2006/12/23 23:10
テーマ: カテゴリ:趣味・特技(カメラ)

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【写真】これは数年前の初夏、立山で撮りました。残雪の残る山と真っ直ぐな道。綺麗でした。

2004年12月。私の人生の大きな山が訪れた時期でした。

上旬にある学校の入学試験を受け、クリスマスに合格通知が届きました。4月から学べる喜びでいっぱいでした。

実はその時期、大学の卒論が進まず悩んでもいました。なんとしてでも卒論を完成させ、3月には卒業しなければ・・・。ゼミの先生とメールや電話でやり取りし、必死にパソコンに向かっていました。もちろん、仕事は休まず出勤・・・

私の卒論は人間を探求することで、ある偉業を成し遂げた人のことを考えていました。「なぜ、そんなに一生懸命であったのだろう。何に動かされていたのだろう。」が出発点です。その人の伝記や執筆作品、その時代の社会情勢、思想史など様々読みました。

そんな中、私は「冬のソナタ・完全版」の集中放送でヨンジュンさんに出会いました。ドラマの時間だけはパソコンから目を離し、ストーリーに感情を動かしていました。

ヨンジュンさんに夢中になるのに時間はかかりませんでした。彼の「今、自分にできることに最善を尽くす」という言葉に、卒論で追っていた人を重ねました。

“自己実現への道”をキーワードに考えようと決めました。持っていないから欲しいという基本的欲求に対し、さらなる完全な自分を目指して課題に挑戦し、成長しようとする欲求が自己実現欲求とか。自己実現欲求は人間にしかない高次な欲求であり、高次欲求のために自己実現者は自己の基本的欲求(例えば:食べたい、安全でありたい、愛されたいetc.)の剥奪に耐えられるのだそうです。このような生き方は、自分のもてる力を最大限に生かした、なさねばならない仕事をすることでもあります。

2004年12月、試験合格、卒論、ヨンジュンさんとの出会い・・・。忙しかったけど、やればできるという自信、進路、人間に対する考え方などが変化した、人生の中でも忘れられない時になりました。

最近、ヨンジュンさんの頑固なまでの固い意志や、挑戦、孤独感などを知るにつけ、彼の成長は自己実現への道なのかと確信することが多いです。彼のなさねばならないこととは何なのだろうとも考えます。

 


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