今、ふたたびの『冬のソナタ』
つらいことがありました。
一歩下がって、
じいっとよく見てみれば、
ごくつまらないような・・・。
それでも、
あれこれと思い返しては、
どうして?と憤ったり、
胸が痛んだり、
思い迷ったり・・・。
繰り返される失敗と戸惑い。
私の心の中にある
朱雀の部分。
どうしようもない思い。
でも今は、また別のスタートを切れそうな気がします。
勇気を出して、
新しく翔んでみようと。
彼と出会えなかったら、
絶対にそんなことはありえなかったのだから。
どきどきしたことも、
痛みを感じた部分も、
みんなみんなさらりと脱ぎ捨てて・・、
いいえ、それを心に抱いたまま。
彼がくれたたいせつな宝物だから。
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「アニメ冬のソナタ」が作られるのだそうですね。
しかも、チュンサンの声をヨンジュンさんが担当されるのだとか・・。
最初、え?そうなの?彼は確かタムドクじゃなかったの?などと思いました。
でも、夕方のニュースで流れてきた『ユジナー』に、ああ・・、と・・。たったひと言なのに、一気にあの時のことを、あの心ふるえる時のことを思い出していました。
私の人生を変えたドラマ『冬のソナタ』。
このドラマについて、いろいろな人がいろいろなことを言っています。
遠くに忘れてしまった初恋を思い出した、さびしさが癒された、これは再生のドラマである・・・、etc.
改めて見直してみれば、冬ソナとは、そのときの気持ちをしっかり受け止めて、そこからもう一度歩き出すための、心に効くドラマだと思いました。
韓流ドラマには、似たようなものもありますし、冬ソナが持て囃されるのは、それが最初に日本に紹介されたからだ、などと言う人もいますが、それは明らかに違うと思います。
ヨンジュンさんが演じたからこそ・・、などと言うと、それはあなたが彼のファンだからでしょうなどと言われそうですが、それともまたちょっと違う・・。
彼が演じたチュンサンとジウさん演じたユジンには、画面から伝わってくるストーリー以上の、何か特別なものがあると思いました。
それが何であるかはうまく説明できませんが、少なくとも今の私にとっては心に処方された漢方薬のような感じがしました。
ほら、痛くないだろう?なんて、じわじわと染み込んで傷口をふさぐような・・。
ささいではあるけれど、私にとっては深刻な問題から立ち直らせてくれました。
キハも、『冬のソナタ』を観れば、そんなふうに深く引きずることもなかったのになどと、思ってしまいました(笑)。
ヨンジュンさん、ありがとう、なんて言いません。
このドラマとの・・、あなたとの出会いについて語るには、あまりに軽すぎる言葉だと思うから。
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