Rest in peace
毎度の事ながら(?)お久しぶりです。
昨日までは「いつになったら冬が終わるんだ!」という気候の首都圏でしたが、ようやく本日から春らしくなって来ましたね。
別の春はまったく来ないというか、来るつもりがあるのかないのか。
「来ないんだったらこっちから行っちまうぞ」と息巻く春の嵐のような男コッキーですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
暖かくなったのは歓迎すべきことかもしれませんが、気温が前日比で10度以上も上がってしまうというのはどうなのでしょう。
少なくとも子供のころは、こうした気候の変化の仕方は“日常的”ではなかったような気がしています。
さて恒例の近況報告ですが、実は例の刀剣彫刻家の祖父が、昨年末に他界しました。
年の瀬も年の瀬、12月の28日に亡くなったため、火葬場も空いておらず、年が明けるのを待って4日に火葬し、その足で祖父母の故郷である岡山へと新幹線で移動しました。
何でもお経を上げてくれるお寺さんは江戸時代からのお付き合いだそうで、コッキーもいつかここに入るのでしょうか^^;
岡山駅前で一泊し、翌日に初七日と供養をそこのお寺さんで同時に行ったのですが、本堂が寒いの何の。
ストーブが二つ設置してはありましたが、本堂の広さを考えると全然パワー不足です。
そんな中で二回お焼香をしたのですが、弟が足を痺れさせてよろけるというお約束のボケを繰り出したため、その場の全員が笑いを必死でこらえるハメになりました…不謹慎です。
ただ、生前の祖父の人柄を考えても、湿っぽくならずに送り出せたというのは良かったかもしれません。
そんな風にして祖父の供養は終わりましたが、年始から会社を休んでいるため、すぐに東京へととんぼ返り。
岡山への滞在時間は20時間もなかったかもしれませんね。
でも、帰りに駅前を走る路面電車を見られたのは良かったです!
そうして帰りの新幹線に乗り込んだのですが、自由席は満席で、立っている人もかなりいました。
考えてみれば、1月5日であれば故郷から大阪や東京方面に戻る人でごった返すのは当然なワケですが、田舎がないコッキーには初めての体験でした。
このようにして祖父とお別れをしたのですが、祖父の仕事は世に大量に残されており、肉体はなくなっても彼を思う人、作品は生きつづけるのだということを、きっとこれから実感するのだと思います。
父もいつかこの世を去りますが、書いた本が残ります。
翻って、自分が死んだら世の中に何か残るのか、残せるのかということについても改めて考えることになりそうです。
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