2008/10/03 19:06
テーマ:徒然日記 カテゴリ:日記(ひとりごと)

中国、韓国、秋田、仙台…東京?


先週末は韓国時代に通っていた学校の同窓会ならぬ「同門会」があり、韓国から院長(校長みたいな立場の方です)や先生方、事務局の方たちまで来日したのにも関わらず、新大久保の大使館で食事をしました。
大使館といってもお国のひとが詰めているワケではなく、「大使館」という名の韓国料理屋さんです。
考えてみると新大久保には変わった名前のお店が多いような気がします。
見つけたり思い出したりしたら、またここでご紹介しましょう。

さて、同門会というのは「同窓」ではなく、「同門=同じ師匠・先生のもとで学ぶこと。また、その人。(大辞泉より)」の集う会であり、しかも外国にあって彼の地の言葉を学ぶ場所であるから、行っていた時期もバラバラなら年齢もバラバラ、共通するのはその学校に通っていたという事実と、日本人もしくは日本に住んでいる外国人という点のみです。

日本に住んでいる外国人…そう、まさにこの日は、韓国で共に過ごした中国人の友人が参加するということだったので、コッキーはその彼との再会を楽しみにしていました。

彼は韓国で6年間学び、それから語学留学のため、昨年日本にやってきました。
彼が最初に訪れたところは、なぜか秋田。

秋田で日本語を勉強するというのはあまり聞かない話なので驚きましたが(ひょっとして…秋田美人が目当て?)、彼を呼んでくれた秋田の大学の先生が、あろうことか彼が来る前に他の大学に移ってしまったという話を聞き、さらに驚きました。

その先生を頼りに、日本語もほとんどできないままで日本にやって来た彼は、当然途方にくれました。寮だかアパートだかわかりませんが、とにかくその日に入る予定だった家にも入ることができなくなり、文字通り路頭に迷ったそうです。

そんな出だしだったため、学校への不信感を募らせて仙台の学校に移った彼は、現在も仙台で日本語を勉強しながら、なぜか韓国料理屋でバイト中です。

ところで、なぜ彼は東京や大阪といった大きな都市に来ないのか。
こういう疑問を当然ぶつけてみたワケですが、都会はひとが多すぎて嫌いなのだとか。
でも、田舎は田舎でひとがいなさすぎて退屈だ、とのたまう彼。意外とワガママです。

そんな彼もとうとう観念(?)したのか、来年の春からは東京の大学院に進学する気になったそうです。
ですから今回の上京も大学院の説明会を兼ねてのもので、同門会の後はうちに泊まり、翌日大学院の説明会に足を運び、そうして仙台へと帰って行きました。

それにしても、東京に来るのは友人として歓迎しますが、一体いつまで勉強するつもりなのでしょうか(笑)


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