一枚のフォトに・・・・!
一枚の若い王の写真を見つけました。
あれこれと説明はしたくないです・・・・。
ただ、このお姿に、私は自分自身で作り上げた「草原のタムトク」を重ねてしまったのです。
彼は、何を思っているのでしょうか?
風の音を聞いているのかな?
それとも、
思いを寄せる姫にばったり出会ってしまって照れているとか・・・・?
どう、思われますか?
『アジア・ツアー』はさびしいです
年末に届いた『アジアツアー』のDVDをようやく観ました。
中身は、なるほど噂の通り、『四月の雪』のプロモーション・ツアー。
アジアのファンとの交流が描かれているもの・・・。
癌を患いながら、彼の絵を描いている台湾の女性の方との、心あたたまるふれあい、
日本でのアリーナのイベント、大勢のファンを外に待たせておかねばならないことに胸を痛める彼、
スタッフにコーヒーを淹れてあげている彼、周りの人たちへの気遣いを忘れない姿・・・、
韓国での試写会やらオープニングセレモニーやらで、
おっかけるファンたちと楽しそうに会話する彼、
男らしくて、しかも機転が利いているわ~。
どれも、彼の人間性が良くわかる、
素の彼がわかる、だから、よかったわ、ほんとに・・・。
でも、なんとなくさびしい。
さびしいです、ヨンジュンssi。
ごめんなさい、私、正直に言わせていただきます。
どうしても、そこにいるあなたは遠い世界の人なんです。
なぜなら、アリーナのイベント以外は、まったく見知らぬ遠い世界での出来事だから・・・。
そんなの当たり前じゃない、
じゃ、どうしろっていうのよって・・・?
私が待ち望んでいるのは、新作のタムトクになったあなた。
スーパースターとしてでなく、俳優としての、ぺ・ヨンジュンに会いたいのです。
それ以外は、ごめんなさい、もう、お腹いっぱい、胸いっぱいです。
夢見る頃を過ぎても
☆久しぶりに公式掲示板にスレをたてました。
で、こちらにも同じものを書かせていただきます。
なお、タイトルは変えさせていただきました。
これを読んでくださっている方、あなたも酩酊状態、それとも虚無の中にありますか?
~~~~~~~~~~
昨日の朝刊の読書コーナーで、田○聖子さんが、『更級日記』について書いている。
『更科日記』・・・、作者は平安時代に生きた中級貴族の娘である。
何不自由ない家庭に生まれはしたが、特に今をときめく高位の貴族というわけでもない。
そんな彼女は、当時評判だった『源氏物語』を読み、空想にふけるような夢見る少女であった・・。
この夢見る少女について、田○さんは語る。
「・・・あたしはまだ今は美しくはないわ。
でももう少しして、もっと髪も美しく長くなったら・・・すてきな貴公子の殿方があらわれて・・・・」
そして、この夢見る少女は私そのものだったと、田○さんはおっしゃる。
ああ、と私も大きくうなずく。
そう、彼女は私そのものでもある、と。
『更科日記』には高校時代に古典の教科書で出会っていた。
確かそのときも、古典の先生がそのような解説をしていたような気がする。
私もはるか昔、思っていた、いつか、すてきな貴公子ならぬ、すてきな青年が・・・、と。
だが、やっぱりというか、当然というか、人生は少女の描く夢とは違う。
田○さんは続ける。
「『源氏物語』は、あれはかりそめの絵空ごと。
・・・酩酊はさめ、彼女は平凡な役人の妻となって子供たちを育てる。
・・・千年ののち、(この少女の残した日記は)残り、
少女たちに、酩酊のあとのにがい虚無を思い知らせてくれるかもしれぬ。」
なるほど、私も思っていた。
少女のころに見た夢からさめ、それなりの平凡なしあわせを得て、諦めにも似た気持ちのままに、
家庭を守り、子供を育て、おだやかに年を重ねていく、そんなものかもしれない・・・、と。
そう、少し前までは・・・。
少女の夢の酩酊はひとつ去り、そのあとに来る虚無もすでに少しは味わったのかもしれなかった。
が、むなしさは、長くは続かなかった。
ドラマを見たことをきっかけに、少女のころにみた夢そのままに、
ふたたび酩酊のときに入ったから。
それは、少女のころの夢とは少し色合いが違うもので、
われを忘れてしまうほどのものではないけれど、長く熱く、いつまでも私を酔わせるのである。
この色合いの違う夢が去ったあとに、にがい虚無を私は味わうのだろうか。
少女のころとは異なり、それなりの時を刻んだ今、
ときめく夢のあとに来るものは、虚無などというものではなく、
なにか違うものだと思う。
それが何か、どんな姿かたちをしているのか、
夢から覚めていない私は、まだ知らないが・・・・。
【創作?】チュンサンに愛を~in ホテル
☆あけましておめでとうございます。
こちらを留守にすることが多くて、ごめんなさい。
今年も、できるだけ多くの創作を書いていきたいと思います。
よろしかったら、おつきあいください。
どうぞ、よろしくお願いします。
ご挨拶がわりに、『冬ソナ』関連のこんなお話、いかがでしょうか?
