2007-06-07 04:56:56.0
テーマ: カテゴリ:趣味・特技(カメラ)

水田

Photo

田植えの終わった田、稲の緑が爽やかでした。蛙の姿はみれませんでしたが、どこかでゲッゲッとで鳴いています。そろそろ梅雨ですものね。

私の子供の時はこんな田んぼを覗くとおたまじゃくしがピョロピョロと泳いでいたものです。ザリガニやタニシや他にもたくさん生き物がいて、何が面白かったのか知りませんが、捕まえてバケツにいれていましたね。

夜は明かりのない真っ暗な田んぼにホワーン、ホワーンと舞うホタルを捕りました。虫かごに入れて家に持ち帰り、家の中でそれを再現・・・。でも朝になるとみんな死んでいました(x_x;)ホタルさんゴメンナサイ

田に水を引く水路の水は地下水をポンプで汲み上げていたと思います。冷たい水がド~ッと噴出している場所付近は、この時期から夏にかけて私たちの遊び場でした。プールよりもおもしろかったです。

 

いつしかホタルの舞は近所では見られなくなりました。ザリガニやタニシも。蛙の声は聞こえるけどおたまじゃくしは田んぼに見えません。それは田んぼにあぜ道がなくコンクリートで区切られてしまったことが1つの原因なのだそうです。あぜ道があることで植物やプランクトンが生息でき、それを食べる生物もまた生きていけます。そんな生態系が人の手によって壊されたということでしょうか。

昔は田んぼのあるところは広くず~っと田んぼでした。今は住宅と住宅の間に点在しています。お米を作るためだけのものでしかない空間。でもいつかここもなくなってしまうのかなあと思いつつ、田んぼを眺めていました。

歩いていたら白鷺に会いました。こんなコンクリートの水路の中で何をしていたのでしょうか。水をのんでいた?食料となる虫がいたかどうか・・・。近づいたら飛ん行ってしまいました。      

    

私は見たことがありませんが、学名を“Nipponia nippon(ニッポニアニッポン)”という鳥・・・朱鷺。夕焼けの空をさらに朱色に染めたであろう朱鷺の群れが緑の田んぼの上を飛ぶ風景はきれいだったんだろうなあと想像します。



[コメント]

1.Re:水田

2007-06-07 12:24:58.0 midori♪

ソクラテスさん、はじめまして^^ 珍しく昼間ここに来て、美しい写真と静かな文体に惹かれてお邪魔しました。幼い頃、小さな生きものやこうした空間があちらこちらに溢れていましたが... どんどんコンクリートに変わっていきましたね。さびしく思います。遡って読ませていただき、「ベルサイユのばら」のお話に心躍りました。最期の言葉は「神の愛に報いる術ももたないほど小さな存在ではあるけれど... 与えられた生を悔いなく生きた... フランス万歳」だったでしょうか?(今、手元になく30年以上前の記憶ですから、違っていたらごめんなさい。)当時、オスカルの生き方に自分を重ね合わせ、田舎町で夢を抱いていたことを思い出しました。そして、それからも自分の指標になっているように思います。現実は理想通りではありませんが...^^; 以前、JOONのファンは「ベルばら」「宝塚」を経て、今「ペ・ヨンジュン」に至っていると聞いたことがあり、なるほど... と思ったことがありました。画一的に捉えるのは好きではありませんが、「オスカル」と「ペ・ヨンジュン」に同質の美意識を感じる方が多いのかもしれませんね。初めて伺って長々と.. 失礼しましたA^^;


2.Re:水田

2007-06-07 20:19:22.0 kyomaiko

こんばんは、先日は失礼いたしました!今日の記事はどれも私の子供の頃の話と似ています。おたまじゃくし、タニシ、蛍etc・・・田んぼでよく遊んでいましたねえ。川がすぐ近くにあったので、毎晩のようにほうきを持って蛍をとりに行っていましたね。(蚊帳の中に蛍を放したりしませんでしたか。)今では考えられないような数の光でした。懐かしいです。でも、考えて見たら短い命なのにちょっとかわいそうでしたね。私はあの頃の日本が一番好きかも知れません。今みたいに便利じゃなかったけど、のどかでなんとなく優しくて落ち着いていたあの頃が・・・。先日、哲学の道で蛍が1.2匹光を放っているのを見ました。都会ではめずらしいので、大勢の人が見に来ていましたが、あんなに注目されたら、蛍も恥ずかしくて出て来れないんじゃないかしらん。


