花冷えの頃
桜が開花してから肌寒い日が続きます。夜はもちろんですが、薄く広がった雲が陽光をさえぎっており、花見をするにはまだ少し空気が冷たいかなと感じました。ニュースによるとここら辺りの桜は3分咲きなのだそうです。木によって咲いている花の数は差がありましたけど・・・。
ぼんやりとした空に桜の淡いピンク色は濃淡が少なく、どう切り取ったらよいのかわかりません。青い空を背景にし影のできる陽光があるとくっきりとして写真が撮れるんだけどな~。まあ、このふんわりとした景色がこの季節の特徴なんでしょうね。天気予報では今日、明日くらいは雨模様になるとか。昔の日本人はこんな変化を「花曇」として不安定さを楽しんだというからなんとも前向きです。
桜咲く公園では、親子連れや友達同士でやってきた春休みの子供たちがたくさんいました。遊具で遊んだり、かくれんぼしたり、探検したり、シロツメツユクサの花飾りを造ったり・・・。
中にはベンチに座って話し込んでいたグループもあります。出会いや別れの季節ですから、子供たちの世界にもそれがあるんでしょうか。それとも教室では話せないこと、学校から離れた場所だからこそ話せることがあるのかもしれません。
大人になると何を語ったのか忘れてしまうかもしれませんが、語り合うことは相手を知ることですから、そういう体験はたくさんしてほしいです。
もちろん、一緒に体を動かして遊ぶことも。遊びは社会にルールがあることを学ぶ一番の方法ですもの。共通した約束事を守る、順番を守る・・・大切です。
上の左の写真に写っている滑り台ですが、私が幼稚園のころにはもうありました。シンプルな遊具なんだけど、ただ滑り降りるだけでなく、冒険もできそうな道具です。また、遊び方やルールを自分たちで工夫するとどんどん楽しくなるんですよね。
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