韓国お茶名人の雀舌茶飲んでみました その2
今日は中雀茶を淹れてみました。
まずは茶葉。こんな感じです。
参考までに、こちらが中国の銘茶の一つに数えられる「碧螺春(へきらしゅん)」。
色がきれいに出てなくてすみません。本当はもっときれいな明るい緑色です。茶の木の新芽を一芯一葉で摘み取って作られるお茶で、芽(明るい黄緑色の部分が芽)はほわほわっとした産毛に包まれています。
そしてこちらが前回の大雀茶。
写真が下手で分かりにくくて申し訳ないのですが…全体的に、大雀より中雀、中雀より碧螺春と、全体的に茶葉が細く細かくなっていくのが分かると思います。
これが収穫時期による茶葉の生育具合の違いということなんですね。茶葉の段階での大雀と中雀の香りの相違は、あまり感じられないです。
水色はこんな感じ。
今回は75℃くらいで淹れています。
前回と撮影条件が違っていて分かりにくいですが、水色にもあまり違いは見られなかったです。
肝心の味のほうですが・・・
多少旨みと甘みが気持ち強く感じられるかな?という感じで、想像していたような大きな違いはありませんでした。
普段に気軽に楽しむなら、自分は大雀茶で十分かな、という感じがしました。
機会があったら、細雀茶も是非試してみたいです。
今回韓国のお茶名人さんのお茶を淹れて飲ませていただいてみて…
今回飲んでみた韓国の緑茶は、日本の緑茶とは製法も茶の木も違うことによって、味わいも異なるものでした。
現在私達は、中国やインド、パキスタンやアフリカから送られてくる紅茶、ウーロン茶の茶葉、あるいは英国やフランスなど他の国でブレンドされた各種の紅茶など、店頭で気軽に選んで購入することができますよね。
同様に韓国の緑茶も、全く別の種類のお茶として、選択肢の一つとして気軽に買うことが出来ればいいなあ、と思います。ただ、現在輸入元から提示されているお値段では、ちょっと競争力がないかな…?
韓国の方々にも是非緑茶がもっと身近になるように、そして日本の緑茶も楽しんでいただきたい。私が生まれて初めて玉露の最高級品をいただいた時の感動を、是非ヨンジュンさんにも、体験していただきたいと思います。
ヨンジュンさん、日本にも、美味しい緑茶、ありますよ?
お好みとは違うかもしれませんが、70℃くらいでゆっくりゆっくり、淹れてくださいね(笑)
誰か彼のお知り合いの日本の方、彼にプレゼントしてくださらないかな?
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