観音影
昨年の夏、東京国立博物館に初めて行きました。時間がなく、全部を廻れなかったのが残念です。
『フラッシュ撮影禁止』の文字があり、じゃあ、たかなければとパチリ★千手観音の影を撮るにはフラッシュは邪魔ですから・・・
実は暗くて構図がわからなかったのですが、まあまあかな。デジカメにしてから液晶画面を見てとることが普通になってしまいました。この時は、暗い中、液晶に何が映っているのかよくわかりませんでした。ちゃんとファインダーを覗いて撮る方が確実なんでしょうか。でも、博物館の撮影は後ろめたさもあり、しっかり構えてなんてできません。
一眼レフはデジタルでもファインダーを覗かないとなりません。液晶画面が鼻の脂で汚れるのが気になります。
追記:
博物館では照明が仏像にあたり良く見えますが、たまにレプリカのことがあります。これ(三十三間堂の観音様)はどうだったか・・・・忘れました。
寺院では灯りが極端に少なく、暗い中で目を凝らしてみなければなりません。そこで、懐中電灯を持参していくのをお勧めします。仏像を懐中電灯で照らして鑑賞するのです。どこかのお寺では、覗き窓に懐中電灯を常備してあったと記憶しています。
誰(た)そ彼(かれ)
レスリー・キー氏の写真展に行った帰り、表参道と明治通りの交差点で撮りました。
東京は人が多いのだなあ・・・しかも、若者ばかり。表参道だからなのでしょうか。
ちょうど太陽が西に沈みかけた夕暮れで、空は紫色に、街はネオンが点き始めた時間です。
月明かりしかない昔、人の顔の見分けがつかず、「誰(た)そ彼(かれ)」と言ったから、夕暮れを黄昏(たそがれ)と言うようになったとか。
今の時代は太陽が沈むと同時に灯りが点き、見せたいものははっきり見えてきます。
そんな昼と夜の分かれ目は、風景が優しく見えてシャッターを押したくなる時間です。
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