2007/11/11 20:31
テーマ:家族 カテゴリ:趣味・特技(その他)

夕焼け

Photo

今日の写真は、犬の散歩・夕方編です。16時30分ころだと思います。立冬が過ぎ、1年のうちで日の入りが最も早い季節となりました。昼間は小春日和で風がないと暖かなのですが、陽が傾くととたんに冷えます。

 

これまで我が家の犬の散歩は父の役目でした。しかし、夏過ぎに体調を崩し、しばらく入院。退院はしてきたものの、やはり体力はぐっと落ちてしまいました。全く動けないのではないのですが、すぐ疲労してしまうし、無理するとボーッと意識がおかしくなってしまいます。なので、散歩は母と私が行くようになったのです。

通常、朝は出勤前の私が行きます。ところが帰宅を待っていると真っ暗になるので、夕方は母が行きます。その母の散歩に、最近父が同行するようになりました。きっと父はできない自分が嫌なんだと思います。

 

歳をとり、体力の落ちた父の姿は、亡くなった祖父にどんどん似てきます。特に顔とか姿勢とかが。その血は嫌でも私に繋がっているわけです。

子供のころ、わたしはいつも「おじいちゃんに似ているね~」と多くの大人に言われました。え~!四角くて、小さな目の垂れた顔と同じなのかと思っただけでがっかり。反論したくてもできないくらいの小さな頃です。

父の入院中、医師や看護師に「似てるね」と言われました。確かに、今の私と父はそっくりです。父が祖父に似てきたお陰でかなり近づきました。顔とか性格とかだけでなく、病気とか体質とかいうのも伝わりますね。母と妹は同じ病気をもっています。父は祖母と同じ病気だし、私はじいちゃんと一緒の病気になるのか?

 

遺伝とは不思議なものですね。DNAの塩基配列のどこの情報が伝えられているのかしらん。時間を遡ると、自分と同じ遺伝情報の人はすごくたくさんいるわけです。もっともっと考えると、人間は皆同配列の部分がほとんどで・・・。さらに猿とも90%くらいは同じだって聞いたことあります。

反面、当たり前だけど、かなり似ているが私と父の遺伝子は違うわけですよ。私の情報は私だけのもの。悲しいことに、実は私、その情報を後世に伝えることを放棄してしまったのです。

 

話が反れますが、生物の進化の過程で突然変異っていうのがあります。もしかしたらそれが進化なのかもしれないと聴いたことがあります。ウイルスや細菌などの小さな生物は環境適応能力が高い・・・つまり進化のスピードが早いってことでしょう。人間は高度な情報を持っているだけに遅いようです。

 

太陽が地球を照らして何億年も経つのでしょう。地球に棲む生き物はその間どんどん変化したでしょうね。夕日に照らされたものの長い影を見ていてそんなことを考えた私でした。

 

夕焼けついでに写真のおまけです。下の夕日は9月下旬、長崎・島原半島で撮影しました。なんと温泉浴場からの撮影(*゚.゚)ゞポリポリ

 

 


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