2009/10/12 13:06
テーマ:身体 カテゴリ:趣味・特技(その他)

休日

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研修のため東京にまたやってきた私。そのまま昨日帰宅でもよかったのですが、友たちとお酒を飲みたい!という理由で宿泊。今日は“何かをやらなくてはいけない”のない、なんとも贅沢な休日です。


ホテルでなんとなくぼ~っとした朝を迎えた私。大浴場で朝風呂を浴びた後、チェックアウトぎりぎりまでベッドに転がってヨンジュンさんの本を読んでいました。夕べ友たちと宴会をしていたということもあり、お酒の章を開きました。いつも適量にお酒を飲めない私は、味について語れるほどの味覚は持っていません。私の考えたのは腸とか酸素とかについてです。


発酵食品って世界各国にありますが、その国特有のものがあるんですね。韓国はキムチが代表的なんでしょうか?お酒も日本酒と似ているようで違うんですね。そこに暮らす人たちに必要な発酵というか、合ったものというか、昔から食べているものだから、身体がその発酵を欲するようになるのかなって思いました。発酵という文化は暮らす人々にしみこんでいる・・・(うん?)

生物にとって酸素って大事なんですが、実は酸素は毒です。昔、地球は酸素がなかったそうです。ところが植物が光合成をして二酸化炭素から酸素を作りだしたら酸素がいっぱいになっちゃったとか。そしたら、それを使う細胞(ミトコンドリア?)が生まれて、酸素を使った呼吸と言う酸化の方法でエネルギーを作り出すようになったそうです。どういうことかというと、呼吸という酸化はよりたくさんのエネルギーが生み出せるからなんですって。多細胞になった生物には最適でした。燃えるってことで、熱が発生しますが、それがエネルギーです。
錆びるのも酸素があるせいですね。活性酸素の蓄積という老化も酸素の影響かな。


発酵っていうのは、酸素がない状態での細胞の酸化です。それでもエネルギーは作り出せるのですが、ものすごく少ないです。多細胞生物が活動するのに必要なエネルギーなんか作れないんですって。だから栄養(ブドウ糖とか)を酸素を使って酸化させて、エネルギーをつくりでしているんですよ。
でも、人間の身体の中には酸素を使用しない細胞があります。一番代表的なのは赤血球です。酸素を運ぶのに酸素を使わない変な細胞です。


たぶん、発酵食品がおいしいって思うのは、きっと人に必要な何かがそこに含まれているんだろうなあと思ったりします。よくわからないですが。時代を経て受け継がれてきた発酵食品は、きっとそこに暮らす人々に必要な何かが含まれているんじゃないかな。
NHKの番組『Cool JAPAN』で醤油を取り上げていましたが、日本人はあのにおいだけでもおいしいと感じるのに、他の国の人はそうでもないとか。小さな時から口にしていて慣れているとかそんな理由なのかもしれないけど、きっと身体が欲しているような気がします。

腸を大事にしなくちゃいけないなと思うこのごろです。腸の中にはたくさんの微生物がいて、そこで彼らは宿主が食べた食物を発酵させて分解しています。腸からの栄養吸収を助けているんですよね。身体の回復には栄養はかかせません。私は、他人が良いと言うものではなく、慣れ親しんだ食べ物を口にするって大事なんじゃないかと、根拠もなく思っています。ヨンジュンさんも韓国でお母様の作ったものを食べて回復していってください。

それと、緊張すると腸に血液がいかなくなりますから、ゆったりした気持ちをもつことも必要です。手足が冷たくなって、皮膚への血液が低下しているときは、腸の血流も落ちているってことです。




ホテルを出た後、近くの芝離宮恩賜庭園というところになってきました。駅周辺はにぎやかですが、庭園内はお弁当を広げている家族連れやゆっくりと歩く方たちで、なんとなくのんびりムードです。

東京タワーや世界貿易センタービル、新幹線やモノレールが周りに見えるビルの谷間の緑地。きんもくせいの香りが漂って、桜の葉が色づいて、自然の季節変化を感じることができます。東京って意外とこんな公園があるんですね。日差しが気持ちよく、何か穏やかな気分になってきました。

下記の写真は絵画風に加工してあります。  

   

『Cool JAPAN』で醤油が隠し味として入ったロールケーキを紹介しました。品川駅でそれを見つけて購入。楽しみです。

私は納豆がどうしても食べられません。味がどうしても好きになれないんです(x_x;)

   




2009/09/21 04:57
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sepsis(゚ロ゚;)エェッ!?


