2006-12-17 11:57:08.0
テーマ:東京 カテゴリ:趣味・特技(カメラ)

誰(た)そ彼(かれ)

Photo

レスリー・キー氏の写真展に行った帰り、表参道と明治通りの交差点で撮りました。

東京は人が多いのだなあ・・・しかも、若者ばかり。表参道だからなのでしょうか。

ちょうど太陽が西に沈みかけた夕暮れで、空は紫色に、街はネオンが点き始めた時間です。

月明かりしかない昔、人の顔の見分けがつかず、「誰(た)そ彼(かれ)」と言ったから、夕暮れを黄昏(たそがれ)と言うようになったとか。

今の時代は太陽が沈むと同時に灯りが点き、見せたいものははっきり見えてきます。

そんな昼と夜の分かれ目は、風景が優しく見えてシャッターを押したくなる時間です。

 



[コメント]

1.Re:誰(た)そ彼(かれ)

2006-12-17 12:39:47.0 ten

こんにちは。レスリー・キー氏の写真展にいらっしゃったのですね^^私も行きました。交差点の風景はあまり見ていなかった・・意外に高層ビルが少ないんですね(渋谷などに比べると・・)。「黄昏」の由来はじめて知りました 〆(。。)メモメモ。昼でも夜でもない時間帯は私も好きです。ちょっとあまりよくない意味もあるようなんですが、黄昏と同じ意味の言葉「逢魔が時(おうまがとき)」という言葉も好きです。なんだかワクワクドキドキしませんか?(^^;


2.Re:誰(た)そ彼(かれ)

2006-12-17 20:31:44.0 管理人

「おうまがとき」・・・調べて見ました。『逢魔刻』とも『大禍時』とも書くのですね。夕暮れは視界が悪くて、禍に遭いやすいという意味とか。“逢”の文字を見て、男女間の妖しい響きを感じるのですが・・・。夜に足をつっこもうとしている紫の時間、何かおこりそうな予感します。禍なのかワクワクする逢瀬なのか・・・キャー!!!素敵な日本語を教えていただいてありがとうございます。


3.Re:誰(た)そ彼(かれ)

2006-12-18 09:03:43.0 raifu

「たそかれ」も「おうまがとき」もはじめて知りました。俳句の初心者の私は今日のお話は参考になったわ。(^0^)/ 前回の写真の中にあなたをみっけ!でした。 とても珍しいお写真ですね。いつも持ち歩いていてシャッターチャンスをねらっていらっしやるのね。


4.Re:誰(た)そ彼(かれ)

2006-12-18 10:17:03.0 管理人(ソクラテス)

raifuさん、おはようございます。俳句をなさるなんて、すごいです。私はただの写真好きなおばちゃんで、言葉による表現は苦手です。ブログもどうかと思ったけど、写真が載せられるのでとはじめました。“銀の玉”に写ってる私たち、顔はちょっと細工入れて歪めてあります。エヘヘ


 
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