2008/11/04 20:35
テーマ:仲間 カテゴリ:趣味・特技(その他)

紅葉

Photo

今年も那須塩原に住む友のところに遊びに行きました。今回は総勢5名での旅です。みなそれぞれの行路で那須入りしました。

私は当日朝、東海道新幹線→東北新幹線を利用。まあ、一番単純なコースです。
長崎の友は前日入りしていました。飛行機で羽田、東京駅から新幹線です。新幹線にほとんど乗ったことのない彼女は、東京駅でどの新幹線に乗ればよいのかわからず、駅員さんにお世話になったとか。
札幌の友は福島空港に降り立ちました。夜勤明けで仮眠をしてのフライトなので夕方到着の便でした。
日立からの友は自家用車で山を越えてやってきました。やはり夜勤明けなので夜到着。布団が足りないであろうと積んできました。


私が那須塩原駅に降り立ったのは10時少し前です。那須と長崎の友が2人で出迎えしてくれました。改札の向こうに手を振る人がいるってなんか、うれしい!
3人で札幌の友を迎えに福島方面へ車を走らせました。

夜まで時間があるので、“大内宿”と“塔のへつり”に寄りました。紅葉シーズンであり、観光バスがどちらもたくさんいました。
「ねぎ蕎麦」というのを初めて食べました。ネギがたくさん入っているかと思ったら、ネギで蕎麦をすくって食べるんですね。びっくり!

私も長崎の友も写真好きですので、行程がなかなか前進しません。また、2人とも目をつける場所が違い、す~っと消えてしまうので、那須の友にあきれられてしまいました。だからといって誰かがいらいらしたり、嫌な思いをしたりしません。みな自立しているというか、時間に縛られず思い思いのことをして楽しむのんびり旅なんですもの。

福島空港では到着ロビーから駆けてきた札幌の友を迎えました。誰かを待つのもやっぱりいいものですね。
ちょっと牧場の匂いがする場所のスーパーに寄り、4人で夕食のお買い物。それぞれが持ち寄ったお土産とスーパーのお惣菜が今夜のご馳走・・・おつまみ・・・です。
日立の友も那須入りし、5人でコタツを囲みワイワイがやがや。ずいぶん夜も更けてきました。翌日は日光で渋滞に巻き込まれぬよう早起きしなくちゃいけないのに。

修学旅行のような気分でしたが、布団に入ったら皆すぐ(∪。∪)。。。zzzZZ

みな朝早くからエネルギー全開ですよ。寝不足とは思えません。
良く考えたら、友たちは30代ですもの、そりゃー元気だわさ。


コンビニおにぎりを車の中でかじりながらまたワイワイがやがや。
いろは坂が「い・ろ・は」で終わりだと思った友。
途中「絶景展望台がある」というのを「絶叫」と聞き間違えて、「そんなマシーンがあるのか?」と聞く友。
「関が原まで行くのか?」と聞く友(それは名古屋の方。ここは戦場ヶ原だから・・・)
笑いが耐えません。やっぱり修学旅行のようです。


そういえば私の高校の修学旅行は会津と日光でした。しかも11月。そのままだ!

今から四半世紀以上前のことですから、新幹線なんぞない時代。
上野から特急に乗ってやってきました。
宿泊は猪苗代のスキー場付近と中禅寺湖畔でした。
磐梯山への登山、五色沼めぐり、鶴ヶ城や白虎隊の墓、竜頭と華厳の滝などが記憶にあります。
夜、キャンプファイヤーをしてみんなで踊った記憶も。クラスに女子は4名しかいませんでしたので、自然と女子が男子を選んだような・・・。
磐梯山では霧が出てしまい、「女子が先に下りろ~!」と言われがんばったのだけど、下についたら男子の方が早く、もう整列していました。そうそう、私たちが登山した翌日に初雪が降ったといいうニュースが入りました。

そういえば、修学旅行ではなく“高原教室”という旅だったようです。東照宮はコースになく、部屋でグループディスカッションをする時間がありました。
ベタな修学旅行ではない旅は今考えると面白かったかもしれません。


東照宮への参拝後、札幌と日立の友は帰路へつきました。なんと強行な旅なんでしょう。札幌の友は宇都宮餃子をスチロール3箱抱えて空港へ向いました。

残った私たちは塩原温泉へ宿泊。こんなオンシーズンなのにその宿の予約は前々日でした。長崎の友が那須入りした日の夜に2人で探してくれたようです。ありがとう!
温泉に浸かり、ビールを飲んで、しゃべって・・・のはずが、運転をしてくれた那須の友と私は夕食後、すぐに意識不明になりました。

