2010/04/23 12:08
テーマ:野良猫報告書 カテゴリ:生活・日常(家族)

野良猫のニヒルな笑みと顔洗い行動


2010038_01.jpg 
近所の不良猫。僕に向かってニヒルな笑みを投げかける。

この猫は近所の野良猫。
1か月前に初めて見かけ、 3度すれ違った。
 2度目に会ったとき、こいつは人を食ったような態度で、
こちらに向かってニヒルな笑みを投げかけた。

2010038_01.jpg 
「ちょっと待ってよ、まだ顔を洗ってないんだ・・・」と、前足を口にくわえ、つばをつける。


こいつは、僕が10メートルほど離れたところからカメラを構えると
まだ準備ができてないんだと言わんばかりに
前足を口にくわえ、つばをつけて
顔を洗い始めた。
これが話に聞いた、猫の顔洗いだ。
 

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舌を出して前足をなめている。 本格的な猫の顔洗い。

顔のすみずみまで洗い、
髭も洗って、前足も洗って
これ以上洗うところがなくなると
さあ撮ってよとポーズをとる。
しかし、顔洗いを終えたあとの猫のポーズは平凡すぎて
僕はカメラをしまってしまった。

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つばのついた前足で、顔をふき上げる野良猫。

僕がカメラをしまうと、猫もすぐにどこかへ行ってしまった。
彼に会ったのは10日ほど過ぎてから。
近所のコンテナの前で、彼は暖かな冬の日差しの中で
日光浴をしていた。
 

2010038_01.jpg
 あいつまた来たな、といった表情。


僕が再びカメラを向けると
ちょっと慣れたこともあり、少し面倒くさいなといったふうに
しばらくこちらを見つめたあと、背を向けて
こくりこくりと居眠りをはじめた。

 

2010038_01.jpg 
これは食べ物をくれという表情?


野良猫にとって冬は過酷。
人間の視線も、ひたすら冷たい。
最近は生ゴミも分別されて捨てられるし
ゴミ袋をあさり食べ物を探し出しても
カチコチに凍っていたり、乾いて固くなったりしている。
野良猫には、冬はあまりにも長い。




(イ・ヨンハン氏ブログ「雲と鮭、あるいは雨期の旅人宿」、2008/01/17の記事より)





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