もう、びっくりしました。たまげました。目が点になりました。
敗血症(sepsisi セプシス)って穏やかではありません。ヨンジュンさんに何がおきたんでしょう。
少ない情報からいろいろと考えてしまいました。

敗血症(sepsis)とは血液の細菌感染です。普通に生活している人がなかなかかかる病ではありませんね。どちらかというと合併症に近いものです。

人間の体は細菌を体内に入れないよう様々なバリアー機構をもっています。それが破綻してなんらかの原因で菌が入り込んだんですね。血液の中に菌が入っただけなら「菌血症」といい、その菌に対して体が抵抗をして戦っている状態を「敗血症」といいます。場合によっては細菌が死ぬ時に出る毒素(エンドトキシン)でショックになることがあります。

ヨンジュンさんがなぜに菌に犯されたのか?そこが腑に落ちません。
いきなりsepsisだったのでしょうか?通常は侵入場所でバリア機構による戦いがあるはずです。免疫機能が落ちていたということですが、風邪ではなく体内まで入っちゃったんだから、私から言わせると「そんなに?(゚゚;)」です。免疫は侵入者があったことを侵入口で感知できないほど働いていなかったのでしょうか。そうだとしたら、それ自体が重症な疾患です。免疫機能が低下している、つまり自分の体を自分で守れない病気ということになります。

ヨンジュンさんは仕事が忙しくて免疫機能が落ちていたということでした。食に気をつかい、健康に気をつけている方なんだと思っていました。無理をした?どんな無理をしたんでしょう。
食べていなかったんじゃないか、栄養不足じゃないかって思ってしまいます。睡眠不足くらいではなかなかsepsisにはなりません。それとも何か持病がある?sepsisに陥る前段階の変調はどんなものだったんでしょう。

ちなみに風邪(感冒)は、菌血症前にバリア機構が働いていることです。なんらかの細菌によって局所で戦いがおきると、肺炎とか、歯肉炎とか、膀胱炎とか、腸炎とかという名がつきます。その局所での防戦がおいつかないと体内に菌が侵入してきます。
ただ細菌感染がなくても炎症はおきます。炎症は感染したことではありません。異変に対する生体側の働きのことをいいます。免疫機能が亢進または混乱している人は、異物がなくても戦っちゃうときがあります。


ヨンジュンさんはsepsisですから、血液中に菌が入って炎症がおきたということになります。どこのバリアが破綻したんでしょう。
人間が外界と接する場所を考えると、気管支や肺という呼吸器系、腸粘膜などの消化管、膀胱や腎という尿路系、皮膚、口腔(歯とか)のどこかということになります。もちろん、怪我をして傷があればそこからというのも考えられます。注射などなんらか針を刺す行為があったとしたら、そこからも考えられます。
局所の炎症がなくていきなり菌が血液に入ったとすると、私たちなら点滴のカテーテルとかを疑います。発熱しただけでカテーテルを交換しますもの。でも、ヨンジュンさんは入院していた人じゃないものね~。

呼吸器系は外の空気を吸うので菌が入りやすいです。扁桃腺はバリアの一つです。痰が出るのもそうです。皮膚は常に外と接しています。消毒で皮膚のバリア機構を崩すことがあるので、最近は怪我をしても消毒しないですよね。
体内だと思いがちで、でも体の外なのが消化管です。人間の体はちくわのようなものなんです。口から肛門までの通路は厳密に言うと体外です。腸の中は菌だらけですね~。細菌は栄養素を分解してくれる大事な共存者なんですが、、緊張して腸への血流が少なかったり、菌のバランスが崩れたりするとバリアが破綻し、そこから血液内へ侵入してしまいます。腸バリアってものすごく大事です。絶食はバリアを壊すことにつながりますから要注意!


