運命の時間
「Made in Korea」
幼い頃、私はこの言葉で初めて韓国という国を知った。
それから随分長い時が経った或る日。
一つのドラマに引き込まれた。
そのドラマのヒロインが韓国の女優だった。
私はそのドラマで初めて韓国という国に興味を持った。
それから2~3年の間、年に数回韓国に関する情報を目にし、耳にした。
時折、テレビの韓国語講座も見ていた。
その韓国語講座で、毎回、とある韓国ドラマのセリフを紹介していた。
韓国語講座の講師のキャラクターが気に入り、韓国語は二の次になってしまった。
そのドラマに興味を持つこともなかった。
その後
巷では「冬のソナタ」や「Bae Yong Joon」という言葉が囁かれ始めたようであったが、私の目や耳には入ってこなかった。
そして
「冬のソナタ」と出会い、Bae Yong Joonを知った。
韓国という国が心の五感を刺激するようになった。
Bae Yong Joonと出会うまでの長い長い年月。
徐々に徐々に私の中に沁み込んで来た国 韓国。
「冬のソナタ」を見てBae Yong Joonを知るまでのあっという間の瞬間。
ストンと私の心に嵌った人 Bae Yong Joon。
不思議な「運命の時間」
悲しい言葉
時同じくして・・・
約1か月前から、我が職場でもゴタゴタが続いている。
年度初めの新鮮な空気と戸惑いの空気の中で、「事件」が起こった。
それから、来る日も来る日も会議、会議、会議の連続。
当人の「個」としての立場、組織人としての立場、そして「組織」そのものの立場・・・。
事件から派生した様々な問題が、日替わりメニューで提起される。
そして会議、会議、会議・・・。
解決の方向性が定まらぬうちに5月を迎えることになるのだろうか。
こんな時は、組織の危機管理状況とともに組織内部の集団力学的な模様もあぶり出される。
私は、
場は違うが類似した「ゴタゴタ」を、見守ることしか出来ないのであるが、見守る中で目にしたとある言葉に悲しくなった。
組織の方針を貫くことは必要であろう。
受け手が欲していることを淡々と伝えることも否定はしない。
ただ、現況を受け止めているならば、その現況に配慮した言葉を使ってほしかった。
その言葉を目にした時、大きな組織の中での私たちの立ち位置というか役柄が、その言葉の発信者からどう捉えられているか判った気がした。
そう感じたのは私だけだろうか。
そう感じたのは私だけかもしれない。
けれど、そう感じた存在がここに在るという事実。
この悲しみはいつまで続くのだろう。
いろはにほへとちりぬるを
Bae Yong Joon 帰国。
Yong Joon の【来日―帰国】に関して、いつも私は無感情だった。
当然、Yong Joon が日本に居るだけで嬉しいと思ったこともない。
が、今回の来日は感情が動いた。
そして、帰国。
昨日まで、
今回の来日時に動いた不可思議な感情は、Yong Joon が日本に滞在している間、徐々に昇華されていったと思っていた。
が、帰国の報を目にし、不可思議な感情のカスが微かに残っていることに
気がついた。
同時に、「Bae Yong Joon」に対する「好き」の様相が変化したかもしれないと思った。
「Bae Yong Joon」を好きであることに変りはない。
「Bae Yong Joon」を好きな理由も変りはない。
ただ、こうやって時が経って行くのだろう。
ただ、こうやって「好き」が変化していくのだろう。
夢のあとさき
先日、とてもリアルな夢を見た
リアルなストーリー
リアルな感触
目が覚めて
朝食を食べて
身支度をして
電車に乗って
職場に着いた頃には
ストーリーは頭の中から消えていた
ただ
リアルな肩の感触だけが頬に残っていた
それから数日後
遠くて長い赴任先から愛しい人が帰国した
迎えに行ったその帰りの電車の中で
二人は居眠り
居眠りしながら
またリアルな夢を見た
リアルなストーリー
リアルな感触
あの時と同じ肩の感触が
あの時と同じストーリーを引き戻した
2度も見た夢は
正夢だった
正夢であることを確かめるかのように
愛しい人の手を握った
握り返してくれたその手の感触にホッとした
心地よい肩の感触と戯れながら
心の中で呟いた
――― お帰りなさい お疲れさま
Bae Yong Joonの影
ブッダは言った。
【沈黙している者も非難され、多くを語る者も非難され、少しく語る者も非難される。世に非難されない者はいない】と。
そして、ブッダはこうも言った。
【一つの岩の塊が風に揺るがないように、賢者は非難と称賛とに動じない】と。
更に、ブッダは言った。
【為すべきことであるならば、それを為すべきである。それを断固として実行せよ】と。
あれから1か月。
見えないBae Yong Joonの影が
明日へ、明後日へ、その後へ
まだまだずっと続いている。
| <前 | [1] ... [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] ... [167] | 次> |

