牧場の朝
忙しくて、ずいぶんと久しぶりになってしまいました。機能が変更されてから初めての記事です。使い方がよくわからないです。そのうち慣れるかな?
7月に入ってから、山と海と夏らしい週末を過ごし、写真も貯まりました。その中から今回は高原の牧場を選んでみました。
標高2000mの地点にある広大な牧場です。梅雨の真っ只中でしたが、私たちがここを訪れた日は暑い盛夏のようでした。雷をともなった夕立こそありましたが、朝は晴れ!朝陽を見たくて4時に起きました。上の写真が朝日に照らされた牧場です。薄く霧が立ち込めていて、とても幻想的な風景でした。早起きはやはり得です。せひ、写真を大きくして見てください。
ちょうど太陽が写っている辺りの場所まで散歩(?)し、日の出を見てきました。遠くに小さく見えるポコポコした凹凸の影は牛たちです。ほとんどがホルスタインでした。
ここの牧場には塩場というのがありました。海から遠い場所なので空気に潮が含まれてなく、ここの草だけでは牛たちが塩分不足になるのだそうです。
下は宿泊した宿の前で撮影。朝露に濡れた草とアマドコロの花です。左の後ろに薄く写っている花は、レンゲツツジです。ちょうど満開の時期でした。
これ↓がレンゲツツジです。この木は強くて、他の草木が刈り取られた後にどんどん成長してきたので、山にこれが多くなったということでした。
牧場から少し離れた場所に標高2008mの石碑を宿の人たちで建てたそうです。今年の西暦と同じなので記念だそうです。何トンもする石をどのようにして運んだか・・・。雪のある時期にシートに載せて雪上車で滑らせて運んだということでした。なるほどレ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)
私の宿泊した宿には80歳を超えた宿主さんがいらっしゃいました。まだ車がここまで来ていないころ、荷物を担いで麓から1日に3往復したそうです。そうして造られた建物が今の宿になっているそうです。一緒に行った後輩は何かを超越したようなその方を仙人みたいだと言ってました。ちなみに宿主は牧場主ではありません。
宿には捨てられた犬や猫が飼われていました。どれも人を恐れて怯えているか攻撃的になっていました。人を信じられないんでしょうね。
街とは違う時間が流れているような高原の風や植物、そしてそこに住む人たちは少しのことでは揺らがない強さと訪れる人たちを見守ってくれる大きさがあると私は感じました。また出かけたい場所です。
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