【創作?】チュンサンに愛を~in ホテル
☆あけましておめでとうございます。
こちらを留守にすることが多くて、ごめんなさい。
今年も、できるだけ多くの創作を書いていきたいと思います。
よろしかったら、おつきあいください。
どうぞ、よろしくお願いします。
ご挨拶がわりに、『冬ソナ』関連のこんなお話、いかがでしょうか?
運命に翻弄されるチュンサンも、ほんの少し運命の女神の救いがあれば、もう少し違った人生を歩むことになったんじゃないかって思ったからなんです。
しか~しながら、私の妄想、実はここで止まったままなんですね。
『冬ソナ』は、私にはちょっと手ごわかったみたい・・・。
もしよかったら、これを読んでくださったあなた、このつづき、書いてくださいませんか?
なんて、丸投げって言われちゃいそうですが・・・。
場面は、ミニョン(チュンサン)がユジンをあきらめてアメリカに旅立つ前の日の夜、ユジンが、彼はやっぱりチュンサンじゃないかと思って、ホテルの部屋を訪ねるところです。
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ユジンはホテルのドアの前で立ち止まった。
このドアの内側に彼がいる。
そして、もしかしたら、彼はチュンサンかもしれない。
いいえ、きっと、彼は・・・。
ユジンは胸のどきどきを抑えながら、呼び鈴を押そうとした。
だが・・・、彼に言った言葉がよみがえる。
『チュンサンはいつも必死でした。・・・ミニョンさんみたいに自信満々じゃありませんでした。』
『ミニョンさんは明るく笑うけど、チュンサンはそんなふうには笑えない人でした。』
『ミニョンさんは、チュンサンとは全然違う人です・・・・』
そうよ、あんなにひどいことを言ったのに・・、
今さら、彼に会ってどうしようって言うの・・・?
ユジンはドアの前に立ちすくんだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ミニョンは窓際で夜景をながめながら、水割りのグラスを手にしていた。
アメリカに帰ろう。
チュンサンであっても、僕にはその記憶がないんだから。
彼はそう心に決めたのだった。
だが、この胸の痛みは何だろう?
チュンサンであることは、自分にとってはさほど重要ではないのだと、彼は思った。
ミニョンとしても、彼女を愛したのだから・・・と。
でも、僕はアメリカに帰るべきなのだ。
そうだ、それでいい・・。
彼は口元に小さな笑みを浮かべた。
と、その時、彼は何かの気配を感じて、彼はドアの方をふり返った。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もう、帰ろう、帰らなくては・・、帰るべきなのよ・・・。
ユジンは身をひるがえした。
その時だった。
ホテルの床が大きくぐらりと揺れた。
地震?
ユジンはすぐそばの壁に手をついた。
どこかの部屋から悲鳴が聞こえ、がたんと物の倒れる音がした。
廊下に面したドアのいくつかが開けられ、数人の男女がとびだしてくる。
「大きいぞ!」
「早く逃げなきゃ!」
静かだったホテルの廊下が騒がしくなった。
その時、すぐ目の前のドアが乱暴に開けられた。
見慣れた彼の姿がふらつきながら出てくる。
「地震だ・・・、早く逃げなきゃ・・・。」
青白い顔で、そんなことをつぶやいている。
「ミ、ミニョンさん!!」
考えるひまもなく、ユジンは声をかけていた。
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