翌日も晴れ!河川を散歩し、那須方面へ下りました。反対車線はもう渋滞です。こりゃ那須高原へは行かない方が懸命だと判断し、観光客の行かないキャンプ場やら公園やらを散策。
コテージがあり、次はこういうところに宿泊し、バーベキューして昼から飲んじゃうのもいいね~なんて話しました。
公園に桜が咲いていました。二期咲きなんでしょうか。紅葉背景の桜はなんともはかなげでした。


最後に黒磯駅近くのSHOZO Caffeに寄りました。那須高原にもあるこのカフェ。出発は黒磯だったそうです。http://www.shozo.co.jp/index2.html
店の雰囲気やお兄さんたちの立ち居振る舞いと言葉が心地よく、何時間もいたくなる空間です。コーヒーとケーキを口にいれながら、3人でまたおしゃべり。
帰りに数件の雑貨店もブラブラ周り、ちょっとお買い物。


夕日が沈んだころ、私は友と駅で別れて新幹線に乗りました。長崎の友はその日のフライトが取れず、翌日朝に羽田から帰路についたようです。


今回の写真(上から順に)
 塩原の山(タイトル下)
 大内宿、そこで撮影した紅葉
 塔のへつりの水面に映った紅葉、岩壁に写った私たちの影
 竜頭の滝、中禅寺湖畔
 日光東照宮の建物の装飾(象?)、華厳の滝
 河川のススキ、公園の桜


旅の写真をウェブアルバムにしましたので、どうぞご覧ください
秋旅2008


2008/07/24 05:44
テーマ:仲間 カテゴリ:趣味・特技(その他)

阿字ヶ浦にて

Photo

先日、キャンプとか合宿とかいう言葉が似合う旅がありました。10名ほどで出かけた一泊二日の茨城です。
行程の概要はこんなです。初日は漁港とスーパーで食料の買出しをし、阿字ヶ浦でバーベキュー&釣りをしました。夜はプレゼンテーション&質疑応答です。翌日、つくば宇宙センターの見学をし、昼食を食べて解散!


この旅(というか合宿)の主要部分は夜のプレゼンテーションにあります。これをするために集合をしている・・・のかな?実は中心となる恩師の名をとって「○○塾」というイベントなんです。プレゼンテーションといっても難しいことを発表するのではなく、自分を語る会のようなものです。テーマに添った内容について、なんとスライドを使用して発表をします。しかも、ただなんとなく語るのではなく、何故それなのかからはじまり、収集した情報を分析し、考察と結論も述べるというものです。結構まじめです。さらに、発表後はきちんと質疑応答もします。温泉にプロジェクターを持ち込んで夜中まで語り合っているんだから、変な集団ですね。

今年のテーマは「私のこだわり」でした。『手ぬぐい』『運転代行』『ガラスの動物』『犬のしつけ』『編集者』・・・などなど。
私は『コーヒー』についてまとめました。こだわりは「ドリップのブラックしか飲まない」ということです。プレゼンテーションにあたり、インスタントコーヒーとドリップの違いを製造工程、成分、値段から比較しました。また、ブラックのドリップコーヒーを多飲することは健康にどうかも調べました。インターネットの発達した現代は調べることが簡単です。大抵のことはネットでわかりますから・・・というか、そのくらいの情報で充分な発表会ですから。


この仲間たちのすごいところは、すべての発表に茶化すことなく理解しようと集中するところです。必ず質問がでますもの。発表者は主役です。自分のことを自分の言葉で語れるってなんと楽しいのでしょう。しかも、皆が自分に関心をもって集中し、どんなことでも受け入れてくれるんです。嬉しいですよね。

ただ、下記の写真のようにお酒を飲みながらの会ですから、だんだん眠くなってしまいます。私は切羽詰って当日朝4時までかかってスライドをつくってたので、もう0時を回った時は眠くて(p.-)(ρ.-)(p.-)(ρ.-)。ワインも飲んでいましたからだんだん意識を失い・・・。翌日、隣で発表していた友に「寝息立ててた」と言われてしまいました。ゴメンナサイ(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ

 (こんな感じ)

実はこの仲間たち「うるさーい!」って言うくらいみんなよくしゃべります。他人の話が終わらないうちに言葉を始めることもあるくらい。たまにしか会わないから話したいことがたくさんあるのかもしれないけど、さもないことでも自分の意見を言いたい人間たちです。妥協を許さないというか、とことんまで追求するというか、何にでも真剣なのかなあ・・・;;;;(;・・)ゞウーン

昼間、バーベキューの食材をスーパーで買い物していた時のことです。皆それぞれ食べたいものが違いますから、あーだ、こーだと大変でした。面白かったのは味噌を選ぶ時でした。単に蟹汁を作るための味噌なのに、「小さいのにしよう」「こっちの方が安いんじゃないか」「この方がおいしそう」「余っても持って帰ればいい」「白味噌がいい」「だし入りがいいんじゃないか」「魚介からだしが出るから普通のがいい」「粉末のだしを買おう」・・・。スーパーの真ん中で何人もが輪になって味噌について討論しているんですよ。どう思います?


