兄 형
きょうは宣言通り、30歳を迎えた兄と、弟妹のことを書きます。
コッキーは近年珍しい4人兄弟なのですが(よく母は、「男の子3人も産んだんだから、時代が時代なら報奨金ものよ!」と言っています(^-^; )、その構成は次の通り。
兄30歳 コッキー2X歳 弟17歳 妹11歳
どうです、スゴイ年齢差でしょう!
年が離れているので、弟と妹がかわいくてたまりません。
よくミルクを作ったりオムツを替えたり、幼稚園の送り迎えしたりしたものです。
客観的に見てもイケメンの弟と、愛らしい妹です(完全に兄弟バカです…)。
で、兄です。兄も実はイケメンです。小柄ですが顔が整っているので、女性には実によくモテます。そんな兄とは当然のことながら兄弟のなかでもっとも長い付き合いなのですが、小さいころから本当に仲が良く、今でも友達のような間柄です。
子供のころは毎日一緒で、ずっとそばにいました。兄が兄の友達と遊ぶときにはコッキーも連れて行ってもらい、コッキーが友達と遊ぶときには兄が一緒に来てくれました。それぐらい、いつもいつも行動を共にしていたのです。
今でも忘れられないのが、兄と初めて1日以上離れていたときのことです。
兄は泊りがけでスキーに行き、留守番だったコッキーはそのとき初めて兄と離れ離れになったのです。大げさですが、それまでこんなに長い間兄と離れていたことがなかったので、帰ってきた兄の顔を見た瞬間、思いがけず涙を流して泣いてしまいました。
兄は静岡の大学に進学し、実家を離れて一人暮らしを始めました。思えばこの頃が、物理的にもっとも兄と離れていた時期かもしれません。
イヤ、違うぞ…もっと離れていた時期がひとつだけありました。
そう、コッキーの韓国留学時代です。
コッキーが大学を出て韓国に留学をしようというとき、兄はもう東京に戻っていて、とあるレコード会社で働いていて、実家から程近いアパートに住んでいました。
コッキーが韓国に発つその日(余談ですが前日は案の定台風で、飛行機が飛ばないかと思いました!( ̄ω ̄;)!! )、家族は皆で空港までコッキーを送ってくれました。ところが兄は姿を見せません。フライトの時間も伝えたのに…。そう、兄は超遅刻魔なんです。韓国では“지각대장”なんて言いますよね…。父の50歳の誕生日を祝ったときも大遅刻をして、母に叱られてました(笑)。
しかしこの日は、兄の姿を見ることなく出発するのかと思った頃に、ようやく姿を見せてくれました。
こうして家族全員に見送られ、コッキーは韓国へと発ったワケです。
帰国してからコッキーも社会に出て、忙しい毎日をスタートさせました。そのため兄と過ごす時間は以前ほど多くはありませんが、今でもかけがえのない、たいせつな兄です。
だから毎年誕生日を祝ったりもするのですが、去年の誕生日から、コッキーはなぜか兄にカメラをプレゼントするようになりました。兄が写真を撮るのを格別好きなわけではないことは知っているのですが、ことしもカメラを贈りましたし、おそらく来年もそうするでしょう。
とにかく時間にルーズで気難しい兄ですが、これからもお互いを差さえあっていければいいと思っています。
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