2008/01/27 10:47
テーマ:太王四神記 カテゴリ:趣味・特技(その他)

乗鞍の空

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昨日、「太王四神記オリジナルサウンドトラックvol.2」が届きました。vol.1がコンサートのような雰囲気だったのに比べ、こちらはどっぷりOSTって感じですね。それだけにドラマのシーンが頭をよぎります。

vol.1&2にある5つの♪運命♪を並べて聴いてみました。ドラマのテーマが運命なのか、久石氏がドラマを観て浮かんだテーマが運命なのかわかりませんけど、この曲が様々なアレンジで登場するわけですね。実は『四神記 第7話』を見てから、運命ってなんだろうって考えていたんです。

 

“運命”という言葉をいつものように広辞苑で調べると・・・

人間の意志にかかわりなく、身の上にめぐって来る吉凶禍福。それをもたらす人間の力を超えた作用。

人生は天の命(めい)によって支配されているという思想に基づく。

めぐりあわせ。

転じて、将来のなりゆき。

英語だと【fate】【fortune】【destiny】などのようです。

 

私なりに現世的な言葉でいうと、人生の中で自分の意思ではないものに左右されてしまうもののことなのかなあ。ちょうど『四神記 第7話』はタムドク、キハ、ホゲが大人たちの思いというか策略で変化させられていくところでした。

タムドクはヤン王と神官に「おまえはチュシンの王だ」と言われたのに、護衛に「高句麗のために自害してください」と言われ、信じていたキハが朱雀の守護神であったこと、そのキハがホゲをチュシンの王だと言ったということを知ります。また、二人の王候補がいることで高句麗に争いが起きようとしています。辛い立場の3人を見て、チュシンの王ってそんなに大事なんか~~(`□´)!ってなぜか怒ってしまった私です。

タムドクより一歩大人のキハは好きなタムドクと共にその運命に逆らおうと行動を起こしました。でも、火天会の大長老にそれを砕かれちゃうんですね。運命には逆らえないのですか?

 

私ってあんまり占いとか信じないほうなんです。そりゃ、高校生のころは星座占いとか血液型うらないの雑誌を買って、友達とワイワイ騒いでました。20歳くらいのころ、運命は決まっているものだからと言われたことがあるんです。その言葉にカチンときてしまってから、占いを読むこともしなくなりました。

私、決まっている人生なんておかしいと思うんです。何かにぶち当たったときどうしたらよいか考えて選択できる力を持っているのが人間だって思います。決めるのは天じゃないと思うし、運命だから決まっているなんておかしくないですか?人は変化していくものなんだから、努力したことが報われる人生があるし、その反対もあるって思うんです。そうでなければ、一生懸命に生きる意味がなくなってしまいます。

だから、生まれた時から天が決めた運命によって人生は決まってしまうんじゃないと思います。もし運命というものがあるのなら、生きているその環境に適応するために受容していかなくてはならないことをいうのだと思います。困った時の神頼みは自分ではどうしようもないことを受け入れるための方法かもしれません。つまり、しょうがないよとか、そうするしかないよとか、これでいいんだよとか・・・現実に納得することなんだと思います。

 

今週には父は退院できるはずです。今朝、犬の散歩途中、川にかかる橋の上で、「父が家でTVを見て過ごす時間がありますように(-m-)” パンパン」と空に向って神頼みをしてしまいました。

 

今日の上の写真は秋の乗鞍岳で、ちょうど初雪が降った時でした。この写真、10年以上前のプリントをスキャナしたので傷がいっぱいです。下の方から沸いて流れていく雲が池に映って幻想的だったので撮影。人の力ではどうしようもないものとは時間とともに繰り返し変化する自然なのかなあとも思います。

下の写真はその時にお会いし、目が合った雷鳥さんです。すごい速さでハエマツの間を駆け抜け、すぐに見えなくなってしまいました。夏の茶の羽から冬の白い羽に変わりつつあるところのようです。足まで羽毛に覆われているのねえ。

  

そういえば、占いといえばなんですけど・・・、高校卒業したばかりのころ、怪しげな喫茶店で1回だけ手相占いというのをやってもらいました。その時に言われたことはほとんど覚えていないのですが、そのおじさんに「あなたは私のような仕事が向いている」と言われたことだけ印象に残っています。なんじゃ?占い師?結局今の仕事はそれとはずいぶん遠いけどさ~。


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