そろそろ退院するということでした。でも、免疫力の落ちた状態はすぐには復活しませんよ。治療薬を投与したからといって、免疫力はつきません。栄養を充分とって、細胞たちが再生するのを待つしかないのですから・・・。出版記念会見、来日、ドームのイベントと行事が続きます。やめた方がいいんじゃないかな~。免疫力が落ちてsepsisになったけど、sepsisそのものもまた免疫力を使い果たしてしまいます。次の感染を招くおそれがありますよ。


ヨンジュンさんは自己コントロールの優れた人であると思っていました。でも、健康に関してはうまくないですね。無理をする方であるかもしれませんが、それは褒められたことではありません。コントロールできていないということですもの。コントロールというのは自分の思い通りに体を変化させることではありません。自分を知ってバランスをとることです。無理のできる体に鍛えることは大切ですが、鍛えてばかりでは崩れてしまいますよ。


体調を崩したヨンジュンさんに医療従者視点で物申してしまった私でした。
こじれないで回復に向うことを祈っています。


2009/06/20 14:01
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ホタル舞う季節の風景

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6月19日は桜桃忌。今年は生誕100年ということでニュースでたくさん太宰治がとりあげられていました。なんで桜桃忌で誕生日の話題なんだと不思議でした。なんでも入水自殺した日は6月13日で、遺体発見日が太宰の誕生日である6月19日だとか。そのために命日を桜桃忌として19日にしたそうです。
太宰のことも太宰の文学にも興味がない私ですが、永井龍雲の♪桜桃忌~おもいみだれて~♪を聴くと物悲しい気持ちになってきます。


 襟元に吹く風が心地よく肌になじむ
 衣替えが恋しく思える今年も夏がくる

http://www.youtube.com/watch?v=WTcthPmu_OE  
 


臓器移植法の改正案が衆議院を通過したとか。なんでも脳死を人の死とし、臓器移植に年齢制限がなくなるそうです。もちろん、子供の虐待による死とか、家族の拒否による脳死判定について配慮された文面はありました。私は臓器移植を前提として人の死を法律で決定したのかなと思ってしまいました。

日本の文化と西洋文化は違いますから、死の受容とか臓器をとりだすことは難しいと考えます。「フランダースの犬」(訂正しました)の最終回、ネロはパトラッシュと共に神に召されています。西洋的にはあれはハッピーエンドなんですよね。魂が神のところに行くことができた・・・つまり、肉体は仮の姿であり、魂の抜けた肉体にネロはもういないという考え方になるからなんだと理解しています。別の人がその肉体を使ってもいいということですね。
日本だと髪の毛一本にもその人の魂が宿るとされる考え方がありませんか?昔々は復活を願って何日も殯(もがり)ということが行なわれていましたもの。
臓器移植にあたって、ドナーに親しい方は亡くなった方が他の人の身体で生きていくんだと思うでしょう。でもそれは、レシピエンからみたらきっと重荷になるに違いありません。別の人間が自分の中で生きる?恐いです。
また、「あげた」⇔「もらった」の力関係ができてしまうかもしれません。


この法案について報道が始まった頃、ちょうど私の勤める部署に臨床的に脳死であると判断された方と、臓器移植をしなくては助からないだろうという方がいらっしゃいました。どちらも移植という医療が実施されることはありませんでしたが・・・。
私の仕事はトレシピエント側の切羽詰った思いも、ドナーになりそうな方の家族を失っていく思いも知る機会は何度かあります。しかし、私自身は上に記したような考え方が心の奥底にあるので、脳死による臓器移植には慎重派です。今回の法案決定も懸念しています。



先日、書店で『動的平衡~生命はなぜそこに宿るか~』という本を目にし、その帯の言葉も気に入って購入しました。福岡伸一さんという分子生物学者が書かれた本です。

  “生命とは絶え間ない流れの中にある動的なものである。”

職業柄、人間とは何か、人が生きているとはどういうことか、人の身体はどうなっているのかを考える癖がある私。分子単位というミクロな世界から人間を掘り下げた内容が面白く、時間を忘れて入り込んでしまいます。
最初の章で「脳」について語っているのですが、脳細胞の違いで人の個別性が違うのではなく、神経回路の形成によるものなのだと書かれていました。知覚、感情、思考、行動、記憶・・・すべてが脳の神経回路をどのように電気信号が伝えられていくかできまるのだとか。例えば、記憶は脳細胞のどこかに貯えられているのではなく、何度か想起したことのある記憶はそのパターンで回路が刺激されたということのようです。福岡先生は星座のようなパターンなんだと言っています。な~るほど。細胞内では常にタンパク質が合成と分解を繰り返していて、引き出しのような動かないものがあるわけではないんですよね。

