2009/11/21 22:34
テーマ:音楽 カテゴリ:趣味・特技(その他)

ピアニカ(画像変更)

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今日、NHK-FMで旭川からの公開ラジオ放送をやっていました。その番組の中でいくつかの学校の校歌が流れました。また、会場の人に「校歌が歌えるか」と聞いていました。かなりローカルな話題でしたが、結構面白かったです。

私は自分の通った小、中、高校の校歌の中では、小学校のものが一番好きで今でも歌えます。(中学、高校の校歌は覚えていません。)流れるようなメロディーに文学的な詩でした。当時、意味はわからなかったというか、考えずにただ暗記して歌っていたと思います。

  安倍の川瀬の 水すみて
  実りゆたけき 千町田(ちまちだ)の
  こがねの波に 照りはゆる
  わが学舎(まなびや)に 光あり

  登呂の遺跡に 日の本の
  国のあけぼの しのびつつ
  新しき世の 人のため
  学びの道に いそしまん

昭和26年に作られたそうです。そのころの学校は周囲を稲穂に囲まれた中にあったんだとこの歌から想像できます。田んぼの中の道を通って子供たちは登校したんだろうな~。私の子供のころもまだありました。学校帰りにはあぜ道を通って、オタマジャクシやザリガニやタニシを捕まえたり、レンゲを摘んだりしました。夏は田に引き込む水を汲み上げるポンプから出てくる冷たい井戸水で遊んだり、冬は稲株だけになった田んぼで凧揚げをしたりしました。


メロディーを歌いつつ、楽譜におこしてみました。先生の弾くピアノのアルペジオがきれいで、いつか自分も弾けるようになりたいって思っていました。



おや?始まりはソドレミ・・・だわ。
NHK-BSの番組に「どれみふぁワンダーランド」というのがあります。とっても楽しい番組で、録画保存して観ているほど大好きです。
番組の最後に「ソドレミアワー」というコーナーがあり、“ソドレミ”で始まる音楽を毎回紹介しています。これまでに『千の風になって』『赤とんぼ』『モルダウ』『TSUNAMI』『五木の子守唄』『シクラメンのかほり』『『ラバーズコンチェルト』などなどたくさんの有名曲が紹介されました。“名曲はソドレミで始まる”とか?
私の小学校の校歌も名曲なんだ~~ってちょっぴり嬉しくなりました。

11月21日の放送で“音の色”について出演者たちが雑談していました。音にはイメージされる色があるということですが、私の学校のメロディーは和色大辞典から選んで“若菜色”って思います。柔らかくて懐かしくて自然の木々を感じさせる色・・・かな。

http://www.nhk.or.jp/doremi/【どれみふぁワンダーランド】
http://www.colordic.org/w/【和色大辞典】

 





はじめタイトル下に出した写真が以前に使用されたものでしたので、変更しました。私が小学生の頃にしようしていたピアニカたちです。もちろんまだ音は出ます。そういえば、中学と高校の音楽の教科書も残っています。残念ながら小学生の時のものはありませんでした。

コスモスは稲刈りの終わった田んぼに咲いていたのですが、撮影場所は私の通った小学校からは離れた所です。


2009/11/15 15:09
テーマ: カテゴリ:趣味・特技(その他)

満天の星

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木枯しがピューピュー吹き、すっかり冬になりました。風って体温を奪って寒いですね。同じ空気でも風が吹かないとポカポカして小春日和になるのに。

先週、北八ヶ岳に登りました。11月3日の寒波で雪が降ったようで、寒いんじゃないか、道は凍っていないか、雪はどうか・・・などと心配していましたが、私たちの歩いた日は風もない良いお天気でした。雪の残り、霜柱、水溜りの氷などありましたが、歩くのに危ないほどではなく、とにかく気持ちよかった~~~。

土曜日、稲子温泉口から入山した時間がなんとお昼過ぎ!その日は“しらびそ小屋”に宿泊するからってことで、なんとものんびりの出発でした。
水の流れる沢に沿って歩くこと約1時間半で小屋に到着しました。小屋の玄関ではちょっとメタボ気味な犬の“キチ(吉)”が愛想よくシッポを振って出迎えてくれました。なんでも登山者がいろんなものをくれるので太ってしまったそうです。

その日の宿泊は私たちグループだけだそうで、夕食はご主人、奥さん、自称居候の山岳会のおじさんと一緒にいただきました。ご主人と居候さんは焼酎をお湯割りで飲んで、とてもご機嫌。和やかな雰囲気で、初めて会ったのに私たちもおしゃべりに加えていただきました。

  

小屋には不釣合いなコンサバ系ファッション誌の『oggi』が置いてありました。だいたい、この手の雑誌はほとんどがカラーページでツルツルした紙なので重い!誰が持ってきたんだ?
なんと「女子的山歩き」という特集があり、その中に“しらびそ小屋”が掲載されていました。なるほど、雑誌社の方が持ってきてくれたんですね。それにしてもまあ、ファッショナブルな山歩きスタイルが載っていますこと。スパッツはいてスカートを巻いたスタイルがおしゃれなんだそうです。へぇ~。
奥さんによると、最近この手の雑誌の取材が多いとか。私たちが宿泊した日も、どこかの雑誌の取材一行が見えていたそうです。

