2007/11/10 11:07
テーマ:感情と心 カテゴリ:趣味・特技(その他)

朝焼け

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自分では結構感情コントロールのよい方だと思っていました。・・・というか、あまり「怒る」ということがない自分だったように思います。ドラマ『初恋』でヨンジュンさん演じるチャヌを見ていた時、怒りの多いキャラクターだなあと思っていました。自分はどちらかというと、負の感情では「悲しみ」の方が強く出るタイプかなと。

ところが最近、私も怒りを覚えることが多くなったように思います。他人の言動にヽ(`⌒´メ)ノカチン!とくることが増えたのです。でもチャヌのように怒りのエネルギーを喧嘩とか壁を殴るとかいう行動にはもっていきません。なんとか自分の中でけりをつけ、繕ろうとします。もしかしたら、態度や顔に出てるかもしれないと感じることはあります。

 

「怒り」と「悲しみ」はどちらも動物にとって「不快な情動」といわれるものに含まれます。その違いはなんだろうと考えました。

生まれたとき人間はかなり未熟な状態のようです。感情(emotion)も成長の過程で育まれていきます。新生児は「興奮する・しない」という機能しかもっていないようです。周りの環境からの様々な感覚を受けて3ヶ月ごろ「快・不快」ができるそうです。不快だと泣く、快だと笑うという表現ができてきます。

不快から「恐れ」「嫌悪」「怒り」が、快から「愛情」「喜び」と分かれていくことが発達のようです。感情豊かな人になるには、感覚という機能を通していろんな体験をすることであると理解しました。それがなければ未熟な感情だったり、偏った感情しかもてなかったりするかもしれません。

 

『感情を知る―感情学入門』(福田正治 著)に感情を“生存維持機能”と“種族維持機能”の2つに分けて書いてあるところがありました。

【生存維持機能】一人称であり、自己中心におこる。 他人の存在は関係なく、環境との相互作用や身体から湧き上がる。身体を守り、行動を強化するため。「喜び」「恐れ」「嫌悪」。

【種族維持機能】二人称、三人称であり、他人がいなければ起こらない。他人との相互作用としておこる。集団を作り、その中で生きて子孫を残すため。「愛情/受容」「怒り」。

「悲しみ」はどこにあるかというと、種族維持の「愛情」の中にあり、喪失体験から発生するようです。

 

ここまで考えてなるほど~!と思いました。集団を守るろうとする「怒り」が威嚇や攻撃といった行動をおこします。ちょっと男性的かな。私は失っても守ろうとしないタイプだったってことでしょうか。

守るものは人それぞれだと思います。ただ単に自分自身という場合と、自分の属する集団の場合では、「怒り」の種類が違ってきます。前者だと他人が共感することは難しいこともあるでしょう。後者はリーダー的素質があるともいえます。

そんな「怒り」の行動をぶつけられる対象になったら恐怖を覚えるでしょう。でも、自分がその人側にいたら攻撃行動がかっこよく思えたりします・・・(¬¬)ホント?????だってチャヌかっこいい!

 

先日、ヨンジュンカゾクが撃沈したタムトク王の怒りの表情。私もドキドキしてしまいました。私も守られたい・・・(*^^*)怪我した指が私の気持ちをさらに高揚させる~~~ (/´θ`)/ アーレー

「怒り」は自律神経の交感神経が優位になった状態です。だから、瞳孔が大きくなり、血管が収縮して手足が冷たくなり、掌に汗をかき、皮膚の毛が逆立ちます。私が見たのは静止画でしたが、ヨンジュンさんのあの表情から沸々した怒りの勢いが伝わってきました。きっと血糖上昇、心悸亢進もあったことでしょう・・・考えすぎ(x_x;)

 

今日の写真は朝焼けです。何かが始まる、何かが起こりそうな予感がする真っ赤な空でした。

早朝、犬の散歩中に撮影しました。どんどん日の出が遅くなっている今、出勤前の散歩がその時間です。でもこれが気持ちよい!空がきれいできれいで・・・。いつの間にかカメラをポケットに入れて出かけるようになりました。休日は時間があるので、今度は一眼レフでも持って歩こうかしら?

一眼レフを首からぶら下げて、犬の排泄処理グッズを片手に、iPodで音楽を聴きながら、犬を連れて歩いている姿を見つけたら声かけてください。 

 橋の上から見た朝日

  川を覗き込んでる老犬


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