脳は身体内外からの刺激をうけてそのたびに電気信号の動きが活発になったり、ゆっくりしたり、パターンが変わったりめまぐるしいのだと思います。その人らしさというのはその回路によるものなので、いくらクローンが作られても同じ人間にはならないとのこと。

こう考えると人間の肉体と心は決して離れているものではなく、両者でその人なんだって思います。脳がなくなったら身体もなくなるし、別々になってどちらか一方が残るというのは人間の自然に対するおごりがあると私は思います。


タイトル下の写真、暗くてみえないかしらん。ぜひ大きくしてみてください。実はホタルの光の軌跡が写っています。ホタル撮影ははじめて。
明るいうちに行って、場所を決めてピントをあわせたりした方がよかったようです。とりあえず三脚を立てて、レリーズで押してみました。
ところが観光客がたくさんいる場所だったので、携帯やデジカメのフラッシュがパカパカ・・・( ̄  ̄;) 邪魔だ!
ホタルの光はフラッシュよりも弱い静かな光ですよ~。写りませんよ。ホタルがいなくなっちゃいますよ~。

子供のころ、近所の田んぼで蛍狩りを毎年しました。こんな梅雨のころだったかなあ。夏休みだったような記憶。従弟が遊びに来ていたもの。
虫かごに入れてきて、部屋の電気を消して光をながめたり、部屋の中にはなしたり。でも、朝になるとみんな死んでいたホタルたち・・・。
ごめんなさい。
いつの間にか特別な場所に行かないと見れなくなってしまったのですね。

太宰治が入水した用水路にホタルは舞っていたのでしょうか。


ホタルを観た翌日、ハーブ&ローズガーデンを歩き、撮影をしました。残念ながら、バラとか紫陽花とかというくくりでしか名前のわからない、植物については知識の乏しい私でした。

       
    
   
              


2008/11/13 21:41
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風邪薬

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風邪をひいて仕事を休んでしまいました(>o<;))((;>o<)

昨日の夕方、肩こりと少し寒気がしました。まだ残務が残っていた皆を置き去りにしてそそくさと帰宅。葛根湯とビタミン剤を服用し、夕食を食べて床に就きました。
宵の口にやや汗をかきましたが、とにかくそのまま寝続けました。

早朝に目が覚めました。喉が痛い!(≧д≦)ゝ
どうも開口したまま寝ていたようです。カラカラになった喉は唾液さえも飲み込むのが辛い状態でした。口の中を見ると、喉が真っ赤。戦場です。
さらに頭痛、倦怠感。頸をさわるとちょっとリンパ腺がコリコリとふれます。
やばいなあ~~。
なんとか早期に治さなくてはと本日欠勤しました。


中学1年生の時、似たような症状から肺炎になったことがあるんです。あの時は喉の痛みはもっとひどく、声がでなくなってしまいました。その状態でも登校できたのは若かったからなんでしょうかね。
登校したはよいけど、翌日ダウン。病名は異型肺炎でした。
息ができなくなって死んでしまうかと思うくらい咳が出て、夕方になると熱が出て苦しかった記憶があります。それに毎日注射されるし・・・。


今日は、がんばってご飯を食べ、水分を摂り、ずっと寝ていました。
この調子で受診すると、たぶん抗生物質が処方されるんだろうなあと思い、受診はしませんでした。最先端の西洋医学にどっぷり浸かって仕事をしていますが、薬は毒にもなりえるので必要なければ口にしないのが私流。感冒くらい自力で治さなくては。
とは、いうものの悪化してほしくないので、葛根湯とビタミン剤と整腸剤を服用。結局、薬飲んでるじゃん・・・。

その結果、夕方まで発熱はしませんでしたが喉の痛みと腫れは引かず、倦怠感も少し残っています。
今夜は夜勤もありましたが、後輩が交代してくれるとのこと。申し訳なさいっぱいです、なんとか明日の日勤には出勤できるようにしなくては・・・。


葛根湯でよいのかネットで調べると、どうも喉の痛みがある場合は違うようです。腫れている=熱が表面化しているということのようですね。
葛根湯は風寒で服用とあります。私のように熱が表面化している場合(風熱)には銀翹(ギンギョウ)解毒散とありました。
やばい!早く治らないじゃない!

早速薬局へ。
葛根湯類はたくさんありましたが、なかなか銀翹という文字は見つかりません。じっと棚をみると・・・ありました!1種類だけですが。

   

黒い粒が銀翹解毒丸です。匂いがちょっと紹興酒のようです。
先ほど服用しました。
今夜はもう寝ます。明日すっきりした気持ちで目が覚めますように!