仏像ブームだけでなく、若い女性に登山(トレッキング?アウトドア?)ブームもきているのでしょうか。バブル時代のスキーブーム、華やかなウエアが次々と出現したのと同じかもって思いました。
一緒に行った後輩2名は30代前半なんだからまさしくoggi世代でしたが、
私も見ていて結構はまりました。楽しいですね。女はいつになってもファッションに興味ありです。私のスタイルは10年以上も前の地味な服装。男性、女性の区別なんかないやつです。(゚-゚;)ウーン・・・。

登山の途中で、私よりもやや年齢が高めのパーティに、手ぬぐいを姉さんかぶりにしている女性がいらっしゃいました。しかも、私が欲しい!と思っていた月の満ち欠けが描かれた手ぬぐいの方も。こんなおしゃれもありですね~。その方に「手ぬぐいいいわよ~。私の後輩としてあなたもやってみてー!」とゼイゼイした息使いの中、声をかけてもらいました。

山で出会う方たちは皆優しくて、知らない人でも繋がっているって思えます。気軽に誰とも話せちゃいます。
日曜日、帰路に着く時に小屋の前でお汁粉を食べていたおじさんたちがいて、彼らとも会話をしました。お餅の焼けるいい匂いがしたので、つい「いい匂い」って言ってしまった私。「たくさん写真とれましたか?」と返され、会話が弾みました。
出発も遅かった私たちですが、帰路も遅く、下山して温泉口に到着する前に太陽が落ちてしまいました。後から出発したお汁粉のおじさんたちが私たちに追いついて前を歩いてくれてよかったと思いました。駐車場で「来年の11月の第2日曜日にまた会いましょう!」と言われました。尾張小牧ナンバーの車でした。

また、しらびそ小屋のご主人は私たちを気遣って何度も電話をくれました。「今はどこを歩いているのだ」と。女3人で心配だったんでしょうか。ちっとも降りてこないし・・・。
私たちが登ったのは天狗岳です。晴れていたため、里や遠くの山まで大パノラマでした。もちろん、登っている時は心臓がバクバクして苦しかった時もありましたが、雄大な景色と風の少ないポカポカ陽気に、頂上で1時間30分も滞在してしまったのです。おでんを温め、お湯を沸かしてカップ麺をつくり、餅まで焼いて食べました。
もちろんビールで乾杯!(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )

下の右の写真が頂上付近からの撮影です。写真内右の下、木に囲まれるようにに写っている小屋が宿泊した“しらびそ小屋”です。


山中はネオンがありませんから、星空がとってもきれいでした。山小屋宿泊という日程を聴き、私は三脚を持っていきました。星を撮影してみたかったからです。お天気が良くて良かった~。
しかし、星空撮影は初体験な私。星は光が弱くてオートフォーカスに引っかかりません。マニュアル・・・ヽ(゚ロ゚; )・・・。ファインダーを除いても星は小さいですから、ピントがあっているかどうかわからないです。やばいな~。どうする・・・。
いろいろ考えた結果、遠いんだから∞でいいんじゃないかと。それから絞りはきっと開放にして、シャッタースピードは適当。たくさん撮影すればなんとかなるといつもの調子で1時間ほどいろいろやってみました。

その1枚がタイトル下の写真です。夕食後、19時頃の撮影です。ぜひ大きくして見てください。目では見えない星も写っているようです。
北東の空ですから、たぶん真ん中あたりのがカシオペアではないかと。ポラリスは木に隠れて写っていないようです。
今回は、星や星座を考えて撮影していません。次回、星空を撮影する時は星座早見盤を持参していこうと決めました。

下の写真は夜明け前の西の空です。オリオン座が沈もうとしています。実は、この時は月が天頂付近にありました。なので空がとても明るいです。また、月は私の歩く足元も照らしてくれます。19時の時は闇夜で、ライトがないと一歩も歩けませんでした。

 

下の写真左は、野辺山高原の通称『サラダ街道』から撮影した八ヶ岳です。ここは高原野菜を作る畑が一面に広がっているところです。採れたての野菜はおいしいでしょうね。下山して寄った小海町営の温泉“八峰の湯”で地元産野菜が売っていたので、つい購入してしまいました。お土産に買ったジャガイモのお菓子も職場で好評でした。

この温泉、しらびそ小屋のご主人に勧められて行きました。・・・というか、ちょうどおじさんも下山してこの温泉に入りにきたようで、私たちが暗くなりつつある山を歩いている時に、「今温泉にいるよ。帰りに寄りな~」という電話があったんです。結局、おじさんが食事もして帰ろうとした駐車場で会うことができました。居候の山岳会のおじさんも一緒でした。

なんだかこんなところに住んでみたいですね。ここに暮らす人たちも、山を訪れる人たちもみんな温かいです。せかせか追い立てられる毎日から逃げたいのかもしれません。都会は刺激的なものがたくさんあるし、便利な商品やきれいなネオンや飾りがありますが、生きていくのに本当に必要なものなのかって思います。人間、だんだん余分なものまで求めてしまい、本当に大切なものが見えなくなっているかもしれません。

 



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