雨に濡れた藤
本日2つ目のブログとなりました。
tenさんのブログで太鼓の話をしてから、どうして太鼓の音は聴くとワクワクしてくるものなのか気になってしかたがありません。特に和太鼓や韓国のサムルノリのような民族系の太鼓、ドラムセットやマーチングバンドで使うタムタムが私を興奮させます。これらの音に共通しているのは鋭い音ではなく、ややこもった感じの硬い音。余韻は少なく芯が太いというイメージでしょうか。
それに似ている音があるんです。聴診器で聴く心臓の音です。ドックン、ドックン、ドックン・・・というあの音です。この音は心臓の弁が閉まる音なんだそうです。
弁というのは心臓のドアのようなものです。心臓は1つですが真ん中に仕切りがあって、右を右心、左を左心といい、直接繋がっていません。左右それぞれは上下にわかれており、右は三尖弁、左は僧帽弁というドアがついています。また右心から肺動脈への出口に肺動脈弁、左心から大動脈への出口に大動脈弁があります。弁は血液が一方通行に流れるように開閉します。言葉ではわかりにくいですが、つまり4つの弁(ドア)があるということです。
上下のドアである三尖弁と僧帽弁が同時に閉まる音が最初のドッになり、血管への出口である肺動脈弁と大動脈弁が同時に閉まる音が2つ目のクンになります。家のドアをバタンと閉めてみると音がしますよね。玄関を入ってドアをバタンと閉め(ドッ)、裏口から出てバタン(クン)と閉める・・・まあ、そんなもんです(だと思います)。
心臓の弁が閉まる音なんてすごく小さい音なんでしょうね。聴診器をあてて増幅しないと聴こえないんですもの。それとも身体の内側だから聴こえないのかな?まあ、どちらにしても直接人間の鼓膜に届く音じゃないってことですよ。でも、心臓がドキドキと感じることがあります。胸が高鳴るというか、音じゃないけど振動がわかるというか・・・。私がここ数年でそれを自覚したのは、3年前のさいたまアリーナ「April Snow~再会~」ですね。スポットライトが舞台に上がろうとしたヨンジュンさんを照らした瞬間は、もう自分の鼓膜で自分のドックンが聴こえているのかと思うくらいでした。実際はキャーー!!!***ヾ(≧∇≦)ノ"***♪が聴こえていたんですけどね。
和太鼓のようなパーカッションの音は鼓膜ではなく身体に伝わる振動が私を興奮させるのかもしれないって思いました。最近ちまたで流行っている骨伝導とかいうのだったりして・・・。そのリズムは自分の心臓の速さと一致しているわけではないのですが、何か身体の芯に響くものがあります。聴いているというはっきりしたものでなく、ただ振動を感じているというくらいのものかもしれません。もちろん、音としてちゃんと聴こえてもいるんですよ。
そういえば若い兄ちゃんたちが車で走りながらでっかい音で音楽をかけていることありますよね。車の外までドンドンドンドンという音を響かせているアレです。音の感じが似てます。車に乗ってる兄ちゃんたちは車を通じて身体全体で音を感じているんでしょうね。
今日は雨降りでした。昔、我が家がトタン屋根の頃は雨が一粒でも落ちると音がしてわかったものです。新しい家は外を見ないとわからないくらい静かです。この雨の写真↑は結構たくさん降った時の写真(昨年の夏)です。雨粒がポタポタする音がどこからか聴こえてきましたもの。ベランダの手すりに雨が飛び跳ねています。
上の写真は本日撮影。雨が咲いた藤の花を静に濡らしていました。
パソコンで音楽を楽しむ時、media playerやiTunesを使用します。音楽ファイルには画像がありません。画面には振動に合わせたイメージ画を出すことができます。先日ディスニーの映画『ファンタジア』を見た時にそれがピンときました。音楽に合わせた映像、しかも音の強弱、高低にピタッと合わせています。まさかこの『ファンタジア』が各アプリケーション作成のヒントになっているってことはないと思いますけど・・・。 左は昨年のTDL、ミッキーの家で『ファンタジア』撮影中(?)のミッキーにお会いしました。 |
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