青さまのドンヒョクへの思い・・・胸にきました。 涙があふれました。 あの、メールを読む彼の声が耳元で聞こえます。 そうです。 ホテリアーのドンヒョクは・・・・・ 私たちが愛するドンヒョクは・・・・ Joon以外のなにものでもない。 確信していましたが 日本の茶番劇をみれば、なお一層。 彼は素晴らしい・・と。 ありがとう 青さま。


8.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-17 23:31:50.0 天の青

kさま、あなたにはつらい日々でしたね。ホテリアー、そちらでも上映されるといいですね。そうです、あのメールのシーン、画面いっぱいに大写しにされた回想シーンは圧巻でした。でも、何よりもまして、すばらしかったのはあの彼の声で語られる、ジニョンへせつせつと訴えかける言葉。日本版とのあまりの違い?いえ、もうそれは次元の違うものでした。あなたのおっしゃるとおり、私たちのドンヒョクは彼以外にありえません。


9.Re:青殿を求めて♪

2007-06-18 00:11:42.0 HAHAです。

初めて!!!「さかぼうさんの処」かも・かも・・・ほら・ワタチ恥ずかしがり屋さんでスケン。ホテリアーのブログ?へRsを付けたかったのですが・・・デキナクテ「この場所」も、わが子が見つけてくれて。それはPC音痴だから「読むだけ」が、ワタチがホンマのワタチ。。。


10.Re:『ホテリアー』を抱きしめて

2007-06-18 19:36:44.0 天の青

HAHAさん、そうですよ、さかぼうさんのお部屋で初めてお話したんですよ。でも、ホテファンでも読んでくださっていたんでしたね。まあ、古くからのお友達ってところですね。


 
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