2008/06/22 11:57
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ムン・ソリさんとジアさんの間で~特番を観て

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 昨日の特番、ご覧になったでしょうか?
テサギのメイキングで、キャッチボールするところとか、知恵の輪に熱中する姿とか、美術監督さん(?)のお誕生日にいたずらするお茶目な姿とか、素のヨンジュンさんがたくさん見られました。本当に、彼はそんな自然なところがいいですね。

 ところで、私がちょっと気になったのが、ムンソリさん、ジアさんに向けられた次の質問でした。
『タムドクとのやりとりで、一番印象に残っている台詞は何でしょうか?』
 この質問に対して、二人はそれぞれ次のように答えています。

 ムン・ソリさん・・・天地神堂でのシーン、タムドクが「もう、終わった(未練はない)。」とキハに告げる場面について、すごい衝撃を受けて、その夜は眠れなかったほどだったと答えていました。
 ヨンジュンさんも、あのシーンでは心が冷たくなっていた、衝撃を受けたと・・。 
ふたりとも、ドラマの中とはいえ、同じような感情を共有していた、・・・どうにもならない悲恋を体験していたということなんですね。


 これってすごいことです。
 ムンソリさんを相手に、タムドク役のヨンジュンさんはあんなシーンやこんなシーンを撮っているわけですけど、その時々の感情に入っていってしまっているのかもしれないと思うと、頭の中がぐるぐるしてしまいます。たとえば、タムドクの部屋でベッドをぽんぽんして見せたり、あ、そうです、あの難民小屋ではあんなシーンも。それから、雨の中のシーンも。そして、11話の、カウリ剣で刺されるシーンなんかは!
 これはもう、ムン・ソリさんとヨンジュンさんの力の相乗効果で、そんなことになるのだしか言いようがないです。


 そしてね、こういうのってどうなんでしょう。ほんと、相手は新婚さんのソリさんだから、一ファンとして、ああでもない、こうでもないなんて、キハとタムドクについて冷静に語っていられますけど・・・。

 

 ジアさん・・・タムドクとの別れを決意し、綺麗な衣装を着て、鎧を着せに行ったときのシーンを挙げ、悲しくてどうしても涙が止まらなくなってしまい、タムドク役のヨンジュンさんが演技ができなくて困ったとコメントしていました。ヨンジュンさんは、別れを決意したスジニの感情の変化に気がつかないタムドクを演じなければならなかったからです。
 これは、スジニ役のジアさんの感情が先走ってしまい、それに彼女が押し流されてしまったということです。才能あるとはいえデビュー間もないジアさんは、ドラマの中で恋心をコントロールできなくなってしまったんでしょうね。かわいい、素直な女性だからこそのことだともいえます。


 その後、ジアさんはヨンジュンさんへの質問として、『私に足りない点はどんなところなのか教えてほしいです。』なんて聞いていました。それに対してヨンジュンさんは、『そんな難しい質問するんじゃないよ。足りない点は、そういう難しいことを尋ねるところだよ。』みたいなことを答えていました。
 真面目な後輩の質問に対して、ヨンジュンさんはちゃんとした返事をしていないんじゃない、なんて、私はちょっと思ったのですけど、そうではなく、彼は先輩としてジアさんをたしなめているんですね、『足りない点』なんて、こんなところでひとことじゃ言えないと。いいかげんな言葉で逃げなかったのは、さすがです。
 何であれ、プロの仕事というのは実際に自分でやってみて、成功と失敗の中から自分で学んでいくものなのだと思います。
 そういうことが若いジアさんにはまだよくわかっていないと、彼は感じたんじゃないでしょうか。たぶん、タムドクとの別れのシーンで感情をコントロールできなくなったことも、そのひとつなのでしょう。
 俳優として、自分がそうであるように、これからたくさんの大きな山を越えなきゃいけないんだ、みたいなことを言いたかったんじゃないでしょうか。

 

 生意気なことを言いました。失礼しました。
 それにしても、仕事において、大女優さんと対等に渡り合うヨンジュンさん、後輩の女優さんをきびしく導こうとするヨンジュンさん、どちらもこの目で見ることができて、得した気分の1時間でした。

 

★追記。ちょっと違ったみたいです。訂正させていただきます。

今、録画したのを見直してきたんですけど、ジアさんの質問に答えるヨンジュンさん、とがめるような感じじゃなかったですね。どちらかというと、冗談めかしてひと言で答えられないよと、後輩の質問をかわした感じかな?でも、きっと真面目な彼のことだから、なにかのフォローみたいなひと言があったでしょうね。
 


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