自分に関係することにしか関心をしめさない人や、他人を知ろうとしないのに他人からは目を向けて欲しいと願う人が多い現代の日本。耐え切れなくなって「誰でも良かった」と他人を傷つけるニュースが目立ちます。そんな空虚な世の中なのに、どんなことにも一所懸命になり、お互いに認め合うことのできる仲間たちは熱くて素敵だって思いました。

 
ところで我が恩師は人気者なんです。上の写真で釣りをしているややメタボぎみなおっちゃんなんですが、よく被写体になってくれます。また、いろんな場面で多くの人(教え子?)が一緒に写真を撮りたがるけど、嫌な顔しません。・・・で、いつだったかこんなことを言いました。
「俺には誰も写真をくれない・・・」

日刊スポーツから写真をプレゼントされたヨンジュンさんの言葉を聞いた時、先生と重なって笑ってしまいました~。


【夏旅:茨城】よかったら見て下さい。


2008/06/15 23:30
テーマ:仲間 カテゴリ:趣味・特技(その他)

折鶴蘭

Photo

先週のアキバの事件は痛ましいものでした。事件の予告書き込みを携帯から何度もしているようですね。「誰かに止めて欲しかった」と言っているとか。つまり、ネットへの予告書き込みをすることで「そんなことやめた方がいい」と誰かに言われたかったってことなんでしょうか。勝手だな~。自分の行動の可否を他人に任せるのかよって言いたくなります。

誰も相手にしてくれなくて寂しかった?そりゃー、そんな恐い書き込みになかなか返事はしたくないですよね。会社でも家でも孤独だった?そうなのかもしれないけれど、だからといって他人を傷つけていいってことではありませんよ。事件の後のことは考えなかったとか。かんしゃくを起こした子供のようです。

 

ネットという社会は他人と共存できない人を増やしているのかもしれないと思います。ネットは顔の見れない一方通行のコミュニケーションが多いのですものね。会ったことがないのに知り合いのように言葉のやり取りができます。普段の生活の中で話す人がいなくても、ネットの中に友がいるっていう人がいるのかもしれませんね。まあ、私だってブログなどを通じて会話をしているので、ネット友だちってありなんだとは思います。

しかし、ネット社会はかなり自己中ですよ。自分の都合で参加、不参加が決められるわけですから。それは、返事があってもなくてもそれで腹を立てたらいけないくらい疎な付き合いを覚悟しなければならないことなのだと思います。ましてや、書き込みサイトというのは不特定多数の方に向けての発信だから、受け取り側は全く責任ないですものね。「誰も止めてくれなかった」⇒「誰も返事をくれなかった」⇒「誰も関心を持ってくれなかった」ということなんでしょうね。

    

テサギの会見でムン・ソリさんがヨンジュンさんは孤独と闘っていると話された記事をどこかで読みました。でも、ヨンジュンさんは孤独や寂しさは誰でも持っていることで消えないものなんだと言っていました。さらに、多くの関心や愛情をいただいているのだから、その分失うものもあるのかもしれない、自分の周囲には信頼できる友や家族がいるのだからと言い聞かせているとありました。

“孤独”と一口に言ってもいろいろな孤独感があります。ある時は孤独でもそれに耐えられる友たちがいれば強くなれるのでしょう。アキバの彼はそういう人を作ることができなかったのですね。できなかったからネットに友を求めるというのは恐いことなんだと思います。希薄な会話、責任のない書き込みしかないんですもの。

 

私はブログを通じていろんな方と言葉のやり取りをします。日記のような独語のような記事にコメントをくださる方があって、感謝しています。誰かが私に関心をもってくれているようで嬉しくなります。

私には直接顔を合わせて話す、信頼できる、とことんまでつきあってくれる、辛い時に助けてくれる、しょうがないなあと認めてくれる、めったに合わなくても気遣ってくれる、一緒にお酒を飲んだり旅にいったりしてくれる・・・・そんな友も多くいます。なんとも幸せなことだと思っています。

 

テサギの記者会見を見ていて、ムン・ソリさんはヨンジュンさんにとってテサギ戦友って感じがしました。ヨンジュンさんに対して冗談を言ったり、肩を叩いて笑ったり・・・。一緒に2年間苦労を共にした仲間って感じです。そういえばどこかの雑誌でヨンジュンさんはムン・ソリさんに自分のことを「ヒョン」と呼ぶように言ったという話も載っていました。