運命に翻弄されるチュンサンも、ほんの少し運命の女神の救いがあれば、もう少し違った人生を歩むことになったんじゃないかって思ったからなんです。
しか~しながら、私の妄想、実はここで止まったままなんですね。
『冬ソナ』は、私にはちょっと手ごわかったみたい・・・。
もしよかったら、これを読んでくださったあなた、このつづき、書いてくださいませんか?
なんて、丸投げって言われちゃいそうですが・・・。
場面は、ミニョン(チュンサン)がユジンをあきらめてアメリカに旅立つ前の日の夜、ユジンが、彼はやっぱりチュンサンじゃないかと思って、ホテルの部屋を訪ねるところです。
~~~~~~~~~~~~~~
ユジンはホテルのドアの前で立ち止まった。
このドアの内側に彼がいる。
そして、もしかしたら、彼はチュンサンかもしれない。
いいえ、きっと、彼は・・・。
ユジンは胸のどきどきを抑えながら、呼び鈴を押そうとした。
だが・・・、彼に言った言葉がよみがえる。
『チュンサンはいつも必死でした。・・・ミニョンさんみたいに自信満々じゃありませんでした。』
『ミニョンさんは明るく笑うけど、チュンサンはそんなふうには笑えない人でした。』
『ミニョンさんは、チュンサンとは全然違う人です・・・・』
そうよ、あんなにひどいことを言ったのに・・、
今さら、彼に会ってどうしようって言うの・・・?
ユジンはドアの前に立ちすくんだ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ミニョンは窓際で夜景をながめながら、水割りのグラスを手にしていた。
アメリカに帰ろう。
チュンサンであっても、僕にはその記憶がないんだから。
彼はそう心に決めたのだった。
だが、この胸の痛みは何だろう?
チュンサンであることは、自分にとってはさほど重要ではないのだと、彼は思った。
ミニョンとしても、彼女を愛したのだから・・・と。
でも、僕はアメリカに帰るべきなのだ。
そうだ、それでいい・・。
彼は口元に小さな笑みを浮かべた。
と、その時、彼は何かの気配を感じて、彼はドアの方をふり返った。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もう、帰ろう、帰らなくては・・、帰るべきなのよ・・・。
ユジンは身をひるがえした。
その時だった。
ホテルの床が大きくぐらりと揺れた。
地震?
ユジンはすぐそばの壁に手をついた。
どこかの部屋から悲鳴が聞こえ、がたんと物の倒れる音がした。
廊下に面したドアのいくつかが開けられ、数人の男女がとびだしてくる。
「大きいぞ!」
「早く逃げなきゃ!」
静かだったホテルの廊下が騒がしくなった。
その時、すぐ目の前のドアが乱暴に開けられた。
見慣れた彼の姿がふらつきながら出てくる。
「地震だ・・・、早く逃げなきゃ・・・。」
青白い顔で、そんなことをつぶやいている。
「ミ、ミニョンさん!!」
考えるひまもなく、ユジンは声をかけていた。
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