2008-11-23 11:36:28.0
テーマ:日常 カテゴリ:趣味・特技(その他)

デニムパンツ

Photo


元厚生次官殺傷事件の容疑者が警視庁に出頭したニュースへのあるコメントを新聞で読みました。「今の40代は幼稚な20代に見える」というものです。事件の方法は計画されていたのだが、動機やパフォーマンスからそのようなことが伺えるというものです。確かに・・・。40代の私としてはいろいろと考えさせられます。
↓新聞の記事と同じものがここにありました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081123/crm0811230023000-n1.htm    



今年の流行語のひとつに“アラフォー”があります。これはTVドラマ『Around 40~注文の多いオンナたち~』がきっかけで、アラフォーとは40歳前後の女性のことだそうです。その特徴は「男女雇用機会均等法のもとで仕事をし、キャリアを積んだ世代。結婚と仕事の選択がそれまでの世代より自由に行えるようになり、キャリアウーマン、女性ベンチャー企業家も珍しくなくなる世代」(日本俗語辞書より)とか。バブルの追い風に乗ってバリバリに働いてお金を稼ぎ、稼ぎを自分に投資して磨きをかけて「いい女」を目指した・・・ということでしょうね。「バリキャリ」っていう語があるそうで、私は知りませんでした。
急いで結婚をすることはないと考える人が増え、この世代には結婚の判断を保留して歳を重ねてきた人も多いとか・・・。また、一人旅を楽しんだり、ひとりでレストランを気軽に利用したりと、「おひとりさま」という文化(?)を確立したのもこの世代だそうです。
仕事、趣味、結婚、出産、友達・・・などいろんな選択を自由に選択してきたといろんな記事に書かれています。

(〃^∇^)o_彡☆アハハ・・・。なるほど~ですね。自分のことを言われているようでした。がんばったら自分にご褒美としてお金を使うことが喜びだったりするんですね。
「自分の人生の幸せは自分で決めていくのだ!」という信念、「他人に依存しないで生きるんだ」という強がり、「この生き方が自分らしいんだ」という誇りみたいなものがあるのかもしれません。


1ヶ月ほど前、高校時代の私を知る友と話をする機会がありました。男から見ると(女からみても同じかもしれないが)私は「我が強い」のだそうです。「私はわがままなのか」と聞いたら「わがまま」とは違うとか。自分の意見を強く主張するという意味のようで、わがままはもっとかわいいと言ってました。∑(゚◇゚;) ゲッかわいくない私・・・。

そういえば30代のころも男性に「かわいくない」と言われたことがあります。あーいえばこー言うところがのようでした。
また、20代の後半、もしかしたら結婚するのかな~っていう男性と別れ話が出たとき(私が切り出したね)「生意気になった」と言われたのですが、それも同意味のような気がします。現在の部署に移動し、仕事が面白くなってきたころでした。その彼と別れた直後、私は初めて一人旅をしました。奈良だったんですけど。


  
 

アラフォーと40代はピッタリと一致しませんが、“私”という軸に考えを進めていくと、他に1960年代生まれとか新人類とかいうのが当てはまります。

1960年代生まれの日本女性はまれにみる結婚しない人たちとか。2000年(30代)でも2005年(40代)でもこの世代の未婚率が13%くらいと変わらなかったそうです。つまりこの世代の女性が10人寄れば1~2人は独り者ってことです。まあ、類は友を呼ぶでしょうか、私の回りは独りは多いです。はじめから一人の方、途中からひとりになった方も含めて・・・。数年前に「負け犬」って言葉がありましたが、私たち世代が30代後半の時に出た言葉だから、それも私を修飾しているかな。


新人類ってオタク第一世代というのだそうですよ。大学がマークシートで共通一次試験をした世代が卒業したころの話です。

成熟した成人として、社会を構成する一員の自覚と責任を引き受けることを拒否し、社会そのものが一つのフィクション(物語)であるという立場をとる。現実から逃避してフィクションに埋没してゆくオタクとは対極にあるとみなされた。オタクが仮想現実と現実を峻別して人生の目的として仮想現実世界を選択することに対し、新人類は情報化社会によって現実世界のほうが仮想現実化し、現実社会で生きるとは情報化された現実を情報処理することであると唱え、それをさまざまな哲学的命題を用いて理論づけようとした。(Wikipediaより)