2008/04/17 19:30
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雨に濡れた藤

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本日2つ目のブログとなりました。

 

tenさんのブログで太鼓の話をしてから、どうして太鼓の音は聴くとワクワクしてくるものなのか気になってしかたがありません。特に和太鼓や韓国のサムルノリのような民族系の太鼓、ドラムセットやマーチングバンドで使うタムタムが私を興奮させます。これらの音に共通しているのは鋭い音ではなく、ややこもった感じの硬い音。余韻は少なく芯が太いというイメージでしょうか。

 

それに似ている音があるんです。聴診器で聴く心臓の音です。ドックン、ドックン、ドックン・・・というあの音です。この音は心臓の弁が閉まる音なんだそうです。

弁というのは心臓のドアのようなものです。心臓は1つですが真ん中に仕切りがあって、右を右心、左を左心といい、直接繋がっていません。左右それぞれは上下にわかれており、右は三尖弁、左は僧帽弁というドアがついています。また右心から肺動脈への出口に肺動脈弁、左心から大動脈への出口に大動脈弁があります。弁は血液が一方通行に流れるように開閉します。言葉ではわかりにくいですが、つまり4つの弁(ドア)があるということです。

上下のドアである三尖弁と僧帽弁が同時に閉まる音が最初のドッになり、血管への出口である肺動脈弁と大動脈弁が同時に閉まる音が2つ目のクンになります。家のドアをバタンと閉めてみると音がしますよね。玄関を入ってドアをバタンと閉め(ドッ)、裏口から出てバタン(クン)と閉める・・・まあ、そんなもんです(だと思います)。

 

心臓の弁が閉まる音なんてすごく小さい音なんでしょうね。聴診器をあてて増幅しないと聴こえないんですもの。それとも身体の内側だから聴こえないのかな?まあ、どちらにしても直接人間の鼓膜に届く音じゃないってことですよ。でも、心臓がドキドキと感じることがあります。胸が高鳴るというか、音じゃないけど振動がわかるというか・・・。私がここ数年でそれを自覚したのは、3年前のさいたまアリーナ「April Snow~再会~」ですね。スポットライトが舞台に上がろうとしたヨンジュンさんを照らした瞬間は、もう自分の鼓膜で自分のドックンが聴こえているのかと思うくらいでした。実際はキャーー!!!***ヾ(≧∇≦)ノ"***♪が聴こえていたんですけどね。

 

和太鼓のようなパーカッションの音は鼓膜ではなく身体に伝わる振動が私を興奮させるのかもしれないって思いました。最近ちまたで流行っている骨伝導とかいうのだったりして・・・。そのリズムは自分の心臓の速さと一致しているわけではないのですが、何か身体の芯に響くものがあります。聴いているというはっきりしたものでなく、ただ振動を感じているというくらいのものかもしれません。もちろん、音としてちゃんと聴こえてもいるんですよ。

そういえば若い兄ちゃんたちが車で走りながらでっかい音で音楽をかけていることありますよね。車の外までドンドンドンドンという音を響かせているアレです。音の感じが似てます。車に乗ってる兄ちゃんたちは車を通じて身体全体で音を感じているんでしょうね。

   

今日は雨降りでした。昔、我が家がトタン屋根の頃は雨が一粒でも落ちると音がしてわかったものです。新しい家は外を見ないとわからないくらい静かです。この雨の写真↑は結構たくさん降った時の写真(昨年の夏)です。雨粒がポタポタする音がどこからか聴こえてきましたもの。ベランダの手すりに雨が飛び跳ねています。

上の写真は本日撮影。雨が咲いた藤の花を静に濡らしていました。 

パソコンで音楽を楽しむ時、media playerやiTunesを使用します。音楽ファイルには画像がありません。画面には振動に合わせたイメージ画を出すことができます。先日ディスニーの映画『ファンタジア』を見た時にそれがピンときました。音楽に合わせた映像、しかも音の強弱、高低にピタッと合わせています。まさかこの『ファンタジア』が各アプリケーション作成のヒントになっているってことはないと思いますけど・・・。

左は昨年のTDL、ミッキーの家で『ファンタジア』撮影中(?)のミッキーにお会いしました。

 


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