もう一度13話を観てのメモ(劇場版)
13話について、もう一度語らせてください。
今日、劇場で13話を観てきたのですが、いや~、すごかった・・・。正直いって、これほどとは思いませんでした。
何が?というと・・・、
①チュムチが手下達を引き連れて、山奥に隠れ住んでいるシウ族たちに、いっしょにやろうぜ、などと呼びかけるところがすごい。
チュムチという人物の豪快さ、百済との戦闘に破れてちりじりになっても、野を駆け地べたを這うようにして生きてきた騎馬の民(?)のたくましさがよくわかる。
②キハの悲しみが画面からストレートに伝わってくるのがすごい。
○格子窓のところにすわったキハの素に近い横顔。
大長老が「必要としているのは王家の血を引いている者一人であって、必 ずしもチュシンの王ではない。そして、それを利用して天の力を得た後は、その一人というのも抹殺しなければならない。」などと言うのを聞いて、思わず腹部に手をやる、その絶望的なしぐさと表情がすごい。
○崖から身を投げようとするシーン。これは、もうあえて説明しなくてもいいほどだ。
③キハが崖から身を投げようとするのと時を同じくして、船の中でうなされているタムドク。
その苦悶の表情を真上から、しかも大写しに撮影している。この表情のアップがすごい。
これは、いわゆるヨンサマファンにとってはまさに垂涎物である!
④タムドクに鎧を着せてあげるスジニ。
その後に続くシーンで、タムドクに母の形見の香水を渡され、「これを持って、よけいなことに首を突っ込んだりしないで、必ず無事に戻って来い、いいな!」などとタムドクに言われて、「はい」なんてしおらしく答えるところが、たまらなくかわいい。
スジニ、やるじゃん、と思ってしまう。
⑤やっぱり、出陣を前に兵士達に檄を飛ばすタムドクのりりしさ!
「死ぬな、命を賭けて戦う者などいらない。生きて私とともにあれ。」この台詞を言い放つときの、彼の表情、すっと伸びた鎧姿がすごい。
う~む、これは本当に伝説の大王そのものだぞと納得してしまう。
⑥チュムチ率いるシウ部族と、コ将軍率いる高句麗軍が百済の城に突進していく戦闘シーンがすごい。
BGMは「神々の戦い」、うわあ~~と思わず声が出てしまう。
・・と、まあ、こんな感じなんです。
テレビ画面では、私はそこまで感じ入ることはなかったので、つい長々と、コーフンして書いてしまいました。
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