友とか仲間って一緒に苦労して何かをやり遂げると絆ができるのでしょう。苦労から逃げている人間はそういう友ができないってことになります。ただ単に、「ひとりは寂しいから私の方を見て!」って声を上げるだけではいつまでたっても独りってことですよね。ネットがそういうひとを多くつくっているのかもしれませんけど・・・。

 

今日の写真は我が家の折鶴蘭です。花が咲き始めました。

強い植物ですね。ほとんど世話をしないのに元気にしています。

この先っぽの部分を切ってコップとかに飾ってもかわいいかもしれませんね。ここが地面に付くとそこからまた根が生えて増えていくんですよね。

手を伸ばして仲間を増やしていくように見えませんか?こじつけ・・・

そういえば、余談ですが、犬の散歩しているとウォーキングしている人や同じように犬を連れている人が挨拶をしてくれます。どこの人かもわからないですが、毎日同じ時間に会うからでしょうね。


2007/11/29 05:37
テーマ:仲間 カテゴリ:趣味・特技(その他)

緊張

Photo

先日、とあるイベントスタッフとして東京ビックサイトに行きました。イベントの参加者は約600名。4つの会場で2日間のプログラムでした。

ビックサイトが前日から使えないということで、開場から受付開始までなんと45分しかありませんでした。前々日の夜中にマニュアルがメールで届いて自分の役割りを知り、朝ミーティングでチームメンバーおよびリーダーと作業内容を確認し、行動開始です。

スタッフは実行委員長の呼びかけで全国から集まってきた人たちです。顔や名前を知っている人ばかりではありません。そしてすべてのスタッフが素人で無償の手作りイベントです。トラブルがあったもののプログラムは時間通り進行し、成功に終わったと言えます。上記の白黒写真は、「これから受付開始!」という一番緊張している受付嬢たちです。

 

実はこのイベントでの私の仕事は、なんとカメラマン!!実行委員長が私の写真好き、カメラ好きを知っていて割り当てました。撮影の被写体は演者、司会者、そしてスタッフです。リーダーなしのチームなしで、ひとり会場内をあちこち歩き回り、ファインダー越しにみんなの働く姿を追っていました。初めての経験でしたが、楽しかったです。

旅行や宴会でスナップ写真を撮ることはありますが、これまで真剣に働いている人の姿を撮ったことはありません。他人を撮影するのにはプライバシーを考えて、許可が必要ですよね。やたらファインダーを向けられません。だから、今回も参加者は原則的に撮影していません。撮ってと言う方(知り合いかな)はお撮りしましたけど。

スタッフに対してはその姿を撮って欲しいという実行委員長からの命令がありましたから、いろんな人にフアインダーを向けました。アングルや表情の瞬間が定まらず、ファインダーを向けたままじっとしている時間もあったと思います。向けられた人は気になってしまったかも?

 

集中している人の顔って素敵ですね。美しいです。また、それがちょっと緩んで笑顔を見せた顔もまたいい。自分も同じように緊張したり、微笑んだりしてしまいました。きっと感情がそのまま素直に顔に出ているんでしょうね。繕っていない表情というか・・・。できるだけ、そういう活き活きとした姿を撮りたいと思っていました。

それにしても何気なくさっと撮影する難しさよε=(・o・*) 風景以上に瞬間が短いって思いました。 また、照明の落ちている中での撮影の難しさよε-(´・`)スローシャッターに泣かされました。

下記はイベントが終了し会場を片付けているスタッフたちです。

  

 

人の表情はその人のその時の感情を映し出すものです。タムドクヨンジュンさんの表現について、AERAの記事を読んで私は震えてしまいました。まだ自分はその彼を充分には見ていないのですが、何かとてつもない大きな人物を想像したからです。“演技する”ということが自分をどのような状態におくことなのか私にはわかりません。けれど、王としての喜怒哀楽を映したヨンジュンさんは実際にそれを感じているのでしょうね。

ますます恋しくてドキドキしてしまう私でした。

左は会場から撮影したお台場の夕日です。この日は昼間曇りがちで、青空の写真が取れませんでした。しかし、日が沈む頃ちょうど雲間から太陽が出てくれました。

右は東側の撮影です。葛西臨海公園の観覧車が見えました。これもガラス越しなので、室内が写らないよう苦労しました。デッキに出て撮影できればよかったのに・・。

今週末、また東京にカメラを持って出かけようと計画中。落ち葉の舞う並木道や、イルミネーションのきれいなビル街、クリスマスモードの店舗を撮影してみたいのです(本当は期限切れ寸前の新幹線回数券があるから)。青空が出てくれると最高なんだけどな~。

 

 


[1]