3.Re:水田

2007-06-07 23:13:55.0 ブログ主(ソクラテス)

midori♪さん、こんばんわ。いつもtenさんのところでお名前をお見かけします。職場で温暖化の影響で人類が恐竜のように滅びたら、その後に生きるのはゴキブリのような生物かもね~っと話をしていました。ヾ(^▽^*オスカルとヨンジュンさんについての文章を読んでいただき、ありがとうございます。midori♪さんも『ベルばら』ファンだったのですね。オスカルの最期の言葉を記憶していらっしゃるとはすごい!そうです。「神の愛にむくいる術ももたないほど小さな存在ではあるけれど… 自己の信実のみにしたがい 一瞬たりとも悔いなく与えられた生をいきた 人間としてのそれ以上のよろこびがあるだろうか…」少女のころはその言葉の並びにだけに酔っていたようです。自分探しができるようになってから言葉の意味を理解するようになりました。「歴史をつくるのはひとりの英雄ではなく名もなき人民だ」というセリフも進撃前にありました。オスカルのかっこよさはそういうことを考えて実行していったことでしょうね。だから、ヨンジュンさんを好きな人はオスカルも好きだったかもしれませんね。まとまらない文章ですが、またお立ち寄りください。


4.Re:水田

2007-06-07 23:27:46.0 ブログ主(ソクラテス)

kyomaikoさん、昔を思い出しますか?今夕は雷雨がありました。子供の時は雷が大嫌いで、蚊帳の中で縮こまっていました。ホタルは蚊帳の中に離したことなかったなあ。それ楽しそうです。うひゃ!ほうきでホタルをとるんですか???あの頃の日本…なんていうとすごく古いけど、確かに自分の子供の頃と今は全然違いますね。夏の日の夕方の記憶は、土管の置いてある空き地でかくれんぼして遊び、帰りの道で蛙を追いかけたり、カタツムリの角をつついたり、低空飛行のコウコリにぶつかったり・・・。哲学の道にホタルなんて、風情ありますねえ。水がきれいでタニシのような(ゴカイ?)がいるんでしょうか。


5.Re:水田

2007-06-08 20:33:19.0 kyomaiko

あら!もう年がバレバレですので、いいですけどね。ソクラテスさんの子供の頃よりもかなり昔の話だと思います。ほうきって言っても今どこにでもあるほうきじゃなくて、なんでできてたんでしょうか?細い小枝のようなもので作ってあったような記憶があります。チュンサンとユジンが焼却場で落ち葉を掃除してたときに使ってませんでしたか? (「太王四神記」もどうやらPDの記者会見で騒動がおさまりそうですね。良かったですけど、対応遅すぎ!!)


6.Re:水田

2007-06-09 23:03:24.0 ブログ主(ソクラテス)

kyomaikoさんと私、同じくらいの年齢じゃないですか?竹ぼうきとは違いますか?私は学校でそれを使っていました。ホタルをほうきで追ったのかしら?想像してしまいます。「太王四神記」の放送延期騒動にがっかりとあきれとあきらめの感情です。俳優ペ・ヨンジュンを見ることは彼の変化を知ることなので、リアルタイムで見れない(放送が撮影から1年後くらいのヨンジュンさんになってしまうこと)悔しさはあります。寂しいです。


7.Re:水田

2007-06-10 09:47:32.0 kyomaiko

同じくらいの年齢ですか?あなたの方が少しお若いかと思ってます。まあ年齢のことはどうでもいいですけど・・・気が若いんで。あ~竹箒ね。そうかもしれない。ところでPDさんの記者会見ですが、額面どおりに受け取っていいのかどうか、私は疑問です。いま一つ釈然としませんが、なんか反省していらっしゃるようなんでこれ以上は何も言えませんね。でもねCGに時間がかかるとかなんとか言ってますが、初めからわかってたでしょ。ストーリーも初めからできたんでしょ?それがなぜに今頃になってって思うのです。なんだか良くわかりませんけど・・・待つしかないのですね。


 
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