わかるようなわからないような・・・。情報の送り手の決めたメッセージよりも、自分の哲学や思想で語ったとあります。やはり「自分」なんですね。そのために自分を成長させたいというか、エリート志向が強いのかもしれません。私は?
洋服やバックなどのブランドはこだわらなかったけど、バブルのころは和装してディナーショーに行くとか、有名なお菓子を求めてお店を訪ねるとか、高級ホテルに宿泊するとかはありました。また、いろんな趣味に挑戦したり、セミナーに出かけたりと自分投資をしました。


   


最近、自分の生きかたの選択はどうだったんだろうと思うことが多くなりました。それってどこかに後悔があるのかもしれません。あの時に別の選択をしたら違う人生だっただろうと思うのです。
父が亡くなり、年老いた母とふたりになってこの先のことを考える機会が増えたからかもしれません。ひとりでいることがちょっと寂しくなったのかもしれません。


NHKの土曜ドラマ「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~」が好きで見ていました。昨日の最終回、磐音のようなカッコイイ人と一緒に歩めるおこんがちょっとうらやましかったです。両替商で長いこと働いてきたおこんさん。ご主人の奥さんが亡くなってから奥をとりしきってきたのですが、後妻がきたことで自分の役割りが宙ぶらりんになってしまいました。「自分は弱くないのだ!」と強がって気持ちばかりが空回り。そんな彼女を包んでくれた強くて優しい磐音。いいなあ・・・。

「宮廷女官チャングムの誓い」の最終回も見ちゃいました。チャングムが医女として働けるように支えてくれたミン・ジョンホ。いいなあ・・・。
もしかしたら私の中にシンデレラコンプレックスが残っているのかもしれません。いつか王子様が・・・(/||| ̄▽)/ムリムリ・・・いや、来たら飛びついちゃう。


なんだかんだ言っても人生は一度きりでやり直しはききません。だからといって構えてもしょうがないかもしれません。流れに身を任せて、分岐点ではとりあえず考えて決断して、これまでどおりに生きていくしかないのでしょう。


今日のタイトル下の写真は私のデニムたち。20代のころからのものがありますから、私の歴史(?)チャリンコ通勤には欠かせないアイテムです。
デニム専門に入れている引き出しがいっぱいになってしまったので、全部出してみたらこんなにありました。ストレート、スリム、ブーツカット・・・。さすがにバギーやスキニはないね。
駄目にならなくてどれも着られるので捨てられないんです。ただ、サイズがちと・・・。昔のものはウエストまである深い股上です。ボタンがはまらないのがあります。最近のものはローライズなのでウエストのくびれがなくてもはけるのがよい(肉が乗るけど)。とはいうものの、少しがんばって無理すればどれもはけると見込んで、自分への戒めもあって時々古いものも着ています。


記事中の写真は通勤途中の寄り道で撮影したものです。天気の良い朝の公園はやわらかい太陽で照らされてキラキラしています。いつかこんなところを一緒に歩いてくれる人ができたらいいなという気持ちです。

 



[コメント]

1.Re:デニムパンツ

2008-11-26 23:28:47.0 お小心

ソクラテスさん、こんばんは。こちらでは初めてです。
自分もアラフォー世代に入ってきました。
男性の場合はあまり「アラフォー」とは言わないのかもしれませんが。
男女の出会いという意味では、男性の方が厳しいそうで、
35歳を超えると、男性で結婚できる率は数%!という調査が新聞に出て
いました。
そのために、「就活」ならぬ「婚活」があるそうです。
自分は幸いによきパートナーに恵まれましたが、我が強いという点では、
ソクラテスさんと同じです。
だから(あまり説得力はないですが)、我が強いのは欠点ではないと思
います。
あるいは、今の弱い男子にとっては、このうえなく魅力的かも。。。
なんなら、うちの若い衆との合コンをセットアップしますよ(^^)
意外に隠れミンジョンホがいるかもしれませんよ。
チャングム(イ=ヨンエ)のファンのお小心より


2.Re:デニムパンツ

2008-11-27 06:32:21.0 ブログ主(ソクラテス)

