透明人間が好きです
先日、ある韓国の新聞をネットで見ていたら、こんなことが書いてありました。
『ぺ・ヨンジュンは先ごろ韓流エキスポのイベントに出席、日本から多くのファンがチェジュに集まり、イベントは大盛況に終わった。それ自体はすばらしいことだが、彼はここ二年ほど、韓国のファンの前に姿をほとんど見せていない。現在、チェジュで次回作品の撮影中とのことだが、もう少し国内のファンのことも考えてほしい。ヨンサマもいいが、ぺ・ヨンジュンとして・・・。』
だいたいこんな感じだったと思います。
まあ、マスコミの言う事だから・・、とスルーしようと思ったのですが、これを読んだ後、私はひとつ思い出したことがあったのです。
それは、二年ほど前に、新大久保のある韓国料理店で食事をしたときのことです。
当時すでにヨンジュンにはまっていた私は、友人数人と新大久保に出かけ、帰りがけにちょっと食事でもと、たまたま通りがかったそのお店に初めて入ったのでした。
そのお店には、20歳くらいの娘さんが働いていました。彼女は、一ヶ月ほど前に韓国から留学生としてやってきたばかりだとのことでした。
日本語を勉強しているという彼女に、ふと興味をおぼえて、私は彼女に、「ぺ・ヨンジュンってどういう人?」と聞いたのでした。
すると、彼女はたどたどしい日本語ながら、にこにこしながらこんな話をしてくれました。
「韓国ではすごく有名な人です。私が小学生のころすごく人気がありました・・・。」
言葉がイマイチだったこともあって、そこで終わりになりそうな気配だったのですが、私はもう少し彼女の話が聞きたいと思って、なおもたたみかけて尋ねたのでした。
「今はどうなんですか?」
この問いにちょっと困ったような顔で、彼女はこう答えたのでした。
「今は外国に行ってしまった人。だから、あまりテレビに出てこない。」
ふうん、そうなんだ~。
それ以上でもなければ、それ以下でもない・・。それでおしまいでした。
でもね、その時、私はこう叫びたかったんです。
「私たちにとっては、お隣の国の王子様みたいな方なんですよ。
でも、その同じ国にいたあなたが、彼は外国にいるって思ったってことは、どういうこと??だって、彼は韓国内にいたはずだし・・・。
え?彼は、じつのところ、どこにいるの?」
私はひどく不思議な気持ちになったのでした。
そして、今回の韓国マスコミの論評です。
公式の来日もなく、タムトクの映像はもとより、他の情報もほとんどない、彼、ぺ・ヨンジュン・・・・。
じゃ、ほんとのところ、彼はどこに??
魔法を使って透明人間になり、変幻自在にあちらこちらの国に出かけているというのが、私の彼、ぺ・ヨンジュンのような気もしてくるんですけどね。
まあ、いいですよ、私は透明人間が好きですから。
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