花見
管理職になりたくないと思っている人が増えているとか・・・。はい、私もそうです。「名ばかり管理職」という言葉がコンビニエンスストアやファーストフード店の店長の問題でクローズアップしたようです。私は管理職ってなんだろうと思ってしましました。
なぜ管理職になりたくないのかの理由は「責任だけ重くて、賃金はそれほど高くない、報われない」ということです。日本の企業の場合、プレイヤー(技術者)として優秀であった人間が出世という形で役職があがり、いつしか管理職というものになっていくようです。私は「現場にいたい」とよく言います。管理職という立場になると、直接現場の仕事ができなくなるようなイメージがあるからです。管理職になると仕事内容が変わってしまうというか、自分のやりたいことができないような気がするんです。
“管理職”を和英辞書で引くと“managerial posts《地位》”または“managerial staff《人》”とあります。また、“manage”は “〈人が〉〈事業所など〉を〈所有者に代わって〉経営する。管理する。”とありました。労働基準法では“事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の地位にある者又は機密の事務を取り扱う者”ということですから、管理職はマネージメント、つまり管理・経営をお仕事とする人ということなんでしょうね。
次に“管理”というのを調べてみました。上記から考えるに英語でいうところの“management”だと私は思っていましたが、“control”も管理なんですね。支配・制御・統制という意味が強く、運営・経営ということからは外れてしまいます。だから、組織においての“管理”はマネジメントですね。なので管理職とは下記の言葉が適切だなあと思いました。
共通の目標・価値観を持つ人たちが、適切な組織をつくり、訓練と研鑚によって、共同で成果を上げられるようにすること。
その最大の役割は、情報を『知識』にかえ、知識を『行動』にすること。マネージャーとは、知識を行動に具体化することに『責任』をもつ者。
長く組織に勤めていると、管理とは何かの研修はするものです。その時に学ん内容で頭に残っているのは、「カネ、モノ、ヒト、情報を効率的に活用して組織の目的を達成することが管理である」ということでした。また、「管理しているとは自分がいなくても自分がするのと同じようになされている状態に手はずを整えること」であるということでした。つまり、組織がうまく動く状態を作り出すことなんだなあと私は思いました。その管理能力って組織に長く勤めたから身につくものとはいえないし、プレイヤー(技術者)として能力があるからといってある能力ともいえないと思います。
技術者としてのエキスパートがあってもいいんじゃないかなあ・・・というのが私の管理職からの逃げ言葉です。リーダーになることは嫌ではないし、自分の仕事に対して責任をもつこともします。でも、管理という仕事に責任をもてないというか、その能力、つまり資源(ヒト・カネ・モノ・情報)を整理して活用して組織を運営する能力が自分にはないと思うんです。いつも言うのは「職人でありたい」ということです。憧れるとしたら“meister達人”かな。もし、出世がマネージャーになることなら出世しなくていいと思っている私です。
出世と管理職が結びついている日本の組織に雇用コスト削減の風潮があるから「名ばかり管理職」という問題が浮上しているのかなと思います。
ところで、『太王四神記』のタムドクは王としていろんな人材を登用し、国という組織をだんだんに作っていってますね。先日ヒョンゴに「悪い癖を直しててください。」とひとりで前線に立とうとすることを諌められていました。どうなんでしょう。コムル村の情報ネットワークやパソンの鋼鉄製造能力などうまく使っていますよね。トップマネージャーとして、いつもひとりで決断、行動するのはよくないとヒョンゴは言いたかったかもしれませんが、まだ国として、マネージャーとして発展途中かな。それにしても私もあのようなマネージャーのもとで働いてみたいですね。いい仕事するから、雇ってちょうだいな~~。
4月1日職場のお花見に行って来ました!!当日は業務がメチャクチャ忙しく、例年になくメンバーが少なかったのですが・・・。周りには仕事帰りのスーツ姿の人たちのグループがいくつもありました。新しい人材を迎えてがんばろう!といったとこですかね。そういえば、わが職場の恒例お花見は、なんと10年以上続いてますね。人が替わっても続いているってなんだかいいなあと思います(私はず~っと参加してますけ)。
ちょっと寒かったけど、後輩が作ってくれた豚汁に唐辛子を入れて温まりながらビールを飲みました。あ、花も愛でましたヨン。
上記は同じ公園、お昼の時間。OLさんや親子連れが桜の下でお弁当を食べていました。
サクラはちょうど満開でした。 |
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