お小心どの、ようこそ。
我の強さは欠点ではないと・・・。ありがとうございます。
最近は考えを主張した後に後悔することがあり、落込むんですよ~

いや~(*゚.゚)ゞポリポリ・・・。よき伴侶にめぐりあえたらいいなとこの歳
になって思うのは、やっぱり40代の幼さかしら。ずっと「自分」のこ
とだけで生きてきたんだって最近よくわかりました。
じゃあ、私が結婚したいと思っているのかというと、それはよくわか
りません。他人と一緒に生活できるかは不明です。自分の時間を
たっぷり確保したいというわがままさもあると思うのです。

「婚活」って言葉は闘争心が含まれているようでなんだかやるせな
いですねえ。そうえいば、本人ではなくてまず親たちが集って相手
を見つけてくるっていうバージョンがあるって聞きました。そういえば、
私たち世代は「パラサイトシングル」でもあるんですよ。

お宅の若者に隠れミン・ジョンホいそうですか?TVドラマの『アラフォー』のエ
コ王子みたいに40代は随分と年下の方を相手に選ぶとか。年下
OKです。


3.Re:デニムパンツ

2008-11-27 22:49:46.0 ten

ソクラテスさん、こんばんは^^ノ

“アラフォー”って、そういえば聞いたことがあるような・・
でも意味は初めて知りました。
私はアラフォーには入りません><;

結婚している私が言うと説得力がないかもしれませんが(笑)
結婚する前、私も他人と生活できるか不安でした。
自分の時間も確保したいと思っていました^^
んー、結婚した決め手はそれだけではないと思うけど、
やっぱり何か一つでも共通する趣味みたいなものは
あるほうがいいのかもしれませんね・・。
私たちの場合は一番大きいのは「音楽」かな・・。
結婚すれば、相手のレコードも自分のものになる・・
みたいな(笑)

今は、それは妻の務めとしてやるけど、
これは私の世界(時間)、申しわけないけど
自由にやらせて~っていう感じになってます。
かなりわがままを言わせてもらってますね(._.ゞ)

学生時代にはやはり「生意気だ」と、
仲間の一人の男性に言われたこともあります。
仲間には結構ずばずばものを言っていたからかな(._.ゞ)
今は気をつけているけど・・ぽろっと言っちゃって、
自分で気がつかないというのがありそうで・・
こわいですね^^;

そういえば、cafe-bでソクラテスさんとすれ違ったときも
ソクラテスさんはデニムパンツをはいていませんでしたか?
もうあれから2年近くがたつんですね。
あれから私は、いいのか悪いのかほとんど変化はないけど、
何だかヨンジュンさんの周りは随分変わったような気がします・・。


4.Re:デニムパンツ

2008-11-28 19:15:46.0 ブログ主(ソクラテス)

tenさん、こんばんは。

tenさんと旦那様の関係はドライブのお話なんか読むと楽しそうに思
えます。相手のものが自分のものになるって結婚はお得?
一緒に生活するからといってすべて共通する必要ないし、お互いに
刺激しあって何かを作り上げていくんだろうし、ひとりでやるものが
あってもいいんだろうし、違う考えをぶつけてもいいのだろうと漠然
と考えます。そういうことができる人が近くにいるって幸せなんだろ
うなあ・・・シミジミ

自分ってどんな風に見えるのかは自分ではわからないですよね。
周囲の人たちから返ってくる反応で自分を推測するしかありませ
ん。
昔(学生時代まで)の自分は言いたいことがはっきりしなくて優柔
不断だったのか、人の影に隠れていたと思っていました。必要なこ
とは誰かが言うのを待っていましたもの。また、授業中に手をあげ
て発表なんて絶対にできない子でした。のほほんと他人の言葉の
中で生きていたというか・・・。だから、我の強い女である自分が不
思議でもあります。きっと仕事がきっかけで発掘された性格なんで
しょうね。

2年前のクリスマス、Cafe-Bにいた私はデニムパンツでしたか・・・?
自分では記憶にありません(T▽T)
ホントに光陰矢のごとしです。
ヨンジュンさんの周りはどんどん厚くなるというか、ヨンジュンさんが大き
な宮殿の中心に住むようになったみたいに感じます。
隣の家の坊ちゃんが、飛鳥の宮から平城へ、そして平安遷都して
いくような感じです。(意味不明?)


 
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